2008.04.01

TBSが会津に謝罪のような挑発?

出たね、TBS。

バラエティー的な要素を優先して、ストイックな武士道に傷を付けるとは。

TBSだけは歴史を取り扱っちゃいかんわな。

TBSが会津に謝罪 歴史クイズ番組問題で

2008年03月31日22時10分

 TBSの歴史クイズ番組で戊辰戦争にまつわるクイズの正解が「史実と異なる」として、福島県会津若松市が訂正を求めた問題で、同社のプロデューサー2人が31日、市役所を訪れて菅家一郎市長に謝罪した。だが単発番組のため訂正放送はできないとの回答に、菅家市長は「市民の理解が得られない。バラエティー番組だからと言って『ならぬものはならぬ』だ」と述べ、再検討を求めた。

 番組は2月16日放送の「歴史王グランプリ2008まさか!の日本史雑学クイズ100連発!」。旧幕府側が会津若松城を明け渡した理由について「糞尿(ふんにょう)が城にたまり、不衛生だったから」が正解とされた。TBS側は情報制作局長名の文書で、開城は複合的な原因だと認識していたがバラエティー番組の性質から「糞尿……」を正解としたとし、「会津若松の方々を不快な思いにさせることは本意でなく、深くおわびする」としている。TBS広報部は「ご理解が得られず残念。今後とも話し合いを続けたい」と話している。

なんやろうね、コレ。

謝罪と同時に「ご理解が得られず残念」と表明するのは、謝罪というんやろうかねえ。

会津武士道の関連図書から、子育てや教育再生のヒントを山ほどいただいたよ。

毎度そうやけど、TBSの言動・報道のほうが理解できんって。

 

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Posted by 奥田健次 学ぶこと, 教育, 社会 |

2008.03.24

いきなり襲われるのがフツーな時代

土浦でたまたまそこにいた男女8人が襲われ、真面目なタクシーの運転手さんが襲われるような世の中になりましたが。

もう「精神的におかしいんじゃないか?」と説明するのは愚かなので、そんな無益なことは考えないようにして下さい。

つまり、こういうことになります。

凶悪事件を起こす人 → 精神的におかしいから

精神的におかしいから → 凶悪事件を起こす

凶悪事件を起こすのは → 精神的におかしいから

・・・

こんな感じで、延々と続くでしょ?(特に、マスゴミのコメンテーターとか)こういうの、「循環論」と言います。

「異常気象」というのが続けば、もう「異常」なのが当たり前なんやから、「異常気象」と言いたくなくなるのと同じですわな。

したがって、精神鑑定なんぞもう不要なんですわ。

精神的に異常な人らが、フツーに日常生活を送っているわけやからね。ただし、「フツーに」と言っても、そのフツーがかなり異常なんですけどねえ。異常が当たり前、つまりフツーになっとるということ。何が「異常」で何が「フツー」か、もう分からん状態でしょ。だから、やっぱり精神鑑定なんか無意味。こういう事件については、結果で裁くしかない。

10年前に「ナイフを振りかざす少年」とか、注目される事件がありましたね。神戸の連続殺人事件とかです。当時、14歳とか17歳の子たちでしたな。今回の容疑者が24歳。そのまんま、当時に注目された世代です。その後も、「キレる子ども」とか注目され続け、現在に至っとるわけです。

ま、当然ですが自分は「どうすればこういう事件が減るのか?」という方法を持っています。持っているけど、そんなもんをブログで書くわけないやろ。書いたところで、シロウトには分からんし、どうせ表面上の印象で反発する奴もいるやろうし、何よりも馬鹿らしい。

自分の師匠の原稿を読んでみてみ。これ、自分が推薦して師匠に書いていただいた記事。師匠も「わざと」具体的なことを隠しておられる。ほんの少しだけヒントも書かれておられるが、まあやっぱりシロウトには分からんでしょうな。というか、専門家でも分かる人は少ないと思う。いや、分かる人はいるやろうけど、出来る人はほとんどいないはず。

『なぜ14歳少年が残虐行為を犯したのかをめぐるマスコミ論調について』(日本行動分析学会ニュースレター)

とにかく、容疑者の猟奇的行動をああだこうだと言う無意味な議論に付き合う暇はない(こんなんばっかりやから、まだまだこれからも同じような事件が増えるんだっつーの)。

そんな猟奇的行動をしでかさない子育て方法、教育方法、矯正方法を、分かる人にだけ伝えていくほうがよほど意味のある仕事ですし、自分に出来る仕事でしょう。

 

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Posted by 奥田健次 教育, 社会 |

2008.03.13

2ちゃんで誹謗中傷された学園長の記者会見

ネット(2ちゃんねる)で誹謗中傷を繰り返した保護者が名誉毀損で罰金刑。

学園長が記者会見をしたようですが、なかなか良いことを言ってくれた。

「ネットの怖さ知って」ライナス学園長

2008.3.12 20:41

 「『2ちゃんねる』さえなければ、と思った。ネットの怖さをもっと分かってほしい」−。インターネット掲示板での中傷で退学者が出るなどの被害を受けた学校法人「湘南ライナス学園」(神奈川県小田原市)。吉崎真里学園長は、いわれのない誹謗(ひぼう)中傷に翻弄(ほんろう)された2年間を、苦渋の表情で振り返った。

 「ライナスのやりたいことは洋服屋、カランの店の労働力探し」「奪い取った入学金は洋服屋の仕入れ金として消えていきます」「学園長が精神異常者」

 LD(学習障害)などで一般の学校で居場所のない児童生徒を受け入れる同学園が開校してから半年後。平成17年11月から始まった誹謗中傷の書き込みは、生徒の就労訓練などのため運営されている婦人服店をターゲットにして始まった。吉崎さんへの個人攻撃もエスカレートしていった。

 これらの書き込みは昨年末に名誉棄損で罰金刑を受けた元生徒の父親のものと確認されているが、ネットの匿名社会は、「祭り」と称して多くの便乗組を呼んだ。

 代理人の弁護士によると、同学園に関する「2ちゃんねる」での書き込みは計5000〜6000件で、そのうち約2000件が中傷的な内容。同学園は父親のほか1人に対して損害賠償を求め提訴しているが、その人物は学園とは無関係な第三者だった。

 「ネットの書き込みを読むたびに吐いた」と吉崎さん。当初「2ちゃんねる担当」とされた職員は、半年後に鬱病(うつびょう)になって退職し、後を引き継いだ夫もノイローゼ症状を起こした。退学者が相次ぎ、48人いた児童生徒は26人にまで減少。母校が中傷されたショックから自傷行為に走る卒業生も出たという。

 書き込みをした父親は、プロバイダーの情報開示により特定された後の19年4月、学園に謝罪文を提出した。書き込みをした理由は「学園について疑問を感じていて、情報がほしかった」とした。吉崎学園長は「なぜこんなことをやったのか、いまだに分からない。子供が楽しみにしていた文化祭を中止にしたことぐらいしか、心当たりはない」と話す。

 また、「子供のために自ら選んだ学校を、自分で壊すようなことがなぜできるのか。うちに通いたがる子供の意思を無視して退学させた親もいた。この2年で、親というものに疑問を抱いた」と率直に語る。

 吉崎さんは「(ネット上の誹謗中傷を)警察にきちんと取り締まってほしい」と主張する。

 「今の子供たちはネットの世界で生きていく。今きちんとしておかなければ、教育を何もかも壊されてしまう」

 会見には、生徒会の生徒も同席した。生徒会長で高校3年生の佐藤祐樹君は「2ちゃんねるにああいう書き込みをされて、とても辛く、怒りを覚えている。学校で暴れていた自分は、ここに通うようになって人の痛みを分かる心ができた。ネットの書き込みより、今現在の自分たちを見て考えてほしい」と訴えた。

この記事を読んでみて、この学校の学園長はなかなかしっかりした先生だと思いますよ。「2ちゃんねる」というネットの問題だけ取り上げて終わりではなく、親の姿勢に疑問を抱いたということを率直に述べている。

「子供のために自ら選んだ学校を、自分で壊すようなことがなぜできるのか。うちに通いたがる子供の意思を無視して退学させた親もいた。この2年で、親というものに疑問を抱いた」

世間では親の問題を指摘できない空気がある。そのために、親のレベルは「裸の王様」よろしく自分が何を言っているのか分からないほど理性が低下してきている。マスコミも学者も教育関係者も、堂々と親の問題を指摘できない(裏では悪口を言っている)。

