2009.11.12
【新刊】児童心理 2009年12月号 臨時増刊【雑誌】
奥田健次の教育改革ぶろぐろ部の事務局です。
金子書房さんから出版されている雑誌に、奥田先生のページが掲載されております
特集テーマは「通常学級で使える特別支援教育 実践のコツ」
奥田先生の担当箇所は「授業中のよそ見・私語」。
いつものようにひとこといただきました
頼まれて書いただけです。テーマも選ばせてもらえずに、そのまま分担箇所を書いてねと言われました。あんまりハウツーを文字にしたくないんやけどね。そのまんま真似しようとして失敗して文句いう教師とか保護者とかいるから、ええかげん辟易してます。あくまで参考に、ヒントに、手がかりにして、「自分で考えてください」と。うまくいかんかったらアレンジすれば良いだけやのにね。「うまくいかなかったらどうするの?」というレベルの低い質問はいかんよ。自分なら「うまくいくまで(別な方法を追加・変更しながら)やる」までよ。それが答えなのにね。それが教育実践でしょ。
ま、自分のところだけじゃなくって、他の先生方のところとか、結構お役に立つところ満載なんちゃうかな。各テーマごとに短い読み切りなので、実践やってる方や親御さん、学生さんらに幅広くお薦めします。雑誌なのでお早めにどうぞ。
バナーをリンクします。
文責:奥田健次の教育改革ぶろぐろ部の事務局
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2009.10.01
【速報】発達障害児支援エキスポ2009【事務局より】
奥田健次の教育改革ぶろぐろ部の事務局です。
2年に1度の発達障害児支援エキスポ2009(次世代育成と発達障害児者支援の体験博覧会2009 )に、今回も奥田健次先生が出展依頼を受けました。2年前に奥田先生が書かれた記事はこちら です
前回も一番に満員御礼をいただきましたが、なんと今回もいち早く奥田先生のワークショップが<SOLD OUT> となってしまいました
それで申込者がまだ多数おられるということで、エキスポ主催者側が早くも定員増加の打診をしてこられたそうです。近々、増員分の受付が開始されるそうですので、ご希望の方はあきらめずにホームページ をチェックしてみて下さいね
それと、10月14日のシンポジウムは大ホールを借りておりますので、座席にかなり余裕があるとのことです。当日でも受付可能のようですし、こちらは無料ですのでどうぞお越し下さい。立命館大学の望月昭先生も来られて、すごいメンバーで開催されます。こちらのホームページ に情報があります。
文責:奥田健次の教育改革ぶろぐろ部の事務局
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2009.07.13
【週刊朝日】子育てプリンシプル、紹介されました!
奥田健次の教育改革ぶろぐろ部の事務局です。
『週刊朝日』(7月17日号)に、子育てプリンシプル の書評(話題の新刊紹介:土屋敦 評)が付いたそうです
まだ事務局も確認できていませんが、現在店頭に並んでいるものなので、急いで買いに行って来ようと思っています。毎週火曜日に最新号に変わるので、店頭では今日しか買えないですもんね
どうしてもと仰る方は『週刊朝日』のウェブページ から購入できるようです。
一つ前の記事 で紹介しましたように、この本は一般書として幅広く反響が大きいということでしょう。
奥田先生らしい痛快な表現が込められておりますので、ぜひ多くの方々にお読みいただきたいと思います
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2009.07.03
【大反響】子育てプリンシプル
奥田健次の教育改革ぶろぐろ部の事務局です。
一ツ橋書店 さんから出た子育てプリンシプル 。こちらのほうは、やはり一般書だけあって幅広い方々に大反響です
超・有名ブログから、一般の主婦の方のブログまで、あちこちで取り上げられています
有名ブロガーからは、『オフイス・マツナガのブログ!(現役雑誌記者によるブログ日記!)』 さん。こちらには、奥田健次先生の自薦も掲載されています。
それから、『桃の里から』 さん。政治・経済・医療・福祉など、各方面で横行するまやかしをぶった切っておられて、注目されているブログです。
『ひねもすまたり』 さんは、本書の中身をかなり詳しく要約して下さった上で、ご感想も紹介して下さっております。
比較的新しいブロガーも取り上げて下さっています。『林住期から遊行期へ』 さん。さっそく奥田先生に読んでもらうと、「臨床について書くということには、無理があって、なかなか本にすることは出来なかったという。子どもは、一人ひとり違うのだから、それをうちの子にもここに書いてあるようにすればいいのだなどと思われると困るからだ。全くその通りだと思う。」と言って下さっていたのを、とても喜んでおられました。「ああ、その苦しい部分を分かって下さる読者もおられるんだー」 と。
ブログ以外でも、各界著名人からの書評や推薦の言葉が寄せられています
作詞家・音楽評論家の湯川れい子 先生から、直筆のお便りが届けられたそうです。私信ですので内容は公開いたしませんが、とても教育や子育ての問題に興味をもっておられることが伝わる、心温まるお手紙だったそうです。実は、奥田先生のカラオケ十八番(だという )、小林明子さん『恋におちて -Fall in love-』 。作詞が、湯川れい子先生なのです。奥田先生は、「中学生の頃は歌詞の意味も分からずに歌っていたけども、本当に良い詩というのは歌詞のフレーズがそのまま丸暗記されてしまうものです。この曲はまさにそんな名曲。他にも松本伊代のセンチメンタル・ジャーニーとか、中森明菜のSOLITUDE、中島美嘉のNHKのアニメ『火の鳥』などなど。記憶に残る歌詞ばっかりですよ! 拙著を読んで下さったなんて、光栄ですというか恐縮ですというか感激ですというか、何というかカンというか・・・」 と興奮気味。事務局のワタクシもまったく同意です。
最後に、『ブログ桜舟塾』 さんでも紹介されていますが、精神科医・香山リカ先生が雑誌で紹介して下さいました
香山リカ BOOK REVIEW **親子で成長する子育て 「土台家族」を目指す**
私事で恐縮だが、私には子どもがいない。だからときどき診察室で不登校児の親などに、「先生にはお子さんがいないから私の気持ちなんてわかりませんよね」と言われることがある。それもあって、あえて「親になる前に『子育て本』を書きたかった」という心理学のプロである著者に強い興味を持った。 著者の主張は、とても明確。親と子はそれぞれの立場と役割をしっかり認識し、親はほめるときはほめる、でも毅然とすべきときは厳しく、失敗や挫折のチャンスを奪わずに、「ごめんなさい」と「ありがとう」が言える公共心を持った子どもを育てるべき。まとめるとこうなるだろう。 そして、目指すべきはメンバーが基本ルールをしっかり共有している「土台家族」だとする。ムードに流されるクラゲ家族、親が一方的に理不尽な命令をする煉瓦塀家族では、子どもの自己肯定感は育たない。もちろん、親が目先の損得にとらわれたり見栄やお金にうつつを抜かしたりしていては、世間や子どもに揺さぶられ、とても土台家族は作れない。 なるほど。これは子育て本というよりは、親自身に「あなたはしっかり生きてますか」と問うた本だ。わが子かわいさのあまり、情に流されたりした経験がない著者だからこそ、こうやってズバリ、親である大人を叱咤激励できるのかもしれない。子育て中の親にはもちろん、子育てが終わった大人や若い人も一読しておくとよいかもしれない。 異色の臨床心埋士、“子育てブラックジャック”の異名も取る著者は、これから教育界にちょっとした旋風を巻き起こしそうな予感がする。 『月刊 日本語』アルク刊 2009年7月号掲載
「行動療法のこととか書いているから嫌われるんやろう」 と思っていた奥田先生は、「精神科医の中には変わった人がいるんやなあ。いや、ほとんどの精神科医が変わってるんであって、香山リカちゃんがマトモってことなのか・・・。しかし、マトモじゃないおいらを褒めて下さる香山センセーもマトモじゃないのかねえ・・・よーするに、マトモとかイジョーとかってこーいう分からんものもあるんやね」 という感想を漏らしておられました(思わず、飲んでいたコーヒーを吹いてしまいました・笑)。香山リカ先生、大変失礼いたしましたm(_ _)m 奥田先生の返信メールをそのまま載っけて良いと言われてますので・・・ 。本音は心から喜んでおられます! 子育てプリンシプルをご紹介して下さり、事務局スタッフ一同、心から感謝しております
香山リカ先生の書評が掲載されている『月刊 日本語 2009年7月号』、下のバナーからご購入いただけます。子育てプリンシプルをまだお読みでないお方も、よろしければぜひご一読下さい。
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2009.05.08
新著『自閉症児のための明るい療育相談室』発売間近!!
奥田健次の教育改革ぶろぐろ部の事務局です。
ここのところ、奥田先生、出版ラッシュ ですね。つい先日、子育てプリンシプル を紹介したばかりでした。
今回の一冊は『自閉症児のための明るい療育相談室−親と教師のための楽しいABA講座』。学苑社さん から出版されます。
奥田先生の恩師のお一人、小林重雄先生との共著 です。
帯のオモテ、ウラには次のようなことが書かれていました。
●帯より
これまで何千人ものクライアントと対峙してきた臨床家であり、自閉症研究者である二人の著者が、読みやすいQ&A方式で、読者の悩みにお答えします。全54の質問に対して、著者が繰り出すそれぞれの回答は、今まで詳しく明かされてこなかった“テクニック”“独自の技法”が満載です。
◆このような方法を紹介します ◆
腹五分目法/アメ横スルメ法/バルーンの原理/シンクロナイズの原理/ブルブル握手脱感作法/膝カックン式着席法/うっかり法/どさくさにまぎれて法/ マンガ喫茶式保管法/デジカメコレクション法/悪女の深情け法/こだま法 など
明るい 療育相談室 というだけあって、なんだか技法の名前も興味そそられるものばかりです
なんだか「どさくさにまぎれて法」 なんてのは、行動療法らしいなあと思ってしまいました
いつものように奥田先生からコメントをいただきました。
これはええ本やわ。すんごい面白い。小林先生のお茶目っぷりを引き出せたのは、企画として大成功。イラストもやわらかいし、本文の表現もかなりやわらかい言葉で書かれているんですけどね。でも、本当は普通の親御さんにとっては厳しいと思えることを、二人揃ってさらっと答えてるんですよ。たとえば、食べるときに遊んでしまう子どもに対して、私も小林先生も「時間が来たら、皿を下げてしまって、食事を終わりにしてしまいましょう」とハッキリと答えています。他にも「そんなことしてたら取り返しがつかなくなります」とか、良くない対応は良くないとキッパリ答えています。私と小林先生がそこまでハッキリキッパリ答えることができるのは、当然ですが親子共に良くなって欲しいという強い願いがあるからです。私自身が書いた「はじめに」はまあ良いのですが、著者二人の「あとがき」にぜひご注目下さい。私と小林先生の「なれそめ」が書かれています。行動療法の基礎がある程度できている読者にとったら、回答のアイデアの面白さが、ただ面白いアイデアだということではなく、その根底にはしっかりとした行動科学の基礎原理を用いているということにお気づきいただけるかもしれません。学術書ではありませんが、学術的に楽しむこともできる一冊です。
ワタクシは最終原稿を読ませていただきましたが、確かに「あとがき」もステキですが、本文を読むにつけ、奥田先生や小林先生のように職人気質なセラピストってやっぱりひと味もふた味も違うなーと思いました
保護者や教師の皆さんにとっては、身近な悩みへの具体的なヒント満載な一冊ですので、すごくオススメです。
こちらもアマゾンなどで予約購入が出来ます。ブログ左枠のバナーから購入できます。
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2009.04.21
新著『子育てプリンシプル』発売間近!!
奥田健次の教育改革ぶろぐろ部の事務局です。
この度、奥田健次先生の単著、子育てプリンシプル が発売されます!!
5月11日、一般書店にて発売予定。一ツ橋書店から出版されます。アマゾンでも近日中に予約購入の申し込みが開始されるとのことです。出版社さんのレビューはこちら をご覧ください。
すでに、ホームページ にもアップされていますが、印刷中の表紙カバーをブログでもアップさせていただきました。ド派手
帯のテキスト(表面)はこんな感じになっています
目先の損得勘定に気を取られるキリギリスのような親。 将来のことを考えず,今のムードに流されて揺れるクラゲのような親。 そんな大人の子育ては,かなりキケンなものなのです。 子どもに“苦労”をさせられますか? 子どもに“がまん”をさせられますか? 子どもの“苦労”や“がまん”を,しっかり激励してあげていますか? ブレない土台や羅針盤。それが,プリンシプル[=原理・原則]。 プリンシプルを求めることは,親と子の成長に欠かせません。 プリンシプルのある子育てに全力で取り組みましょう。
※本書には,親にとってシンドイ姿勢を求める提言など,カゲキな発言が含まれています。
“子育てブラックジャック”
待望の初単著!!
プリンシプルの直伝,ついに解禁!
最後の小さい字が良いですね。“これは劇薬です ”みたいな注意書きっぽくて面白い。表紙や帯などのデザインやコピーは、出版社や編集プロらが会議で決めたんだそうです。ちなみに、ワタクシ事務局の特権で原稿ゲラだけでなく見本デザインも見せていただきましたが、帯の袖にも小さな写真がありました。でも、ここではどの写真が載っているのかはナイショです 。皆様にはぜひ書店で手にとって見ていただきたいと思います。
奥田先生からいただいたコメントです。
なんか照れくさいというか恥ずかしい。しかし、プロダクションやデザイナーに任せることで、他人から自分がどんな目で見られているのか少し分かる気が。本書では、言いたいことの2割程度しか言えてないので、自分としてはこの本のどこが「カゲキ」なのか分かりませんね。講演とかではもっとカゲキなのに。それにしても、この本が1,050円(税込)って安すぎるんちゃうか。教科書や専門書だったら、この分厚さなら2,000円前後はするのに。だからなのか、カバー帯の写真はブログでアップされてるやつを使用したいってさ。単なる出版社のフトコロ事情なのか、深イイ話っぽい意図があるのか。これらの写真は、全部シロウトがパシャっと1枚だけ撮影したものなんよ。そういうのを帯とかで使用するか、普通? プロのカメラマンで撮影会とかするんでないの? などと、憎まれ口をききたくもなりますが、出版社としてはとにかく売れてくれないと話にならないでしょうから。売れれば映画化でもしてもらおうかしら。主演は小池徹平君でよろしく。まあ、しかし昨今はとにかく本が売れませんからね。マンガは売れるが、活字は売れない。売れなくても良いから、必要としている人にとって、何かの力になれば十分です。
確かに、お買い得 ですね。
映画化は、、、無理でしょう
しかし、ワタクシはこういう直言を待っておりました。奥田先生は、世の中が親に対して厳しいことを言わないから、先生ご自身が嫌われ役か憎まれ役でも買ってやる、という役回りをされているのでしょう。以前「ある意味、一人勝ちや 」と言っておられたことを思い出しました。直後に「ビジネスとしては勝ちとは言えんけどねっ 」と自嘲して笑っておられましたが、他にはないという意味で「勝ち」ということなのでしょう。
奥田先生は実際に問題を直せるから、過激なことを言っても通用するのです。これが、直せないのに口先だけというのでは、とても通用しないでしょう。「直してもらう問題なんかありません」という親には不要な直言かもしれませんが、ちょっとでも助けを必要としている親には、本当に大切なことが書かれていると思います。特に、8歳までの子をもつ親御さんにはぜひとも読んでいただきたいと思っています。
アマゾンなどで予約購入が出来るようになりました!
ブログの左枠のバナーから購入できます。
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2008.12.11
奥田先生、学会賞を受賞!!(事務局からのお知らせ)
奥田健次の教育改革ぶろぐろ部の事務局です。
最新ニュース が入ってきました!!
奥田健次先生が、「第4回日本行動分析学会学会賞(論文賞)」を受賞されました!!
奥田先生からいただいたコメントです(メール本文そのまま掲載いたします)。
このところ忙しくて、研究が思うように進んでおらず、投稿できる論文数も減ってきました。ですから、行動分析学会の論文賞というのは意識にありませんでした。この度、突然に今回の受賞の知らせを受け、「シンジラレナーイ、すりーぴんぐイヤーにウォーター!」という心境であります。私という人物を選んでくださったのではなく、論文を評価してくださったことを、とてもありがたく嬉しく思います。私にはクラゲを光らせることはできませんが、子どもたちを光らせることをこれからも一番の仕事として、最期の日まで励んでいきたいと思います。
奥田先生らしい、ウィットに富んだコメントですね
なお、受賞式と受賞講演は、2009年度大会(筑波大学)にて行われるとのことです。(学会のニュースレターは、こちら をクリックすればダウンロードできます)
もう一つ、奥田先生の近況を。来年、バルセロナで開催される教育シンポジウムから講演依頼があったそうです(国際的っ! )。使用言語は英語だということもあって、先生はこの依頼を引き受ける気まんまんでした。ところが、このシンポジウムの日程が上記の行動分析学会と重なっているんだそうです。
「受賞式とかが無ければ筑波をサボってバルセロナやねんけどなあ、ユーロも安いしなあ、マイルも貯まってるしなあ、でもやっぱり受賞式を欠席するわけにはいかんやろぉ、パーマンのコピーロボットがほしいなぁ 」と、ボヤいておられました。まあ、まあ、先生 。今回は行くなってことでしょう。講演の機会はまたあるでしょうから。
それよりも心配なのが、先生の体調です。このところ、ずっと悪い状態が続いているそうで。一同、もっと自分のための時間を作られると良いのにと思っているのですが、なかなか言うことを聞いてくれないんですよね。ホント、休んでくださいってば。お願いいたします
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2008.04.01
TBSが会津に謝罪のような挑発?
出たね、TBS。
バラエティー的な要素を優先して、ストイックな武士道に傷を付けるとは。
TBSだけは歴史を取り扱っちゃいかんわな。
TBSが会津に謝罪 歴史クイズ番組問題で
2008年03月31日22時10分
TBSの歴史クイズ番組で戊辰戦争にまつわるクイズの正解が「史実と異なる」として、福島県会津若松市が訂正を求めた問題で、同社のプロデューサー2人が31日、市役所を訪れて菅家一郎市長に謝罪した。だが単発番組のため訂正放送はできないとの回答 に、菅家市長は「市民の理解が得られない。バラエティー番組だからと言って『ならぬものはならぬ』だ」と述べ、再検討を求めた。
番組は2月16日放送の「歴史王グランプリ2008まさか!の日本史雑学クイズ100連発!」。旧幕府側が会津若松城を明け渡した理由について「糞尿(ふんにょう)が城にたまり、不衛生だったから」が正解とされた。TBS側は情報制作局長名の文書で、開城は複合的な原因だと認識していたがバラエティー番組の性質から「糞尿……」を正解としたとし、「会津若松の方々を不快な思いにさせることは本意でなく、深くおわびする」としている。TBS広報部は「ご理解が得られず残念。今後とも話し合いを続けたい」と話している。
なんやろうね、コレ。
謝罪と同時に「ご理解が得られず残念」と表明するのは、謝罪というんやろうかねえ。
会津武士道の関連図書から、子育てや教育再生のヒントを山ほどいただいたよ。
毎度そうやけど、TBSの言動・報道のほうが理解できんって。
←ま、気が向いたら投票してください。
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2008.03.24
いきなり襲われるのがフツーな時代
土浦でたまたまそこにいた男女8人が襲われ、真面目なタクシーの運転手さんが襲われるような世の中になりましたが。
もう「精神的におかしいんじゃないか?」と説明するのは愚かなので、そんな無益なことは考えないようにして下さい。
つまり、こういうことになります。
凶悪事件を起こす人 → 精神的におかしいから
精神的におかしいから → 凶悪事件を起こす
凶悪事件を起こすのは → 精神的におかしいから
・・・
こんな感じで、延々と続くでしょ?(特に、マスゴミのコメンテーターとか)こういうの、「循環論」と言います。
「異常気象」というのが続けば、もう「異常」なのが当たり前なんやから、「異常気象」と言いたくなくなるのと同じですわな。
したがって、精神鑑定なんぞもう不要なんですわ。
精神的に異常な人らが、フツーに日常生活を送っているわけやからね。ただし、「フツーに」と言っても、そのフツーがかなり異常なんですけどねえ。異常が当たり前、つまりフツーになっとるということ。何が「異常」で何が「フツー」か、もう分からん状態でしょ。だから、やっぱり精神鑑定なんか無意味。こういう事件については、結果で裁くしかない。
10年前に「ナイフを振りかざす少年」とか、注目される事件がありましたね。神戸の連続殺人事件とかです。当時、14歳とか17歳の子たちでしたな。今回の容疑者が24歳。そのまんま、当時に注目された世代です。その後も、「キレる子ども」とか注目され続け、現在に至っとるわけです。
ま、当然ですが自分は「どうすればこういう事件が減るのか?」という方法を持っています。持っているけど、そんなもんをブログで書くわけないやろ。書いたところで、シロウトには分からんし、どうせ表面上の印象で反発する奴もいるやろうし、何よりも馬鹿らしい。
自分の師匠の原稿を読んでみてみ。これ、自分が推薦して師匠に書いていただいた記事。師匠も「わざと」具体的なことを隠しておられる。ほんの少しだけヒントも書かれておられるが、まあやっぱりシロウトには分からんでしょうな。というか、専門家でも分かる人は少ないと思う。いや、分かる人はいるやろうけど、出来る人はほとんどいないはず。
『なぜ14歳少年が残虐行為を犯したのかをめぐるマスコミ論調について』 (日本行動分析学会ニュースレター)
とにかく、容疑者の猟奇的行動をああだこうだと言う無意味な議論に付き合う暇はない(こんなんばっかりやから、まだまだこれからも同じような事件が増えるんだっつーの)。
そんな猟奇的行動をしでかさない子育て方法、教育方法、矯正方法を、分かる人にだけ伝えていくほうがよほど意味のある仕事ですし、自分に出来る仕事でしょう。
←ま、気が向いたら投票してください。
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2008.03.13
2ちゃんで誹謗中傷された学園長の記者会見
ネット(2ちゃんねる)で誹謗中傷を繰り返した保護者が名誉毀損で罰金刑。
学園長が記者会見をしたようですが、なかなか良いことを言ってくれた。
「ネットの怖さ知って」ライナス学園長
2008.3.12 20:41
「『2ちゃんねる』さえなければ、と思った。ネットの怖さをもっと分かってほしい」−。インターネット掲示板での中傷で退学者が出るなどの被害を受けた学校法人「湘南ライナス学園」(神奈川県小田原市)。吉崎真里学園長は、いわれのない誹謗(ひぼう)中傷に翻弄(ほんろう)された2年間を、苦渋の表情で振り返った。
「ライナスのやりたいことは洋服屋、カランの店の労働力探し」「奪い取った入学金は洋服屋の仕入れ金として消えていきます」「学園長が精神異常者」
LD(学習障害)などで一般の学校で居場所のない児童生徒を受け入れる同学園が開校してから半年後。平成17年11月から始まった誹謗中傷の書き込みは、生徒の就労訓練などのため運営されている婦人服店をターゲットにして始まった。吉崎さんへの個人攻撃もエスカレートしていった。
これらの書き込みは昨年末に名誉棄損で罰金刑を受けた元生徒の父親のものと確認されているが、ネットの匿名社会は、「祭り」と称して多くの便乗組を呼んだ。
代理人の弁護士によると、同学園に関する「2ちゃんねる」での書き込みは計5000〜6000件で、そのうち約2000件が中傷的な内容。 同学園は父親のほか1人に対して損害賠償を求め提訴しているが、その人物は学園とは無関係な第三者だった。
「ネットの書き込みを読むたびに吐いた」と吉崎さん。当初「2ちゃんねる担当」とされた職員は、半年後に鬱病(うつびょう)になって退職し、後を引き継いだ夫もノイローゼ症状を起こした。退学者が相次ぎ、48人いた児童生徒は26人にまで減少。母校が中傷されたショックから自傷行為に走る卒業生も出たという。
書き込みをした父親は、プロバイダーの情報開示により特定された後の19年4月、学園に謝罪文を提出した。書き込みをした理由は「学園について疑問を感じていて、情報がほしかった」とした。吉崎学園長は「なぜこんなことをやったのか、いまだに分からない。子供が楽しみにしていた文化祭を中止にしたことぐらいしか、心当たりはない」と話す。
また、「子供のために自ら選んだ学校を、自分で壊すようなことがなぜできるのか。うちに通いたがる子供の意思を無視して退学させた親もいた。この2年で、親というものに疑問を抱いた」と率直に語る。
吉崎さんは「(ネット上の誹謗中傷を)警察にきちんと取り締まってほしい」と主張する。
「今の子供たちはネットの世界で生きていく。今きちんとしておかなければ、教育を何もかも壊されてしまう」
会見には、生徒会の生徒も同席した。生徒会長で高校3年生の佐藤祐樹君は「2ちゃんねるにああいう書き込みをされて、とても辛く、怒りを覚えている。学校で暴れていた自分は、ここに通うようになって人の痛みを分かる心ができた。ネットの書き込みより、今現在の自分たちを見て考えてほしい」と訴えた。
この記事を読んでみて、この学校の学園長はなかなかしっかりした先生だと思いますよ。「2ちゃんねる」というネットの問題だけ取り上げて終わりではなく、親の姿勢に疑問を抱いたということを率直に述べている。
「子供のために自ら選んだ学校を、自分で壊すようなことがなぜできるのか。うちに通いたがる子供の意思を無視して退学させた親もいた。この2年で、親というものに疑問を抱いた」
世間では親の問題を指摘できない空気がある。そのために、親のレベルは「裸の王様」よろしく自分が何を言っているのか分からないほど理性が低下してきている。マスコミも学者も教育関係者も、堂々と親の問題を指摘できない(裏では悪口を言っている)。
子どもや保護者におもねる教育者など、絶対に信用しない方がよい。そんなものはホストみたいなもの。足らないところ、至らないところを指摘してくれる教育者なら、少しは耳を傾けてみても良いかもしれない。ただし、これまたそのベースに愛情が無いとね。厳しいことを言うだけなら、占い師でも出来るから。
愛情があるふりをしておもねるだけの教育者は害悪、厳しいことを言うだけの教育者も疑問。なかなか難しいもんです。
だから自分としては、ひたすら目の前の問題を解決してあげることにのみコミットすることにしている。気持ちが伝わらなくても、問題が解決していく事実の積み重ねだけは本物をお見せすることができますからね。誤魔化しも効きませんでしょ。自分はこれまで同様、職人の道を歩み続けます。
←ま、気が向いたら投票してください。
Posted by 奥田健次 いじめ・ハラスメント , 教育 , 特別支援教育 , 社会 | Permalink
2008.03.08
深夜放送やら24hコンビニの自粛へ
いいね、マチマチムラムラ官房長官もたまには(笑)。
神山潤先生の主張されていたことが、実現に向かって前進しそうな気配。
市場経済原理主義だの新自由主義だのの流れに逆らう部分で、「自分が損をする」という損得勘定型人間の猛反対が予想されるけども、古き良き社会を再構築するためには必要なことですわ。
深夜放送自粛「議論の対象」=地球温暖化対策で−官房長官
3月7日13時2分配信 時事通信
町村信孝官房長官は7日午前の記者会見で、地球温暖化対策として深夜のテレビ放送を自粛する ことについて「幅広い見直しの一環として、議論の対象になってくることはあり得る」と述べ、前向きな姿勢を示した。深夜放送をめぐっては、4日の自民党総務会で自粛を求める意見が相次いでおり、政府としてもこれに同調した形だ。 町村長官は「基本的には各マスコミの自主的なご判断による」としつつも、「低炭素社会をつくるために、一人一人の国民が何ができるかを見直していくことが今求められている」と強調。政府の「地球温暖化問題に関する懇談会」で、深夜放送のほか、24時間営業のコンビニエンスストアなどの見直しについて議論 していく考えを示した。
なんか地球温暖化のことばっかり書かれているけども。それもあるが「子どもの生活習慣を崩さないために」という、もっと大きな理屈に触れてほしいですね。世界一睡眠時間の少ない国、日本。小学生が「疲れた」と言って、朝っぱらからウトウトするなんて、欧米では考えられませんからね。欧米では、子どもが「疲れた」と言おうものなら、「こら! ティーンエージャーは疲れない!」と一喝されて終わり。戦後の日本くらいじゃない? 子どもが「疲れた」と言ったら親が荷物を持ってあげたり、布団をひいてあげたりするのは。
不眠、不登校、ひきこもり、運動不足、肥満。
日本の子どもの生活習慣の乱れたるや、国家的な危機ですよ。子どもの生活習慣まで子ども任せにしていた、アホ大人たちだらけの戦後日本ですからね。子どもの生活習慣は大人の責任です。
週末、小児科医の研修会で不登校の講義をしてきます。
←ま、気が向いたら投票してください。
関連記事:コンビニ営業は7時11時で良い気分。 成育医療センターでプレゼンしてきました など多数。
Posted by 奥田健次 健康・美容 , 教育 , 環境 , 社会 , 経済・政治・国際 | Permalink
2008.02.14
愛知県の小学生にメタボのレッテル
儲かるのは精神病院、製薬会社、ダイエット業界?