子どもや保護者におもねる教育者など、絶対に信用しない方がよい。そんなものはホストみたいなもの。足らないところ、至らないところを指摘してくれる教育者なら、少しは耳を傾けてみても良いかもしれない。ただし、これまたそのベースに愛情が無いとね。厳しいことを言うだけなら、占い師でも出来るから。

愛情があるふりをしておもねるだけの教育者は害悪、厳しいことを言うだけの教育者も疑問。なかなか難しいもんです。

だから自分としては、ひたすら目の前の問題を解決してあげることにのみコミットすることにしている。気持ちが伝わらなくても、問題が解決していく事実の積み重ねだけは本物をお見せすることができますからね。誤魔化しも効きませんでしょ。自分はこれまで同様、職人の道を歩み続けます。

 

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Posted by 奥田健次 いじめ・ハラスメント, 教育, 特別支援教育, 社会 |

2008.03.08

深夜放送やら24hコンビニの自粛へ

いいね、マチマチムラムラ官房長官もたまには(笑)。

神山潤先生の主張されていたことが、実現に向かって前進しそうな気配。

市場経済原理主義だの新自由主義だのの流れに逆らう部分で、「自分が損をする」という損得勘定型人間の猛反対が予想されるけども、古き良き社会を再構築するためには必要なことですわ。

深夜放送自粛「議論の対象」=地球温暖化対策で−官房長官

3月7日13時2分配信 時事通信

 町村信孝官房長官は7日午前の記者会見で、地球温暖化対策として深夜のテレビ放送を自粛することについて「幅広い見直しの一環として、議論の対象になってくることはあり得る」と述べ、前向きな姿勢を示した。深夜放送をめぐっては、4日の自民党総務会で自粛を求める意見が相次いでおり、政府としてもこれに同調した形だ。
 町村長官は「基本的には各マスコミの自主的なご判断による」としつつも、「低炭素社会をつくるために、一人一人の国民が何ができるかを見直していくことが今求められている」と強調。政府の「地球温暖化問題に関する懇談会」で、深夜放送のほか、24時間営業のコンビニエンスストアなどの見直しについて議論していく考えを示した。

なんか地球温暖化のことばっかり書かれているけども。それもあるが「子どもの生活習慣を崩さないために」という、もっと大きな理屈に触れてほしいですね。世界一睡眠時間の少ない国、日本。小学生が「疲れた」と言って、朝っぱらからウトウトするなんて、欧米では考えられませんからね。欧米では、子どもが「疲れた」と言おうものなら、「こら! ティーンエージャーは疲れない!」と一喝されて終わり。戦後の日本くらいじゃない? 子どもが「疲れた」と言ったら親が荷物を持ってあげたり、布団をひいてあげたりするのは。

不眠、不登校、ひきこもり、運動不足、肥満。

日本の子どもの生活習慣の乱れたるや、国家的な危機ですよ。子どもの生活習慣まで子ども任せにしていた、アホ大人たちだらけの戦後日本ですからね。子どもの生活習慣は大人の責任です。

週末、小児科医の研修会で不登校の講義をしてきます。

 

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Posted by 奥田健次 健康・美容, 教育, 環境, 社会, 経済・政治・国際 |

2008.02.14

愛知県の小学生にメタボのレッテル

儲かるのは精神病院、製薬会社、ダイエット業界?

今年の4月から小学生にメタボ診断をするんだって。

愛知が小学生にメタボ診断 いじめや差別の懸念も
2008.2.13 20:04

 愛知県は平成20年度から、小学4年生の腹囲などを測定、メタボリック症候群や予備軍と診断した児童に、3年間継続して健康面の指導をするモデル事業に取り組む。

 子供の時点からメタボリック症候群を予防するのが狙いだが、専門家の中には成長期の子供を一律で診断できないとの指摘や、いじめにつながるとの批判もある。

 県によると、事業は一つの市を選び、小4の腹囲、血圧、血糖、血中脂質などを測定して、腹囲75センチ以上など厚生労働省研究班が暫定的に定めた小児メタボリック症候群の基準値を参考に、独自の基準で対象児童を選び、指導にあたっては保護者の同意を得る。対象児童には保健師などが卒業まで指導する。

 県は「悪い生活習慣が出来上がってから変えるのは大変で、子供の時から関心を持つことは大切。病気の予防になる」と強調。いじめへの配慮も検討するとしている。

 こうした取り組みに「成長途上で個人差のある子供に一律の基準を当てはめることに強い疑問を感じる」と話すのは北里大の新村拓教授(日本医療社会史)。「基準から外れた子供にレッテルが張られ、いじめや差別につながる恐れもある」と危ぶむ。

 日本福祉大の二木立教授(医療経済学)も「現代の子供は肥満への嫌悪感が強い。個別の児童を患者のように取り出すのではなく、授業などの場で全員に規則正しい生活や食事を教えるべきだ」と指摘する。

 一方、立命館大の柿原浩明教授(医療経済学)は、いじめへの配慮は必要としつつも「悪い生活習慣を放置するより、指導する方が一定の意義があるのではないか。そもそも成長期の指導に効果があるのか、というデータ収集にもなる」と理解を示す。

 厚労省生活習慣病対策室は「子供の時から食事や運動に気を付けるのは良いことで、愛知県の独自の取り組みとして注目したい」としている。

推進派は「いじめへの配慮をする」と言っているが、具体的にどうやって配慮するのか? 今あるいじめさえ、何もできない連中がどうやって?

それから、推進派も反対派も触れていないことがある。

それは、子どもが「自分自身をいじめる可能性」だ。

小学生のときに「メタボです」と診断されたら、それを他児が知らないように触れないようにできたとしても、自分自身の自己イメージが下がるでしょ。これから増えるでしょうな。小学生なのに断食したり怪しい薬を飲み続けたりして、病気・死亡するような事故が起こるでしょう。精神病院も摂食障害の小学生が増えることでしょうな。

正しい生活習慣を身に付けさせることは大切なこと。しかし、それを胴回り(形態)や血圧なんかを指標にしようとするアイデアは勉強不足としか言いようがない。生活習慣は行動です。胴回りや血圧などは行動の結果なのです。だから、子どもの食行動、運動、睡眠などをチェックすればよい。それと、保護者の行動。子どもにとっては親の行動が成育環境なわけでね。

だから、こんなキャンペーンをやるならば、保護者の行動アセスメントと子どもへの生活習慣指導の指導を保護者に行うべきなんですよ。小学生に教える、気をつけさせるという発想が短絡的。

どうも世の中、保護者を指導しようというアイデアにならんね。それが必要だというのに。

 

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Posted by 奥田健次 いじめ・ハラスメント, 健康・美容, 教育, 社会, 経済・政治・国際 |

2008.02.07

LEC大学、14キャンパスが1キャンパスに。

株式会社立大学の店じまい?

やめたってええがな、商売だもの。

大学だけのせいにしちゃいかんわな。簡単に大学の設置認可をしまくった文科省。認可しておいて後は知らんという。今や「潰れるものは潰れる」という無責任な時代。

しかし、当事者は潰れたくないから無茶苦茶なことをやるでしょ。だから大学も学生も社会も無茶苦茶になるっての。

LEC大、09年度学生募集ついに1カ所に

2008年02月07日06時05分

 LEC東京リーガルマインド大(本部・東京都千代田区)が経営悪化を理由に、09年度以降の学生募集を本部のある千代田キャンパスだけに減らす方針を決めた。LEC大の全学生約800人のうち千代田キャンパスで学ぶのは約330人で、大幅な規模縮小となる。同大は約1年前に文部科学省から「授業に不備がある」などと改善勧告を受けた。08年度の学生募集も、全国に14あるキャンパスのうち4カ所に絞っている。

 すでにLEC大は、キャンパスがある横浜市と大阪市に対し「09年度に募集を停止したい」との方針を伝えた。横浜では約70人、大阪では約140人が学んでいる。両市は、08年度に入学する学生全員が卒業するまで開講して学生が被害を受けないようにすることなどを条件に、今後キャンパスの閉鎖に向けた話し合いに入る。

 さらにLEC大は、現在約120人が学ぶ新宿キャンパスを08年度いっぱいで閉鎖し、学生には千代田キャンパスで授業を受けさせる方針を各自治体に伝えた。ただ、千代田キャンパスは現在約330人が学んでおり、千代田区の担当者は「今のキャンパスで2カ所分の学生にきちんと教育ができるのか心配だ」と話す。

 朝日新聞社の取材に対し、LEC大は「関係自治体と協議をしている最中なので、お答えできない」としている。

 LEC大は、資格試験予備校を経営する「東京リーガルマインド」が04年4月に開校した。札幌から福岡まで全国14カ所にキャンパスがあり約800人が学ぶ。通学制は千代田区と大阪市のキャンパスだけ。授業の大半はビデオによるもので、質疑応答できる教員がいない点などが大学設置基準に違反するなどとして、07年1月に文科省から初めての改善勧告を受けた。

 LEC大は現在、ビデオ授業をやめてテレビ会議システムを使うなど改善を進めている。しかし、勧告の影響で志願者が減った一方で、学生に対するサービスを増やしたため、収支が悪化していた。

ビデオ授業ですか。

自分は講演とかで主催者に「ビデオ録画して良いですか?」と聞かれても、良い顔をしません。「何に使うんですか?」と聞いたら、「今日、欠席した人がどうしても奥田先生のお話を聞きたいと言っていますので」とか言う。「どうしても聞きたいなら、どうしてでも来いよ!」と思うんですけども(笑)。だから許可したくない。

それに、空気感が全然違います。奥田の話なんて、その場の迫力や熱気があるのが特徴なのに、ビデオではそれらが半減されてしまう。まあ、当たり前やろ。自分はオーディエンスの顔を見ながら、空気を読みながら話をしているわけで。再生されたビデオの前で、誰がどんな態度で見ているか分からんでしょ(もしかしたら、皿洗いでもしながら見られとるかもしれんし)。だから、やっぱり嫌。

劇団の芝居だって、やはり劇場で見るのは全然違うやんか。セリフ一つでも聞き逃すまい、表情一つでも見逃すまいという、オーディエンスとしての積極的な鑑賞姿勢ってものがあるでしょうに。だから、録音とかビデオ撮影とか禁止でしょ。単純に著作権の問題だけではない。

そういうことで、最初からビデオで講義なんてのは無理なんよ。専門家やメディアが指摘するような「質疑応答できないから」という単純な理由ではないよ。どんな姿勢で受講するかが大切なんであってね。

教育を合理的にやろうとしたら社会はアホもしくはビョーキになります。大型養鶏舎のブロイラーみたいなもんやね。

教育や子育てやしつけには、手間暇を惜しまないこと。

 

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Posted by 奥田健次 教育, 経済・政治・国際 |

2008.02.01

教育再生会議なんか居酒屋談義にしかならんよ

教育再生会議なんか要らないって。

必要な提言は具体的でないし、真新しいことは余計なことばかり。

こんなもんを設置した安倍前総理が悪い。んで、逃亡したのに残したぬらりひょん福田も悪い。

教育再生会議、「後継」設置へ 最終報告受け首相表明

2008年01月31日23時27分

 政府の教育再生会議(野依良治座長)は31日、最後の総会を首相官邸で開き、「社会総がかりで教育再生を」と題した最終報告を福田首相に提出した。道徳を「徳育」として教科化することや「ゆとり教育」の見直しなどを盛り込んだ。首相は総会で、提言の実現度合いを点検する後継会議を内閣に設置する考えを表明した。

 最終報告では「直ちに実施に取りかかるべき事項」として「徳育」の教科化と「ゆとり教育」見直しのほか、(1)小学校に理科や算数の専科教員を配置(2)社会人からの教員採用を5年間で2割以上に増員(3)学校の適正配置の促進、などを挙げた。

 また「検討を開始すべき事項」としてスポーツ庁の創設、6・3・3・4制の弾力化、幼児教育の無償化などを記した。

 ただ、「徳育」の教科化は中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)で慎重意見が相次ぎ実現の見通しは立っていない。6・3・3・4制の弾力化も飛び級などについて賛否が割れたままで、すべての提言を実現するのは難しいと見られている。

 一方、福田首相は総会で「最終報告をしっかりと受け止めて、みなさまの論議の成果を今後十分生かせていくように、提言の実現、フォローアップに取り組んでいく」と述べ、後継会議を設置する意向を示した。

 後継会議は首相と官房長官、文科相と外部の有識者で構成。2月中に設置し、提言が実現に向けて進んでいるかを定期的に点検する。幼稚園と保育園の一元化や産学協同の人材育成など、省庁にまたがる提言に対応するため、厚生労働相や経済産業相、総務相らを加えることも検討する。

いちいち中身についてとやかく言わんよ、もう。

後継会議なんか要らんって。

んなもん、客寄せパンダ的に集めた奴ら、目立とうとして好き勝手言うだけやろ。ますます教育が「居酒屋談義」になって、馬鹿にされるだけやって。教育なんか誰でも語れますよ。居酒屋で枝豆かじりながら「これからの学校には○○が必要だ!」「さすが部長!」とか言うレベルなんやから。

エビデンスとか無視し続けるつもりなんやろな。目立ったもん勝ち路線ばっかり。

政治も「劇場型」。教育も「劇場型」。

あほらし。

 

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Posted by 奥田健次 教育, 社会, 経済・政治・国際 |

2008.01.30

ああ 絶滅のメダカよ どこへ

「杉並のメダカは絶滅しました」と区の掲示板。

それを読んだお爺さん、「んにゃ、わしのところにおるよ」。

ああ しあわせの めだかが ほら 舌を出して 笑ってらあ♪

絶滅したはずの杉並メダカを発見 元中学校教諭宅

2008年01月29日06時34分

 東京都杉並区は25日、区内では絶滅したと思われていた野生のメダカが、同区南荻窪4丁目の元中学校教諭須田孫七さん(76)宅に生息していたと発表した。須田さんは「日本の宝として守っていきたい」と話している。

須田さんが中学生のころ、自宅周辺は川が流れ、水田が広がっていた。そこから第2次大戦中、防火用水のボウフラ退治にとメダカをとっていた。自宅にはトンボを育てるための小さな池があり、そこにメダカを入れていた。

 その後、周辺の川は地下水路となり、水田も住宅地に変わった。「昔の杉並にいたメダカは絶滅した」。須田さんの自宅近くの区立公園の解説板に、区はそう記した。

 昨年末、須田さんが自宅から持ち込んだメダカを都野生生物保全センターでDNA鑑定してもらったところ、純粋種の野生であることが分かったという。

なんか最初に思い浮かんだのは、とりあえず長渕剛の「とんぼ」。実際、メダカの記事なのにトンボの話も出てきているし。

それにしてもすごいなあ。76歳のお爺さんが中学生の頃にメダカを防火用水の中に入れていたってことは、60年以上ずっと防火用水の中だけで繁殖・生息していたんかあ。「井の中の蛙」ならぬ、「井の中のメダカ」。世間知らずのメダカワールド。一曲、書けそうやなあ。

とりあえず、

めーだーかーのがっこうの 担任・元教師♪

「学校の担任が元教師」って、まんまやん!

あまりに嬉しくて、ここまでは興奮して書いてしまいましたけどね。絶滅したと思っていた種が生きていた。こんな嬉しい話はないよ。須田さんの言うとおり。日本の宝として守ってほしい。

杉並区は、この小さな防火用水の中で脈々と生き続けたメダカたちが棲めるような水辺を整備するべき。

 

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関連記事:
がんばれ、タニシ。

Posted by 奥田健次 教育, 環境, 社会, 音楽 |

2008.01.27

サバイバル料理の心得、それはユーモアぜよ!