今年の4月から小学生にメタボ診断をするんだって。
愛知が小学生にメタボ診断 いじめや差別の懸念も 2008.2.13 20:04
愛知県は平成20年度から、小学4年生の腹囲などを測定、メタボリック症候群や予備軍と診断した児童に、3年間継続して健康面の指導をするモデル事業に取り組む。
子供の時点からメタボリック症候群を予防するのが狙いだが、専門家の中には成長期の子供を一律で診断できないとの指摘や、いじめにつながるとの批判もある。
県によると、事業は一つの市を選び、小4の腹囲、血圧、血糖、血中脂質などを測定して、腹囲75センチ以上など厚生労働省研究班が暫定的に定めた小児メタボリック症候群の基準値を参考に、独自の基準で対象児童を選び、指導にあたっては保護者の同意を得る。対象児童には保健師などが卒業まで指導する。
県は「悪い生活習慣が出来上がってから変えるのは大変で、子供の時から関心を持つことは大切。病気の予防になる」と強調。いじめへの配慮も検討するとしている。
こうした取り組みに「成長途上で個人差のある子供に一律の基準を当てはめることに強い疑問を感じる」と話すのは北里大の新村拓教授(日本医療社会史)。「基準から外れた子供にレッテルが張られ、いじめや差別につながる恐れもある」と危ぶむ。
日本福祉大の二木立教授(医療経済学)も「現代の子供は肥満への嫌悪感が強い。個別の児童を患者のように取り出すのではなく、授業などの場で全員に規則正しい生活や食事を教えるべきだ」と指摘する。
一方、立命館大の柿原浩明教授(医療経済学)は、いじめへの配慮は必要としつつも「悪い生活習慣を放置するより、指導する方が一定の意義があるのではないか。そもそも成長期の指導に効果があるのか、というデータ収集にもなる」と理解を示す。
厚労省生活習慣病対策室は「子供の時から食事や運動に気を付けるのは良いことで、愛知県の独自の取り組みとして注目したい」としている。
推進派は「いじめへの配慮をする」と言っているが、具体的にどうやって配慮するのか? 今あるいじめさえ、何もできない連中がどうやって?
それから、推進派も反対派も触れていないことがある。
それは、子どもが「自分自身をいじめる可能性」だ。
小学生のときに「メタボです」と診断されたら、それを他児が知らないように触れないようにできたとしても、自分自身の自己イメージが下がるでしょ。これから増えるでしょうな。小学生なのに断食したり怪しい薬を飲み続けたりして、病気・死亡するような事故が起こるでしょう。精神病院も摂食障害の小学生が増えることでしょうな。
正しい生活習慣を身に付けさせることは大切なこと。しかし、それを胴回り(形態)や血圧なんかを指標にしようとするアイデアは勉強不足としか言いようがない。生活習慣は行動です。胴回りや血圧などは行動の結果なのです。 だから、子どもの食行動、運動、睡眠などをチェックすればよい。それと、保護者の行動。子どもにとっては親の行動が成育環境なわけでね。
だから、こんなキャンペーンをやるならば、保護者の行動アセスメントと子どもへの生活習慣指導の指導を保護者に行うべき なんですよ。小学生に教える、気をつけさせるという発想が短絡的。
どうも世の中、保護者を指導しようというアイデアにならんね。それが必要だというのに。
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関連記事:コンビニ営業は7時11時で良い気分。 成育医療センターでプレゼンしてきました 隠されていたいじめ、激増するいじめ。 ペリエにしな、ペリエに。 セルフ減量マニュアル など。
Posted by 奥田健次 いじめ・ハラスメント , 健康・美容 , 教育 , 社会 , 経済・政治・国際 | Permalink
2008.02.07
LEC大学、14キャンパスが1キャンパスに。
株式会社立大学の店じまい?
やめたってええがな、商売だもの。
大学だけのせいにしちゃいかんわな。簡単に大学の設置認可をしまくった文科省。認可しておいて後は知らんという。今や「潰れるものは潰れる」という無責任な時代。
しかし、当事者は潰れたくないから無茶苦茶なことをやるでしょ。だから大学も学生も社会も無茶苦茶になるっての。
LEC大、09年度学生募集ついに1カ所に
2008年02月07日06時05分
LEC東京リーガルマインド大(本部・東京都千代田区)が経営悪化を理由に、09年度以降の学生募集を本部のある千代田キャンパスだけに減らす方針を決めた。LEC大の全学生約800人のうち千代田キャンパスで学ぶのは約330人で、大幅な規模縮小となる。同大は約1年前に文部科学省から「授業に不備がある」などと改善勧告を受けた。08年度の学生募集も、全国に14あるキャンパスのうち4カ所に絞っている。
すでにLEC大は、キャンパスがある横浜市と大阪市に対し「09年度に募集を停止したい」との方針を伝えた。横浜では約70人、大阪では約140人が学んでいる。両市は、08年度に入学する学生全員が卒業するまで開講して学生が被害を受けないようにすることなどを条件に、今後キャンパスの閉鎖に向けた話し合いに入る。
さらにLEC大は、現在約120人が学ぶ新宿キャンパスを08年度いっぱいで閉鎖し、学生には千代田キャンパスで授業を受けさせる方針を各自治体に伝えた。ただ、千代田キャンパスは現在約330人が学んでおり、千代田区の担当者は「今のキャンパスで2カ所分の学生にきちんと教育ができるのか心配だ」と話す。
朝日新聞社の取材に対し、LEC大は「関係自治体と協議をしている最中なので、お答えできない」としている。
LEC大は、資格試験予備校を経営する「東京リーガルマインド」が04年4月に開校した。札幌から福岡まで全国14カ所にキャンパスがあり約800人が学ぶ。通学制は千代田区と大阪市のキャンパスだけ。授業の大半はビデオによるもので、質疑応答できる教員がいない点などが大学設置基準に違反するなどとして、07年1月に文科省から初めての改善勧告を受けた。
LEC大は現在、ビデオ授業をやめてテレビ会議システムを使うなど改善を進めている。しかし、勧告の影響で志願者が減った一方で、学生に対するサービスを増やしたため、収支が悪化していた。
ビデオ授業ですか。
自分は講演とかで主催者に「ビデオ録画して良いですか?」と聞かれても、良い顔をしません。「何に使うんですか?」と聞いたら、「今日、欠席した人がどうしても奥田先生のお話を聞きたいと言っていますので」とか言う。「どうしても聞きたいなら、どうしてでも来いよ!」と思うんですけども(笑)。だから許可したくない。
それに、空気感が全然違います。奥田の話なんて、その場の迫力や熱気があるのが特徴なのに、ビデオではそれらが半減されてしまう。まあ、当たり前やろ。自分はオーディエンスの顔を見ながら、空気を読みながら話をしているわけで。再生されたビデオの前で、誰がどんな態度で見ているか分からんでしょ(もしかしたら、皿洗いでもしながら見られとるかもしれんし)。だから、やっぱり嫌。
劇団の芝居だって、やはり劇場で見るのは全然違うやんか。セリフ一つでも聞き逃すまい、表情一つでも見逃すまいという、オーディエンスとしての積極的な鑑賞姿勢ってものがあるでしょうに。だから、録音とかビデオ撮影とか禁止でしょ。単純に著作権の問題だけではない。
そういうことで、最初からビデオで講義なんてのは無理なんよ。専門家やメディアが指摘するような「質疑応答できないから」という単純な理由ではないよ。どんな姿勢で受講するかが大切なんであってね。
教育を合理的にやろうとしたら社会はアホもしくはビョーキになります。大型養鶏舎のブロイラーみたいなもんやね。
教育や子育てやしつけには、手間暇を惜しまないこと。
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関連記事:略して、「日サイ大」ね。(覚えてる?) iPodで「どこでも授業」!? 略すと、日サイ大か。 など。
Posted by 奥田健次 教育 , 経済・政治・国際 | Permalink
2008.02.01
教育再生会議なんか居酒屋談義にしかならんよ
教育再生会議なんか要らないって。
必要な提言は具体的でないし、真新しいことは余計なことばかり。
こんなもんを設置した安倍前総理が悪い。んで、逃亡したのに残したぬらりひょん福田 も悪い。
教育再生会議、「後継」設置へ 最終報告受け首相表明
2008年01月31日23時27分
政府の教育再生会議(野依良治座長)は31日、最後の総会を首相官邸で開き、「社会総がかりで教育再生を」と題した最終報告を福田首相に提出した。道徳を「徳育」として教科化することや「ゆとり教育」の見直しなどを盛り込んだ。首相は総会で、提言の実現度合いを点検する後継会議を内閣に設置する考えを表明した。
最終報告では「直ちに実施に取りかかるべき事項」として「徳育」の教科化と「ゆとり教育」見直しのほか、(1)小学校に理科や算数の専科教員を配置(2)社会人からの教員採用を5年間で2割以上に増員(3)学校の適正配置の促進、などを挙げた。
また「検討を開始すべき事項」としてスポーツ庁の創設、6・3・3・4制の弾力化、幼児教育の無償化などを記した。
ただ、「徳育」の教科化は中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)で慎重意見が相次ぎ実現の見通しは立っていない。6・3・3・4制の弾力化も飛び級などについて賛否が割れたままで、すべての提言を実現するのは難しいと見られている。
一方、福田首相は総会で「最終報告をしっかりと受け止めて、みなさまの論議の成果を今後十分生かせていくように、提言の実現、フォローアップに取り組んでいく」と述べ、後継会議を設置する意向を示した。
後継会議は首相と官房長官、文科相と外部の有識者で構成。2月中に設置し、提言が実現に向けて進んでいるかを定期的に点検する。幼稚園と保育園の一元化や産学協同の人材育成など、省庁にまたがる提言に対応するため、厚生労働相や経済産業相、総務相らを加えることも検討する。
いちいち中身についてとやかく言わんよ、もう。
後継会議なんか要らんって。
んなもん、客寄せパンダ的に集めた奴ら、目立とうとして好き勝手言うだけやろ。ますます教育が「居酒屋談義」になって、馬鹿にされるだけやって。教育なんか誰でも語れますよ。居酒屋で枝豆かじりながら「これからの学校には○○が必要だ!」「さすが部長!」とか言うレベルなんやから。
エビデンスとか無視し続けるつもりなんやろな。目立ったもん勝ち路線ばっかり。
政治も「劇場型」。教育も「劇場型」。
あほらし。
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関連記事:まだまだ教育再生会議? 子どもの依存症を促進する企業 格差拡大してるのに「格差を」だって! 【安倍流】論功行賞、オトモダチ、客寄せパンダ【人事】 安倍首相の「客寄せパンダ戦法」で参院選を戦う自民党 『子育て学』を高校の必修科目にせよ。 『やらせ』使わなきゃならん教育改革なんぞ、ロクなもんじゃねぇ! 『いじめ』の犯人捜しという『いじめ』。 日本の教育行政、その責任者不在のシステム。 安倍流『有名人会議』による教育改革 など。
Posted by 奥田健次 教育 , 社会 , 経済・政治・国際 | Permalink
2008.01.30
ああ 絶滅のメダカよ どこへ
「杉並のメダカは絶滅しました」と区の掲示板。
それを読んだお爺さん、「んにゃ、わしのところにおるよ」。
ああ しあわせの めだかが ほら 舌を出して 笑ってらあ♪
絶滅したはずの杉並メダカを発見 元中学校教諭宅
2008年01月29日06時34分
東京都杉並区は25日、区内では絶滅したと思われていた野生のメダカが、同区南荻窪4丁目の元中学校教諭須田孫七さん(76)宅に生息していたと発表した。須田さんは「日本の宝として守っていきたい」と話している。
須田さんが中学生のころ、自宅周辺は川が流れ、水田が広がっていた。そこから第2次大戦中、防火用水のボウフラ退治にとメダカをとっていた。自宅にはトンボを育てるための小さな池があり、そこにメダカを入れていた。
その後、周辺の川は地下水路となり、水田も住宅地に変わった。「昔の杉並にいたメダカは絶滅した」。須田さんの自宅近くの区立公園の解説板に、区はそう記した。
昨年末、須田さんが自宅から持ち込んだメダカを都野生生物保全センターでDNA鑑定してもらったところ、純粋種の野生であることが分かったという。
なんか最初に思い浮かんだのは、とりあえず長渕剛の「とんぼ」。実際、メダカの記事なのにトンボの話も出てきているし。
それにしてもすごいなあ。76歳のお爺さんが中学生の頃にメダカを防火用水の中に入れていたってことは、60年以上ずっと防火用水の中だけで繁殖・生息していたんかあ。「井の中の蛙」ならぬ、「井の中のメダカ」。世間知らずのメダカワールド 。一曲、書けそうやなあ。
とりあえず、
めーだーかーのがっこうの 担任・元教師♪
「学校の担任が元教師」って、まんまやん!
あまりに嬉しくて、ここまでは興奮して書いてしまいましたけどね。絶滅したと思っていた種が生きていた。こんな嬉しい話はないよ。須田さんの言うとおり。日本の宝として守ってほしい。
杉並区は、この小さな防火用水の中で脈々と生き続けたメダカたちが棲めるような水辺を整備するべき。
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関連記事:がんばれ、タニシ。
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2008.01.27
サバイバル料理の心得、それはユーモアぜよ!
高知の学校で坂本さんが授業。
坂本さんいうても龍馬さんではありません。
サバイバル料理、児童が挑戦。高知市立小(高知)
近い将来に起こるとされる南海地震に備え、児童に災害時の食を考えてもらう授業「サバイバルクッキング」が24日、高知市大津乙の市立大津小であり、5年の児童約100人が災害時の料理法や心得を学んだ。総合学習の一環で、食育と防災を結びつけた授業は初めて。
阪神大震災で被災した体験を持つ神戸市の食育・料理研究家の坂本広子さんが講師を務め、電気、ガス、水道が使えなくなっても、きちんと栄養をとり、衛生的な食事を作ることの大切さを教えた。
坂本さんは、まず「地震や津波など自然の力には、人間は立ち向かうことはできず、普段の備えが大切」などと、防災の心構えを説いた。食べるものが少ない時に、ようかんや煮豆など豆製品を食べると、子どもの脳の発達への悪影響が抑えられることを紹介した。
児童は、食材に手を触れずにビニール袋の中で行う調理法や新聞紙を食器代わりに使う方法を体験。切り干し大根や乾燥わかめなどをビニール袋に入れて、水で戻し、酢やしょうゆなどの調味料をまぶす調理に取り組んだ。岩村香奈子さん(11)も「食材に手を触れないところが、普段の料理と全然違うけど、衛生上、必要なこと」などと納得しながら料理していた。
(2008年1月25日 読売新聞)
ええね。
いや、自分も阪神大震災のときに被災したんですわー。当時、養護学校でアルバイトしていたんですが、職場が避難所になってねえ。職場で一番若かった自分が、泊まり込みで被災者のお世話をしまくった。ちなみに、勤務時間外は当然のこと、すべてボランティアでやりましたよ(市職員の中には超過手当で月何十万円も得てひんしゅくを買っていた人がいたなあ、後からマスコミに指摘されていたけどさあ)。
んで、ある程度、物資が安定して手に入るようになってからのこと。おにぎりばっかり食べていたから、ええ加減、飽き飽きしてしてしまうんですね。人間ってわがまま。
「何か作ってよ!」ってなことになり、自分の十八番「肉じゃが」を作ることに。
やりましたよ。職員室で。
自分の肉じゃがは美味いよ。旨味調味料の味の素なんか使ったらだれでも美味しくできるので、そんな化学調味料は使いません。
ただねえ、テレビ見ながら煮込んでいたために、ちょっと焦がしてしまった。テキトーに修復し(誤魔化し)、試食会。「なんか香ばしいけど、美味しいねえ!」とかなり好評やったよ。
まあね。そりゃ、その前の日までおにぎりばっかり食べていたんやから、美味しく感じて当たり前やっての。だから、参考記録にもなりませんがな。肉じゃがづくりに自信のある自分にしてみれば、逆にタイミングが悪かった。
災害時、真剣にいろいろ取り組むのは大切なこと。しかし、深刻すぎるのは良くない。ある程度、余裕を持って楽しまないといかんやろ。
せやから、このサバイバル料理 ってのも楽しんで欲しいね。ビニール袋の中で作ってしまう料理って面白そうやん。マリネとか簡単に出来そう。サバイバル料理もスタンダードになれば、サバイバル郷土料理ってのにも展開していくのかね。サバイバル土佐料理 とか。鰹のたたき、ビニール袋の中で作れそうやな。「づけ」ですわ、「づけ」。づけまぐろの要領で(笑)。
あ、「ビニール袋の中」で思い出すのがシンナーね。いや、自分はやっとりませんよ。そういうのを救助したときのエピソードを思い出す。生々しいのでここでは書きませんけどね。
ビニールの中に入れるものはシンナーではなく、ふえるわかめちゃん にしときましょう。
このネタからシンナーまで展開してしまうとは、我ながらスバラシイ(?)。
追記:“photo album” に追加された写真です。2008年12月。奥田健次の教育改革ぶろぐろ部事務局より。
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Posted by 奥田健次 教育 | Permalink
2008.01.25
略して、「日サイ大」ね。(覚えてる?)
サイババが警告されたんじゃないよ。サイバーね。日サイ大のこと。
日サイ大が文科省の警告を受けてから、トーンダウンしたみたい。警告を受ける前は、読売だったかを相手に訴訟も辞さない構えやったけどさ。
文科省、サイバー大に警告 学生本人確認めぐり
2008年01月25日20時11分
すべての講義をインターネットで配信しているサイバー大学(吉村作治学長、本部・福岡市)の学生本人確認が不十分となっている問題で、文部科学省は25日、早急に確認して報告するよう、同大に警告した。
文科省は「授業を履修した学生に単位を与えるという大学設置基準の規定を満たしていない疑いがある」と指摘。改善されない場合は法令違反になる可能性があるとして、通常の改善指導より強い「警告」とした。 また、認可時に実施を約束したのに未履行の事項が多数あるとして、本人確認の問題を含めて計15項目の「留意事項」を通知した。
サイバー大は「通知を厳粛に受け止め、設置計画を確実に履行することを基本とし、大学運営の改善を図る」とコメントを発表した。620人の学生中、21日の時点で180人が未確認だったが、25日までに115人確認できたとしている。
文科省はこのほか、昨年開設された神戸夙川学院大の運動場が未整備で、大学設置基準に違反した状態だとして指導。同大は5月をめどに整備する予定という。
以前、このサイバー大について、そのオカルトっぽい名称を揶揄(やゆ)したことがあるけどね(『略すと、日サイ大か。』 参照)。最初から無理があったんやって。株式会社立ってのは、かなり難しいわけよ。学校法人ですら教育理念よりも経営というところばかりでしょ。株式会社なんてのは、株主の意向で理念など自由自在に変更可能やんか。「理念」よりも「利潤」になってしまうのはどうしようもない。株式会社の宿命。
この記事で指摘された大学だけが問題じゃなくって、こんな感じの大学設置基準違反なんてのは、あちこちで行われているしねえ。きちんと調べたら、いくらでもそんな違反は見つかるよ。メディアで報道されるものなんか氷山の一角。
教育ってのは〝face to face〟が基本だっての。利益を優先して合理性ばかり追求するのと相反する。手間暇をかける。小さいことにも時間をかける。教育ってのはそういうもんなんよ。
ネット配信で学習が出来ないかというと、そんなことはない。そういう批判をしたいわけじゃないんやって。『大学卒業』にする必要なんかないでしょ、ってこと。専門学校でええやん。良いコンテンツならば、大卒資格なんか関係なく売れるんだっつーの。
いま、こんな新書(『最高学府はバカだらけ—全入時代の大学「崖っぷち」事情』石渡嶺司・著)を読んでるんやけどね。いやあ、出だしだけでもオモシロイ!
本当にアホっぽいんよなあ。どうも、重度の横文字コンプレックス を持っている世代が、いまの大学経営者とか教授らに多いんよね。だーかーらー、カタカナだらけになっちまう。んで、この人たちって真顔で「真摯に取り組んでいるんだ」とか言うんよなあ。いや、「生き残り」とか「自己保身」に真摯に取り組んでいるのであって、学生のことや教育のことなんか何も考えとりゃせんでしょ。そして、この人たちのどうしようもないところが「現実が見えてない」ってこと。
横文字コンプレックスがあるのに、『国家の品格』とか言ったりするんよなあ。恥ずかしい、恥ずかしい。見ていて、恥ずかしいわ。普通の感覚なら、恥ずかしくて入学できないって(爆)。
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関連記事:アーティフィシャルな学科名を減らしましょ 地名や名称でカタカナを使いまくる人たち 【YOKOSO!】そんな「おもてなし」は「ごますり」に過ぎん【YAPOON】 略すと、日サイ大か。 など。
Posted by 奥田健次 教育 , 経済・政治・国際 | Permalink
2008.01.22
緑のたぬき? 否、緑の焼きそば!
緑の焼きそば。
ええねえ、茶そばみたいで。ソースを入れてまぜたら、また変色するんでしょ?
自分もいつか試す、試すー!!
「気持ち悪〜い」緑色の焼きそば 科学の不思議
2008年01月21日
同志社大生が小学生に理科のおもしろさを伝える「楽しい科学実験教室」が19日、同大京田辺校地(京都府京田辺市)であった。市内の小学4〜6年の児童46人が集まり、先生役の学生14人と実験を楽しんだ。
大学生がイベントの企画や運営を学ぶ授業の一環。3班に分かれ、ロボットを使ってモーターの動力をギアに伝える▽液体窒素でさまざまなものを凍らせる▽紫キャベツの汁で酸性とアルカリ性の違いを学ぶ——といった実験をした。
紫キャベツと焼きそばを一緒にいためると、化学反応でそばが緑色に。子どもたちからは「気持ち悪い」「すごい」と歓声があがった。参加した市内の松井ケ丘小6年、杉木映里佳さん(12)は「理科は好きでも嫌いでもなかったけど、焼きそばが緑色になってびっくりした。家でもやってみたい」と話した。
変色といえば。忘れもしないのが小学校の時の理科の実験。
リトマス紙を使う前に、担任に「奥田君、こっちの液体にはこっちのリトマス紙を使って」と言われた。自分としては、「そんなん最初っから答えが分かってるんちゃうん? 色が変わるってんでしょ!」と思っていて、案の定、そうだった。
自分としては、赤いリトマス紙が青く変色する液体の中に、青いリトマス紙を入れたくて仕方がなかった。それをどうしても許してくれなかったんですよ、担任は。「モッタイナイ」という理由。「それに青いのをいれても変化がないから」と言われておしまい。「変化がないのをこの目で確認するのが大切なんとちゃうん?」と疑問を持ったが、「奥田君は理解の悪い子だ」みたいな評価でした。
科学ってのは疑問に思ったことを試験するのに、その試験をさせてくれなかった担任のおかげで、しばらく理科なんかキラーイになってしまった。
だから、こんな授業をやってくれる大学生がいたら嬉しかったやろうな。
自分もまた出前授業をやろうかな。高校の総合学習なんかで心理学のオモシロイ話をすると、いつも大好評なわけですよ。「犬のウンコ恐怖症を無くす方法」とか、笑える話をしましょうか。小学生向きにもアレンジできるし。幼稚園の年長さんにやると、もうバカうけ。
相変わらず、テレビ向きではないかもしれんが(笑)。
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Posted by 奥田健次 学ぶこと , 教育 | Permalink
2008.01.21
ケアレスミスだらけのセンター試験(後半は対応策の提案)
着メロが聞こえたら、英語のリスニングがイントロクイズになってしまう。
「たぁけや〜、さおだけぇぇぇぇぇ」とか聞こえたら、「誰が買うねん!」と雑念がわいてしまう。
センター試験、お疲れ様でした。ん? 受験生に対してだけのメッセージ??
いやいや、試験監督を担当した先生方に対する労いの言葉でもある。
着メロ不意打ち 省エネ消灯 センター試験トラブル続出
2008年01月21日01時07分
試験中に突然電気が消えたり、携帯電話が鳴り出したり——。20日に終了した大学入試センター試験は予想外のトラブルが相次ぎ、19日の試験だけで過去最多の1211人が再試験の対象となった。ただ、26日の再試験を受けると当初結果は破棄される。「成績が悪かった。再度臨む」という受験生もいれば、「私大の入試に集中する」とあきらめる人もいた。
「ジャーン」。大分市の日本文理大では19日のリスニングテストが始まってから約5分後、受験生の足元に置いてあったかばん内の携帯電話が鳴り出し、ロックバンド「175R(イナゴライダー)」の曲の着信メロディーが響いた 。
センター側は「地方では、保護者らに迎えに来てもらうため、連絡する際などに必要」と携帯電話の持ち込みは禁止していないものの、部屋に入る前に電源を切るよう指示している。ただ、この受験生はホテルの部屋に置いてきたと思いこみ、切っていなかった。
着信音は、監督者がかばんを教室外へ持ち出す途中で切れた。他の受験生に動揺の様子はないと判断したため、試験はそのまま続けられたが、終了後に数人から「メロディーで音声が聞き取れなかった」と苦情が寄せられた。大学側が調査したところ、約30人が「試験に影響した」と答えたため、携帯を持っていた受験生を除き、この教室にいた178人を再試験の対象とすることを20日に決めた。
大分県臼杵市の高校3年女子(18)は「かすかに曲が聞こえた。席が離れていて影響はなかったけど、近くにいた友人は4点分くらい損したと言っていた」。同県佐伯市の高校3年男子(18)は「英語は傾向が変わって難しかった。再試験は受けます」と話した。
東京都武蔵野市の成蹊大ではリスニング終了の約15分前、実施されていた16教室の電気が一斉に消えた 。省エネのため消し忘れを防ぐ自動消灯機能が解除されていなかったのが原因で、受験していた855人全員が再試験対象になった。昨年も同じ建物で試験を実施したが、トラブルは起きなかった。会見した栗田恵輔学長は「施設の管理が不十分だった。態勢を見直したい」と話した。「消灯はあまり気にならなかった」と話す受験生もいたが、20日午後6時半までに109人が再試験を申し込んだ。
5秒ほど明かりが消えたという高3男子は「試験にはあまり関係ないと思うが、ふだんは50点満点中40点取れるリスニングが22点だった。このままでは志望の国立大は厳しい。リスニングの勉強を続けるのも大変なので悩んだが、受けることにした」と話した。一方、10秒ほど暗くなった教室にいた高3女子は「点数はあまりよくなかったけれど、私大入試の勉強をしたいので、再試験は受けません」。
横浜国立大では受験生が別室でリスニングを受けていた際、道路に停車した車から物売りらしき音楽が5分間ほど流れてきた 。体が不自由な場合などに別室受験を認めているが、この部屋で受けていたのは1人。終了後に「再試験を受けさせて欲しい」という趣旨の申し出があり、認めることにした。
ただ、同大の広報担当者は「道路に面していなくても、救急車のサイレンなど外の音が入ってきてしまうこともある」と微妙な表情。センターの受験上の注意では航空機や周囲の受験者のせき、短時間の携帯鳴動など「日常的な生活騒音」については原則、救済措置をとらないとしている。
一連のトラブルについて、駿台予備学校の田村明宏広報課長は「会場の大学も相当努力しているはずだが、受験生には一生の問題。トラブルはさらに減らしてもらわないといけない。特に成蹊大のような場合は、事前に再度のチェックが欠かせない」と求めた。
〈再試験と再開テスト〉
再試験は、災害やトラブルなど外的要因で試験が実施できない場合や完了できない場合、大学入試センターと会場の大学が協議して実施を決める。対象者のうち希望者が1週間後に同じ会場で別の問題で受験する。
各大学は受験生に受けるかどうか希望を聞くが、当日でも会場に受験票を持参すれば受けられる。再試験を受けた科目の最初の試験結果は自動的に破棄され、点数が良いほうを選ぶことはできない。
今回、徳島、千葉工業、成蹊の3大学は19日の試験終了後、受験生を待たせて関係者が話し合って26日の実施を決め、受験生に伝えてから帰宅させた。他の大学は20日に実施を決め、別の科目を受けるために再び大学に来ていた受験生には試験場で、その他は電話などで伝えた。
一方、再開テストは、英語のリスニングテストの試験中に受験生がICプレーヤーの不調などを訴えた際に行う。訴えた時点でイヤホンを外し、テストを中断。通常の試験終了後に機器を交換し、中断したところから同じ問題の音声を聞き、解答を再開する。
このほか、病気や事故など受験生個人の事情で当日の受験ができなくなった場合、1週間後に別の問題を使って行う「追試験」がある。
センター試験って、大学教員に任されてるんですけど、それがもう限界なんとちゃうかな。
どこの大学も、比較的時間に縛られないのが教員職の一般的特徴です。講義や会議の時間は守らないといけないが、出勤時間は常識の範囲でゆるやかなもの。
で、このセンター試験。自分も監督をやったことがあるから分かるけど。
おっそろしいくらい細かいの。時間なんて分刻みですよ。「9:02 ○○を読み上げる」「9:04 △△を確認する」「9:05 ▼▼をほにゃらら」なんて感じで、実施マニュアルが細かすぎ。
サービス精神で受験生のために軽く一発芸でもやってあげようと思うのはよいが、ホントにやってしまうとNG。たとえ全体的にウケても駄目。すべらなかったのに駄目なんよ(一発芸がすべると、かなり縁起が悪いやろうなあ)。後から受験生が「成績が悪かったのは、あの試験監督のギャグのせいで気が抜けたからだ」と言われてしまうから。
こんなマニュアルに縛られまくるのって、自分に限らず、大学教員は基本的に苦手な人が多いと思うよ。
予備校とかを試験会場にしたらどうかね。ほれ、入試問題の作成はすでに予備校に外注する大学も増えてるでしょ。
それか、試験監督ロボット を開発せよ! うん、これいいね。マニュアル通りやらせるのなら、これで完璧でしょ。試験監督ロボの特技ですがな!
「ジュケンバンゴウ ヲ インプット セヨ」みたいな、ちょっと古めかしい牧歌的(?)なロボット語ってわけでもないでしょ。カーナビみたいなアナウンスでいけるやろ。農作業ロボ もあるくらいなんやから、早くセンター試験監督ロボを製作してください。
やっぱ、ホンダが開発してくれるかな。ASIMO君が机の間を歩き回って、受験票と受験生の顔をスキャンするんですよ。近未来的!
へっどらーいと、てーるらーいと。。。
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関連記事:君もロボットになれる、なろう! ヒューマノイド・テラピー? など。
Posted by 奥田健次 教育 , 社会 | Permalink
2008.01.17
「すべらない話」では文法が崩れても構わない話
話のネタ次第で、「文法のくずし」みたいなものが問題ではなくなる。
前半は「うーん」という感じでしたが、途中から「なるほどー」に変わる記事でした。神戸新聞の記事です。じっくり読んでみてつかあさい。
「体験談文法」は面白い話限定 神戸大・定延教授
「すべらない話」という人気テレビ番組がある。お笑いタレントが体験談を語り、視聴者の爆笑を誘う番組だ。一方で現実社会ではどうでもいいような体験談を延々と聞かされて辟易(へきえき)することもある。ところが日本語では、面白くない“体験談”は文法的に語りえない のだという。“朗報”のようなその法則を明らかにした、神戸大国際文化学部の定延利之(さだのぶ としゆき)教授(言語学・コミュニケーション論)に聞いた。(武藤邦生)
まず例文。「北京のまちって、しょっちゅうレストランがあるよね」
違和感はないかもしれないが、この文はふつうの文法に照らせば、おかしい。
「『しょっちゅう』『ときどき』『めったに〜ない』などは、デキゴトが起こる頻度を表す言葉なのに、レストランというモノの数を表現している」と定延教授は説明する。
でもこうした会話は、ごく日常的に交わされている。定延教授自身、「定延なんて名字の人、めったにいないでしょう」などといわれることもあるという。
日本語文法の盲点ともいえるこの語法こそ、定延教授のいう「体験談の文法」。レストランという「モノ」を、「北京のまちを歩くと、私の目の前にレストランがしょっちゅう現れた」という「デキゴト」(体験)に変換して話す文法だ。
ただし、この文法はいつでも使えるわけではない。
例えば最初の例文を少し変えて、「うちの近所って、しょっちゅうレストランがあるよね」とすると、途端にかなり不気味な文章になる。まるで、レストランが現れては消えるような…。
「北京」は○なのに、「うちの近所」は×。その理由は「“ワクワク感”が違うから」 と定延教授。「体験談の文法は、面白い話限定。北京の話なら面白そうでワクワクするけれど、近所のことなんかどうでもいい」。つまり、つまらない“体験談”は文法上、語ることが許されないのだ。
面白くない話には、モノをモノのままで話す文法、すわなちふつうの文法しか使えない。「たくさんレストランがある」のように。ふつうの文法とは「体験談の文法」と対極の「知識伝達の文法」で、「言語学はこれまで知識伝達の研究ばかり力を注いできた」という。
定延教授は「コミュニケーションは何も知識の伝達だけで成り立っているわけではない。実際、体験談の文法は頻繁に使われているし、人の心が動かされるような場面では、体験を語ることが決定的に重要な役割を担っている」 と指摘している。
(12/14 10:13)
「ワクワク感」の違いかぁ。
うん、すごく良いよね! こうなってくると、言語学からのこうした分析には、心理学(とりわけ行動分析学)のパラダイムが適用できる。スキナーの『言語行動』の枠組みで考えてみると、それこそ自分はワクワクしてしまうね。
いやあ、勉強になります。
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関連記事:学会の最終日@San Diego スキナーの心理学 など。
Posted by 奥田健次 学ぶこと , 教育 | Permalink
2008.01.16
新成人におもねる文部科学大臣
団塊のオッサンが反省もせず。
間違いを認めると、自己否定になるもんな。
「ゆとり教育」代名詞の新成人を擁護 渡海文科相
2008.1.15 11:33
「ゆとり教育世代を一くくりにとらえないで」…。現行学習指導要領で学んだ「ゆとり世代」がインターネット上の掲示板などで低学力の代名詞として扱われていることをめぐって、渡海紀三朗文部科学相は15日、閣議後の会見で反論。「そう見る必要は全然ない。一つの世代を一元的にとらえることはなかなかできない」 と強調した。
「ゆとり教育」と呼ばれる現行学習指導要領は小中学校で平成14年度、高校で15年度から始まった。新成人は高校3年間すべてを現指導要領で学んだ初めての世代とされる。
渡海文科相は「ゆとり世代」について、「『最近の若い子は』といわれるが、世代が変わると文化、価値観、興味も変わる。一概に今の若い人の行動をわれわれがどうこう言うのは適当ではない」 と述べ、ことさら憂慮(ゆうりょ)する必要はないとの認識を示した。
さらに、新成人を迎えたことについて、「これからは若い人が活躍する世代になる。彼らの未来に期待したい。現在の思いを忘れないでほしい」とエールを送った。
確かにね、「単純な世代論」ってのは馬鹿らしい。
しかし、この文部科学大臣のオッサン、言っていること自体が矛盾しているっての。誰も気付かないのかね。「世代が変わると文化、価値観、興味も変わる」という考え方ならば、世代によって価値観が異なることを認めているわけで。『ゆとり世代』という、ある種の特徴のある世代について「そう見る必要は全然ない」と断言しているんでしょ。矛盾もいいところ。
ちなみに言っておく。親が子を訓育すること、大人が子どもを教育すること。この営みが時代によって姿や価値観まで変わっても良いという考えは間違い。動物を見よ。何千年経っても、変わらぬ子育てをやっている。愚かな人間は、チンパンジーやライオン、犬の子育てから学ぶべき。
話を世代論に戻す。まあ、そりゃ各個人で見ていけば世代論なんて、そんなのカンケーネー。一生懸命、勉強をやった人もいれば、親からの厳格なる教育と愛情を注ぎ込まれた人もいる。ただし、全体としてどうかという見方も必要でしょ。全体の特徴を「なんちゃら世代」と表現すること自体は、全然悪いことやない。
この文部科学省のオッサンこそ、まさに「子どもにおもねる団塊の世代」と言ってよい。こういうオッサンらの言動が、戦後の日本を悪くしたわけ。「ゆとり教育」も間違いならば、同時に「子どもの人権至上主義」の子育ても大間違い 。
おかげで、これらの世代の学力がどうのってことも少しは気になるけど、それより「自分の言動の否は認めず、悪いことは全部、他人のせい」にする青年・成人が増えてしまいましたよ。大学生とか見ていても、内省できない子が増えているんやから。それに、目先のことしか判断できない連中も多くなっている。
まあ、この団塊世代の大臣が反省も出来ないオッサンだということなので、やっぱり単純な世代論には意味がない。
世代論よりも個人の言動を見る。これが基本。しかし、時代と共に価値観まで変容しているのが事実ならば、ある種の世代論というのがあって当然。「自分は違う」という思いがあるならば、世代内で闘争せよ。同じ世代のだらしない連中を、同じ世代が叩けばよい。
いつも言っているように、文部科学省はさっさと「教育危機宣言」をしろ(日教組のスローガンとは違う! てゆーか、日教組が危機に追い込んだ頭目で、今は親米自民党)。「憂慮する必要はない」などと呑気なことを言うている大人は、どんな立場であろうと居酒屋のオッサン 以下。
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関連記事:苦し紛れのバカ親対策マニュアル 「校内暴力、過去最多」。そりゃそうでしょ。 青少年の自殺率を減らしたければ、『ゆとり教育』をやめなさい! 親も教師も覚悟が足りない(不登校問題) ゆとり第一世代を評価するって? マジで? 「抜き打ち検査=人権侵害」ではない 殴る小学生と殴られる大人 など多数。
Posted by 奥田健次 教育 , 社会 , 経済・政治・国際 | Permalink
2008.01.15
ドラマ「だいすき!!」
知的障害のある母親の育児。
こういうテーマのドラマです。年末から、何度も番宣やってたので気になってました。
私としては原作自体を知りませんでしたので、ドラマの内容や方向性がどんなものなのかまったく分かりません。ただ、自分の生涯の仕事として身近に関わっている人が取り上げられているような気がしますので、みなさまにも紹介いたします。
主役の香里奈さんは、確か前の自閉症者ドラマではヒロイン役で出演されていましたよね。放送局のホームページはこちらです。
TBS『だいすき!!』
今週木曜日、1月17日(木)夜10時からスタート です。知的障害に関心のある方はもちろん、奥田研究室の仕事に興味のある方は、どうぞご覧下さい。
←ま、気が向いたら投票してください。
関連記事:『KY』と『心の理論』 自閉症生徒を勝手にカットした中学校 発達障害児支援エキスポ2007 たまには仕事のことを(研究室の惨状はオマケ) など多数。
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Posted by 奥田健次 教育 , 特別支援教育 | Permalink
2007.12.25
まだまだ教育再生会議?
存在意義がないって。
安倍さんが辞めた時点で解散するべきやろ。売名ヤンキー某だか事務局長も辞めたんやしさあ。
【教育再生会議】第3次報告の要旨
2007.12.25 17:47
教育再生会議が25日に決定した第3次報告の要旨は次の通り。
《1、学力の向上に徹底的に取り組む》理科教育強化へ小学校専科教員を増員▽小中高大の「6・3・3・4」制の弾力化。小中一貫校の制度化を検討▽小学校から英語教育に取り組む
《2、徳育と体育で健全な子供を育てる》徳育を新たな枠組みで教科化し、感動を与える多様な教科書を作る。点数での評価はせず、専門の免許も設けない▽運動・食育・生活習慣が一体となった体力向上をはかる
《3、大学・大学院の抜本的な改革》高校での学力担保のため将来的な課題として高卒段階での学力テスト実施を検討▽学長のリーダーシップによる徹底したマネジメント改革の推進。学長選の廃止も検討
《4、学校の責任体制の確立》校長の5年以上の同一校在職などでリーダーシップを発揮▽不適切な人事慣行、勤務形態を改め、組合との不正常な関係を正し人事の公正化を図る▽偏向した授業や行き過ぎた性教育など不正常な学校を教育委員会が是正
《5、現場の自主性を生かすシステムの構築》国が学校の第三者評価ガイドラインを作成▽学校選択制と児童生徒数を勘案した予算配分による学校改善システムをモデル事業で実施▽社会人教員の大量採用で学校活性化。普通免許がない教員を採用者の2割以上に
《6、社会総がかりでの子供、若者、家庭への支援》有害情報から守るため、子供使用の携帯電話にフィルタリング(サイトへの接続制限)を義務付ける法的規制導入
《7、教育再生の着実な実行》教育再生会議の提言の実効性担保
なにげに「小学校から英語教育」も盛り込まれてるやんか。日本を占領しているアメリカ様をお世話するためのものにしかならんやろ。英語(白人)コンプレックスの連中ばかりか? この再生会議は。
「感動を与える教科書」ってのも訳がわからん。徳育よりも「公共心」を育てようとしろよ。
「社会総がかり」ってのも、勝手にそのフレーズを盗みやがって(←これは嬉しいけどね)。しかし、お前らの提言では無理。
最後の『7』には笑った。「俺たちの提言を無視するなよな!」で結びですか(爆)。
古い左翼への反動はOK。でも、今の保守ってのは「金」と「生命」だけでしょ。だから、最初からこんな連中による再生なんて無理やと言っていたんやけど。教育再生どころか、益々悪くなるやろうな。
「じゃあ、対案はあるのか?」みたいなアホくさいステレオタイプ質問をするなよ。あるに決まってるやろ。なめるな。誰がブログごときで力入れて書くねん。ブログでは鰺しか書かねーよ(笑)。
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関連記事:子どもの依存症を促進する企業 格差拡大してるのに「格差を」だって! 【安倍流】論功行賞、オトモダチ、客寄せパンダ【人事】 安倍首相の「客寄せパンダ戦法」で参院選を戦う自民党 『子育て学』を高校の必修科目にせよ。 『やらせ』使わなきゃならん教育改革なんぞ、ロクなもんじゃねぇ! 『いじめ』の犯人捜しという『いじめ』。 日本の教育行政、その責任者不在のシステム。 安倍流『有名人会議』による教育改革 など。
Posted by 奥田健次 教育 , 社会 , 経済・政治・国際 | Permalink
2007.12.16
子どもの依存症を促進する企業
「子どもを中毒にしてしまえ」。
これが、戦後日本の大人の基本的姿勢。何の話かって?
携帯電話ですよ。
ドコモが新たなキッズケータイを発売
2007.12.10 19:11
NTTドコモは10日、子供向け携帯電話端末の「キッズケータイF801i」を20日から発売すると発表した。現行のキッズケータイは、発売から2年弱で48万台が売れたヒット商品。国内携帯電話市場に飽和感が漂う中、ドコモは子供向け携帯の投入で活性化を目指す。
子供向け携帯市場についてはKDDI、ソフトバンクモバイルとも、売れ行きなどは明らかにしていない。ドコモの夏野剛執行役員は「当社のキッズケータイは、小学生の7%が保有している」と説明し、子供携帯の分野でシェアトップの自信を示した。
「最初にドコモの端末を持ってもらえば、キッズケータイを卒業しても、メールアドレスなどは引き継がれるわけで、意義は大きい」(夏野執行役員)とし、子供向け市場に本腰を入れての新商品投入 と説明した。子供向け携帯端末の100万台突破を目指す。
新機種は前機種に引き続き、クリエーティブディレクターの佐藤可士和さんがデザインを担当。前機種よりも子供らしさを抑えたデザインとし、4色をそろえた。音だけでなく、本体に取り付けられた「ひかりリング」が発光して緊急事態を知らせる防犯機能や、置き忘れたまま離れるとアラームで知らせてくれる機能を付けた。
このほか、水道水に30分程度沈めても大丈夫な防水機能や、有害サイトにアクセスできないフィルタリングなども備えている。
ドコモは平成16年から子供向けの「ケータイ安全教室」を開き、これまでに約3600回行うなど、子供向けサービスに力を入れている。
市場原理主義。だから、商品が売れることがすべて。子どもの健康や将来のことなんか考慮しているフリして、実際には売り上げのことしか考えてない。
携帯電話の保有率(警視庁調べ) 小学生32.4% 中学生68.4% 高校生96.0%
小学生の1クラス10人程度保有していることになる。これをさらに普及させようというドコモの販促宣言。自分、もうドコモとの契約を切ろうかな。
有害サイトにアクセスできないフィルタリング機能? そういえば、教育再生会議もそんなクソ程度の議論をしていたっけな。欺瞞もいいところ。有害サイトのことも問題だが、携帯電話中毒 のことを言っているわけよ、自分は。近い将来、精神疾患分類マニュアルに定義されるであろう携帯電話依存症。
売ってしまえば後戻りはできないだろうという大人の魂胆が、隠されることもなく表明されている。「法による規制が行われる前に売っておけ」、「法による規制なんかできなくしてしまえ」という考えなのだろう。
「安全教室をやっています!」というのも欺瞞。すでに、先日の成育医療 や地域の学校等で自分が指摘した通り。子どもの安全を語るならば、携帯電話を持たせない社会を構築すれば良いのに、そういう議論は一切無し。
不登校、ニートだらけ。メール依存の携帯電話中毒だらけ。
日本の将来は完全な危機に陥っている。責任ある大人がこの危機を隠している。政府は「教育危機宣言」を出すべし。
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関連記事:成育医療センターでプレゼンしてきました 携帯電話依存症にもなりゃ窃盗も増えるわ 子どものケータイを制限する応援団 トイレですること(煙草、マリファナ、携帯電話) 蔓延する携帯電話依存症 米企業によるキッズケータイ洗脳が始まる 携帯電話中毒者の事例 子どもに携帯を持たせないマドンナは賢母 泥酔客を飛行機に乗せるなかれ 携帯電話が、子どもの安全を守るか!? 公共心 崩壊している おやじなり 拝金主義の国、ニッポン。 携帯電話を規制する など。
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2007.12.15
「職場いじめ」の覚え書き2
悲惨さ増す職場のいじめ 「見た・相談受けた」8割
2007.12.13 12:59
日本産業カウンセラー協会が12日発表した産業カウンセラー440人に実施した「職場のいじめ」調査結果によると、実際に見たり相談を受けるなど事例経験があるとの回答は8割に上った。内容としては「パワハラ」が78%を占め、その形態も「罵る・怒鳴る・威嚇する」が68%と最も多く、企業のいじめが悲惨さを増している実態が浮き彫りになった。
■罵る・怒鳴る・威嚇
協会は過去、4回にわたり産業カウンセラー100人に対して職場のいじめをテーマに調査を実施。今回は企業・団体の従業員カウンセラーら実際にカウンセリング業務にかかわっている人を対象に11月1日から25日までホームページ上で行った。 この結果、「職場のいじめと考えられる事例を見たり、相談を受けたりしたことがあるか」との質問に対しては81%が「ある」として、前回の79・7%を上回った。事例の内容としては、「パワハラ」が78%でトップ。その形態としては「無視・仲間はずれ」(54%)や「嫌がらせ」(50%)を抑えて、「罵る・怒鳴る・威嚇する」が68%で最も多かった。いじめが行われた人間関係では「上司から部下」が85%に達し、「社員間」(56%)、「同性間」(43%)を圧倒的に引き離している。
■想定通りの結果
会見した同協会の相談事業部長で東京支部のカウンセラーでもある橋渡志保子さんは「自分が受けている相談内容がほとんど当てはまる。怒鳴るなどの行為が日常的に行われている組織では、誰か一人がターゲットになって攻撃され、周囲も自分に影響が生じないように見て見ぬふりをして、パワハラがないことにされてしまう 傾向がある。こうした事態は個人ではどうしようもない」と指摘した。
原康長専務理事も「想定した結果通り」としたうえで「学校でのいじめと同じく、強者が弱者をいじめることが企業社会に持ち込まれ、そのまま見過ごされている。企業内における民主主義がないがしろにされている」 と危機感をあらわにした。
■「法整備が必要」
パワハラ防止のための有効・必要な対策としては、87%が「管理職研修を含む企業内教育」を挙げている。このほか橋渡相談事業部長は「セクハラは法処分が可能になったことで、管理職や一般社員も含めて教育が行き届いている。パワハラについても厳正な処罰ができるように法制度の整備は必要」との見解を示した。
「今回は、企業の現場で産業カウンセリング業務に携わっている人を対象に限定したことで、何らかのいじめが企業内で行われていることがわかった。人格を無視するようなハラスメントを根絶し、働く人が本当に大事にされる環境作りが、企業の責任者に求められている」と原専務理事は、いじめ排除に向けて具体的な活動の重要性を強調した。
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関連記事:「職場いじめ」の覚え書き1 【最高裁判決】教授への村八分は違法【アカハラ訴訟】 幹部を処分する方法を検討せよ 職場いじめからの暴走 イエスマンにみる『いじめ』の病態 など。
Posted by 奥田健次 いじめ・ハラスメント , 教育 , 社会 | Permalink
2007.12.14
「職場いじめ」の覚え書き1
増える仕事…心に「ゆとり」なく「職場いじめ」?