高知の学校で坂本さんが授業。

坂本さんいうても龍馬さんではありません。

サバイバル料理、児童が挑戦。高知市立小(高知)

 近い将来に起こるとされる南海地震に備え、児童に災害時の食を考えてもらう授業「サバイバルクッキング」が24日、高知市大津乙の市立大津小であり、5年の児童約100人が災害時の料理法や心得を学んだ。総合学習の一環で、食育と防災を結びつけた授業は初めて。

 阪神大震災で被災した体験を持つ神戸市の食育・料理研究家の坂本広子さんが講師を務め、電気、ガス、水道が使えなくなっても、きちんと栄養をとり、衛生的な食事を作ることの大切さを教えた。

 坂本さんは、まず「地震や津波など自然の力には、人間は立ち向かうことはできず、普段の備えが大切」などと、防災の心構えを説いた。食べるものが少ない時に、ようかんや煮豆など豆製品を食べると、子どもの脳の発達への悪影響が抑えられることを紹介した。

 児童は、食材に手を触れずにビニール袋の中で行う調理法や新聞紙を食器代わりに使う方法を体験。切り干し大根や乾燥わかめなどをビニール袋に入れて、水で戻し、酢やしょうゆなどの調味料をまぶす調理に取り組んだ。岩村香奈子さん(11)も「食材に手を触れないところが、普段の料理と全然違うけど、衛生上、必要なこと」などと納得しながら料理していた。

(2008年1月25日  読売新聞)

ええね。

いや、自分も阪神大震災のときに被災したんですわー。当時、養護学校でアルバイトしていたんですが、職場が避難所になってねえ。職場で一番若かった自分が、泊まり込みで被災者のお世話をしまくった。ちなみに、勤務時間外は当然のこと、すべてボランティアでやりましたよ(市職員の中には超過手当で月何十万円も得てひんしゅくを買っていた人がいたなあ、後からマスコミに指摘されていたけどさあ)。

んで、ある程度、物資が安定して手に入るようになってからのこと。おにぎりばっかり食べていたから、ええ加減、飽き飽きしてしてしまうんですね。人間ってわがまま。

「何か作ってよ!」ってなことになり、自分の十八番「肉じゃが」を作ることに。

やりましたよ。職員室で。

自分の肉じゃがは美味いよ。旨味調味料の味の素なんか使ったらだれでも美味しくできるので、そんな化学調味料は使いません。

ただねえ、テレビ見ながら煮込んでいたために、ちょっと焦がしてしまった。テキトーに修復し(誤魔化し)、試食会。「なんか香ばしいけど、美味しいねえ!」とかなり好評やったよ。

まあね。そりゃ、その前の日までおにぎりばっかり食べていたんやから、美味しく感じて当たり前やっての。だから、参考記録にもなりませんがな。肉じゃがづくりに自信のある自分にしてみれば、逆にタイミングが悪かった。

災害時、真剣にいろいろ取り組むのは大切なこと。しかし、深刻すぎるのは良くない。ある程度、余裕を持って楽しまないといかんやろ。

せやから、このサバイバル料理ってのも楽しんで欲しいね。ビニール袋の中で作ってしまう料理って面白そうやん。マリネとか簡単に出来そう。サバイバル料理もスタンダードになれば、サバイバル郷土料理ってのにも展開していくのかね。サバイバル土佐料理とか。鰹のたたき、ビニール袋の中で作れそうやな。「づけ」ですわ、「づけ」。づけまぐろの要領で(笑)。

あ、「ビニール袋の中」で思い出すのがシンナーね。いや、自分はやっとりませんよ。そういうのを救助したときのエピソードを思い出す。生々しいのでここでは書きませんけどね。

ビニールの中に入れるものはシンナーではなく、ふえるわかめちゃんにしときましょう。

このネタからシンナーまで展開してしまうとは、我ながらスバラシイ(?)。

 

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Posted by 奥田健次 教育 |

2008.01.25

略して、「日サイ大」ね。(覚えてる?)

サイババが警告されたんじゃないよ。サイバーね。日サイ大のこと。

日サイ大が文科省の警告を受けてから、トーンダウンしたみたい。警告を受ける前は、読売だったかを相手に訴訟も辞さない構えやったけどさ。

文科省、サイバー大に警告 学生本人確認めぐり

2008年01月25日20時11分

 すべての講義をインターネットで配信しているサイバー大学(吉村作治学長、本部・福岡市)の学生本人確認が不十分となっている問題で、文部科学省は25日、早急に確認して報告するよう、同大に警告した。

 文科省は「授業を履修した学生に単位を与えるという大学設置基準の規定を満たしていない疑いがある」と指摘。改善されない場合は法令違反になる可能性があるとして、通常の改善指導より強い「警告」とした。また、認可時に実施を約束したのに未履行の事項が多数あるとして、本人確認の問題を含めて計15項目の「留意事項」を通知した。

 サイバー大は「通知を厳粛に受け止め、設置計画を確実に履行することを基本とし、大学運営の改善を図る」とコメントを発表した。620人の学生中、21日の時点で180人が未確認だったが、25日までに115人確認できたとしている。

 文科省はこのほか、昨年開設された神戸夙川学院大の運動場が未整備で、大学設置基準に違反した状態だとして指導。同大は5月をめどに整備する予定という。

以前、このサイバー大について、そのオカルトっぽい名称を揶揄(やゆ)したことがあるけどね(『略すと、日サイ大か。』参照)。最初から無理があったんやって。株式会社立ってのは、かなり難しいわけよ。学校法人ですら教育理念よりも経営というところばかりでしょ。株式会社なんてのは、株主の意向で理念など自由自在に変更可能やんか。「理念」よりも「利潤」になってしまうのはどうしようもない。株式会社の宿命。

この記事で指摘された大学だけが問題じゃなくって、こんな感じの大学設置基準違反なんてのは、あちこちで行われているしねえ。きちんと調べたら、いくらでもそんな違反は見つかるよ。メディアで報道されるものなんか氷山の一角。

教育ってのは〝face to face〟が基本だっての。利益を優先して合理性ばかり追求するのと相反する。手間暇をかける。小さいことにも時間をかける。教育ってのはそういうもんなんよ。

ネット配信で学習が出来ないかというと、そんなことはない。そういう批判をしたいわけじゃないんやって。『大学卒業』にする必要なんかないでしょ、ってこと。専門学校でええやん。良いコンテンツならば、大卒資格なんか関係なく売れるんだっつーの。

いま、こんな新書(『最高学府はバカだらけ—全入時代の大学「崖っぷち」事情』石渡嶺司・著)を読んでるんやけどね。いやあ、出だしだけでもオモシロイ!

本当にアホっぽいんよなあ。どうも、重度の横文字コンプレックスを持っている世代が、いまの大学経営者とか教授らに多いんよね。だーかーらー、カタカナだらけになっちまう。んで、この人たちって真顔で「真摯に取り組んでいるんだ」とか言うんよなあ。いや、「生き残り」とか「自己保身」に真摯に取り組んでいるのであって、学生のことや教育のことなんか何も考えとりゃせんでしょ。そして、この人たちのどうしようもないところが「現実が見えてない」ってこと。

横文字コンプレックスがあるのに、『国家の品格』とか言ったりするんよなあ。恥ずかしい、恥ずかしい。見ていて、恥ずかしいわ。普通の感覚なら、恥ずかしくて入学できないって(爆)。

 

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略すと、日サイ大か。
     など。

Posted by 奥田健次 教育, 経済・政治・国際 |

2008.01.22

緑のたぬき? 否、緑の焼きそば!

緑の焼きそば。

ええねえ、茶そばみたいで。ソースを入れてまぜたら、また変色するんでしょ?

自分もいつか試す、試すー!!

「気持ち悪〜い」緑色の焼きそば 科学の不思議

2008年01月21日

 同志社大生が小学生に理科のおもしろさを伝える「楽しい科学実験教室」が19日、同大京田辺校地(京都府京田辺市)であった。市内の小学4〜6年の児童46人が集まり、先生役の学生14人と実験を楽しんだ。

 大学生がイベントの企画や運営を学ぶ授業の一環。3班に分かれ、ロボットを使ってモーターの動力をギアに伝える▽液体窒素でさまざまなものを凍らせる▽紫キャベツの汁で酸性とアルカリ性の違いを学ぶ——といった実験をした。

 紫キャベツと焼きそばを一緒にいためると、化学反応でそばが緑色に。子どもたちからは「気持ち悪い」「すごい」と歓声があがった。参加した市内の松井ケ丘小6年、杉木映里佳さん(12)は「理科は好きでも嫌いでもなかったけど、焼きそばが緑色になってびっくりした。家でもやってみたい」と話した。

変色といえば。忘れもしないのが小学校の時の理科の実験。

リトマス紙を使う前に、担任に「奥田君、こっちの液体にはこっちのリトマス紙を使って」と言われた。自分としては、「そんなん最初っから答えが分かってるんちゃうん? 色が変わるってんでしょ!」と思っていて、案の定、そうだった。

自分としては、赤いリトマス紙が青く変色する液体の中に、青いリトマス紙を入れたくて仕方がなかった。それをどうしても許してくれなかったんですよ、担任は。「モッタイナイ」という理由。「それに青いのをいれても変化がないから」と言われておしまい。「変化がないのをこの目で確認するのが大切なんとちゃうん?」と疑問を持ったが、「奥田君は理解の悪い子だ」みたいな評価でした。

科学ってのは疑問に思ったことを試験するのに、その試験をさせてくれなかった担任のおかげで、しばらく理科なんかキラーイになってしまった。

だから、こんな授業をやってくれる大学生がいたら嬉しかったやろうな。

自分もまた出前授業をやろうかな。高校の総合学習なんかで心理学のオモシロイ話をすると、いつも大好評なわけですよ。「犬のウンコ恐怖症を無くす方法」とか、笑える話をしましょうか。小学生向きにもアレンジできるし。幼稚園の年長さんにやると、もうバカうけ。

相変わらず、テレビ向きではないかもしれんが(笑)。

 

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Posted by 奥田健次 学ぶこと, 教育 |

2008.01.21

ケアレスミスだらけのセンター試験(後半は対応策の提案)

着メロが聞こえたら、英語のリスニングがイントロクイズになってしまう。

「たぁけや〜、さおだけぇぇぇぇぇ」とか聞こえたら、「誰が買うねん!」と雑念がわいてしまう。

センター試験、お疲れ様でした。ん? 受験生に対してだけのメッセージ??

いやいや、試験監督を担当した先生方に対する労いの言葉でもある。

着メロ不意打ち 省エネ消灯 センター試験トラブル続出

2008年01月21日01時07分

 試験中に突然電気が消えたり、携帯電話が鳴り出したり——。20日に終了した大学入試センター試験は予想外のトラブルが相次ぎ、19日の試験だけで過去最多の1211人が再試験の対象となった。ただ、26日の再試験を受けると当初結果は破棄される。「成績が悪かった。再度臨む」という受験生もいれば、「私大の入試に集中する」とあきらめる人もいた。

 「ジャーン」。大分市の日本文理大では19日のリスニングテストが始まってから約5分後、受験生の足元に置いてあったかばん内の携帯電話が鳴り出し、ロックバンド「175R(イナゴライダー)」の曲の着信メロディーが響いた

 センター側は「地方では、保護者らに迎えに来てもらうため、連絡する際などに必要」と携帯電話の持ち込みは禁止していないものの、部屋に入る前に電源を切るよう指示している。ただ、この受験生はホテルの部屋に置いてきたと思いこみ、切っていなかった。

 着信音は、監督者がかばんを教室外へ持ち出す途中で切れた。他の受験生に動揺の様子はないと判断したため、試験はそのまま続けられたが、終了後に数人から「メロディーで音声が聞き取れなかった」と苦情が寄せられた。大学側が調査したところ、約30人が「試験に影響した」と答えたため、携帯を持っていた受験生を除き、この教室にいた178人を再試験の対象とすることを20日に決めた。

 大分県臼杵市の高校3年女子(18)は「かすかに曲が聞こえた。席が離れていて影響はなかったけど、近くにいた友人は4点分くらい損したと言っていた」。同県佐伯市の高校3年男子(18)は「英語は傾向が変わって難しかった。再試験は受けます」と話した。

 東京都武蔵野市の成蹊大ではリスニング終了の約15分前、実施されていた16教室の電気が一斉に消えた。省エネのため消し忘れを防ぐ自動消灯機能が解除されていなかったのが原因で、受験していた855人全員が再試験対象になった。昨年も同じ建物で試験を実施したが、トラブルは起きなかった。会見した栗田恵輔学長は「施設の管理が不十分だった。態勢を見直したい」と話した。「消灯はあまり気にならなかった」と話す受験生もいたが、20日午後6時半までに109人が再試験を申し込んだ。

 5秒ほど明かりが消えたという高3男子は「試験にはあまり関係ないと思うが、ふだんは50点満点中40点取れるリスニングが22点だった。このままでは志望の国立大は厳しい。リスニングの勉強を続けるのも大変なので悩んだが、受けることにした」と話した。一方、10秒ほど暗くなった教室にいた高3女子は「点数はあまりよくなかったけれど、私大入試の勉強をしたいので、再試験は受けません」。

横浜国立大では受験生が別室でリスニングを受けていた際、道路に停車した車から物売りらしき音楽が5分間ほど流れてきた。体が不自由な場合などに別室受験を認めているが、この部屋で受けていたのは1人。終了後に「再試験を受けさせて欲しい」という趣旨の申し出があり、認めることにした。

 ただ、同大の広報担当者は「道路に面していなくても、救急車のサイレンなど外の音が入ってきてしまうこともある」と微妙な表情。センターの受験上の注意では航空機や周囲の受験者のせき、短時間の携帯鳴動など「日常的な生活騒音」については原則、救済措置をとらないとしている。

 一連のトラブルについて、駿台予備学校の田村明宏広報課長は「会場の大学も相当努力しているはずだが、受験生には一生の問題。トラブルはさらに減らしてもらわないといけない。特に成蹊大のような場合は、事前に再度のチェックが欠かせない」と求めた。

〈再試験と再開テスト〉

 再試験は、災害やトラブルなど外的要因で試験が実施できない場合や完了できない場合、大学入試センターと会場の大学が協議して実施を決める。対象者のうち希望者が1週間後に同じ会場で別の問題で受験する。

 各大学は受験生に受けるかどうか希望を聞くが、当日でも会場に受験票を持参すれば受けられる。再試験を受けた科目の最初の試験結果は自動的に破棄され、点数が良いほうを選ぶことはできない。

 今回、徳島、千葉工業、成蹊の3大学は19日の試験終了後、受験生を待たせて関係者が話し合って26日の実施を決め、受験生に伝えてから帰宅させた。他の大学は20日に実施を決め、別の科目を受けるために再び大学に来ていた受験生には試験場で、その他は電話などで伝えた。

 一方、再開テストは、英語のリスニングテストの試験中に受験生がICプレーヤーの不調などを訴えた際に行う。訴えた時点でイヤホンを外し、テストを中断。通常の試験終了後に機器を交換し、中断したところから同じ問題の音声を聞き、解答を再開する。

 このほか、病気や事故など受験生個人の事情で当日の受験ができなくなった場合、1週間後に別の問題を使って行う「追試験」がある。

センター試験って、大学教員に任されてるんですけど、それがもう限界なんとちゃうかな。

どこの大学も、比較的時間に縛られないのが教員職の一般的特徴です。講義や会議の時間は守らないといけないが、出勤時間は常識の範囲でゆるやかなもの。

で、このセンター試験。自分も監督をやったことがあるから分かるけど。

おっそろしいくらい細かいの。時間なんて分刻みですよ。「9:02 ○○を読み上げる」「9:04 △△を確認する」「9:05 ▼▼をほにゃらら」なんて感じで、実施マニュアルが細かすぎ。

サービス精神で受験生のために軽く一発芸でもやってあげようと思うのはよいが、ホントにやってしまうとNG。たとえ全体的にウケても駄目。すべらなかったのに駄目なんよ(一発芸がすべると、かなり縁起が悪いやろうなあ)。後から受験生が「成績が悪かったのは、あの試験監督のギャグのせいで気が抜けたからだ」と言われてしまうから。

こんなマニュアルに縛られまくるのって、自分に限らず、大学教員は基本的に苦手な人が多いと思うよ。

予備校とかを試験会場にしたらどうかね。ほれ、入試問題の作成はすでに予備校に外注する大学も増えてるでしょ。

それか、試験監督ロボットを開発せよ! うん、これいいね。マニュアル通りやらせるのなら、これで完璧でしょ。試験監督ロボの特技ですがな!

「ジュケンバンゴウ ヲ インプット セヨ」みたいな、ちょっと古めかしい牧歌的(?)なロボット語ってわけでもないでしょ。カーナビみたいなアナウンスでいけるやろ。農作業ロボもあるくらいなんやから、早くセンター試験監督ロボを製作してください。

Asimo_2_thumb やっぱ、ホンダが開発してくれるかな。ASIMO君が机の間を歩き回って、受験票と受験生の顔をスキャンするんですよ。近未来的!