12月13日10時50分配信 産経新聞
東京都産業労働局が10年ほど前から労働相談で統計を取り始めた「職場いじめ」(パワーハラスメント、パワハラ)。労働相談全体に占める職場いじめの相談は、平成9年の2・3%から18年には4・6%に倍増した。 「業務量を増やされ、定時に帰れないと『なぜ残業するんだ』と怒られる」といった理不尽なケースや、「仕事を与えられない」など無視されるケース、中には「カッターナイフを投げつけられた」といった、パワハラのレベルを超えたものまで、相談はさまざまだ。 「パワハラの相談が増えた一番の原因は雇用の形態や職場環境の変化」と指摘するのは、「職場いじめ」などの著書があるジャーナリスト、金子雅臣氏。バブル崩壊後に進んだリストラと成果主義の導入により、削られた人員で結果を求められる職場環境が生まれたため、パワハラが増えているのだという。「10年前は上下関係にも余裕があった。でも仕事が質、量ともにアップし、ミスも許されない。上司と部下、双方に余裕がなくなっている」と金子氏。「どの企業にも起こりうる問題」とも指摘する。 ◇ 職場環境の変化が生んだパワハラが、逆に職場に与える悪影響の例として金子氏が挙げるのは、平成17年4月のJR福知山線脱線事故で問題となった、JR西日本の日勤教育だ。客の「命」と「時間」を預かっているという大義名分の下、教育という名の「懲罰」が徐々にエスカレート。部下は萎縮(いしゅく)してミスを隠そうとし、さらに大きなミスを生み出す。 「部下を追い込む、JR西と同じような環境が、多くの企業で生まれ始めているのではないか」(金子氏)。 一方で、企業側のパワハラ対策に対する意識改革が進んできているという事実もある。中央労働災害防止協会が17年3月にまとめた「パワーハラスメントの実態に関する調査研究報告書」によれば、アンケートに回答した企業のうち、パワハラ対策を「重要である」と答えた企業は約8割。 大企業ほど、その傾向が強かった。またパワハラ被害に対応するための相談窓口も、9割以上の企業が設けていた。 ◇ パワハラ対策に関する講演や研修などを行う企業「クオレ・シー・キューブ」の代表で「パワーハラスメント」という言葉の“生みの親”とされる岡田康子氏は、この調査にかかわった。 岡田氏は「確かに、大企業や情報感度の高い企業では、以前のようにひどいパワハラは少なくなったようだ」と分析。「かつては精神的な問題を社員が抱えると『あいつは弱い』のひと言で切り捨てられたが、今は上司や社内環境に問題があることに企業が気付き始めている」。 一度問題になると、マスコミにも取り上げられ、賠償金の請求やイメージの低下など、企業の受ける打撃も大きい。 何よりも、パワハラで有能な人材を失うことになれば、会社の経営にも直接響く。 「会社側がリスクの高い問題として、パワハラを位置づけるのも無理はない」(岡田氏)。 パワハラは“企業力”をもむしばむ危険性をはらんでいるのだ。
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関連記事:【最高裁判決】教授への村八分は違法【アカハラ訴訟】 幹部を処分する方法を検討せよ 職場いじめからの暴走 イエスマンにみる『いじめ』の病態 など。
Posted by 奥田健次 いじめ・ハラスメント , 教育 , 社会 | Permalink
2007.12.10
「口を出すな」と言って教師に「手を出した」親
学校に権威を。
しかし、戦後の教師が何でもかんでも権威なるものを否定してきたでしょ、日教組を中心として。そのツケですよ。自業自得といえばそうなんやけど、自業自得で済まされるか? 日本は瀕死状態やないか。
「権力」じゃない。「権威」です。この違い、分からない大人が多いんよなあ。
モンスターペアレント逮捕…面談中教師に暴力
“モンスターペアレント”が逮捕された。埼玉県警朝霞署は8日、公務執行妨害と傷害の疑いで、同県志木市の建築業・富永慎容疑者(36)を逮捕した。中学2年の息子の生活態度をめぐり学校側と面談中に、激高して教諭につかみかかり、けがをさせたという。学校に理不尽な要求を突きつける“怪物親”の振る舞いに教育現場の困惑は深まるばかりだ。
調べでは、富永容疑者は7日午後4時45分ごろ、志木市立宗岡第二中学校の相談室で、サッカー部顧問の男性教諭(48)らと面談中、「うちのしつけに口を出すな」と言って教諭の襟首をつかむなどして、顔に軽傷を負わせた疑い 。
サッカー部に所属する同容疑者の息子(14)が、11月はじめに他の部員に暴力をふるったのが問題の発端。この暴行を聞きつけた男性教諭が「謝罪しなさい」と注意すると、息子は教諭にも殴りかかり、体の一部に当たったという。この行為のペナルティーとして、教諭は息子に休部処分を言い渡した。
この処分を不服とした富永容疑者は、妻、息子とともに7日に学校に乗り込んだ。学校側は校長と教諭、もうひとりのサッカー部顧問とともに対応していたが、容疑者はテーブルを乗り越えて教諭に詰め寄り、つかみかかって、顔を負傷させたという。
生徒の暴力については教育で対応しようとした学校側だったが、さすがに親の暴力には、たまりかねて、けがを負った教諭が同日夜、朝霞署に被害届を出した。
教育評論家の尾木直樹法政大教授は「典型的なモンスターペアレントですね」と言う。同教授によると「モンスター」は5つに分類される。〈1〉学校依存型(何でも学校に押しつける)、〈2〉自己中心型(学校行事の日程変更なども要求)〈3〉暴力型(暴力だけでなく、暴力団との関係をちらつかせる)、〈4〉権利主張型(給食費不払いの言い訳など)、〈5〉いちゃもん型(いわゆるクレーマー)。今回は「〈2〉、〈3〉、〈5〉に該当する複合型モンスターですね」とあきれた。
教育現場に警察を介入させたことについては「(今回のケースでは)学校側の判断は正しい。こういうのを見過ごしてはいけない。ものごとにはある程度のルールと礼儀があります」と尾木教授は“モンスター撲滅”を訴えた。
「口を出すな」と言って、手を出してしまった父親。そりゃ逮捕されますわ。
こういうのは、モンスターペアレント。
でも、こんなんのおかげで教育不十分な学校に対して正当な要望を出している親御さんにしてみれば良い迷惑やね。
学校側にしつこく要望すると、「モンスターペアレントと思われやしないか?」と躊躇してしまうでしょ。
教育を放棄したといえるような学校や教師。こういう学校や教師に対して保護者がブチカマシに行くのなら、助六弁当を携えて応援に行きたいもんやね。でも、身勝手なことを平然と言う保護者については、学校を応援するために放水車に乗って駆け付けたいもんです。
何でこんなことを言うのかっていえば、そりゃあそれだけたくさん目に浮かぶ具体事例があるからよ。
学校も保護者も大人になりきれない人が増えているという実感は拭えませんね。
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関連記事:給食費を払えるのに払わない親 苦し紛れのバカ親対策マニュアル 保育料を払わない親 【日本改悪】教師用「訴訟保険」【外資ウハウハ】 給食費を払わない保護者 「おかずもお願い」 子どもに携帯を持たせないマドンナは賢母 どうしようもない保護者 など。
Posted by 奥田健次 教育 , 社会 | Permalink
2007.12.01
コンビニ営業は7時11時で良い気分。
コンビニが24時間営業でなくなるかも。
「温暖化対策」の一環のようだが、青少年のためにも良いこと。
先日の国立成育医療センターで神山潤先生が主張されたことが少しでも聞き入れられてきたのかしら。当然のごとくコンビニ業界の反発は激しい。
コンビニ深夜閉店、CO2削減効果3〜4% 業界試算
2007年11月30日22時07分
24時間営業のコンビニエンスストアが夜間に店を閉めて16時間営業にしても、二酸化炭素(CO2)の削減効果は3〜4%にとどまるとの試算結果を日本フランチャイズチェーン協会が30日、環境、経済産業両省の合同審議会で報告した。
協会に加盟するコンビニ約4万2000店のうち24時間営業は94%を占める。店では、冷蔵・冷凍など営業時間が影響しにくいエネルギー消費が大きいうえ、午前7時から午後11時までの営業にしても前後1時間ずつは業務があり、店の省エネ効果は看板・照明を中心に5〜6%という。一方、深夜でなく渋滞しやすい昼間の商品配送で物流分の排出量は6%程度増えるとしている。
協会は「24時間営業をやめれば売り上げが2割程度落ち、雇用も減る」とも主張。委員からは「年中無休24時間営業は外国ではあまりない」「温暖化は非常事態。16時間でも商売はできる」との声も相次ぎ、協会の担当者は「真摯(しんし)に検討したい」 と話した。
「(経済)成長、成長」と言うけどさあ。んなもん、日本人の人口が減る以上、成長なんて言うほうがどうかしているでしょ。
どっちかというと、「縮小」やね。縮小は仕方がない。
しかし、「戦略的な縮小」ってあるでしょうに。
経済縮小しても、海外に簡単に買われない日本にするための戦略を。
コンビニについて少しだけ話を戻しましょ。
こんな風にしたらいい。
営業時間は23時まで。年中無休にはしない。お盆と正月は紳士協定でお店を全部閉めてしまうこと。大晦日から元日の23時までは深夜営業あり。そして、1月3日までは完全に閉店ね。
こうすることで、戦後日本の弱体化した共同体を再生する第一歩になるでしょ。
ひたすら金儲けの昨今。日本の政財界の中に、金に目がくらまず、子どもの健康や地球環境のために「経済成長至上主義の見直し」ができる人はいるの?
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関連記事:成育医療センターでプレゼンしてきました
Posted by 奥田健次 健康・美容 , 教育 , 環境 , 社会 , 経済・政治・国際 | Permalink
2007.11.30
日本の「科学的応用力」6位転落
日本の「科学的応用力」6位転落…OECD学習到達度調査
経済協力開発機構(OECD)が昨年、世界の15歳を対象に実施した国際学習到達度調査(略称PISA)で、日本は2003年の前回調査で2位だった「科学的応用力」が、6位に転落したことがわかった。
加盟国平均を500点に換算すると、日本は531点。前回に引き続きトップだったフィンランドと比べると、32点も下回り、「技術立国ニッポン」を支える若い世代の科学力の低下が浮き彫りになった 。
PISAは3年ごとに実施されており、昨年が3回目。OECDの加盟国を中心とする57の国・地域の15歳の男女40万人を対象に、<1>読解力<2>数学的応用力<3>科学的応用力——の3分野で実施された。日本の受験者数は公表されていない。
今回、日本の得点は前回より17点も下がっており、ベスト10内の他の国・地域がほとんど得点を伸ばす中で対照的な結果 になった。
今回の調査結果は来月4日に世界同時発表される予定だったが、スペインの教育専門紙が29日に科学的応用力の国別順位をインターネットで公表したことから、この分野のみ前倒ししてOECDが公表した。3分野全体の結果は予定通り来月4日に公表される。
(2007年11月30日0時27分 読売新聞)
たぶん、この問題についても「一般的な有識者」の原因の推定と、自分の意見は異なるやろうね。あまりに過激なので、メディアも黙殺せざるをえない。でも、そんな有識者の考えることなんか誰でも思いつくようなことやし、そんなんで良くなることはないからな。
いつか気が向いたら意見を言うよ。
←ポチっと一押しに感謝。
関連記事:安倍流『有名人会議』による教育改革 「ゆとり教育」を継続する亡国、日本。 など。
Posted by 奥田健次 教育 | Permalink
2007.11.25
成育医療センターでプレゼンしてきました
いやあ、面白かった。
ちょっとビックリ。行ってよかった成育医療。あの舞台で爆風ブチかましても、オーディエンスはニコニコ頷いてくださるんだもん。
シンポジウムでの話題提供。自分のお題は『携帯電話を子どもに持たせることに関する諸問題−心理学者からみた批判的考察−』でした。
自分の専門は社会学ではない。自分はあくまでも臨床家。だから、調査研究とかはやらないので、そういったデータは公的な機関のものを提示するだけ。
しかし、自分らしさは具体的な事例の紹介にある。いくつか、トンデモナイと思われるような事例を紹介した。それはそれで、調査研究では分からない生々しさが伝わるので好評だったみたい。
そのうち本を書くつもりです(といいつつ、捗らないけどね)。だって、プーチn...、じゃなかった(それは前の記事! )。忙しいんだもん。
自分のプレゼンの話はさておき。
いや、特に感動したのは自分の次の話題提供者。神山潤先生。事前に読んだレジメだけでも期待感バツグンでした。子どもと睡眠についての第一人者。
プレゼンテーションはもう最高。リサーチベースドで、スライドに次々とデータが現れては消え、現れては消え。猛スピードでしたが、朝の光の大切さ、夜の光の問題について、多くのデータに基づいて提言されました。
現代日本の夜の明るさ、子どもの睡眠時間の短さ。これが、どれほどひどいか国際比較されるところも、説得力抜群のスライド類。「ひどい」のは知っていたが、どれほどひどいのか、参加した人は視覚的に良く理解できたと思う。
某テレビ局の「愛は地球を救う」だの言いながら、24時間テレビの前の子どもを眠らせないという大人の詭弁。まったくご指摘通りです。
子どものことを守らなければならない大人が、目先の金儲けを選択してしまい、そのために子どもが犠牲になっている。うちのブログでもずっと主張していること。うちのブログ、政治家や大人の詭弁が大嫌いやからねえ。ホント、楽しかった。
神山潤先生のご著書、ぜひお読み下さい。真面目に、ホントに大切なことが書かれています。睡眠時間の短い自分には耳の痛い話でした(いつか、改善したいと思っています)。この下のスライドで紹介しています。
←ポチっと一押しに感謝。
関連記事:隠されていたいじめ、激増するいじめ。 子どものケータイを制限する応援団 など多数。
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Posted by 奥田健次 健康・美容 , 学ぶこと , 教育 , 環境 , 社会 , 経済・政治・国際 | Permalink
2007.11.07
アーティフィシャルな学科名を減らしましょ
カタカナばっかり使ってると逆に恥ずかしいよ、と言い続けてきたんやけど。
ちったあその主張に耳を傾けてくれた人もいたのかなって。
学士号急増580種 文科省、ルール化検討へ
2007年11月04日
「カルチュラル・マネジメント学」「情報アーキテクチャ学」「人間環境マネジメント」——。いずれも大学の学部を卒業すると得られる学士号の専攻名だ。その数は少なくとも580で、6割は全国で一つしかない。文部科学相の諮問機関、中央教育審議会などは「名前から何を学んだのか分かりにくく問題だ」などと指摘。文科省は専攻名がこれ以上むやみに増えないよう一定のルールを設ける検討を始めた。
専攻名が急増したきっかけは、91年の大学設置基準の大綱化だ。文学士や法学士など29に限られていた専攻名の縛りがなくなった。折しも少子化が進み、各大学は受験生を集めようと新しい学部や学科を次々と設置。カタカナを使った長い名前も多く出現し、それを専攻名に使うケースが増えた。
00年開学の公立はこだて未来大(北海道函館市)のシステム情報科学部には情報アーキテクチャ学科がある。卒業すると、学科の名前そのままの専攻名が付いた学士号が与えられる。担当者は「コンピューター技術を用いて新しいメディアを提供する情報手段の構築者を『情報アーキテクト』と名付けた」と話す。
しかし、最近、こうした専攻名を問題視する意見が目立ってきた。大学評価・学位授与機構の濱中義隆准教授は「各大学が特色を出そうと工夫するのはいいが、社会や受験生がそこで何を学べるのか分からない専攻名は問題だ」と話す。
中教審は現在、全国唯一の専攻名を使う場合は、設置申請の際に既存の専攻名との違いを大学に説明させることなどを、文科省の役割に位置づけるよう提言することを目指して議論している。ただ、自主性を重んじる大学の学問領域にかかわる問題だけに、国によるルール作りに慎重な意見もある。同じ理由で、現状から数を減らす議論には至っていない。文科省は、日本学術会議や各学会とも連携してルール作りに取り組む方向で検討を始めた。
やっとこさ、見直しってわけね。
自分たちで蒔いた種を自分たちで刈り取らないとな。てゆーか、先輩達が蒔いた種の刈り取りか。
元々の専門学名称が29種類だったのが、15年そこらで580種超とはいかにも異常でしょ。15年そこらで29種類の基幹専攻名に位置づけられない専攻名なんか急増するわけがない。
単純に、学生募集のための看板が自由化されただけの話。たがが外れると恐ろしいねえ。恥ずかしいねえ。学問を商売にした結果 といえるね。
そのうち、スーパービジネス大学リスクマネジメント学部ベンチャービジネスコンサルティング学科インディペンデントインキュベータ専攻 なんて出来るんかね(爆笑)。すでに、これに近いようなのもあるみたいやけどさあ。カタカナのほうが多いやん!
高校生 「その大学、どこにあるんです?」 大学広報「とある東北の学園都市です!」 高校生 「かなり不便な場所じゃないんですか?」 大学広報「新幹線駅が出来る予定です!(平成28年予定だけどね)」 高校生 「大学の名前にまるっきり土地感がないんですけど」 大学広報「地元では『スパビ大』って親しまれてますよ!」 高校生 「何を学ぶのか分かりにくいんですけど」 大学広報「インキュベータでインディペンデントをサポートするための学科でリスクマネージのスキルを身に付けることができる最先端の大学です!」 高校生 「その説明ってか大学自体がリスキーな気がするんですけど」 大学広報「と、とにかく新しいんですよ、だからすばらしい!」
こんな感じよ、誇張すれば(笑)。
新しいものは素晴らしくない。と思った方がええかもね。
てゆーか、「新しいもの=良いもの」と信じ込んでいるのは間違いなくバカ。
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関連記事:地名や名称でカタカナを使いまくる人たち 「ウツクシイクニ」 略すと、日サイ大か。 脳科学に、チョット待った。 など。
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2007.11.04
嫉妬がらみの暴力保育士
暴言、暴力というより虐待でしょ。
これって、もしかして看護師は常勤で年収が人並みにある。保育室の保育士らは嘱託勤務でスズメの涙な年収。この格差による嫉妬ではないか。
この病院に限らず、他の施設でも上記のような構図があるのを具体的に知っていますけど。
院内保育士ら乳幼児の頭たたく、暴言も…兵庫県立淡路病院
兵庫県立淡路病院(同県洲本市)の院内保育室で、保育士らが、預かった乳幼児を日常的にたたいていたことが、同病院の調査などでわかった。
けがの報告はないが、県は同病院に、22日までに改善策を提出するよう通知した。
保育室は1975年に開設され、現在は看護師らが0〜4歳の子ども約20人を午前8時から午後6時まで預けている。保育士は20歳代〜50歳代の女性5人 。
病院によると、今年8月ごろ、保護者から「幼児を何度もたたくのを見た」と訴えがあったため、9月にビデオカメラを設置した。
その結果、9月3日の昼食時に、女性保育士の1人が食べない女児(1)の頭を何度も平手でたたき、両脇を抱えていすから板敷きの床に倒す 場面などが映っていたという。
さらに保育士らから事情を聞き、県も10月に立ち入り調査をしたところ、2、3人の保育士が言うことを聞かない幼児の手や頭を日常的にたたき、太っている保護者の子どもを「メタボ」と呼んだり、「あほ」などと暴言を吐いたりしていた こともわかった。
(2007年11月4日3時51分 読売新聞)
ひどいね。
院内保育室ということなので、保護者は看護師ということ。看護師に対する逆恨みっぽいな(よくあるんですよ)。
虐待保育士を同情する気持ちなど、まるっきり無い。
でも、こんな事件はこれからも度々起こるのは間違いない。先日の『准保育士』 なんか始まると余計に加速するやろ。人間の汚い部分が出まくり。ちょっと昔なら、それを押さえる装置が働いていたんやけど、その装置が無いかほとんど機能していない。
何でもかんでも社会のせいにするようなシロウト評論なんかしたくないけども、やっぱり教育の在り方から考え直さないといかんやろ。
大人になってから倫理やら道徳やら教えようと思っても無理。そういうのは、小学校低学年までに徹底的に叩き込むべきこと。知識ではなくて、日々の習慣として身に付けさせる必要がある。
しかるに教育現場の惨状を見ると、もう溜息しか出ませんわ。
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関連記事:人件費削減のための「准保育士」 乳児は「指しゃぶり」して当然でしょ 格差拡大してるのに「格差を」だって! 「認定こども園」について など多数。
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2007.10.28
「ネットいじめ」への対応はええけど、根本的な問題はどうすんの?
一言でいえば「大人のだらしなさ」が諸悪の根源。
それを自覚せずに教育がどうのなどと言うのは本末転倒やろ。
「ネットいじめ」対応に学校乗り出す 続く模索
2007年10月27日
頻発する「ネットいじめ」の対応に、学校現場が乗り出している。とはいえ、いじめの「現場」を見るのに必要なメールアドレスやURL(インターネット内の住所にあたる)は子どもたちが仲間内だけで共有し、大人はたどりつくことさえできないことも多い。決め手はなく、模索が続く。
「子どもが同級生に服を脱がされ、写真をメールでクラス中にばらまかれた」。大阪府内の私立学校の教員でつくる「大阪私立学校人権教育研究会」(大阪市都島区)には、こんな相談が毎月のように寄せられる。
私立高の男子生徒の保護者からあった冒頭の相談は、研究会の求めで、学校側が同級生らの携帯から画像を削除させた。同級生は「面白半分でやった」と答えたという。「被害者の心の傷の深さに対し、加害側の罪の認識は驚くほど薄い」と指導員は話す。
大阪府立学校人権教育研究会(大阪市浪速区)は9月、教師向けのマニュアル「IT危機一髪」を府内の公立学校に配った。ネット内の掲示板などに悪質な書き込みがあった場合の対応のポイントや、削除手続きを紹介している。
大人ができる対応は限られる ので、ネットの怖さを子どもに実感させ、注意喚起する試みも広がっている。
和歌山大学教育実践総合センターの豊田充崇准教授が取り組むのは、パソコンを使った体験型の出前授業だ。
例えば——。中学生に、電子掲示板に「将来の夢」を書き込ませる。ある生徒が〈学校の先生になりたい〉と書くと、生徒たちには内緒で研究室の学生に、〈無理無理。あんたテストでカンニングしてたやん〉という書き込みをさせる。生徒らは、誰が書き込んだのか「犯人捜し」を始める。その時点で種明かしをして、第三者による「なりすまし」やネットの匿名性について教えると、生徒らは「恐ろしかった」といった感想を漏らすという。
豊田准教授は「ただ『してはいけない』と言うだけでなく、仮想体験を通じて危険性を学ぶことが重要だ」と話す。
◇
いまの高校生にとって、インターネットのホームページ(HP)は、友人との「遊び場」のひとつだ。ネット特有の危うさをはらみつつ、広まっている。
「おまえブスやな」
「死ね死ね死ね……」
神戸市内の高校2年の女子生徒(17)が開設するHPには突然、こんな言葉が書き込まれた。心当たりは全くなかった。
書き込みをたどったら、中学時代の友人とわかった。理由を尋ねたら「遊びで」と返された。「誰かわからなかったし、めっちゃ怖かった。ほっとけばいいと思うけど、やっぱり傷つく」と女子生徒。
小学6年から携帯電話を使い始めたという兵庫県明石市内の高校1年の男子生徒(15)は、同級生らとつくったHPに、交際していた彼女の名前で突然「別れる」と書き込まれた。驚いて彼女に聞くと「書いていない」という。同じ部活動の後輩が彼女の名前をかたったとわかった。これがきっかけで、複数同士での殴り合いに発展した。
それでも、この生徒はいう。「ポケットの中に携帯がないと落ち着かない。なくなったら病気になっちゃう」
>大人ができる対応は限られる
どうして? どう限られているん? 何が言いたいんや、この記者は。
>「ポケットの中に携帯がないと落ち着かない。なくなったら病気になっちゃう」
残念ですが、すでに病気です。高校生に限らず、こうした携帯電話依存症の人はたくさんいます。過去の記事 を読んでみ。
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関連記事:携帯電話依存症にもなりゃ窃盗も増えるわ 子どものケータイを制限する応援団 トイレですること(煙草、マリファナ、携帯電話) 蔓延する携帯電話依存症 米企業によるキッズケータイ洗脳が始まる 携帯電話中毒者の事例 子どもに携帯を持たせないマドンナは賢母 泥酔客を飛行機に乗せるなかれ 携帯電話が、子どもの安全を守るか!? 公共心 崩壊している おやじなり 拝金主義の国、ニッポン。 携帯電話を規制する など。
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2007.10.27
甘っちょろい「地域で子育て」。
中途半端なことをしてたら余計に悪化するからな。
「地域で子育て」という方向性は、安倍総理が言い出すよりもずっと前から、自分があちこちで講演しまくって主張してきたこと。昨年秋に、安倍前総理がそれを取り入れてくれたのはええんやけど、誰に任せるつもり? 御用学者?
無理無理。もっと強力な方向性として打ち出さないと。
子どものしつけ、地域で応援 支援チームが訪問や講座
2007年10月26日15時42分
子どもの生活習慣やしつけに悩む親たちを地域ぐるみで応援します——。文部科学省は来年度からこんな事業を始める。忙しくて地域の子育て講座や学校の保護者会に出られないなど、「学ぶ機会」がない親に対し、「子育てサポーター」らが「家庭教育支援チーム」をつくり自宅を訪問。相談に乗ったり、職場に出前講座をしたりする。
初年度はモデル事業として全国600カ所で行うことを目標に、概算要求に22億1000万円を盛り込んだ。
支援チームは小学校区ごとに置く。メンバーは、文科省が補助する研修を経て自治体から認定を受けた「子育てサポーター」「子育てサポーターリーダー」を中心に、民生委員、臨床心理士などを加えた5人程度 でつくる。主な対象は小学生をもつ家庭。虐待の一歩手前だったり、子どもの生活習慣が乱れていたりする家庭に赴く。同省はチームの活動費などの助成をする。
これと並行して、「子育てサポーター」らの手助けの質を高める狙いから、有識者の検討会を設け、標準的な養成カリキュラムやテキストを開発 していく。
親が子どもにしつけや生活習慣を教える「家庭教育」への支援に文科省が乗り出した背景には、安倍政権時代に改正教育基本法が成立、施行したことがある。一方、国が家庭に介入することになりかねないとの慎重論も識者らの間にある。
文科省家庭教育支援室は「画一的方法を国が押しつけるのではない。地域ごとに工夫をするのは歓迎だ」 としている。
甘いね。「国が家庭に介入することになりかねないとの慎重論も識者らの間にある」なんて左翼の主張に腰が引けて、「画一的方法を国が押しつけるのではない。地域ごとに工夫をするのは歓迎だ」だってさ。甘すぎるよ。
戦後日本は、国が子育てについての明確なビジョンを出さずに来たことが根本的な問題なのに。「地方ごとに工夫するのを歓迎」? じゃあ、その地域の学者が「子どもの要求は何でも聞き入れろ」と言ったら、それでOK?
無理があるんだよ。ろくな実践も出来ない学者に何が分かるねん。有識者の検討会? 有識者といっても肩書きだけで、居酒屋のおっさん会議レベル ですよ。公園の裏のカミナリおじさんのほうが、よほど良く分かっているって。ただし、カミナリおじさんは絶滅寸前種です。
耳に甘いことしか言わない御用学者を使うなら、ただの無駄金になるやろ。
大衆迎合、国民におもねった子育てサポートでは、絶対にうまく行かないって。どのように親子に関わって、どのように親子が変わっていくのか積み重ねてきた自分には、それがよく分かる。甘くないって。
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関連記事:苦し紛れのバカ親対策マニュアル 子どものケータイを制限する応援団 『子育て学』を高校の必修科目にせよ。 「校内暴力、過去最多」。そりゃそうでしょ。 家庭教育に関する国際比較調査。マスコミ論調を斬る! 教育の常識は非常識 など多数。
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2007.10.21
給食費を払えるのに払わない親
数年前、大阪の公共広告だったか「迷惑駐車、アカン!」みたいなCMやったと思うけどね、ここに出てくるオバハン。
「何やのぉ! 何でウチだけそんなこと言われなアカンの! みんなやってるやないの!!」
悪びれることもなく記者に向かって逆ギレするシーン。「これぞ、大阪!」ってな感じを見事に描いとりました(笑)。保育料や給食費滞納問題も同じような感覚かもしれん。
「払うのモッタイナイ」と思っている親には、「捨てるのモッタイナイ」と思っている赤福餅 を食わせれば、ちょうどええじゃないか (笑)。しかし、子どもには気の毒なことやな。
給食費滞納で給与差し押さえ 大阪市教委
2007.10.20 11:37
大阪市教育委員会は20日までに、支払い能力があるのに小中学校の給食費を6カ月以上滞納している保護者 に対し、給与差し押さえなどの法的措置をとる方針を決めた。
督促のマニュアル を小中学校に配布、本年度中に実施する。政令指定都市での導入は仙台市に次ぎ2例目という。市教委幹部は「従来はペナルティーがなく“逃げ得”の面があったが、法的措置で抑止効果を期待できる」と話している。
市教委によると、滞納が3カ月以上になると校長が面談などで理由を調査し、6カ月を超えると教育長に法的措置を依頼。市教委が催告書などを送付した上で、なお滞納が続く場合には簡易裁判所に督促を申し立てる。
裁判所が督促を出し、異議申し立てがなければ、給与など財産の差し押さえが可能になる。
大阪市の公立小中学校では、昨年12月時点で3カ月以上の滞納が計約2144万円(927人) だった。
文部科学省の調査によると、平成17年度の給食費の未納は全国で総額約22億3000万円(約9万9000人)で、うち60%は学校側が「経済的理由ではなく保護者の責任感や規範意識の問題」と判断している という。
大変やね、大阪市教委も。こないだ、『バカ親対策マニュアル』 作ったばかりやのに、今度は『給食費督促マニュアル』ですか。
この給食費を払えるのに払わない親は、赤福 を非難することは出来んよな。こんな保護者に対しては、近所のスーパーで買い物もできんようにしてあげるのがヨロシ。それでええじゃないか (←しつこい・苦笑)。
しかし、まあ難しい問題よ。「恥ずかしい」という感覚が元々かなり低い連中が、さらに増長しているんやからねえ。『怖いもの知らず』も困ったもんやけど、『恥知らず』ってのは害悪ですなあ。昔はこういうの、地域社会から追放できたんやけどね。
自分の業界でもここんところよく聞くよなあ。「払い忘れ」が増えてる。マトモな大人なら、保護者のほうがすぐに気付いて慌ててお詫びの連絡をしてくるんやけど、こちらから連絡しなければずっと黙っている保護者もいるからなあ。恥ずかしくないのかな。お世話になっている先生に自腹を切らせることになるのにね。
母子家庭で生活が楽でない母親でも、「払うべきものを払わないなんて恥ずかしくてとても出来ませんし、子どもの教育にも良くないと思います」 と胸を張って生きている人もいますよ。清々しい。
そういうこと。「恥ずかしいこと」を教えるのも教育ですよ、とだけ言うておきます。
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関連記事:苦し紛れのバカ親対策マニュアル 保育料を払わない親 給食費を払わない保護者 「おかずもお願い」 子どもに携帯を持たせないマドンナは賢母 どうしようもない保護者 など。
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2007.10.17
苦し紛れのバカ親対策マニュアル
いわば『バカ親対策マニュアル』ですか。
必要性は分かるけど、根本的な問題はもっと前の段階にあるんやけどなあ。本当はそこに手を打たないといかんわけで。
まあ、とりあえず大阪市教委の努力(苦し紛れの策)を見てみましょう。いくつか『バカ親』のクレームが取り上げられていて面白い。
これが理不尽な父兄の対処マニュアル 大阪市教委が作成
2007.10.16 21:38
学校に対し理不尽な要求やクレームをする保護者への対処が問題になるなか、大阪市教育委員会が教職員向けに作成している手引書の概要が16日、分かった。実際にあった20例をあげて、対処法を細かく解説。「運動会の組体操でわが子を一番上にしろ」 などと要求され、解決した例を紹介している。市教委は今年中にも完成させ、全教員に配布するという。
手引書は昨年9月から11月までの3カ月間に発生した市内の小中学校への過度な要求をアンケートで収集した約250件の実例に、小・中学校からの相談事例を加えて作成。無理な要求などをする親への対処マニュアルの形になっている。
組体操のケースは、「運動会の組体操のピラミッドで1番上に立つことを楽しみにしていたのに、はずされた」 と小学生の保護者がクレーム。「1番上に立った児童より運動能力が上ではないか」 とも抗議したという。これについて学校側では、「運動能力が上だからこそ、ほかの児童を支える側にたってほしい」などと保護者と児童を説得したという。
また、小学1年の男児の母親が「集団登校の班長が遅れてきたり、登校の態度が悪いので学校は休ませる」 として1週間、児童を休ませたケースを紹介。1年生と6年生の歩調が違うことなどに原因があったため、学校側が集団登校をしている児童を全員集めて話し合いを持つなどして解決したという。
さらに、「けんか相手の子供を転校させろ」 (小学生の保護者)と抗議があったケースや、「うちの子の安全を100%保障しろ」 (中学生の保護者)というクレームも紹介している。
いずれも対処法は、保護者や児童、生徒とねばり強く説得するよう求めており、教員の負担増が懸念されるが、市教委は「あまりにも常識からはずれている場合は、弁護士やOBに相談する道も用意している。まずは、保護者の気持ちの理解や、話のもっていき方が大切であることを分かってもらいたい」としている。
市教委も「あまりにも常識からはずれている場合」という想定も考えているようやけど、学校の先生自身が「あまりにも常識からはずれている」対応をしているケースも多いんよ。多くの真面目な教師(その代わり世間知らず)の対応をみていると、保護者の要望を何でも聞き入れようとしている人が多い。保護者に対して毅然と「なんぼなんでも、そりゃ無茶ですわ!」と言える教師っていうのは、想像以上に少ない という現実を忘れたらいかん。
そりゃ、小中学校の現場は戦々恐々としているよ。こんなバカ親(親バカと違うよ)が増えているわけでね。
小学校に入る前の親教育が出来ていないのに、学齢期に入ってから保護者にいくら説得したって効果なし。 だから、この市教委のマニュアルによって対応していったところで、根本的な問題の解決にはなりません(もちろん、そんなことは大阪市教委のみなさんは分かっているはず)。
幼稚園や保育所に預けている間、徹底した親教育が行われていないのが現状やからな。保護者や子どもにおもねった保育をやってると、結局不幸なのはその親子だってのに。年齢が上がるにつれ、親子の要求などなかなか叶えられなくなるのが現実なのに、それがまったく見えていない。3〜5歳の期間に、徹底的に親教育をやらないといかんのやって。小中学校に尻ぬぐいをさせなさんな。
いや、もっというと0歳〜5歳。さらに言えば、自分が子育て大学とかでも言ってきたように、『子育て学』を中学や高校の必修科目に入れろ って。ただし、誰が教えるねん? 困ったなあ。大学教員や医者にも、親や子どもにおもねった『害悪まき散らし自称専門家』が多いもんでねえ。間違った主張に対して、「その考え方は間違いです!」とハッキリ言える専門家が必要なんやけど、それが出来ないわけで。親や子どもにおもねった連中って、みんな自信がないんよ。情けないねえ。
だから、バカ親が増えている原因としては、『子どもと親におもねる人たち』が増殖していることが挙げられるんですよ。医者や学者だけでなく、マスメディア全体がそう。
自分のところはそうならないようにしているから。だから当然、保護者には基本的に自分は厳しいよ。商売としては成り立ちませんがね。でも、「ありがとう」と「ごめんなさい」が心から言える親子を育てるという理想のためには、これでええねん。
人生で一番難しいこと。それが、「ありがとう」と「ごめんなさい」を心から言うことです。自分自身にとっても、死ぬまでこの難しい課題に向き合っていかねばならないわけで。
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関連記事:『子育て学』を高校の必修科目にせよ。 「校内暴力、過去最多」。そりゃそうでしょ。 など。
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2007.10.11
歌舞伎町に集まる家出少女
歌舞伎町 秋風吹いても 家出少女でいっぱい 2007.10.8 20:35
10月の3連休にも多くの若者らが集まった東京・歌舞伎町。夏休みを過ぎても深夜まで遊ぶ姿は目立ち、9月中に警視庁新宿署に補導された少年少女は66人、家出中の保護は10人にのぼった。補導・保護件数ともに少女の方が多く、保護者と連絡がとれず迎えがこない少女も少なくない という。「遊びの街」「夜の街」の顔を持つこの街に何を求めるのか。なぜ歌舞伎町に集まるのか。(金谷かおり)
■住みつく
「夏休み気分から抜け出せずに居着いてしまう少年少女が多い」(新宿署幹部)。
同署では9月、歌舞伎町のファストフード店や公園、ゲームセンターなどを中心に少年・少女の発見保護活動を強化した。補導した66人のうち少女は36人で、少年よりも多かった。
家出中に保護された10人のうち7人も少女で、北海道や宮城、沖縄など地方の出身者が目立ったが、「保護して家に連絡をしても迎えにこない両親も少なくない」(同署)。
少女たちの中には両親が離婚、どちらかと一緒に暮らしていたものの、やがて居づらくなって家に帰らないなど、家族の愛情に欠けた子供もいるという。
■2つの顔
なぜ歌舞伎町にくるのだろうか。
高校2年の少女(16)は「道に立っているホストとかを観察するのが楽しい。門限がなかったら一日中遊んでいたい」と屈託ない。
「いろんな人がいて面白い。夜の街のイメージがあって、わくわくする」。2人連れで歩いていた都内の高校3年の少女(18)が求めるものは“刺激”だという。
それだけではない。年齢さえ偽れば、キャバクラなど働ける場所はいくらでもある ことも大きな理由だ。
同署の幹部は「歌舞伎町は大人の街、夜の街でもある。遊んでくれる人がいるから大人の世界に引きずりこまれてしまう」と指摘する。
■つけ込む
「お金」と「人のぬくもり」を求める少女に大人の欲望がつけ込む。
補導された中には、ホストクラブの男性従業員を相手に援助交際を繰り返して生活費を稼いで暮らしていたり、ホストを好きになって貢いでいたり、風俗で働いていた とみられる少女もいた。
歌舞伎町は犯罪多発地域でもある。
今年5月、少女2人が、指定暴力団山口組系組員の男(28)に、鹿児島・奄美大島のスナックにホステスとして引き渡され、客とわいせつ行為を強要された事件は記憶に新しい。
こうした歌舞伎町を怖くないのだろうか。
16歳の少女は「怖くないよ。私服警官の方が怖いよね」と冗談っぽく笑った。
◇
子供問題に詳しい深谷和子・東京成徳大学特任教授(子ども学部)の話「少女たちは歌舞伎町では女としての“商品価値”があることを自覚している。歌舞伎町に集まるのは大人たちの視線や誘惑が家庭や学校で得ることができない快感があるからではないか。それにしても犯罪に巻き込まれる怖さを知らな過ぎる。家庭崩壊した親に子供を守る力はない。問題が大きくなりすぎた今、非行少年少女の救済には、学校と児童委員などの教育関係者が保護者代わりになって連携する『チーム援助』が有効だ」
まあ、確かに『気の毒な境遇』という場合がある。きっかけは、そう。親が遊んでばっかりだとか。
だからといって、いつまでもこんな女の子に同情し続けるのも間違いですよ。援助交際(売春)やってエロオヤジから小遣いもらって、今度は自分をちやほやしてくれるホストに貢ぎに行くという歌舞伎町式スパイラル。
そういうのは、「卑しいこと!」とはっきり言ってやる人も少ないでしょう。まあ、「職業に貴賤なし」というのを持ち出してくる人はいるけどさ。そんな単純な物言いをする連中は、それこそ売春も含めて理解してやれとでも言うのかね。
例えばさあ、こないだ西武百貨店のベンチで休憩していたらね、目の前の灰皿を掃除しに来た清掃員のお爺さん。本当に綺麗に掃除しておられましたよ。吸い殻を回収するだけでなく、ドロドロになった灰皿の内側まで手でひっかきながら綺麗にされていました。自分はね、煙草は吸いません。もし吸っているとしても、自分が清掃員だったとして、ここまでして灰皿を綺麗にしようと思わないんとちゃうかな。自分には出来ないことを一生懸命やっておられるお爺さんをみて、ちょっと涙が出ましたよ。
こういう仕事は「尊い」と思っとります。
家出して売春に走る少女のことについては、そうなってしまった境遇について気の毒に思いますよ。でも、だからといって身体を売ることを理解してやる気にもなりません。
保護すべき人の身勝手さには憤りを感じるのも正直なところ。こんな保護者に限って、家出していたときに事故で死んだりすれば「賠償しろ!」とでも言うんですかね。少年少女が家出して歌舞伎町で殺されても、保護者に損害賠償金など支払う必要なんかないって。
保護責任を放棄してるんやから、損害賠償も放棄でしょうが。
まあ、いろいろと書いたけど。「職業に貴賤なしだろ! 平等だろ!」というようなコメントは要らんからな。文句があるなら、他でどうぞ。うちのブログは、居酒屋トーク不要。気に入らない人は来なくてええわけで。粘着コメントの連中よ、なめんじゃねえぞ!(笑)
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関連記事:子どものケータイを制限する応援団 蔓延する携帯電話依存症 子や孫の世代まで など。
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2007.09.21
神戸の私立高校で生徒を自殺に追い込んだ事件
神戸で起こった高校生を自殺に追い込んだ事件。今回もやはり学校関係者に「見捨て、見殺し」があったようだ。
ややこしいことに関わらない、見て見ぬふりをする傍観者。
「罰ゲームや」ネットに裸写真…神戸の高3飛び降り自殺
神戸の私立高校で飛び降り自殺した3年の男子生徒(18)が、同級生の少年(17)から現金を要求されていた恐喝未遂事件で、インターネットサイトに、生徒の下半身の写真が掲載されていたことが19日、分かった。サイトは既に閉鎖されているが、兵庫県警は、逮捕された少年を含む同級生らのグループが写真の掲載に関与した疑いもあるとみて調べる。
学校関係者によると、今春、「裏サイト」と呼ばれる掲示板に、自殺した生徒の裸の下半身を撮影した写真が掲載された。 見た友人が「これはいじめやぞ」と言うと、この生徒は「罰ゲームやから」と答えたという。
「裏サイト」を利用した「ネットいじめ」という問題。これが児童生徒らの中で大きな問題となっていることを知っている親、教師らはまだまだ少ない。また、知っていても何の有効な手も打てていない。
さっさと規制しろ。
教師はいじめ認識? 生徒ら漏らす 神戸・高3自殺
神戸市内の私立高校で飛び降り自殺をした男子生徒=当時(18)=が同級生らから金品を要求されていた事件で、複数の同級生らが「先生が(自殺した生徒を)いじめるなと話していた」 などと周囲に漏らしていたことが十九日、関係者の話で分かった。学校側は「(生徒が自殺する前に)教師がそのような話をしたとは聞いていない」と否定 。県教育課の聞き取り調査に対し「(一部の行為について)いじめと感じていた生徒もいたようだ」などと説明する一方、再度、教師らから事情を聞く方針を固めた。
関係者らによると、自殺した生徒に対する同級生らの日常的な嫌がらせについて、複数の生徒が今年四月ごろから「先生も知っている」「授業中に『いじめるな』と言っていた」などと知人に漏らしていたという。
同校は、生徒が自殺した七月、クラスメートらを対象にした聞き取り調査を実施。「同級生らが、罰ゲームと称して『うそをついたら一万円払え』というような遊びをしていたと聞いたが、恐喝とは認識していなかった」と説明していた。
県教育課に対して、同校は「罰ゲームは本人が払うと言い出したことで仲間同士の冗談と判断した」と報告。ただ、こうした行為について「いじめと感じる生徒もいたようだ」とも話したという。
生徒が自殺する前に、教師が「いじめをするな」と言ったとの発言について、「現時点では確認していない。いじめのサインがなかったかどうかも含め、あらためて教師らから話を聞きたい」としている。
また、自殺した生徒が恐喝未遂容疑で兵庫県警少年捜査課と須磨署に逮捕された同級生の男子生徒(17)とは別の同級生らから偽のブランド品を買わされたり、万引をさせられるなどしていたとの複数の情報もあり、同課などが裏付けを急いでいる。
一方、同課などは同日午前、逮捕した生徒を送検した。
これもよくあること。学校も教育委員会も「事なかれ主義」だから。なるべくなら「見殺し」を認めたくない。その気持ちが表れているから、弁解に無理があるのだ。
学校側が「罰ゲームは本人が払うと言い出したことで仲間同士の冗談と判断した」という弁解をしているが、これは要するに「自殺した本人のリアクションを見ていると冗談だと判断できた」という意味になる。つまり、これも遠回しに「いじめられっ子にも問題あり」と、いじめの最中または自殺後に言ってはならないことを言っているわけだ。
「僕はいじめられています」 と、なかなか言えない心理が分からない人間が、教育の現場にたくさんいるわけ。それが今回の場合、本人に「罰ゲームだから」と言わしめるに至っただけのこと。「罰ゲーム」かどうかは、一方的でない場合に成立する。いつも「罰ゲーム」を食らわされるのが同じ人間ならば、それは「いじめ」である。
これ を、読め。
「僕はいじめをやっています」 とも、なかなか言えるものではない。だから、いじめっ子も「これは罰ゲームだ」「これは冗談だ」「からかっているだけ」という。でも、これもいじめっ子と傍観者の常套句。こんな常套句を利用する学校や教育委員会は、もう剃髪して一から修行をやり直すしかないでしょう。
「僕らはいじめを見ないことにしています」 とも、なかなか言えない。この生徒を助けてやれなかった身近な人たちも、今になっていろいろ言ってももう被害者は帰ってこない。身近な人たちには、彼を助けるチャンスは本当はいくらでもあったのに。一生、傍観者になってしまった辛さを抱えて生きていかねばならない。二度と傍観者にはなるまいと言い聞かせてもらいたい。でも、今は真実だけを彼のために答えてあげていただきたい。
いつも言っていることだが、いじめの問題への取り組みは時間がかかる。そして、覚悟が必要。子どもが死ぬ前に、子どもらが殺す前に、周囲が見殺しにする前に動くことが肝心なのだ。
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関連記事:「いじめ対策支援」がまたも失業対策になりませんように(笑) いじめへの取り組みは時間がかかる 青少年の自殺率を減らしたければ、『ゆとり教育』をやめなさい! 文科相のメッセージより、保護者との対話を! 『いじめ』の犯人捜しという『いじめ』。 刺客ども、だらしない姿を見せるな。 伊吹大臣への応援歌 『臨床いじめ学』について 高校生意識調査にみる戦後教育の誤り いじめの根を絶ち子どもを守るガイド いじめのある現場で解決する策がある 永久に少数派 いじめ社会の完成 番長賛歌 など多数。
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2007.09.18
「いじめ対策支援」がまたも失業対策になりませんように(笑)
今回は(も?)、過激なことを書かせてもらいます。
「仲間はずれ」、「裏切り」、「見捨て」。この三拍子を兼ね備えたスクールカウンセラーが結構いるんですけど? スーパーバイザー(大学教員とか)でも、この三拍子が魔物クラスな人もいるよねえ。
まあ、スクールカウンセラーになるための資格を指定大学院制度でやってるんやけど、それ自体に大きな構造上の問題があるわけでね。
危機管理チーム結成 いじめ対策支援 文科省
北海道や福岡県で昨年秋、いじめが原因とみられる自殺が相次いで発覚したことを受けて、文部科学省は来年度、いじめ問題に取り組む「危機管理対策チーム」の創設支援や、スクールカウンセラー増員などの対策を実施する方針を固めた。
「いじめ総合対策」の主な内容は(1)学校内でいじめをはじめとする問題行動が起きた場合、精神科医や弁護士、カウンセラーなど外部専門家による危機管理対策チームを結成(2)人間関係を築く教育実践や異年齢交流など実践研究(3)生徒によるいじめをなくす主体的取り組みの支援−など。それぞれ30地域程度を選び支援する。
これまで中学校に優先的に配置されているスクールカウンセラーを、全国の小学校の約1割、2000校に派遣できるようにするほか、都道府県ごとにカウンセラーを監督・指導するスーパーバイザーを配置する。
また、フリースクールや個別相談など不登校対策に実績のあるNPO(民間非営利団体)や民間施設などに対し、学習カリキュラムや活動プログラムの調査研究について財政支援する。
一方、昨年10月に自殺した中学2年の男子生徒のいじめに教師が加担していたことが判明した福岡県筑前町では、いじめ防止に向け活動指針を策定するほか、児童生徒の居場所として「こども未来センター」(仮称)を開設するなど町ぐるみで対策に乗り出す。健全育成に向けた条例を制定する方針も決めた。
(2007/09/17 12:00)
残念ながら、スクールカウンセラーの増員は今のところほとんど無駄金になるやろな。食えない心理士が増え続けてるんやけど、その失業対策としての政策はええ加減にやめなさい。
文科省の相変わらず駄目なところは「ほれ、予算ついたからしっかりやってくれい」という姿勢。いくら学者が「専門家チームを作ればよい」と言ったとしても、データがなければ信用しちゃいかんよ。「文科省の役人は、データを読み取る力もない」と、他の省庁の役人さんに陰口を言われているのも分かる気がするよ。エビデンスが重要なんであって、有識者の主張なんかウンコ以下 やと思わきゃいかん。
いじめの問題については、うちのブログは専門カテゴリに入れて取り上げてきたけどね。まあ、本気でいじめの問題に取り組んで成果を上げたいならば、スクールカウンセラーには職を辞す姿勢で学校や教育委員会、また保護者と対決しなきゃならん局面があるっての 。自分はこういう局面を何度も経験してるけどね。「脅されても、脅し返す」くらいの胆力が無ければ無理。今まで何度、四十、五十を過ぎたオッサンを脅してきたことか(笑)。いじめ対策っていうのは、こういう信念や覚悟がいるんやって。
昨年秋以降、いじめ自殺の問題が取り沙汰されて以降、何かの記事で「臨床心理士は『心のケア』を専門にしているので、いじめのような問題にはあまり役立たない。スクールソーシャルワーカーのほうが専門なので検討が必要」 みたいな考え方が出されたこともあったよな。
これ、半分は賛成。残り半分は「笑える」。笑えるのは「臨床心理士は『心のケア』を専門にしている」という、ここへ来ての言い訳がましいところ。そもそも、「心のケア」って何やねん(笑)。まあ、いいや。
スクールソーシャルワーカーも家庭にまで介入できるような制度にするならば歓迎。しかし、今までの政府の動きを見ていれば、どうせこれも利権がらみで決められるんでしょ。とにかく、毎度のことながら専門家を養成するシステムが酷すぎるからね。心理士もソーシャルワーカーも、自分が叱りつけなきゃならんような人が指導者のお偉いさんになったりするんやからな。
権力者に迎合しているようなカウンセラーに何ができるねん。まずは偉そうにふんぞり返っている大学教員や医師にエビデンスから虚心坦懐に学ぶ姿勢がなければならんのだが、それが出来りゃあもっと世の中よくなってますわ。
キーワードは、冒頭で言ったように「仲間はずれ」、「裏切り」、「見捨て」。こういう「いじめの構造」が、専門家を養成する構造の中にあるということに気付くことから始めていただきたい。
まあ、とにかく教育の問題については『居酒屋論議』 が可能な分野なので(嘲笑)、いつも言ってるように誰でも好き勝手なことを言えるわけよ。自然科学の基礎知識も身に付けていないのが、知ったようなことを言うから馬鹿にされるんよ。要らんからな、うちのブログにはデータ無き者の反論など。居酒屋でやってろ。
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関連記事:いじめへの取り組みは時間がかかる どうなんでしょうねぇ、臨床心理士って。 「校内暴力、過去最多」。そりゃそうでしょ。 役に立つのか、教職大学院!? 現職教員にも教員免許更新制度の可能性が 困った子どもとのかかわり方 教育の常識は非常識 など多数。
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2007.09.10
子どものケータイを制限する応援団
今回は引用が長いんですけどね。
良い記事だから、斜め読みせずにゆっくり読んでチョーダイ。
「ケータイを甘く見るな」 “最強のおもちゃ”が子どもの脅威に (1/2)
携帯電話は“うちでのこづち”。無料ゲームも小遣い稼ぎも出会いも、携帯1つで何でもできる。「携帯電話が子どもの健全育成の脅威になっている」——専門家が警告する。 2007年08月28日 21時09分 更新
「携帯電話は子どもにとって“うちでのこづち”。子どもは携帯を通じてお小遣いを手に入れ、食事をおごってもらい、家まで送ってくれる人を見つけ、アダルトグッズを買っている」——子どものネット利用を研究している群馬大学社会情報学部大学院の下田博次教授は、携帯サイトが子どもの健全育成の脅威になっている、と警告を鳴らす。
携帯電話は子どもにとって「史上最強のメディアで、最高のおもちゃ」と下田教授は言う。ただ「営利主義で開発された端末で、子どもが使うとトラブルに巻き込まれたり生活リズムが崩れたりするなど、欠点だらけ」とし、携帯キャリアによるフィルタリングサービスの充実や、親への啓発などが必要と説く。
下田教授は、ディー・エヌ・エー(DeNA)と毎日新聞社が8月28日に開いたシンポジウム「10代の『ケータイ』事情〜子どもたちと携帯電話のあかるい未来をめざして〜」で講演。DeNAの南場智子社長、タレントの香坂みゆきさんらとのパネルディスカッションにも参加し、子どもと携帯電話の関係について語った。
■ケータイはうちでのこづち
「エンコー(援助交際)にはケータイが不可欠。知らないおじさんに路上で声をかけるのは抵抗があっても、出会い系サイトなら手軽だし親にもばれない」——下田教授は、売春していた女子中高生からこんな話を聞いたという。
出会い系サイトの“使い道”は売春だけではない。「フグを食べたいけどおごってくれる人いませんか」などと書き込み、実際にフグをおごってもらった例、「今ここにいるんだけど遊んでくれる人いませんか?」「車で家まで送ってくれませんか?」などと書き込み、見知らぬ大人と遊んだり、家まで送ってもらったりする例もあるいう。
出会い系に限らず、携帯ネットには何でもある。「無料でゲームでき、漫画も読め、話し相手を見つけられ、アダルトコンテンツも利用できる。今話題になっている『闇の職業安定所』などを通じてお金稼ぎも可能。授業中に出会い系サイトにもアクセスしている子どももいる」
現実社会で大人が「子どもに見せたくない」と規制していたり、警戒しているものにも、携帯ネットなら子どもが直接アクセス可能だ。
「携帯ネットなら親や社会の目をバイパスでき、大人が子どもに与える“健全育成の規範”から自由になれるツールだ。子どもにとってこんなに面白いものはないだろうし、私が今中学生でも携帯が欲しいと言っただろう。大人から『やってはいけない』と言われることを全部できるから」——下田教授は、携帯の“面白さ”をこう皮肉る。
■「知らなかった」と親は言う
携帯ネットの特性や危険性をよく認識せず、ねだられるがままに子どもに携帯を持たせる親が多いという。「携帯サイトでトラブルに巻き込まれた子どもの親が必ず言うのは、『知らなかった、携帯でこんなことができるなんて』。このせりふはここ数年変わらない。携帯を甘く見ている」
下田教授の研究室には、携帯サイトが絡む事件に関連する警察からの相談が何度となくあったといい、親や教師から「学校裏サイト」に関する相談も受ける。「大人が秩序だった環境を作らないから、子どもたちが苦しんでいる」
そもそも携帯は、子どもを健全育成するためのツールとして発達したのではない。子どもの育成にどう影響するかがきちんと考えられないまま、子どもに人気のサービスが提供され続けている。
「iモードは思春期の心理をついたサービスだった。ある携帯関連の経営者が『子ども向けビジネスがこんなにもうかるとは』と言っていたほど。携帯ネット上には遊園地のような“グレーな”遊び場がどんどん増えている」
■「過渡期の問題」で済ませてはいけない
「携帯ネット関連のトラブルは、過渡期の問題。子どもはしっかりしているし、それほど問題視しなくていい」という意見もあるが、下田教授は否定的だ。
下田教授の仰るとおり。
続き。
「ケータイを甘く見るな」 “最強のおもちゃ”が子どもの脅威に (2/2) 2007年08月28日 21時09分 更新
「携帯ネットに限らず有害情報は昔からあったという人もいる。だが携帯は、テレビなど従来のメディアとは異なる双方向でダイレクトなメディア。ネットを知らない世代がよく知らずに『問題ない』と言っては危険だ」
「新しい携帯文化が生まれる前の生みの苦しみだと言う人もいるが、今の携帯ネットは『ただ面白ければいい』という世界。携帯では論文は読めない。将来、携帯を使った“夢の社会”が到来する可能性は否定しないが、今の子どもの苦しみを無視していてはそんな社会もありえない」
■「モバゲータウン」の対策
「モバゲーの急成長は予想外。若年層にここまでヘビーに使ってもらえるということはさらに予想外だった。社会的責任を感じている」——10代に人気の携帯ゲーム&SNS「モバゲータウン」を運営する南場社長はこう話し、その思いが今回のシンポジウムを開く動機にもなったという。
モバゲーは「大半は善意の利用」(南場社長)だが、ユーザーの善意に甘えず、子どもたちをトラブルに巻き込まないための対策も進めている。「実際の出会いを目的にした書き込みや、携帯メールアドレスの交換は禁止」などルールを定めているほか、問題のある書き込みを24時間体制でチェックしたり、ルール違反を犯すユーザーのアカウントを停止するなど——といったものだ。
強制退会でユーザーが減少することは、同社のビジネスにとっては痛手だが、南場社長は「疑わしきは罰する、という厳しい姿勢でやっている」といい、1日数百件の強制退会処理を行っているという。
若年層ならではの難しさにも直面する。「10代の言葉はどんどん変わっていくから、問題のあるキーワードのフィルタリングも困難。一定量のテキストを毎日チェックすることで言葉に慣れるなど、さまざまな手法を試している。いたちごっこの部分もあるが、諦めずに対策していきたい」
■「携帯を渡さない」という選択肢
携帯が絡むトラブルに子どもが巻き込まれるのを防ぐためには、どういった対策が有効だろうか。フィルタリングサービスの利用や、子どもと一緒に親を啓発する、といった取り組みなども、徐々に広がっている。
「一義的な責任は携帯電話会社にある」と下田教授は指摘する。「現状ではキッズケータイですら問題サイトにアクセスできる。有害情報を扱えない端末をまず売るべき。親の教育に期待するのはその次だろう」
携帯だけが問題なのではない、という意見もある。「モバゲーで、子ども同士のけんかに母親からクレームが来て、『この子とこの子は強制退会させ、うちの子は残してください』などと言われることもある。これは携帯だからという問題ではなく、親として問題だろう」(南場社長)
「不安になるぐらいなら、そもそも携帯を子どもに持たせるべきではない」——5歳と10歳の子どもを持つ香坂みゆきさんは言う。「子どもがねだるからという理由だけで安易に持たせ、その後困ったと騒ぐのは順番が逆では。不安なら持たせないようにし『だめなものはだめ』と子どもにはっきり言うべき」(香坂さん)
ちょっと引用が長かったが、主張はその通りですよ。
情報社会学がご専門の先生による警鐘ですな。当ブログでは、心理学や教育の立場からの警鐘。以前から指摘してきた携帯電話の問題点。
今度、11月23日に国立成育医療センターにてシンポジウム やるので、関心のある方はお越し下さい。発達心理学や子育て論の立場から、携帯電話を持たせることによる問題点を明らかにしていきます。
さっそく、またアッチコッチから取材依頼があるんやけどね。
しかしさあ、記者さんたちよぉ。皆さんは、自分の過激な提言を掲載に踏み切るほどの根性はあるのかね? 取材の時間すら無駄なんですけどー。取材にお付き合いしている時間、他の仕事を断ってるんですよ。
そりゃ、記者さんらはいっつも納得して帰ってくれるのはええんやけどさ。編集部に戻ったら、どうせ幹部にボツにされるんでしょ? まあ、こっちも掲載できないっての分かってるし、最初から期待してないから。でも、自分には時間が無いんよ。だから、クビになってでも掲載するって覚悟のない記者は、大学の研究室に気軽に電話してこないでね。
今週は、こんな過激な男の話を聞きたいというPTAのご要望で、とある中学校まで講演に行ってきます。
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関連記事:トイレですること(煙草、マリファナ、携帯電話) 蔓延する携帯電話依存症 米企業によるキッズケータイ洗脳が始まる 携帯電話中毒者の事例 子どもに携帯を持たせないマドンナは賢母 泥酔客を飛行機に乗せるなかれ 携帯電話が、子どもの安全を守るか!? 公共心 崩壊している おやじなり 拝金主義の国、ニッポン。 携帯電話を規制する など。
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2007.09.06
初ワイハからアロハ〜♪
成田からドタバタとワイハ入り。ぷらいべーと?