へっどらーいと、てーるらーいと。。。

 

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Posted by 奥田健次 教育, 社会 |

2008.01.17

「すべらない話」では文法が崩れても構わない話

話のネタ次第で、「文法のくずし」みたいなものが問題ではなくなる。

前半は「うーん」という感じでしたが、途中から「なるほどー」に変わる記事でした。神戸新聞の記事です。じっくり読んでみてつかあさい。

「体験談文法」は面白い話限定 神戸大・定延教授

 「すべらない話」という人気テレビ番組がある。お笑いタレントが体験談を語り、視聴者の爆笑を誘う番組だ。一方で現実社会ではどうでもいいような体験談を延々と聞かされて辟易(へきえき)することもある。ところが日本語では、面白くない“体験談”は文法的に語りえないのだという。“朗報”のようなその法則を明らかにした、神戸大国際文化学部の定延利之(さだのぶ としゆき)教授(言語学・コミュニケーション論)に聞いた。(武藤邦生)

 まず例文。「北京のまちって、しょっちゅうレストランがあるよね」

 違和感はないかもしれないが、この文はふつうの文法に照らせば、おかしい。

 「『しょっちゅう』『ときどき』『めったに〜ない』などは、デキゴトが起こる頻度を表す言葉なのに、レストランというモノの数を表現している」と定延教授は説明する。

 でもこうした会話は、ごく日常的に交わされている。定延教授自身、「定延なんて名字の人、めったにいないでしょう」などといわれることもあるという。

 日本語文法の盲点ともいえるこの語法こそ、定延教授のいう「体験談の文法」。レストランという「モノ」を、「北京のまちを歩くと、私の目の前にレストランがしょっちゅう現れた」という「デキゴト」(体験)に変換して話す文法だ。

 ただし、この文法はいつでも使えるわけではない。

 例えば最初の例文を少し変えて、「うちの近所って、しょっちゅうレストランがあるよね」とすると、途端にかなり不気味な文章になる。まるで、レストランが現れては消えるような…。

「北京」は○なのに、「うちの近所」は×。その理由は「“ワクワク感”が違うから」と定延教授。「体験談の文法は、面白い話限定。北京の話なら面白そうでワクワクするけれど、近所のことなんかどうでもいい」。つまり、つまらない“体験談”は文法上、語ることが許されないのだ。

 面白くない話には、モノをモノのままで話す文法、すわなちふつうの文法しか使えない。「たくさんレストランがある」のように。ふつうの文法とは「体験談の文法」と対極の「知識伝達の文法」で、「言語学はこれまで知識伝達の研究ばかり力を注いできた」という。

 定延教授は「コミュニケーションは何も知識の伝達だけで成り立っているわけではない。実際、体験談の文法は頻繁に使われているし、人の心が動かされるような場面では、体験を語ることが決定的に重要な役割を担っている」と指摘している。

(12/14 10:13)

「ワクワク感」の違いかぁ。

うん、すごく良いよね! こうなってくると、言語学からのこうした分析には、心理学(とりわけ行動分析学)のパラダイムが適用できる。スキナーの『言語行動』の枠組みで考えてみると、それこそ自分はワクワクしてしまうね。

いやあ、勉強になります。

 

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関連記事:
学会の最終日@San Diego
スキナーの心理学
     など。

Posted by 奥田健次 学ぶこと, 教育 |

2008.01.16

新成人におもねる文部科学大臣

団塊のオッサンが反省もせず。

間違いを認めると、自己否定になるもんな。

「ゆとり教育」代名詞の新成人を擁護 渡海文科相

2008.1.15 11:33

 「ゆとり教育世代を一くくりにとらえないで」…。現行学習指導要領で学んだ「ゆとり世代」がインターネット上の掲示板などで低学力の代名詞として扱われていることをめぐって、渡海紀三朗文部科学相は15日、閣議後の会見で反論。「そう見る必要は全然ない。一つの世代を一元的にとらえることはなかなかできない」と強調した。

 「ゆとり教育」と呼ばれる現行学習指導要領は小中学校で平成14年度、高校で15年度から始まった。新成人は高校3年間すべてを現指導要領で学んだ初めての世代とされる。

 渡海文科相は「ゆとり世代」について、「『最近の若い子は』といわれるが、世代が変わると文化、価値観、興味も変わる。一概に今の若い人の行動をわれわれがどうこう言うのは適当ではない」と述べ、ことさら憂慮(ゆうりょ)する必要はないとの認識を示した。

 さらに、新成人を迎えたことについて、「これからは若い人が活躍する世代になる。彼らの未来に期待したい。現在の思いを忘れないでほしい」とエールを送った。

確かにね、「単純な世代論」ってのは馬鹿らしい。

しかし、この文部科学大臣のオッサン、言っていること自体が矛盾しているっての。誰も気付かないのかね。「世代が変わると文化、価値観、興味も変わる」という考え方ならば、世代によって価値観が異なることを認めているわけで。『ゆとり世代』という、ある種の特徴のある世代について「そう見る必要は全然ない」と断言しているんでしょ。矛盾もいいところ。

ちなみに言っておく。親が子を訓育すること、大人が子どもを教育すること。この営みが時代によって姿や価値観まで変わっても良いという考えは間違い。動物を見よ。何千年経っても、変わらぬ子育てをやっている。愚かな人間は、チンパンジーやライオン、犬の子育てから学ぶべき。

話を世代論に戻す。まあ、そりゃ各個人で見ていけば世代論なんて、そんなのカンケーネー。一生懸命、勉強をやった人もいれば、親からの厳格なる教育と愛情を注ぎ込まれた人もいる。ただし、全体としてどうかという見方も必要でしょ。全体の特徴を「なんちゃら世代」と表現すること自体は、全然悪いことやない。

この文部科学省のオッサンこそ、まさに「子どもにおもねる団塊の世代」と言ってよい。こういうオッサンらの言動が、戦後の日本を悪くしたわけ。「ゆとり教育」も間違いならば、同時に「子どもの人権至上主義」の子育ても大間違い

おかげで、これらの世代の学力がどうのってことも少しは気になるけど、それより「自分の言動の否は認めず、悪いことは全部、他人のせい」にする青年・成人が増えてしまいましたよ。大学生とか見ていても、内省できない子が増えているんやから。それに、目先のことしか判断できない連中も多くなっている。

まあ、この団塊世代の大臣が反省も出来ないオッサンだということなので、やっぱり単純な世代論には意味がない。

世代論よりも個人の言動を見る。これが基本。しかし、時代と共に価値観まで変容しているのが事実ならば、ある種の世代論というのがあって当然。「自分は違う」という思いがあるならば、世代内で闘争せよ。同じ世代のだらしない連中を、同じ世代が叩けばよい。

いつも言っているように、文部科学省はさっさと「教育危機宣言」をしろ(日教組のスローガンとは違う! てゆーか、日教組が危機に追い込んだ頭目で、今は親米自民党)。「憂慮する必要はない」などと呑気なことを言うている大人は、どんな立場であろうと居酒屋のオッサン以下。

 

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関連記事:
苦し紛れのバカ親対策マニュアル
「校内暴力、過去最多」。そりゃそうでしょ。
青少年の自殺率を減らしたければ、『ゆとり教育』をやめなさい!
親も教師も覚悟が足りない(不登校問題)
ゆとり第一世代を評価するって? マジで?
「抜き打ち検査=人権侵害」ではない
殴る小学生と殴られる大人
      など多数。

Posted by 奥田健次 教育, 社会, 経済・政治・国際 |

2008.01.15

ドラマ「だいすき!!」

知的障害のある母親の育児。

こういうテーマのドラマです。年末から、何度も番宣やってたので気になってました。

私としては原作自体を知りませんでしたので、ドラマの内容や方向性がどんなものなのかまったく分かりません。ただ、自分の生涯の仕事として身近に関わっている人が取り上げられているような気がしますので、みなさまにも紹介いたします。

主役の香里奈さんは、確か前の自閉症者ドラマではヒロイン役で出演されていましたよね。放送局のホームページはこちらです。

TBS『だいすき!!』

今週木曜日、1月17日(木)夜10時からスタートです。知的障害に関心のある方はもちろん、奥田研究室の仕事に興味のある方は、どうぞご覧下さい。

 

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関連記事:
『KY』と『心の理論』
自閉症生徒を勝手にカットした中学校
発達障害児支援エキスポ2007
たまには仕事のことを(研究室の惨状はオマケ)
     など多数。

Posted by 奥田健次 教育, 特別支援教育 |

2007.12.25

まだまだ教育再生会議?