んなわけ、ないでしょーが。
現地在住の家族支援。
アメリカではこれまで、ニューヨーク、シカゴ、LA、サンディエゴで出張セラピーをやってきたが、ハワイでは初めて。新しい場所が苦手という「場所見知り」があるので、ちょっと緊張しながらホノルル到着。しかも、悪いことに飛行機の中で持病の頭痛が。こういうときは必殺技ダ、「テ〜イク、メディシーン!」 。
ホノルルに着いてみたら拍子抜け。アナウンスは日本語、看板も日本語、入国審査も税関も、こっちが英語で喋ってるのに日本語で返して来られるんだもん。税関のオヤジも「ヒャクマンエン、モッテ、 ケ マシタカ〜?」 とか妙な日本語で聞いてくるし(笑)。そういや、機内で隣だった老婆は思いっきり日本人の顔してるくせに、英語しか喋れない現地人だった。
飛行機では絶対に眠れないので、時差ぼけしながらワイキキのホテルで夕食。なんか、やっぱり沖縄に似ているよね。だから、何遍もハワイのことを聞くつもりで「沖縄では・・・・」と間違えてしまう。2日目になると、「ここはアメリカ」というより「ハワイはハワイだ」とトートロジーも使って納得。
2日目に家族支援をしました。トレーニーの何気ないリアクションが、かわいいんですよね。世界中、どこへ行っても求められることは同じだし、明確で具体的なビジョンを家族に示していくのが自分の仕事。ときに厳しいことを言っても、それが必要なことだと理解してくれる親御さんは、親としての地頭が強いんだと思うね。なにげに、トークン・エコノミー法 とかをうまく応用して成功してくれてるし(スバラスィ)。自分のかわいい教え子も、直接指導によって新しいことをどんどん学習してくれる。これまたスバラスィ。
お仕事の後、束の間のハワイ滞在のために親御さんがプチ観光にお付き合い下さいました。
ワイキキは人がいっぱいということで、地元の人に人気の静かなビーチへ繰り出す。こんな景色。
ちょっと寒かったけど、子どもらと一緒に海水浴。波が来て、波に揺られて、笑うだけ。ホント、海の中で笑いっぱなしだった。
日本からやってきた日本人と遊ぶだけでも楽しいでしょうに、海水浴、遊び上手で子どもと動物にはモテモテの自分という3つの要素が合わさると、子どもらのハッピーな笑顔といったら、そりゃあもう極上。
世界最強ベビーシッター でしたよ(笑)。
近くの超高級ホテル のプールで飼っているイルカも見てきました。ちょうどトレーニングの最中でした。思いっきり間近でチェックできましたよ。
思いっきり「オペラント条件づけ」なんですね。イルカが「ねえ、ねえ、褒めてよ」 ってな感じで、トレーナーの近くで顔を出す辺り「やっぱ、チミたちもボクらと同じ哺乳類ですな!」 と納得。Sea Worldで見たときよりも親近感があったよ。
いつか、ドルフィン・エンカウンターをやってみたいね。きっと、自分ならオペラント条件づけで勝手にトレーニングを始めてしまうと思うけど(笑)。動物へのオペラント条件づけの参考図書として、所属学会の先生方の教科書を紹介しておきます。
沖縄でやった「きょうだいの会」 のハワイ版という感じの楽しい一日でした。
夜には、ハワイでは定番のコンビニ(スーパー?)といわれる、ABCマートへ。食品類のラインナップが、ジャパニーズって感じ。「ざるそば」とか「いなりずし」なんかも揃ってた。中には「スパムむすび」みたいに、日本とハワイのコラボ作品も。
ほれ、これが「ざるそば」の写真。ひらがなで商品名が書かれてる。
多分、美味しいと思う。ABCマート、恐るべし。日本語でいえば「いろは屋」か。
そして、その翌日はもう帰国する日。帰国したら自宅へ戻って職場で仕事して、またすぐに日本各地を転々とする日々へ。
依頼原稿やら4本ほど貯まっているので、移動中にパソコン開いてガンバッとります。真面目かどうかは分かりませんが、遊んでるわけじゃありませんからね。
帰りの飛行機。眠れそうで眠れずにウトウトしている頃、機長が「左下にフレンチフライが食えます」とかなんとか言うんで、「へ? マクドの支店が太平洋上に?」と。左側窓席だったので、外を見てビックリ。これ、ミッドウェーのフレンチフリーゲート礁 じゃん。あわてて、写メは使えないのでPDA内蔵カメラで撮影。ハウ・ビューリホー。
しかし、PDAからPCにファイルを送る方法が分からない機械オンチ野郎なので、みなさんにはお見せできず。正直、スマン。 そんなわけで、初ワイハはプライベートではなく、やっぱり超過密スケジュールなお仕事なのでした。
マハロ!
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関連記事:きょうだいの会 in 沖縄 2007 たまには仕事のことを(研究室の惨状はオマケ) トルネード・チューブ トークン・エコノミー法(後編) トークン・エコノミー法(前編) など。
Posted by 奥田健次 教育 , 特別支援教育 | Permalink
2007.09.05
乳児は「指しゃぶり」して当然でしょ
安易に「園児」とか「幼児」とか「子ども」って言うなよ。
この辺りが、シロウトの恐ろしいところ。メディアが悪い!
また「信じられな〜い!」とか聞こえてきそうだが、いるんだって。こういう保育士も。今まで、実際に何人か出会ってきたけどね。神経質な人に多いね。
指しゃぶりダメ!で園児の指にからし 甲府の保育園
8月30日13時14分配信 産経新聞
甲府市の社会福祉法人「甲西厚生会和成保育園」(深沢久江園長)で、50代の女性保育士が指しゃぶりをやめさせようと、当時 3カ月の男子園児 の指にからしを塗っていたことが30日、分かった。定期監査で事実を確認した山梨県は「不適切な対応」として22日に改善報告書を1カ月以内に提出するよう同園に求めた。 県福祉保健総務課監査指導室と同園によると、女性保育士は昨年秋、男児の片手の中指1本にからしを塗ったという。男児の保護者から「指しゃぶりがひどい」と申し送りがあったというが、保護者や園長に、からしを塗ることの許可などは得ていなかった。 観察指導室には今年2月に情報提供があったが事実を確認できず、6月の定期監査で他の保育士らから事情聴取して事実を確認。女性保育士は園の調査に「指をしゃぶるのでよだれがひどくなり、あごがただれてしまったので、見かねて自らの判断でやった。1回だけだが、本当に反省している」と説明したという。 深沢園長は29日に保護者に経緯を説明したといい「保護者から苦情などはなかったが、不適切な対処をしてしまい申し訳ない。再発防止をしたい」と話した。
まずは、生後3か月児ってのは「乳児」と表記すべきでしょうが。見出しは「乳児の指にからし」と書いて下さい。
シロウトの言い方で「子どものわがままを許容すべきだ」「いや、許容すべきでない」という議論もひどく幼稚な議論。時間の無駄で、何の実も結ばない。
子ども一般について語る場合、そもそも「子ども」って何歳程度の子どものことを言っているのか確認していただきたい。子どもの年齢によって、またその発達の状態によって、課題や対応は異なるんやからね。 まあ、そこまでマスコミに理解しろというのは酷かもしれない。
それが、発達の勉強をしているはずの専門家ですら、安易に「子どもとは」などと勝手な子ども像(しかも年齢や発達段階を無視している)を描いている人も少なくない。どうも、子どもに関わる仕事をしている連中には、「思い込み」で仕事している人が多くて困る。「思い入れ」が強いというか。
「思い込み」ではなく、エビデンスに基づいて仕事をしていただきたい。「思い入れ」だけで議論されるのも迷惑な話だ。
エビデンスをどのように検証しながら仕事するか。それは、基本的な科学的手法を身に付けてなければ話になりません。有資格者ですら、こういう基礎が出来ていない人がゴロゴロいる。まあ、こんな有資格者を生み出している大学教員に、基礎もろくに出来ない連中がいるんだから呆れますね。
この新聞記事ですが、「からしを使うなんてとんでもない」というよりも、「指しゃぶりをして当然の乳児に、何をするねん!」という怒りと驚きをもつべきでしょう。保護者には「3か月の子どもなら、指しゃぶりはまったく自然なことですよ」と指導すべき です。それなのに、この園長は「不適切な対処をしてしまい申し訳ない」と不適切なコメントをしている。批判に対する逃げですかね。
これでまた、色んなフレキシブルなアイデアを利用した保育方法やセラピーが気持ち的に制限されるのだとすれば、大きな損失。まあ、アイデアに枯渇したことのない自分にとっては、まさに一人勝ちですけどね。
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関連記事:小学校 学級づくりの救急箱 児童相談所の職員に求められること 困った子どもとのかかわり方 集中講義(本編) 現職教員にも教員免許更新制度の可能性が 全体研修より事例研を(2) 子どもを上手く育てるために など多数。
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2007.09.02
宿題代行業すらビジネスになる亡国
呆れた。お酒飲んだら代行運転。宿題ギブアップなら宿題代行ですか。
戦後日本のアホさ加減も、ホント底を知らないな。
金で解決…親も子供も宿題丸投げ 代行業者が繁盛
「読書感想文」から「自由研究」まで、夏休みの宿題を片づける「宿題代行業者」が登場し、賛否を呼んでいる。メールなどで届いた依頼に、アルバイトの学生らが有料で応える。多くの小中学校で夏休み最後となる今週末は“駆け込み客”が殺到しているというが、「家庭学習の習慣を身につけるという本来の趣旨に反している」と、教育関係者は批判的だ。
■有名大学生らが登録
インターネット上で宿題代行サイトを主宰するのは大阪市内の20代の男性。このサイトには東大や京大、阪大、関関同立など全国の有名大学生らが多数、登録している。
算数の文章問題は1問500円、読書感想文は2万円で引き受けるほか、大学生のリポート(2万円〜)や卒業論文(30万円程度)まで幅広く手がけている。
そのほか、夏休みの宿題の定番である工作(5万円)や自由研究(2万円)なども請け負っており、これまで実際に「アリの研究」や「河川敷の水質調査」などを提供したという。
依頼は主に親 からで、「子供の宿題が期限に間に合わないから」という理由がほとんど。中には小学生本人から注文が来たこともあるという。メールやFAXで受けた依頼を、業者を介して登録学生に発注。高額バイトとして一部の学生に人気があり、中には月20万円以上稼ぐ学生もいるという。
■夏休みは稼ぎ時
夏休みには問い合わせが通常の約3倍になるといい、今年はこれまでに、小学生の夏休みの宿題だけで約40件の注文があったという。代行業者は「夏休みが終わる今週末は全国からの駆け込み客が増えている」と話す。
こうした状況に文部科学省は「家庭学習の習慣を身につけるのが宿題の本来のねらい。その趣旨からも、宿題を丸投げするのはおかしい」。大阪府教育委員会も「宿題をお金で解決するという保護者の考えが気になる。それをビジネスにしてしまう業者もどうか。子供の成長を一番に考えればゆゆしき事態だ」と異議を唱える。
■韓国でも問題化
一方、代行業者は「読書感想文などは、あくまで参考用に渡しており、そのまま提出することは禁止している」というが、実際は目が届かないのが現状だ。
インターネット上では、ほかにも大学生の卒業論文を代行する業者 が増えており、韓国では500サイト以上が乱立。すでに出来上がっている論文などを提供するサイトもあり、日本よりも一足早く問題になっているという。
三重大学の奥村晴彦教授(情報教育)は「宿題や課題は結果より努力した跡が大切。お金で買ったものでは意味がない。保護者や業者も『何でも金で解決できる』という考え方を子供の心に植え付けるのは良くない」と話している。
(2007/09/01 16:33)
文部科学省も相変わらず頼りねえなあ。「おかしい」って何ソレ? 大阪府教委もさ、「気になる」「どうか」ですか。
詐欺だろ、詐欺! はっきりと詐欺と言えよ。
替え玉受験は駄目で、宿題なら代行OK? 日本人のネクタイ組は阿呆だらけやな。だからさ、不正をはっきりと不正と言えない大人が増殖してるんよ。こういう不正を不正と言えない大人どもが、戦後の日本社会をどんどん悪くしてる。
代行業者が繁盛してるって? ああ? それなら、事業拡大すればええんちゃう? ほれ、大学を受験しまくって合格実績出しまくりの頭の良い生徒を全国から登録させてさあ。んで、替え玉受験させればええやん。人材バンクみたいにやってれば、受験生に近い顔した人に受験に行ってもらったらええんでしょうが。今よりもっと儲かるぞ。
お前ら、儲かればええんやろ? バレなければええんやろ? ええよ。どうせ、行政の役人さんらは「そういうのは、どうか」「そういうのは、おかしい」「そういうのは、ちょっと」しか言えないんやからな。
ホリエ某とやらが「金で買えないものはない」と言って、メディアも最初は好意的に扱ってきたやん。コイズミ流の新自由主義の象徴といえるわな。それでも、「規制緩和、民間に任せろ」と言い続けるわけやろ。そりゃあんた、行政も「それは、ちょっとどうかと思いますよ」としか言えなくなるって。現にそうなってるやんか。
どんなアホ社会やねん。『父性』が足りないから『不正』が野放しになっとるんやって。エゴグラムでいうところの、CP(厳格な父)の低さ。ダメ親父だらけの亡国日本。
ここまでデタラメで馬鹿だらけやと、ブログ続けるのもまたアホらしくなってきた。溜め息しか出えへんよ。ったく。
←ポチっと一押しに感謝。
関連記事:政府資産を92兆以上圧縮するんだって 計算しまくりの村上ファンド ホリエモンにメッセージ など。
Posted by 奥田健次 教育 , 社会 | Permalink
2007.08.31
トイレですること(煙草、マリファナ、携帯電話)
煙草やマリファナ、薬物なんかから子どもを守らなきゃならんのに。
携帯電話は簡単に持たせるんよね。携帯電話の通信業界、大儲けできるからね。
もう3か月前にホームページでお知らせした けど、今年11月にまた国立の病院でお話しします。
最初、学会シンポジウム企画者の先生に頂いたタイトルは、確か「麻薬は子どもに持たせないのに、携帯電話はなぜ持たせるのか?」 という過激なものでした(苦笑)。
まあ、自分のキャラクターを良くご存じの先生方ですからね。うちのブログも読んで下さっているようでして。確かに、以前から「携帯電話を子どもに持たせるな」エントリーを連発してましたからね。
自分から過激な路線を選ぶのは遠慮がないんやけど、過激なことをお話しして下さいと言われると「いやあ、ちょっとそれはやり過ぎでは?」と躊躇してしまうカワイイ自分です。
当日のタイトルは少し柔らかくさせていただくつもりです。
さて、今回はちょっと前の記事ですが、まずはこれ。
「トイレや浴室でもメールチェック」53%——AOL調査
携帯端末での電子メールの利用は、3年前から倍増。「メール中毒」を自認する人は15%で、旅行の計画の際にメールのアクセスを考慮する人も4割に達する。
2007年07月28日 07時44分 更新
携帯端末での電子メール送受信が容易になるにつれ、いつでもどこでもメールを確認する「メール中毒」が増えている ——米AOLは7月26日、メールの使用に関するこんな調査報告を発表した。
調査は、AOLが米調査会社のOpinion Researchと共同で、米国の4025人(13歳以上)を対象に実施。報告によると、携帯端末での電子メールの使用は、2004年の調査からほぼ倍増。携帯所有者の59%が、メールが着信するたびに携帯で確認すると回答。43%は、眠るときにも携帯をそばに置き、メールの着信が分かるようにしているという。また、携帯をメールの送受信に使用する人のうち、寝室でもメールを確認する人は59%、トイレや浴室では53%、運転中は37%に上る。12%は教会でもメールの確認をするという。
また、携帯を使用しない人も含めた回答者全体の15%は「メール中毒」を自認しており、この比率は女性の方が高い(女性16%、男性は13%)。回答者の10人に4人は、休暇の計画を立てる際、メールアクセスが可能かどうかは「ある程度」または「非常に」重要だとしており、休暇中に、実際に毎日メールをチェックする人は83%に上る。職場で私用メールを1日3回はチェックするという人は60%で、それに罪悪感を感じる人は28%だった。
まあ、こんなもんでしょ。
「トイレで何をコソコソやってんだ? マリファナか? 何!? ケータイ?」みたいにさ。いよいよ、携帯電話も煙草やマリファナみたいになってきたねえ。煙草とかマリファナの経験は皆無やけど、中学や高校の頃は学校のトイレで古き良き番長と、焼酎やウイスキーで乾杯したこともあったなあ。番長、元気かなあ。
自分は大学で講義をやる前に「携帯電話の電源はマナーモードではなく、電源をお切り下さい」 と客室乗務員のアナウンスそっくりに独自ルールを与えてやってるけどね。そんなルールもない講義では、学生の中には講義よりも携帯メールの着信ばかり気にしているのもいれば、ビョーキな学生は返信までしてるらしいんよね。
だからさあ、携帯電話には麻薬と同じような中毒症状があるんやって。携帯電話依存症なの。
酒、煙草、ギャンブルは成人になってからっていうのはどうして? そりゃ、子どものうちからこれらを始めると習慣強度が高すぎて治らなくなるからですよ。大人は、それを分かっているから規制しているわけで。人間の知恵やね。
ところが現代に生まれた携帯電話に限っては、現代に生きる人間の知恵ももう働かないみたい。そりゃあもう、どえらく儲かるからでしょう。
「子どもへの虐待は反対!」などと言うてる人は、子どもに携帯電話を持たせるのも体を張って反対して下さいね。子どもにせがまれるままに携帯電話を持たせて、その一方で「子ども虐待反対!」ってのは大嘘つきですから。子どもに携帯電話を持たせるのに賛成する人は、子ども虐待を容認する人と断定します。
反論無用。まあ、最近の読者は過去の記事をしっかりお読み下さい。これとか 。
たとえば以前の記事、「携帯電話を規制する」 で、子どもに携帯電話を持たせることを法律で禁止するべきであると述べたが、新自由主義ではこの考えを採用しない。なぜなら、中毒性のある 携帯電話を子どもの頃から持たせておくことこそ、電話会社の長期的な利益になるからである。カネ儲けのためなら子どもをビョーキにしておけ ってなもんだ。
おお、我ながら過激素敵なことを言うてるぜ。
この、私家版・携帯電話規制法案のエントリー も、いまなお笑えるぜー(自画自賛)。
あ、新しい通信方法を思いついた。「十八歳未満携帯電話禁止法及び伝書鳩奨励法案」 。これ、いいね(笑)。やっぱ青少年には伝書鳩ですよ、デンショバト。慶應義塾大学はじめ、伝書鳩の訓練には歴史があるからな。マジで実現してくれませんかねえ。
携帯電話会社もちょっと反省してさ。新しい会社も作ってさ。『NTT PoPoPo』とか『J-pigeon』とか、鳩っぽい名前にしてさあ(爆笑)。いや、まじめに。平和の印だよ。
生徒「センセー、カラスじゃあ駄目なんですか?」 先生「カラスは駄目だ、アイツらは戻ってこん!」 生徒「るせー、俺はカラスでA子ちゃんにPメール届けてやるぜ!」 先生「勝手にしろ!」 (そして、後日)生徒「センセー、俺のカラス、帰ってきませんでした」 先生「な、言わんこっちゃない、鳩にしなさい、鳩に」 生徒「そうするよ」
うーん、平和だ。平和な会話だ(笑)。
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関連記事:蔓延する携帯電話依存症 米企業によるキッズケータイ洗脳が始まる 携帯電話中毒者の事例 子どもに携帯を持たせないマドンナは賢母 泥酔客を飛行機に乗せるなかれ 携帯電話が、子どもの安全を守るか!? 拝金主義の国、ニッポン。 携帯電話を規制する など。
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2007.08.28
ネットカフェ難民に財政支援する気か?
ネットカフェ難民「自力で脱出は困難」 その日暮らし、貯金なく
厚生労働省が全国に約5400人いると推計したネットカフェ難民。経験者は「いったん落ち込むと抜け出すのは難しい」と振り返る。4割が路上生活を経験しており「ホームレスの一形態」とみる支援者もいる。
「実際にはもっと多いんじゃないか」
3カ月前まで東京で日雇い派遣労働者として働きながら、1年以上にわたってインターネットカフェで暮らしていた20代の男性は話す。
男性はかつての生活を、「路上生活とアパート暮らしの中間」と表現する。「テレビもパソコンもあって、そこそこ快適だから『これでいいか』と思っちゃう部分がある」
厚労省の調査では「敷金など入居費用の貯蓄の難しさ」が原因で住居が確保できないとの回答が多かったが、男性も「その日暮らしで貯金は無理。自分の力だけでは脱出できない」と振り返る。男性の場合、実家に帰ることで生活を立て直したという。
大阪でホームレスを支援する「野宿者ネットワーク」の生田武志代表は「仕事が途絶えれば、すぐに路上生活。ホームレスの一形態ととらえるべきだ。若年ホームレスの増加につながっていく恐れがある」と指摘する。生田さんは「行政は、不安定就労の労働者がネットカフェ生活に入る前の早い段階で支援することを考えてほしい」と求めた。
厚生労働省もさー、医薬関係は頭の良い官僚ばっかりなんやけど。
こういう労働関係とか福祉関係は何だっての? また意識調査?
支援が必要ってのは、これ(ゼニ)のことですかね。当事者が「だって貯金がないんだもん!」って言うたら、財政支援をするってのかよ。
はっきりいって、無駄。二十歳を過ぎて保護者の『おしりかじり虫』、違うわ、「すねかじり虫」していてさあ。保護者が脛をかじらせているわけ。「いつか、うちの子も立派になってくれるわ!」なんて言いながらさー。生活習慣から乱れてるっちゅーの。仕事しなくても食えるようにしてあげてるんやからさ。そりゃ、あんた。気分だけで労働したりやめたりってなるでしょうが。病気にもなるっちゅうねん。
「テレビもパソコンもあるし、そこそこ快適だからまあ良いか」となっちゃうわけでしょ。これって、ネットカフェ難民だけでなくって、戦後日本人の平和ボケ連中も似たり寄ったり。「アメリカやアジア各国に謝っておけば、そこそこ平和な生活ができるから、まあいいじゃない。テレビもパソコンも車もあるんだし」なんて思っている奴らに、ネットカフェ難民やそんな難民を生み出した社会を非難する資格なし。
厚生労働省も、もし金を使うんなら違う使い方をしなよ。
キャンプ(軍隊のほうね)とかがええんちゃうか? ほれ、流行ってるんでしょ、日本で。あの、ビリーズ・ブート・キャンプとかいうの。
軍隊に放り込んで強制収容して、強制労働。まずは生活習慣改善からやらんといかんよ。そうでないと、バッタバッタ死んでしまうがな。生活習慣が改善できたら、働いて稼ぐ。買い物して飯を作って片付ける。同時に、稼いだ金で適度に遊ぶ練習も教えてあげるわけさ。
いきなり強制労働はいかんよ。でも、そういうアプローチが必要なのは間違いない。ってゆーか、親が「二十歳になったら家から出ていけ!」と育てておくべきなの。自分がいつも言ってることなんやけどね。
金を渡すことが支援と考えちゃいかんよ。教育が大事なんやって。
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関連記事:日本の矯正教育について など。
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2007.08.22
保育料を払わない親
保育料の滞納、90億円 厚労省が初の全国調査 2007年08月22日06時00分
全国の認可保育所の保育料を06年度に滞納した保護者が約8万6000人おり、滞納額は約90億円にのぼることが21日、厚生労働省の初の全国調査で明らかになった。滞納が増えていると答えた市区町村の6割強が滞納の原因として「保護者の規範意識の問題」 を挙げた。同省は、保護者への働きかけを強化する一方、差し押さえなど滞納処分の厳格化を求める通知を自治体に出す。一方、識者の中には、詳細な滞納原因の調査を求める声もある。
全国1827市区町村を対象に実施し、1808自治体から回答を得た。
保護者数は、保育所に通っている子ども1人につき1人と計算。保護者231万2760人のうち、3.7%の8万5963人が保育料を滞納していた。主要都市(政令指定市と中核市)別では、北海道旭川市の滞納者率が13.4%で最も高く、函館市11.5%、東大阪市10.4%などが続く。
保護者が負担するべき保育料総額4784億円のうち、滞納額は1.9%の89億7000万円。対応では、督促状の送付は約79万9000件、差し押さえなども634件あった。
この5年間で滞納が増えていると答えた1019市区町村に原因を聞いたところ、65.9%の自治体が「保護者の規範意識の問題」とし、「保護者の収入減少」は19.4% だった。そのほか、「入所児童の増加に伴い滞納も増加」などの指摘もあった。
白梅学園大副学長の汐見稔幸教授は、滞納者数の割合に比べて滞納額の割合が少ないことから、保護者負担額の少ない低所得層に滞納者が多いと指摘。「安易にモラルの問題と決めつけないで、なぜ滞納しているのか実態を把握し、必要な補助を考えた上で、払えるのに払わない人への対応を考えるべきだ」としている。
ま、確かに家庭側の言い分でいけば「生活が楽でない」という状況がある。
しかし、生活が楽でないと「言えば」、何をやっても良いのか?
甘えの主張 。これが蔓延ると、ろくな社会にならん。大人になっていない親が増えていて、言っていることが子どものまんま。また、甘えの主張を許容する側にも問題があるわけ。
たとえ、母子家庭であろうと子どもを信頼して預ける以上、身勝手な甘えは許されるものではない。公的援助も受けてしっかり仕事をしつつ、負担すべきものは支払う。それをけなげに甘えずに生きているシングルマザーもいるわけよ。そういう、けなげでひたむきな親もいるんやからね。
子どもを預かる側からすれば、真剣に命を預かっているわけやから。
払うべきものを払わずに放っておける人って、一体どんな身勝手な理屈を作り出してんでしょうかね。『身勝手な理屈事典』なんて編さんできそうやな。
あ、ちなみに年金についてはまた別の考えをしなきゃならん。読者は自分で考えてみるように。子ども預けている保育とは違うでしょ。
甘えている親。相手の立場に立って考える思考力の低下が著しいんでしょうな。また、『恥』という感覚すら欠如してしまっとるんでしょう。
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関連記事:給食費を払わない保護者 「おかずもお願い」 子どもに携帯を持たせないマドンナは賢母 どうしようもない保護者 など。
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2007.07.24
【日本改悪】教師用「訴訟保険」【外資ウハウハ】
ははは(笑)、シャレにならねえ!
昨日、岡山で教師向け研修会 にて「モンスターペアレント対策として、学校で弁護士を雇うことに賛成していてはいけませんよ!」「司法に合法か違法かを任せるやり方は、学校のあるべき姿ではない」「どうせ親も弁護士を雇うようになるんやから、儲かるのは保険会社と弁護士だけ」という話もした。
そしたらさっそく(笑)。
読売新聞の最新記事。
教師用「訴訟保険」需要急増、都の公立校では加入者3割強
保護者などから起こされる訴訟に備え、保険に加入する教師が増えている。
大手損害保険会社の大半が教師専用の保険を扱っているほか、公務員全般を対象にした保険を利用する教師も多い。東京都の公立学校では今年、保険に加入する教職員が3分の1を超えた。こうした状況は、学校に対する親の理不尽なクレームが深刻化する中、教師たちが「いつ訴えられるかわからない」という不安を抱いていることを示している。
複数の大手損保によると、教師向けの損害保険が出来たのは2001年前後。損害賠償請求訴訟を起こされた際の弁護士費用や、敗訴した場合の賠償金を補償する。毎月の保険料は200〜1000円、補償額は300万〜5000万円前後で、現在、大手損保6社のうち5社が、こうした保険を販売している。ある大手損保の担当者は、「口コミで保険の存在が広まっている」と語る。
日本生活協同組合連合会の関連会社「全国学校用品」(東京都)は、大手損保の1社と提携し、教師向け保険を全国の学校生協を通じて募集している。昨年の加入者は約1300人。今年は補償額の上限を300万円から5000万円に改定した。「補償額の大幅な引き上げは、保険に対する教師のニーズが高まっているため」と、全国学校用品の担当者は言う。
小中高校の管理職の研修を実施している社団法人「日本教育会」(同)は、別の大手損保と提携して04年から同様の保険の募集を始めた。今年の加入者は、当初よりも100人ほど増えて約400人となった。
東京都では、公立学校の教職員が、都職員を対象にした財団法人「東京都福利厚生事業団」の保険を利用している。大手損保との提携で00年から募集を始めた。この年に加入した教職員は約1300人だったが、今年の加入者は約2万1800人に膨らみ、全教職員(約6万人)の3分の1を突破。全加入者に占める教職員の割合も、当初の24%から今年は71%にまで拡大している。
同事業団は、「担任の指導が悪いために子供の学習に悪影響が出た」「子供同士のけんかでけがをしたのは学校の責任」などという親からのクレームが、訴訟に結びつくことを想定している。実際に保険金を支払ったケースは、今年3月末までに計約50件に上り、弁護士費用として数百万円を支払う例が多いという。
都内の小学校の女性教師(34)は、先輩から「教師は保護者から何かにつけて対応を問われる。社会的立場も弱い」と言われ、04年に保険に加入した。ただ、「保険に入る気持ちの根底には、保護者に対する、『何をされるかわからない』という疑いがある。この現状は教師として悲しい」とも打ち明けた。
一方、大阪府内の公立小中学校の校長や教頭約1500人が会員となっている大阪府公立学校管理職員協議会は、訴訟を起こされた教師に最高400万円を援助する制度を、03年から始めた。資金は会費で賄う、自前の“保険”だ。
同協議会事務局は「管理職には、問題が起きた際に、最終的な責任を取らなければいけないという不安が強い。現場からは、この制度が精神的な支えになっていると評価する声が出ている」と話している。 (2007年7月24日14時31分 読売新聞)
記事は煽ってるね。
これで儲かるのは保険会社でしょ? 法科大学院を作りまくって量産される弁護士の仕事を確保するために、日本を訴訟社会に改造しようとした「アメリカ様、コイズミ、タケナカ、アベ」の売国・司法制度改悪が背景にあるよな。
つまり、保険会社と司法業界(いずれも外資に利する)が歓迎する話ってわけ。日本の民族気質でもあった「和を以て貴しとし」を潰してしまうのも、日本人同士の和を断ち切って外国への脅威を減らそうとしてきたアメリカの狙い。戦後の占領下GHQ以降のプランが、今なお続いているわけ。
昨日の研修会で話したこと。
「法律で審判しようとせず、『浪花節』で分かり合うべきです」
つまり、
「クレームをつけてきた保護者に対して、法律で保護者と学校のどっちが正しいか審判してもらうのではなく、学校が保護者の気持ちを十分理解し、保護者は学校に感謝する気持ちを育てること。そのために、学校では学校で出来る範囲のことをしっかりとやるよう求めなければならないし、保護者に対しては学校で出来る範囲のことを理解して、家庭でも協力する姿勢を求める。お互いが『犯人捜し』をしないこと」
が、大切ですよという説明をしたわけです。
なぜ「浪花節」かというと、教育には法律よりも「義理人情」が大切ですよということ。 こういうことが言いたかったのです。我ながら、自画自賛。
医療ではこういう保険は当然あります。「義理人情」だけで手術をしてもらいたくない。それから、臨床心理士にもあったね。これも確かに少しは分かるけど。でも、半分は「情けないなあ」と思う。傷害保険なら分かるけど、クライアントに訴えられるかもという部分は「なんとかならんのかいな」と。
保護者に訴えられたら弁護士に任せて、裁判に負けたら保険金で解決する。これってまるで駄々をこねる子どもに面倒くさく感じた親が『賄賂』を渡すような最悪の教育方法と同じやんか。
愚かでギスギスした社会になったものだ。アメリカの悪いところを真似する政府はバカじゃねえか? 嫌な世の中になったもんやな。こりゃもう、治りませんな。
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関連記事:ポスト小泉の安倍氏よりも、ポスト宮内が気になる秋の夜。 売られても殴られても拒否できない日本 など。
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2007.07.18
いじめへの取り組みは時間がかかる
現実離れした活動を続ける教職員組合。
とにかく、組合の連中には「やりたくない、時間をかけたくない」というのが先にあるからね。それを隠すための論理があまりにも稚拙。そして、いつも『人権』という言葉でもって、教師のプロ化にブレーキをかけている。
いつまでそんな、ただの『まやかし』が通用するんやろうかね。
いじめ調査「非協力」の北教組が反論の資料集(北海道)
北海道教職員組合(北教組)は12日、「『いじめ』問題を考える教育実践資料集」を発表した。昨年12月に道教委が実施したいじめ実態調査に非協力運動を行い、批判を浴びたことを受け、「誤解を解消し、北教組の主張を示す」狙い。
資料集では、道教委のいじめ実態調査が、北教組の同意を得ずに行われたもので、調査結果が一人歩きし、子供、保護者、教職員の不安をあおったなどと批判。いじめは人権侵害の観点でとらえるべきだとし、子どもの権利条約に基づく主権者を育てる教育が必要などと主張、小中学校と高校の6実践例を紹介している。
会見で北教組の住友肇副委員長は、道徳教材「心のノート」や、卒入学式での国旗掲揚・国歌斉唱など、「文部科学省の圧力や強制、子供の意見表明権を抑制する教育政策で、人権が根付かない」とし、「主権者たる人間を育てる観点の教育で、いじめを起こさない学校作りができる」とした。
北教組は今年2月27日の中央委員会で、資料集制作を明らかにしていた。この時期に発表がずれ込んだ理由として北教組は「これだけをやっているわけではない。全国学力テストや教育3法案の反対運動もしていたため」と説明した。
資料集は52ページ。6000部を印刷し、一般にも無料で配布する。問い合わせは、北教組本部教育文化部(TEL011・561・8825)へ。
(2007年7月13日 読売新聞)
滝川市の小6いじめ自殺のときに遺書の内容を隠し続けた市教委。北広島市では教師と学校がいじめがあると知りつつ放置した。いずれも北海道であったのに(北海道に限らない話だが)、これだけの事件が連発しているにもかかわらず、いじめの実態調査を拒否したのが、北海道教職員組合。当然、批判の目が注がれる結末に。そんな結末になることも予測できないほど、世の中の空気が読めない非常識な連中なんでしょうな。
いじめを見殺しにした学校、教師らが全国各地に山ほどいる。自分は、たくさんの事例をもっているよ。
「いじめを起こさない学校づくり」などと寝言を言っているようだが、そのためには相当な時間をかけなければならない。それこそ、残業手当無しで夜の8時まで仕事しても文句を言わない教員集団の力が必要になる。
こういう話になると、教職員組合の連中はすぐに顔色を変えて反発する。だから、「結局やりたくないんでしょ、所詮」というふうに見られてしまうわけ。
具体的な事例を一つ。
小学校5年の担任(50代男性)が巡回相談のときに、深刻な顔をして相談にやってきた。クラスの中で、いじめにあった女の子の手紙である。
こんな内容であった。
○○先生へ
わたしは○組の人たちから、イジメられています。『ウザイ!』と言われました。
教室に入ると、イジメてくる子たちが、ガン見してきます。
先生は気づいてないけど、わたしは去年から○組の子たちにイジメられています。
先生が来ると、イジメをやめるからです。でも、先生がいなくなるとまた、ガン見されてイジメられます。
わたしはもう死にたいと思っています。思い切って○○先生に手紙を書きました。両親にも、○○先生にそうだんしなさいって言われました。
手紙のことはナイショにしてください。またイジメられるからです。
わたしのことを、毎日イジメるのは、◇◇さんと、△△さん、●●さん、□□さんです。
たすけてください。たすけてください。
・・・・・・・・・・・・
この児童の訴えは、さらに便箋に5枚に及んでいた。
担任の男性は、「こういう手紙を受けとったんですが、どうしたらよいのでしょう」と聞いてきた。
このクラスの状況、この児童の状態、クラスの状態、親御さんの理解と期待できる支援のレベルなど、いろいろな事を確認した上で、自分は2つの処方箋を出した。
1つ目は「緊急に必要なこと」。
2つ目は「しばらくの期間、担任として続けて欲しいこと」。
事例のことになるので、詳しい内容はここには書かない。
1つ目の「緊急に必要なこと」については、奥田が動くということでOK。
そして、2つ目の「担任としてしばらく続けて欲しいこと」についてだが、自分もいろんな学校を巡回していて、学校教員の忙しさを理解している。だから、無茶な(明らかに実行不可能な)提案は、最初からしないように心掛けている。
自分が提案した中身は書かないが、要は「担任が放課後に30分だけ、この児童にお付き合いする時間を設けること」を提案した。しかも、「週1日、30分だけ」という提案。担任にとっては、そんな難しいことではなく、ただ30分だけ「あること」にお付き合いするだけでよい。そういう提案だった。
ところが、この提案を具体的に話していると、担任はどんどん暗い顔になっていった。
「どうでしょう、やっていただけませんか?」
と、聞いてみた。
すると、
「・・・・・・我々、教員は放課後はとても忙しいんですよ」
と言う。
自分のクラスの子が「死にたい」と訴え、「先生にしか相談できない」と頼りにされているのに、「忙しい」と答えるこの担任。
そりゃあ、もうこのオッサンを殴ってやろうかと思いましたよ。
でも、なんとか子どものために怒りをこらえて「5分でも10分でも良いですから」とお願いしてみた。
それでも、この担任は、
「・・・・・・・・・・・・この子にだけ特別なことをして良いんでしょうか」
と言う。
「ほな、もう良いですよ! 先生には頼みませんわ!」
と、この担任との相談を打ち切り、即座に校長に直談判することにした。というか、校長を脅しに行った。
脅された校長は、養護教諭を呼んできた。養護教諭に事情のすべてを話して、奥田の2つ目の処方箋については、この養護教諭が実行してくださることになった。
この2つの処方の結果として、それまで続いていたいじめの問題は断ち切られたし、この児童は養護教諭の協力のおかげで長期的にも安定して登校して教室で過ごすことができ、自殺をほのめかすようなことも無くなった。
養護教諭に、この担任の協力の無さについて率直に話したところ、結局「あの先生は組合ですからね」とのこと。
他にも、こんな例はいっぱいあるんやけどな。北海道から沖縄まで。教員だけでなく、養護教諭による見殺しの例すらある。もちろん、見殺しにする管理職もいた。見殺しにするスクールカウンセラー(臨床心理士)、大学教員もいた。中には、我が子を見殺しにする親もいるんですよ。信じられる?
「いじめは人権侵害だ」「主権者を育てる教育が大事だ」の運動で、良くなるわけがない。エビデンスもない。綺麗事を並び立てて正当化するのは教職員組合の常套手段なのだが、結局は「時間をかけたくない」というのがベースにあるだけ。
上記の巡回相談の話に戻るが、養護教諭との話し合いが終わって帰ろうとすると、教職員が玄関まで見送りに来てくれた。
「忙しいから」と言った男性教諭が、「これから大学に戻られるのですか?」と聞いてきたので、「研究室で夜の2時くらいまで仕事します」と答えると、「そんなに遅くまで!」と驚いていた。
自分としては、「プロとして恥を知れ!」と思いつつ立ち去った。この恥を知らない担任は、「大学の先生も、大変なんだなあ」という顔つきだった。
ともかく、いじめへの介入には時間がかかるものなの。人権の大切さを訴えたところで、いじめが無くなればどんなに楽か。無くならないって。
大変かどうかじゃなくって、自分の怒り、分かりますか?
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関連記事:青少年の自殺率を減らしたければ、『ゆとり教育』をやめなさい! 文科相のメッセージより、保護者との対話を! 『いじめ』の犯人捜しという『いじめ』。 刺客ども、だらしない姿を見せるな。 伊吹大臣への応援歌 『臨床いじめ学』について 高校生意識調査にみる戦後教育の誤り いじめの根を絶ち子どもを守るガイド いじめのある現場で解決する策がある 永久に少数派 いじめ社会の完成 番長賛歌 など多数。
Posted by 奥田健次 いじめ・ハラスメント , 教育 | Permalink
2007.07.08
北海道から沖縄までの1週間
先週、北海道。いま沖縄。全部仕事なんやけどねえ、日本は本当に広い。いや、狭いのか。
飛行機に乗ってしまえば、同じ空港でもその日によって離陸する方向が異なるので、どこに向かっているのかよく分からなくなるんよ。新幹線なら、いま西のほうに来たとか、東のほうに向かっているとかイメージしやすいけどね。
以下、旅の記録。
先週、乗っていた新幹線が突然真っ暗になって緊急停止。停電なんやってー、うそー、やだー。トンネルに入ったあたりで緊急停止が始まって急減速してこのまま真っ暗かなあと思ったら、自分の座席の真横がトンネルの出口のところで完全停止。すぐに復旧したけども、どうやら大雨のせいだったみたいね。
いきなり暗くなった車内。自動ドアも空調も動かない。電光掲示板やらアナウンスなんかは通常通り。
完全停止後、自分の座席の真横から。ちょうどトンネルの出口。すぐに復旧してくれたので、遅刻せずに済みましたわ。
そして今、沖縄。ビーチでのんびりしている人を尻目に、仕事に向かう。また来月、来るからさー。
教育相談が終わってから、親御さんたちが招いてくれた食事会。沖縄市にある『ちぬまん』 。三線が演奏できそうな個室があり、また子連れでもキッズスペースがあるのでファミリー向け居酒屋って感じね。
イラブチャーなど、沖縄らしいカラフルな魚。
翌日も仕事の自分は、適当な時間にお先に失礼しましたよ。子どもらはみんなそれぞれにええ感じですわ。
沖縄通にはこの室内を見ればどこのホテルって分かるんちゃうかな。北谷町にある『ザ・ビーチタワー沖縄』 。最初の頃のサービスは最高に良かったんやけど、リピーターにはちょっとサービスが悪すぎる感がある。リピーターこそ大切にしてほしいんやけど、このところ連続して及第点を上げられない。
写メっとこ。遅れている原稿を仕上げるため、こんなリゾート地であろうと無関係にPCに向かってお仕事に励む自分。けなげでしょう!
実は、首をキリンにしながらお待ちいただいている編集者のみなさんに「遊んでるわけやないんでっせ! 旅先でも仕事してまっせ!」 という、ブログを通した言い訳であるかもしれない(苦笑)。せこいでしょう!
ということで、また新しい週が始まるのでした。
9月は自分史上最高に激しく地球上を右往左往する予定。ギガント・ビジーっす。
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Posted by 奥田健次 教育 , 脱力系 | Permalink
2007.07.06
「指導をやめろ」という校長
いいね。いい記事。
いや、本当にこんなトンデモ校長 っているんよね。よっしゃ、また自分も遠慮無く取り上げていこうっと。
【真犯人はこいつだ】(74)授業を壊す校長の指導
「漢字、計算は家で勉強することで、学校では教えないという教師が激増している」という私の文に「それは極めてまれな例ではないか」という反応があった。「とても信じられない」というのだ。
少し前、九州の若い教師が校長、学年主任からこう命じられた。
「国語の時間に毎回、5分ほどの漢字指導をしているがやめなさい。教科書を読ませる音読もやめなさい」
前々から同じことを言われていた。しかし、教師は国語の授業で音読指導と漢字指導をそれぞれ5分ほど教えていた。
国語の授業で「漢字や音読を教えるのは教師の仕事」と思ってのことである。
だが、校長はやめろと強く言う。
「うちの市のカリキュラムには音読指導や漢字指導は配当されていない。カリキュラム違反だ」というのが理由だ。
ところで学習指導要領には「漢字の読み書きができるようにすること」「声に出して読むこと」と書いてある。
法令違反は九州のその市なのである。
しかし、校長は若い教師に厳命した。
「このまま漢字指導や音読を続けるなら、あなたを指導力不足教員とする」
デタラメな校長によって、教師と授業が壊されている。
教育委員会は何をしているのだろうか。(TOSS(教育技術法則化運動)代表 向山洋一)
(2007/07/04 08:27)
まったくやね。こんな校長を任命したのは誰や? 任命はするけど罷免はしない(シンゾー君も同じやん!)。そんな教育委員会こそ、指導不足やね。指導不足教育委員会 。
指導不足教育委員会なんて、今までどれほど見てきたことか。責任回避の事なかれ主義やからな。
何度、日本刀を持って殴り込みに行きたいという衝動に駆られたことか。このときもそうやったよ。
どうしようもない校長
どうしようもない教育委員会については、最近のこれとか。
「教育は地域で作るもの」という詭弁を弄した左翼のカルト共同体キャンペーン
他にも、これとか。
小5男児自殺。学校関係者は責任回避し続けるのか?
これも。
市教委の単独プレー(先送り)
あれれ、この2つは全部、九州じゃん。
まあ、もちろん他の地域にも山ほどトンデモ事例があるがね。追々、うちのブログで晒していくことにしますわ。ジャーナリストではなくって、実際に武闘派としてバトルしているから、感情のこもった生々しい事例ですよ、奥さん(笑)。お楽しみに。
←ポチっと一押しに感謝。
関連記事:
どうしようもない校長 「教育は地域で作るもの」という詭弁を弄した左翼のカルト共同体キャンペーン 小5男児自殺。学校関係者は責任回避し続けるのか? 市教委の単独プレー(先送り) など。
Posted by 奥田健次 教育 | Permalink
2007.06.21
「潰れるべき国立大学法人は潰れろ」のスタンスで国際競争力が高まるか!?
まあ、この記事が出る前にすでに聞いていたけどね。国立大学法人の運営費交付金が「兵庫教育大学、9割減」という、財務省の馬鹿げた試算のこと。
そこの奥さん、子どもや孫の将来のために、ゆっくり続きを読んでみて。
産経新聞の記事。
国立大「競争」に反発 地域貢献や基礎研究考慮を
国立大学に配分する運営費に競争原理を導入しようという議論が政府内で高まっている。国の財政状況が厳しいなかでも、日本の国際競争力を高めるためには、先進的な研究や独自性のある教育に強い大学には手厚く資金を配分しよう、というものだ。これに対し、国立大学側は地方を中心に、教育や地道な基礎研究、地域社会への貢献も考慮すべきだ、と反発している。
≪努力を数値化≫
「こんなことをすれば、15か16の大学しか生き残れなくなる」。ある国立大学関係者は、財務省の行った試算結果に声を荒らげる。
試算は独創的・先駆的な研究を支援するための科学研究費補助金(科研費)の配分実績に応じて、大学の基本的な収入である運営費交付金を配分し直したもの。
運営費交付金は学生数などに応じて決められるが、科学研究費補助金を得られるかどうかは、先端的な研究かどうかなど内容がカギとなる。科学研究費補助金の配分実績で交付金を計算し直した試算では、東大、京大など13大学は運営費交付金が増加する一方で、兵庫教育大、愛知教育大など74大学は減少。東大は2倍強となり、兵庫教育大は9割減った。
財務省は「実際に適用することはあり得ないが、各大学がどれだけ努力しているかをみることはできる」と試算意図の説明に言葉を濁す。
≪国際競争力強化≫
経済財政諮問会議、総合科学技術会議、イノベーション25会議、規制改革会議…。こうした政府の会議がこぞって大学改革を取り上げ、濃淡はあるものの、資金配分に競争原理を取り入れる必要性を指摘している。
米国などで研究資金獲得のための競争が大学を活性化させ、技術革新を支えていることを見習おうという考え方だ。
≪教育の質低下≫
これに対して、国立大学側の反発は強い。「競争を重視しすぎると教育の質が保てなくなる。評価されにくいが、将来の競争力向上に欠かせない基礎研究の芽を摘むことにもなりかねない」(国立大学協会)と訴える。
各大学は、独立行政法人に移行した平成16年に、経営効率化や教育、研究の高度化などの中期目標を設定し、年度ごとの計画を策定し実行中だ。 その成果を21年に文部科学省が評価する。大学側は「結果が出る前に、新たな競争原理を取り入れるのはおかしい」(同)と反発する。
文科省が外部のシンクタンクに委託して行った試算でも、地方の中規模大学は地元に406億〜667億円の経済効果をもたらしているとされ、「性急な改革による再編などは、教育や人材育成だけでなく、地域社会にも大きな打撃を与えかねない」と反論している。
(2007/06/18 15:13)
でも大丈夫。
我々には伊吹文明さんがいるじゃないか。約1か月前に、伊吹大臣が会見で直々に「そうしない」と言明して下さってるからね。今や、閣僚内はもとより野党からも一目置かれている伊吹さん。伊吹さんが言っていることが正しいわけ。
基礎あっての応用。こんな当然のことが理解できない人は、頭の中がオカルトなんよね。
ある教授がエエ事、言うてはりましたよ。
病院のスタッフに対して経営者が『経営効率化』を言い始めたら、その病院は危ない。同じように、教育者や研究者に対して経営者が『経営効率化』なんて話を持ち出すのは危ない。経営者はたとえ財政が苦しくても、スタッフに対して「しっかり最高の教育を続けてください」と言い続けるべきである
本当にその通りだ。ゼニカネの心配は経営サイドがやるべきこと。
自分に言わせれば、病院も教育機関も両方とも経営効率化なんて議論が出始めたのは、小泉暗黒時代である。今では、右も左も「経営効率化を考慮するのは当たり前、もしくは致し方ない」と思い込んでいるのではないか? 上記のある教授の言葉を思い出して欲しい。
冷静に考えてみて。教育や医療に経営の効率化なんて持ち出すことは、とんでもないことでしょ。「小児科は採算が合わないから減らします」、「教員養成系で地域貢献している大学も勝手に潰れてください」と言っているようなもんです。
国立の子ども病院では、100円売り上げるために200円の経費がかかっています。つまり、子どもが来れば来るほど赤字になる。子どもに医療行為をすればするほど赤字になる。じゃあ、子どもになるべく来させないようにするのか? 人件費削減するためにスタッフを減らすのか?
恥ずかしくないか? 日本の教育予算は先進諸国で最低レベルなんですよ。にもかかわらず、この上さらに予算削減しようとしているんです、 現在の自公政権は。こんなことをやっていて、国際競争力だとか馬鹿なことを言うんじゃない。そういう「国際競争力を高める」と喧伝している連中は、年収2,500万円以上の富裕層の子女がさらに国際舞台でも活躍できるようにしたいだけなんやから。
うちのブログでも、ずっとずっと言い続けてきた(断ブログ中はゴメンネ)ことだが、小泉媚米政権が「構造改革」「新自由主義経済」「小さな政府」「民間で出来ることは民間に任せる」「市場原理主義」「規制緩和」などなど、やることなすことすべてが史上最低最悪の売国政策だったわけ。世界史上にも残るであろう、経済大国の奴隷化政策。
小泉カイカク革命以降、どれほど多くの学校や病院が廃業したことか。今なお、減りつつあるのを止められない。開き直りがお得意な小泉前首相は、「サラリーマンも苦しい。主婦も苦しい。病院や学校だけが苦しまないようになんて通るもんかねえ」などと嘯く姿が目に浮かぶ。
滑稽なことに、サラリーマンや主婦がこれに対して「そうだ、そうだ」と言っているのも目に浮かぶ。こういう、小泉まやかしフレーズに騙されて、結局は国民は自分で自分の首を絞めていることに気がつかない。
苦しんだ病院、学校はどうすると思う? 医療の質も下がるし、教育の質も下がるに決まっているでしょ。質が下がるに決まっているのに、小泉マンセー軍団は「下がらないよう努力すればよい」「下がらないための手立ては打ってある」とか言うわけ。こいつら、アホか。
実際に、採算を重視するようになってから、医療・福祉でどれほど患者や利用者が不利益を被っているか。教育現場では子どもらがどれほど犠牲になっているか。これからも、たくさん出てくるって。「あってはならない」と言われるような事件がね。病院や福祉法人の詐欺、学校から英会話教室で起こる詐欺。食品や生活の安全関係の詐欺、偽装。減るわけがない! どんどん増えますよ!