存在意義がないって。

安倍さんが辞めた時点で解散するべきやろ。売名ヤンキー某だか事務局長も辞めたんやしさあ。

【教育再生会議】第3次報告の要旨

2007.12.25 17:47

 教育再生会議が25日に決定した第3次報告の要旨は次の通り。

 《1、学力の向上に徹底的に取り組む》理科教育強化へ小学校専科教員を増員▽小中高大の「6・3・3・4」制の弾力化。小中一貫校の制度化を検討▽小学校から英語教育に取り組む

 《2、徳育と体育で健全な子供を育てる》徳育を新たな枠組みで教科化し、感動を与える多様な教科書を作る。点数での評価はせず、専門の免許も設けない▽運動・食育・生活習慣が一体となった体力向上をはかる

 《3、大学・大学院の抜本的な改革》高校での学力担保のため将来的な課題として高卒段階での学力テスト実施を検討▽学長のリーダーシップによる徹底したマネジメント改革の推進。学長選の廃止も検討

 《4、学校の責任体制の確立》校長の5年以上の同一校在職などでリーダーシップを発揮▽不適切な人事慣行、勤務形態を改め、組合との不正常な関係を正し人事の公正化を図る▽偏向した授業や行き過ぎた性教育など不正常な学校を教育委員会が是正

 《5、現場の自主性を生かすシステムの構築》国が学校の第三者評価ガイドラインを作成▽学校選択制と児童生徒数を勘案した予算配分による学校改善システムをモデル事業で実施▽社会人教員の大量採用で学校活性化。普通免許がない教員を採用者の2割以上に

 《6、社会総がかりでの子供、若者、家庭への支援》有害情報から守るため、子供使用の携帯電話にフィルタリング(サイトへの接続制限)を義務付ける法的規制導入

 《7、教育再生の着実な実行》教育再生会議の提言の実効性担保

なにげに「小学校から英語教育」も盛り込まれてるやんか。日本を占領しているアメリカ様をお世話するためのものにしかならんやろ。英語(白人)コンプレックスの連中ばかりか? この再生会議は。

「感動を与える教科書」ってのも訳がわからん。徳育よりも「公共心」を育てようとしろよ。

「社会総がかり」ってのも、勝手にそのフレーズを盗みやがって(←これは嬉しいけどね)。しかし、お前らの提言では無理。

最後の『7』には笑った。「俺たちの提言を無視するなよな!」で結びですか(爆)。

古い左翼への反動はOK。でも、今の保守ってのは「金」と「生命」だけでしょ。だから、最初からこんな連中による再生なんて無理やと言っていたんやけど。教育再生どころか、益々悪くなるやろうな。

「じゃあ、対案はあるのか?」みたいなアホくさいステレオタイプ質問をするなよ。あるに決まってるやろ。なめるな。誰がブログごときで力入れて書くねん。ブログでは鰺しか書かねーよ(笑)。

 

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【安倍流】論功行賞、オトモダチ、客寄せパンダ【人事】
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『やらせ』使わなきゃならん教育改革なんぞ、ロクなもんじゃねぇ!
『いじめ』の犯人捜しという『いじめ』。
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安倍流『有名人会議』による教育改革
      など。

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2007.12.16

子どもの依存症を促進する企業

「子どもを中毒にしてしまえ」。

これが、戦後日本の大人の基本的姿勢。何の話かって?

携帯電話ですよ。

ドコモが新たなキッズケータイを発売

2007.12.10 19:11

 NTTドコモは10日、子供向け携帯電話端末の「キッズケータイF801i」を20日から発売すると発表した。現行のキッズケータイは、発売から2年弱で48万台が売れたヒット商品。国内携帯電話市場に飽和感が漂う中、ドコモは子供向け携帯の投入で活性化を目指す。

 子供向け携帯市場についてはKDDI、ソフトバンクモバイルとも、売れ行きなどは明らかにしていない。ドコモの夏野剛執行役員は「当社のキッズケータイは、小学生の7%が保有している」と説明し、子供携帯の分野でシェアトップの自信を示した。

 「最初にドコモの端末を持ってもらえば、キッズケータイを卒業しても、メールアドレスなどは引き継がれるわけで、意義は大きい」(夏野執行役員)とし、子供向け市場に本腰を入れての新商品投入と説明した。子供向け携帯端末の100万台突破を目指す。

 新機種は前機種に引き続き、クリエーティブディレクターの佐藤可士和さんがデザインを担当。前機種よりも子供らしさを抑えたデザインとし、4色をそろえた。音だけでなく、本体に取り付けられた「ひかりリング」が発光して緊急事態を知らせる防犯機能や、置き忘れたまま離れるとアラームで知らせてくれる機能を付けた。

 このほか、水道水に30分程度沈めても大丈夫な防水機能や、有害サイトにアクセスできないフィルタリングなども備えている。

 ドコモは平成16年から子供向けの「ケータイ安全教室」を開き、これまでに約3600回行うなど、子供向けサービスに力を入れている。

市場原理主義。だから、商品が売れることがすべて。子どもの健康や将来のことなんか考慮しているフリして、実際には売り上げのことしか考えてない。

携帯電話の保有率(警視庁調べ)

 小学生32.4%
 中学生68.4%
 高校生96.0%

小学生の1クラス10人程度保有していることになる。これをさらに普及させようというドコモの販促宣言。自分、もうドコモとの契約を切ろうかな。

有害サイトにアクセスできないフィルタリング機能? そういえば、教育再生会議もそんなクソ程度の議論をしていたっけな。欺瞞もいいところ。有害サイトのことも問題だが、携帯電話中毒のことを言っているわけよ、自分は。近い将来、精神疾患分類マニュアルに定義されるであろう携帯電話依存症。

売ってしまえば後戻りはできないだろうという大人の魂胆が、隠されることもなく表明されている。「法による規制が行われる前に売っておけ」、「法による規制なんかできなくしてしまえ」という考えなのだろう。

「安全教室をやっています!」というのも欺瞞。すでに、先日の成育医療や地域の学校等で自分が指摘した通り。子どもの安全を語るならば、携帯電話を持たせない社会を構築すれば良いのに、そういう議論は一切無し。

不登校、ニートだらけ。メール依存の携帯電話中毒だらけ。

日本の将来は完全な危機に陥っている。責任ある大人がこの危機を隠している。政府は「教育危機宣言」を出すべし。

 

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トイレですること(煙草、マリファナ、携帯電話)
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携帯電話が、子どもの安全を守るか!?
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拝金主義の国、ニッポン。
携帯電話を規制する
     など。

Posted by 奥田健次 教育, 社会, 経済・政治・国際 |

2007.12.15

「職場いじめ」の覚え書き2

覚え書きの続き。

悲惨さ増す職場のいじめ 「見た・相談受けた」8割

2007.12.13 12:59

 日本産業カウンセラー協会が12日発表した産業カウンセラー440人に実施した「職場のいじめ」調査結果によると、実際に見たり相談を受けるなど事例経験があるとの回答は8割に上った。内容としては「パワハラ」が78%を占め、その形態も「罵る・怒鳴る・威嚇する」が68%と最も多く、企業のいじめが悲惨さを増している実態が浮き彫りになった。

■罵る・怒鳴る・威嚇

 協会は過去、4回にわたり産業カウンセラー100人に対して職場のいじめをテーマに調査を実施。今回は企業・団体の従業員カウンセラーら実際にカウンセリング業務にかかわっている人を対象に11月1日から25日までホームページ上で行った。 この結果、「職場のいじめと考えられる事例を見たり、相談を受けたりしたことがあるか」との質問に対しては81%が「ある」として、前回の79・7%を上回った。事例の内容としては、「パワハラ」が78%でトップ。その形態としては「無視・仲間はずれ」(54%)や「嫌がらせ」(50%)を抑えて、「罵る・怒鳴る・威嚇する」が68%で最も多かった。いじめが行われた人間関係では「上司から部下」が85%に達し、「社員間」(56%)、「同性間」(43%)を圧倒的に引き離している。

■想定通りの結果

 会見した同協会の相談事業部長で東京支部のカウンセラーでもある橋渡志保子さんは「自分が受けている相談内容がほとんど当てはまる。怒鳴るなどの行為が日常的に行われている組織では、誰か一人がターゲットになって攻撃され、周囲も自分に影響が生じないように見て見ぬふりをして、パワハラがないことにされてしまう傾向がある。こうした事態は個人ではどうしようもない」と指摘した。

 原康長専務理事も「想定した結果通り」としたうえで「学校でのいじめと同じく、強者が弱者をいじめることが企業社会に持ち込まれ、そのまま見過ごされている。企業内における民主主義がないがしろにされている」と危機感をあらわにした。

■「法整備が必要」

 パワハラ防止のための有効・必要な対策としては、87%が「管理職研修を含む企業内教育」を挙げている。このほか橋渡相談事業部長は「セクハラは法処分が可能になったことで、管理職や一般社員も含めて教育が行き届いている。パワハラについても厳正な処罰ができるように法制度の整備は必要」との見解を示した。

 「今回は、企業の現場で産業カウンセリング業務に携わっている人を対象に限定したことで、何らかのいじめが企業内で行われていることがわかった。人格を無視するようなハラスメントを根絶し、働く人が本当に大事にされる環境作りが、企業の責任者に求められている」と原専務理事は、いじめ排除に向けて具体的な活動の重要性を強調した。

 

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関連記事:
「職場いじめ」の覚え書き1
【最高裁判決】教授への村八分は違法【アカハラ訴訟】
幹部を処分する方法を検討せよ
職場いじめからの暴走
イエスマンにみる『いじめ』の病態
       など。

Posted by 奥田健次 いじめ・ハラスメント, 教育, 社会 |

2007.12.14

「職場いじめ」の覚え書き1

パワハラに関する記事。覚え書きとして残しておく。

増える仕事…心に「ゆとり」なく「職場いじめ」?

12月13日10時50分配信 産経新聞

 東京都産業労働局が10年ほど前から労働相談で統計を取り始めた「職場いじめ」(パワーハラスメント、パワハラ)。労働相談全体に占める職場いじめの相談は、平成9年の2・3%から18年には4・6%に倍増した。
 「業務量を増やされ、定時に帰れないと『なぜ残業するんだ』と怒られる」といった理不尽なケースや、「仕事を与えられない」など無視されるケース、中には「カッターナイフを投げつけられた」といった、パワハラのレベルを超えたものまで、相談はさまざまだ。
 「パワハラの相談が増えた一番の原因は雇用の形態や職場環境の変化」と指摘するのは、「職場いじめ」などの著書があるジャーナリスト、金子雅臣氏。バブル崩壊後に進んだリストラと成果主義の導入により、削られた人員で結果を求められる職場環境が生まれたため、パワハラが増えているのだという。「10年前は上下関係にも余裕があった。でも仕事が質、量ともにアップし、ミスも許されない。上司と部下、双方に余裕がなくなっている」と金子氏。「どの企業にも起こりうる問題」とも指摘する。
                   ◇
 職場環境の変化が生んだパワハラが、逆に職場に与える悪影響の例として金子氏が挙げるのは、平成17年4月のJR福知山線脱線事故で問題となった、JR西日本の日勤教育だ。客の「命」と「時間」を預かっているという大義名分の下、教育という名の「懲罰」が徐々にエスカレート。部下は萎縮(いしゅく)してミスを隠そうとし、さらに大きなミスを生み出す。
 「部下を追い込む、JR西と同じような環境が、多くの企業で生まれ始めているのではないか」(金子氏)。
 一方で、企業側のパワハラ対策に対する意識改革が進んできているという事実もある。中央労働災害防止協会が17年3月にまとめた「パワーハラスメントの実態に関する調査研究報告書」によれば、アンケートに回答した企業のうち、パワハラ対策を「重要である」と答えた企業は約8割。
 大企業ほど、その傾向が強かった。またパワハラ被害に対応するための相談窓口も、9割以上の企業が設けていた。
                   ◇
 パワハラ対策に関する講演や研修などを行う企業「クオレ・シー・キューブ」の代表で「パワーハラスメント」という言葉の“生みの親”とされる岡田康子氏は、この調査にかかわった。
 岡田氏は「確かに、大企業や情報感度の高い企業では、以前のようにひどいパワハラは少なくなったようだ」と分析。「かつては精神的な問題を社員が抱えると『あいつは弱い』のひと言で切り捨てられたが、今は上司や社内環境に問題があることに企業が気付き始めている」。
 一度問題になると、マスコミにも取り上げられ、賠償金の請求やイメージの低下など、企業の受ける打撃も大きい。
 何よりも、パワハラで有能な人材を失うことになれば、会社の経営にも直接響く。
 「会社側がリスクの高い問題として、パワハラを位置づけるのも無理はない」(岡田氏)。
 パワハラは“企業力”をもむしばむ危険性をはらんでいるのだ。

 

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Posted by 奥田健次 いじめ・ハラスメント, 教育, 社会 |

2007.12.10

「口を出すな」と言って教師に「手を出した」親

学校に権威を。

しかし、戦後の教師が何でもかんでも権威なるものを否定してきたでしょ、日教組を中心として。そのツケですよ。自業自得といえばそうなんやけど、自業自得で済まされるか? 日本は瀕死状態やないか。

「権力」じゃない。「権威」です。この違い、分からない大人が多いんよなあ。

モンスターペアレント逮捕…面談中教師に暴力

 “モンスターペアレント”が逮捕された。埼玉県警朝霞署は8日、公務執行妨害と傷害の疑いで、同県志木市の建築業・富永慎容疑者(36)を逮捕した。中学2年の息子の生活態度をめぐり学校側と面談中に、激高して教諭につかみかかり、けがをさせたという。学校に理不尽な要求を突きつける“怪物親”の振る舞いに教育現場の困惑は深まるばかりだ。

 調べでは、富永容疑者は7日午後4時45分ごろ、志木市立宗岡第二中学校の相談室で、サッカー部顧問の男性教諭(48)らと面談中、「うちのしつけに口を出すな」と言って教諭の襟首をつかむなどして、顔に軽傷を負わせた疑い

 サッカー部に所属する同容疑者の息子(14)が、11月はじめに他の部員に暴力をふるったのが問題の発端。この暴行を聞きつけた男性教諭が「謝罪しなさい」と注意すると、息子は教諭にも殴りかかり、体の一部に当たったという。この行為のペナルティーとして、教諭は息子に休部処分を言い渡した。

 この処分を不服とした富永容疑者は、妻、息子とともに7日に学校に乗り込んだ。学校側は校長と教諭、もうひとりのサッカー部顧問とともに対応していたが、容疑者はテーブルを乗り越えて教諭に詰め寄り、つかみかかって、顔を負傷させたという。

 生徒の暴力については教育で対応しようとした学校側だったが、さすがに親の暴力には、たまりかねて、けがを負った教諭が同日夜、朝霞署に被害届を出した。

 教育評論家の尾木直樹法政大教授は「典型的なモンスターペアレントですね」と言う。同教授によると「モンスター」は5つに分類される。〈1〉学校依存型(何でも学校に押しつける)、〈2〉自己中心型(学校行事の日程変更なども要求)〈3〉暴力型(暴力だけでなく、暴力団との関係をちらつかせる)、〈4〉権利主張型(給食費不払いの言い訳など)、〈5〉いちゃもん型(いわゆるクレーマー)。今回は「〈2〉、〈3〉、〈5〉に該当する複合型モンスターですね」とあきれた。

 教育現場に警察を介入させたことについては「(今回のケースでは)学校側の判断は正しい。こういうのを見過ごしてはいけない。ものごとにはある程度のルールと礼儀があります」と尾木教授は“モンスター撲滅”を訴えた。

「口を出すな」と言って、手を出してしまった父親。そりゃ逮捕されますわ。

こういうのは、モンスターペアレント。

でも、こんなんのおかげで教育不十分な学校に対して正当な要望を出している親御さんにしてみれば良い迷惑やね。

学校側にしつこく要望すると、「モンスターペアレントと思われやしないか?」と躊躇してしまうでしょ。

教育を放棄したといえるような学校や教師。こういう学校や教師に対して保護者がブチカマシに行くのなら、助六弁当を携えて応援に行きたいもんやね。でも、身勝手なことを平然と言う保護者については、学校を応援するために放水車に乗って駆け付けたいもんです。

何でこんなことを言うのかっていえば、そりゃあそれだけたくさん目に浮かぶ具体事例があるからよ。

学校も保護者も大人になりきれない人が増えているという実感は拭えませんね。

 

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