「医療と教育だけは、採算を度外視する」と言う政治家はいないのか? どいつもこいつも「無駄を無くす」しか言わないんじゃない? 「無駄を無くす」と言った方が主婦にウケが良いからでしょう。主婦のみなさんも、しっかりして下さいよ。「医療、教育には金をかけろ」「文科省にもっと予算を」「小学校から高等学校までの予算を削るな」と言い続けて下さい。
大きな安心感は、我々には伊吹大臣がいるということ。財務省も、前任の『居酒屋の酔っぱらい大臣』 なら簡単に御せたけれども、伊吹大臣の前では教育費削減のトーンが明らかに下がっている。つまり、財務省の中にも伊吹大臣の言っていることのほうがもっともだと分かっている人たちもいるってこと。ただちょっと小賢しいよな。こんな数値を公表して、国民の反応を確かめているよね。
それにしても、新聞やテレビなどのメディアが、大いに国民を洗脳し続けているのが問題だ。新聞やテレビの資本を握っているのはだれ? 取引先の外資。スポンサー。アメリカ色に染まるための宣伝をやり続けているとしか言いようがない。 亀井静香さんらを悪代官に仕立て上げるようなネガティブキャンペーンをやっていたやんか(確かに亀井さんのキャラは見た目では悪代官にピッタリではあるけれども)。
本質的な議論なんか全然されていなかった。
経済コラムマガジンのこの記事 を、じっくり読んでみて下さい。小泉政権のデマっぷりがよく分かる。
他にお薦めの本は最後にリンクを貼っておく。各分野で「小泉カイカク」がどれほど我が国の文化や社会を破壊したかご覧頂きたい。
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関連記事:伊吹大臣への応援歌2 「小さな政府」という欺き ほか多数。
Posted by 奥田健次 教育 , 経済・政治・国際 | Permalink
2007.06.18
左翼による学校ハイジャックに何も出来ない自由の国、ニッポン。
井上ひさしの『吉里吉里人』かね。地方自治にまかせてしまうと、教育も左翼政治家の恣にされるってこと。
ヒトラーの人体実験みたいなもんやね。イデオロギーだけで好き勝手やっててさ、なおかつ恐ろしいのは客観的評価を拒否してるってこと。結果にコミットするのが大人の責任なのに、身勝手な思想だけで「これが子どもにとって良い」と決めつけてさ。実験的な教育をやっちゃいかんわけではないが、「言い掛かり」と「きれいごと」並べて客観性を持たせないんやから無責任もいいところ。
自治体は何をやってるの? 政府は何やってるの? 今の文科省には何の権限も無いんやけどね(こちら を参照)。
EBM(Evidence Based Medicine)が常識となりつつある医療界。厚生労働省の医療部門はエビデンスを重視するようになった。じゃあ、文部科学省は?
元ネタのほうは、ブログ桜舟塾 をご覧あれ。
その一部をここでも引用する。
犬山市長「教育に火を」 (ライブドア・ニュース 2006年2月15日) http://news.livedoor.com/article/detail/1713790/?rd
犬山市では、少人数教育や独自の教科書の作成、生涯教育などに力を入れている。石田市長は「子どもはなぜ塾に行くか。塾のほうが教え方がうまいからだ」と指摘。 「公教育は塾よりも授業が面白くなければならない。あいさつや行儀については、学校で教えることではないと言い切ること(が大事だ)」と述べ、子どものしつけは地域や家庭ですべきで、学校は授業に集中するべきという考えを示した。「なるべく教師たちの仕事を整理してやり、授業の質を問えばいい」と語った石田市長は、教師に対し「卓越した教師は、子どもの心に火をつける」 と言って励ましているという。 少人数教育について、石田市長が理解するきっかけになったのは、選挙だったという。「選挙はミニ集会(が効果的)だ。20人か30人くらいで、目の真剣さがわかる距離でないと。1000人ぐらい集めて一方通行で演説をぶっても、駄目だ。票が固まらない」と実感を述べ、「少人数教育にすることで、教師と生徒の間に信頼の深まりができる」と語った。少人数教育のコストについては市が全面的にバックアップしているが、行政改革で無駄な分野をカットすることにより、新たなお金はあまりかからないという。
「卓越した教師は、子どもの心に火をつける」ですか。ブ、文学的!
それにしても元市長はん、えらい支離滅裂ですなあ。そういう考えがあるんなら、なぜ全国学力テストを拒否するのかね。「教え方が下手で成績も上がらない塾」があるとしたら、塾講師の授業が面白くても誰が金を払ってまで行かせますかね。そんな塾は淘汰されるでしょうが。公立学校は淘汰されないでしょ。なんで塾に行くかって言ったら、結局は現実的には競争があるからでしょうに。じゃあ、塾でやってる全国模試とかは何なのよ。
「〜するべきだ」「〜なければならない」と言うんだったら、その考え方ややり方が正しいかどうか、客観的な指標による評価が必要なんだって。子どものために、ね。
自分がいつも言っている、日本の教育の『居酒屋のオッサン談義』レベルなわけよ。居酒屋のオッサンたちが集まれば、誰でも教育改革できるってこと。左翼による教育改革がこれですわ。んで、安倍政権の教育改革も、あれれ? 本当に居酒屋のオッサンが委員におりますがな(笑)。つまり、エビデンスなき教育ってのは誰がやっても、そりゃ当然、子どもらは犠牲になりますがな。
じゃあさ、可愛い我が子が外科手術を必要としていると考えてみましょう。院長が「卓越した医師は、患者の心に火をつける」 とか訳のワカランことを言う病院で手術を受けますかね? その病院は第三者評価機関との関わりを拒否していて、医師会にも加盟せずに病院独自のテキストみたいなもんを片手に手術しているって考えてみてよ。んなもん、くわばら、くわばら、桑原和子ですわ。
ったく、最近イヌには困ったものよ。地獄狗(サーベラス) しかり、狗山市 しかり。
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関連記事:「教育は地域で作るもの」という詭弁を弄した左翼のカルト共同体キャンペーン 地方自治ってそんなにすばらしいかねえ。 日本の教育行政、その責任者不在のシステム。 行動科学を無視した「問題行動」の原因究明!? 現職教員にも教員免許更新制度の可能性が など多数。
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2007.06.13
小学校 学級づくりの救急箱
断ブログ中だったためにお知らせできませんでしたが、分担執筆した教科書が4月に出版されました。
その名も、『小学校 学級づくりの救急箱 カウンセリングの視点を生かした学級づくり』(東洋館出版社)です。
タイトルのとおり、読みやすい一冊です。いや、読みやすいというより「使える一冊」といったほうがよいかもしれません。本書は、読みやすさはもちろん、本当の救急箱のように、いつも手元にあってみんなが使えるようなものを目指したものなのです。
教室でよくある具体的な事例が、分かりやすく豊富なワークシートやイラスト付きで紹介されています。ちなみに自分は、「人前で話せない子どもには?」「成績不振の子どもには?」「カウンセラーや養護教諭等との連携はどうすればいい?」を執筆しました。
出版社の内容紹介を一部引用します。
http://www.toyokan.co.jp/eigyoubu/eigyoubu.htm 小学校 学級づくりの救急箱 カウンセリングの視点を生かした学級づくり
<問題を抱えてしまった子どもへの「最初の一手」を!>
本書ではクラス内で起こりうる典型的な子ども達の状況を30事例挙げ、下記の四項目を柱とし、その具体策を2、3ページにまとめています。
1.子どもの様子は? 2.どう理解する? 3.指導・支援のポイントは? 4.誰とどう連携する?
教師、保護者、同僚や管理職、専門家などとの連携も重要視しており、よりよい相互関係づくりについても提案しています。イラストやワークシートなどで分かりやすく、すぐにでも使える1冊となっております。
4月になると、新しい学年、新しいクラス、その中で新たな人間関係が築かれます。これからの学校生活の中で何か問題が起きたとき、この書籍は解決策のヒントになってくれるでしょう。
ちょっとしたことでも、指導の方向性や支援の手立てが必要だなと感じた際に、本書が手元にあるとヒントを与えてくれるのではないかと期待しています。
小中学校の教員、養護教諭、カウンセラーはもちろん、幼稚園や保育所などの先生方、保護者の方々にも役立つのではないでしょうか。
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2007.06.11
「教育は地域で作るもの」という詭弁を弄した左翼のカルト共同体キャンペーン
耳に甘い言葉を使って、でも結局は自分らの主義や思想を押しつけるのが左翼の戦法。いつもその人体実験の被験者とされ犠牲になるのは子どもである。教育では「耳に甘い言葉」が正論のように聞こえてしまうからだ。
以前のエントリー で、教育の地方自治ってのも戦後の日本では無責任な放任(責任のなすりつけ合い)の上に成り立っていて、これでは子どもを守りきれないから考え直せというようなことを言ってきた。責任が明確でないところで醸成される「事なかれ主義」では、建前上は「子どもを守る」と言っておきながら自己保身が第一になってしまうもの。今までどれほどそういう連中を見てきたことか。
さて、その最たる例をみてみよう。
ブログ桜舟塾が調べた記事 を引用。
まずは赤旗。こんな「耳に甘い言葉」を並べられても、論理的に反論できる人はどれくらいいるだろうか。
「全国学力テスト」に疑問 不参加表明の犬山市で集い (2007年4月2日(月)「しんぶん赤旗」) http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-04-02/2007040214_01_0.html
「『全国学力テスト』で教育は『再生』するか?」と題した集いが一日、愛知県犬山市で開かれました。同市では、少人数指導など子どもたちの「学びあい」を大事にする学校教育を進める一方、全国一斉学力テストについて市教委は不参加を表明しています。集いでは、少人数指導で子どもたちが意欲的に学習している姿について報告され、全国一斉学力テストへの疑問の声が聞かれました。
主催は、「あいち県民教育研究所」。教育研究者や教師、父母ら九十人が参加しました。
中嶋哲彦さん(犬山市教育委員、名古屋大学大学院教授)が問題提供者として発言しました。全国一斉学力テストについて、「文部科学省が決めたルールで子どもや教師、学校、地域を競争させ、国が定める基準で評価し、学校の教育活動や地方の教育施策にしばりをかけようという制度だ」と批判。全国的な学校の序列化を招く危険性を指摘しました。
犬山市独自の学校教育について、小学校教師は、「少人数指導で、子どもから『一緒に楽しく学べる、教え合えるのがいい』と声が返ってきます。競争による不安でなく、『やった、できた』という自信をつけさせたい」とのべ、別の教師は「大変さもあるけど、習熟別ではない少人数指導や少人数学級で、子ども同士が学び合う授業をつくっています。競争でなく、本当の意味での学力をつけさせたい」と問題提起しました。
二人の小学生を持つ同市内の母親は、「毎日持って返るプリント類をみても、一人ひとり丁寧にみてもらっていると思います。なぜ、全国一斉学力テストに参加しないかわからなかったけど、学力テストが子どもには決してプラスにならないと思いました」と話しました。
個人には色々な能力がありそれを評価しなければならないと言いつつ、その色々な能力の一側面(学力)を知る権利自体を奪っている。前のエントリーにも書いたとおり、「自分は勉強アカンねん、でもこっち方面で自分をプロデュースしていけるかな」という育て方が人間教育でしょう。
こういう人たちのお決まりの常套手段は、子どもの声や親の声を使って正当性を主張すること。そんなことはカルト団体と同じやり方。都合の良いものだけ取り上げているんやから。サヨクっぽい子どもへの評価は、きっと高いものだろうな。
教育再生会議の連中の言っている「競争」ってのは自分も嫌悪感を感じるが、競争すべてを否定することなど、この仕事をやっている限りとても出来ない。
ほれ、競争を否定するこんな連中が運動会の徒競走で横一列に手を繋がせてゴールさせて自己陶酔してるんやろね。呆れるわ。
子どもたちには「やった、できた」という自信をつけてやりたいし、「やったけど、だめだった」という挫折感も適度に経験させてあげたいと、これまでも自分は講演などで主張してきている。「やったけど、だめだった。でもまたやってみよう」という子どもにしたいと思っているからだ。こんな自分の教え子たちは、そりゃあもう強くって優しくって逞しい子ばっかりだよ。
挫折を味わってみるのも教育。テスト前の不安を味わい、テスト後の安堵感を体験することも貴重な教育なの。アホなマスメディア含めて、「子どもを不安にさせること=良くない」ってのがあるでしょう。子どもの育ちのことについて、何も分かってないんやから。適度な不安を経験し、その解決のための道を備えてあげるのも教育だってのが、まったく分かってない。
もう一つ。犬山市の教育委員でもある大学教授の講演録。
【学テ不参加の犬山市教育委員会 講演要旨 中嶋哲彦名古屋大学教授 全国学テは人間的価値否定】(週刊MDS, 2007年04月20日発行982号) http://www.mdsweb.jp/doc/982/0982_45z.html
全国学力テストの目的として3つが説明されている。
一つが04年に中山文科相(当時)が唱えた「競争意識の涵養」で、国家戦略として学力向上を図ること。2つ目が、文科省が言う教育施策を検証する行政調査だということ。3つ目が、規制改革・民間開放推進会議の答申(06年12月)の言う教育バウチャー制度の基本パーツとして位置づけることだ。
この3つは矛盾する。文科省は、競争をあおったり学校を序列化することはよくない、だから点数は公表しないと言う。これは、大臣の言葉を正面から否定することになる。
テスト結果については、情報公開請求が出れば、公開せざるを得ないだろう。文科省は個人情報についての認識が非常に甘い。230万人もの情報を扱う危険性がどれほど大きいか。ここに焦点を絞った教育委員会への働きかけが重要だ。
学力テストは有害
しかし、中心的問題は競争意識をこれ以上増していいのか、それで子どもが幸せになるのかということ。
文科省の施策検証にかかわってPDCAサイクルという問題がある。プラン(計画)、ドゥー(活動)、チェック(評価)、アクション(措置)で、Cの一つが学テだ。PとDがうまくいっているかを評価し、結果によっては国が何らかの措置を取る。
文科省は、全国的な学力の状況を調べ、国として改善のための具体的なメッセージを示すと言っている。学校の新しい管理の仕組みを導入するものだ。
なぜ犬山市教育委員会は学テに参加しないと決められたのか。一つには、この6〜7年間、少人数学級や教材づくりなどを教育委員会が提起し、学校が受けとめ、教育改革を自分たちでつくり上げてきたことがある。
少人数学級は習熟度別授業ではない。子どもたちは学び合いを通じて学習し、学習を通じて人間として成長していく。他の人を助けることに喜びを持ち、他の人に援助を求めるのは恥ずかしいことでないと学ぶこと。だから学習は共同的なものでなければならないというのが、教育委員会の考え方。それを保護者や教師も認めるようになった。この積み上げで学テは不用どころか有害との考えにまで進んでいる。
教育は地域で作るもの
2つ目には、犬山の教育委員会は現行法上の権限として、こう考えるときちんと言っただけ。どこでもできるということだ。学テはおかしいと思っている教育委員会はけっこうあるが、勇気がない。勇気を与えることが市民の側の運動に求められる。
私は「犬山の子は犬山で育てる」と言い、これが定着してきた。自分たちの町の教育は自分たちでやりたい、国は口を出さないでほしいと明確に言わなくてはいけない。
国家的な価値と地域的な価値の間には違いがある。教育が地方に任されているのは、国民一人ひとりが育っていく時、国家的な価値や論理ではなく人間的価値や地方の論理が活かされるように教育制度を作らなくてはならないからだ。世界のどこでも教育は地方が行う。教育は自分たちの町でつくっていくものであって、そこに学テという制度を利用して国が口をはさんではならない。
一般的な企業に就職したと考えてみて。所属の部課で「販促部の社員は販促部で育てる」なんてこと、ありえるんかいな? ありえんでしょう。会社のビジョンが明示されていて、それに従った上での部課による独自裁量ならば理解できる。
左翼なんてものは「管理されたくない」「評価されたくない」「口出しされたくない」ってのが先にありき。「子どものため」なんてのは後付けの理屈に過ぎない。PDCAサイクルは、子どもの教育に責任を持つための評価システム。教師がテキトー勝手な指導をやって子どもが犠牲にならないようにするためのもの。
子どものために、私ら教師は一定の評価を受けましょう。一定の管理も甘んじて受けましょう。こういうことを言える教師がプロなのに。プロであることを自ら否定しているんやからねえ。根っからの日教組根性(共産党やから全教組か。いずれにせよ)が丸出しですな。
まあ、今回もこのくらいにしといたるよ(まだまだネタがあんねんな)。
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関連記事:「校内暴力、過去最多」。そりゃそうでしょ。 現職教員にも教員免許更新制度の可能性が 高校生意識調査にみる戦後教育の誤り など。
Posted by 奥田健次 教育 , 経済・政治・国際 | Permalink
2007.06.02
伊吹大臣への応援歌3
伊吹さんの答弁が良いねえ。
参議院議員の文教科学委員会会議録より。京都老舗の繊維問屋から出た本物の保守政治家の話に耳を傾けよう。
『伊吹節』の一部を紹介するので、じっくりと味わってみてほしい。
北岡秀二委員の質問に対する答弁。質問内容は、子どもの道徳、規範意識、礼儀作法など、家庭の問題、社会の問題、学校の問題をどう考えるのかという主旨。
○国務大臣(伊吹文明君) これは先生、一番人間社会にとって重要なんだけれども、いろいろな価値観あるいは政党の理念を持って行われる政治の中では一番難しい分野なんですね。しかし、民主党があり、公明党があり、共産党があり、自民党があっても、日本で生きている限りは、日本人が共通に持っているものを教えるということは私は当然あっていいと思います。 具体的に、規範というのは、法治国家ですからまず法律というものがあります。しかし同時に、その国において、長い歴史の中で祖先が試行錯誤の中でこれはどうも不適当だなというものをそぎ落として、これは正しいんじゃないか、みんなで守っていこうよというものを残して、そしてつくり上げてきたものと法律とを合わせたものが私は規範だと思います ね 。 ですから、英国では、あれだけ近代議会制民主主義の母なる国と言われましたけれども、どちらかというと明文法の非常に少ない国であって、つい最近まではコモンローと言われる法に書かれざる規範というのか、その国の約束事のようなもので社会の秩序が守られていたわけですね。ですから、英国の規範と日本の規範とまた非常に違うと思いますし、ましてやアメリカのように人工的に移民をもって、いろいろな規範を持った人たちがつくり上げた国で共通に持つ規範というのは一体何なんだろうというのは、非常につくりにくいからこそあの国は法律を優先に国の社会秩序を守っているわけですね 。 しかし、先ほど来お示しになったこの調査を見て、その国においてすら日本以上に今先生が御指摘になったことを強く意識しているということを突き付けられると、我々はやっぱりかつて、宗教の意識が非常に低いと先生、難しいとおっしゃったけれども、かつて宣教師が信長の時代に日本へ来たときに、どの国の国民よりも日本人は礼儀正しく、そして人に優しく、町は清潔であるという手紙を送っておりますよね、本国に。新渡戸稲造さんは、宗教感覚はこんなに薄いのに、なぜ日本人というのはこんなに社会が整然と秩序正しく保たれているんだろうかという疑問を持った自分の米国人の妻に、武士道というものが宗教に代わるものとして日本にはあるんだということを教えたのが「武士道」という本です よね。 商人道というものもありますし、例えば石田梅岩の石門心学のようなものもあれば二宮尊徳や安藤昌益の農業に携わる人の規範みたいなものも日本にはある わけですから、もう一度やっぱり、こういうものは、こういう人が主張したことはこうだよということを私は教えていくというのが本来の徳目 であって、その中でどれを取るかということを、点数化するということはやっぱり適当なことじゃないんじゃないかなという気持ちを持ちながら今先生がおっしゃったことに取り組みたいと思っております。
第166回国会 文教科学委員会 第14号(平成19年5月24日)より。
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kaigirok/daily/select0106/main.html
「伊吹はん、ええこと言わはりますなあ」と思うところに着色してみたら、ほとんど色つきではありましぇんか!
アメリカってのは移民国家であり、明文化されたルールがなきゃ秩序が保てない契約社会であると。まあ、その歴史は短いとはいえ世界の大国となってしまっては、これもまたアメリカには必要だった事情。
でもね、これは『アメリカには必要』だった事情に過ぎないわけ。
聖徳太子の「十七条憲法」の第一条は、「和をもって貴しと為す」でしょう。つまり、日本は聖徳太子がこの言葉を明文化する以前も以降も「和をもって貴しと為す」でやっていける民族・文化を持っていた。そうでなければ、こんな言葉が思いつくわけもないし、その後ずっと受け入れられ続けるわけもない。
ただ、残念ながら国内的には「和をもって貴しと為す」で十分だった。しかし、これが外交で通用したかといえば、通用するわけがない。そりゃ、当然でしょ。その土地、その土地で通用したことが、異国との交渉で通用するわけがない。
しかし、このことをもって「古い日本の在り方が間違っていた」「古いのは良くない」と言って回る学者や政治家は単純オツムさん(特に親米保守に多い)やね。「古いから悪い」なんてどこにも根拠は無いでしょ。日本人という民族にピタリとあった内政を捨てることなく、新しい外交の在り方をアドインしていくべきだった。
戦後ボロボロになった日本は、戦前のものすべてを否定する論調が世の中を支配し、今に至っている。人工的国家のアメリカが押しつけた現在の日本国憲法。現在も続いている、日本に対する経済的・精神的側面での植民地支配。
「グローバリズムはすばらしい」などと言う人間は、はっきり言って保守ではない。自国の歴史に学ばず、日本の価値や伝統を容易に捨ててしまえるからだ。こういう似非保守の連中が、日本の文化や伝統を語るのは、まあ言えばユニークなファッションを海外に紹介しているだけのこと。小泉・竹中がその典型だった。
新渡戸稲造さんの話も、日本における教育改革のためのヒントになっている。それを、さらっと原稿など読まずに話せる伊吹さんのセンスはやはりすばらしい。日本人は「武士道」から学ぶべきであり、学び直すことが必要。
「武士道」というのは、単純オツムさん(特にサヨク;単純オツムさんは、保守にもサヨクにもいるんだなあ)には、武士階級だけのものと思い込んでいるところがある。だが、農民でも商人でも持つべき「道」があったのが日本人。それが日本人らしさであり、それぞれの「道」を持った人は身分を問わず尊い日本人である。逆に、武士の中でも「道」を外した輩もいたわけだが、それらは武士の身分であるだけで、ただの外道畜生である。
尊敬すべき先人の人となりについて学ぶのは良いことである。自分よりも弱い立場の人を気の毒と思えるような道徳教育は、学ぶべき順序は実は2番目以降やと思うよ。最初に子どもが学ぶべきは、大いなる存在への憧れ、畏敬・畏怖、尊敬する態度なの。これをしっかりやれば、2番目以降に大切な道徳的テーマは後から自然に生まれてくるからね。
伊吹さんの主張を、奥田流にアレンジして言わせてもらえればこんな感じ。奥田流ってのは、とにかく現場で実践に結び付く話をイメージしたものやからね。
道徳教育は、優れた先人に対する尊敬からはじめましょう。
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関連記事:伊吹大臣への応援歌2 伊吹大臣への応援歌
Posted by 奥田健次 教育 , 経済・政治・国際 | Permalink
2007.05.30
地方自治ってそんなにすばらしいかねえ。
地方分権、地方自治。これってホントに素晴らしいものなの? 自由にやらせてさ、うまくいかなかったら誰が責任を取るんよ。誰が犠牲になるんよ。
こと教育については、子どもが犠牲になるし、日本の将来にも大きな損失になるでしょう。明らかに、これって戦前の『中央集権イコール絶対悪』という単純オツムの人たちがね、「地方自治バンザイ」って言ってるだけのことでしょ。
ちょっと、こちらのブログのエントリーで取り上げられていた話題を、うちでも触れておこう。
ブログ桜舟塾
読売新聞の記事から。
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/20070529wm00.htm 犬山市教委が「県教職員評価制度」見送り(愛知)
犬山市教委は、今年度から県下の公立小中学校の全教員に対して実施されている「県教職員評価制度」について、導入の見送りを決めた。28日の同市教育委員会で承認された。県教委によると、県下で実施しないのは犬山市だけという 。
教職員評価制度は文科省が2003年度、教員の資質向上に役立てるため、各都道府県教委や名古屋市など政令市教委に、実施の検討を求めた。県内では一昨年度から、指定20校で試験的にスタート。昨年度は対象を全小中学校各5人の教員に拡大して行われたが、犬山市のみが参加していなかった。
同制度は教員が自らの目標を定め、校長や教頭が面談を通じて、達成度を5段階で評価する仕組み。評価結果を給与などの処遇に反映させるかなど、どのように活用するかは決まっていない。
文科省によると、昨年10月段階で、全国62の都道府県教委と政令市教委のうち、27教委が同制度を勤務評定として導入しているという。
この日の市教育委員会では、事務局が「制度には法的根拠がなく、教員を成果主義に走らせる危険性がある。さらに、将来的に評価を処遇などに結びつける意図もある」などとして、実施の見送りに至った理由を説明。
教育委員からも「犬山では教諭同士が評価し合い、授業の質を高めることを実践している」「教員の実績を公平に評価するのは難しく、教育の成果は数字に表しにくい」など、制度への疑問を指摘する意見が相次ぎ、事務局案が承認された。
県教委では「全県下で取り組んでいく制度で、引き続き、参加してもらえるよう呼びかけていきたい」としている。
犬山市では4月に行われた全国学力テストに公立では全国で唯一参加せず、注目を集めた 。
(2007年5月29日 読売新聞)
子どもを数字で評価したくない。教職員も評価されたくない。こういう文化を犬山市では作り上げているってわけかね。市教委は、左翼にハイジャックされてしまってるんかね?
本来ならば、「客観的数字も出した上で数字だけで評価しない」というのが大人の考え方だと思うけどなあ。客観的に自分がどの程度の位置にいることを知った上で、自分らしい生き方を見つけること、それを助けてやるのが教育なんじゃないのか?
自分が犬山市の子どもだったら、「おい、俺って全国的にどれだけ出来て、どれだけ駄目なんやろうか? ちょっと怖いけど、知らないほうがもっと怖いわ」って思うけどな。
戦後、国が教育を地方任せにしてしまった。任せすぎてしまった。結果として、今さら安倍さんが「美しい国へ」と呼びかけても、国家としての「全体的ビジョン」を地方に行き渡らせることは不可能でしょ? だから、最近になって政府も、今まで放任しすぎた教育行政について、公権力を取り戻そうとして動きもあるわけ。でもさ、一度手放したものを取り戻すのは難しいよ。自分は応援するけどね。
しかし、まだまだ地方分権、独立法人化を進めるなどと言って『地方や民間への権限委譲』が手段ではなく、目的になってしまっているところがある。こんなことを平気で礼賛している奴は、思考停止か、はたまた日本の植民地化を推進する売国奴なんやろうな。
確かに、地方に任せたほうが良いもの、民間に任せたほうが良いものもあるかもしれん。しかし、地方や民間に任せっぱなしにしたらいけないものもある。これが分からない奴は、それこそいくら偏差値が高くても、自分に言わせれば頭の悪い奴なんよ。任せっぱなしにしたらいけないものの一つが教育なわけ。子どもは商品じゃないし、その子どもらの子ども、また親や祖父が生きる将来についても、我々は責任を負っているんやから。
文部科学省にもっと実効性のある公権力を。その代わり、政府がすべての責任を追う。こうしないと、地方で問題が起こったときに、政府はその地方に対して「しかるべく改善を求める」と知事に通告し、地方は「国が何もしなかった(あるいは何かした)」と文句を言う。つまり、責任の押し付け合いになる図式があるわけ。今がまさにそうでしょ? だから市教委も学校も『事なかれ主義』が蔓延してしまってるんよ。
このブログでも再三指摘してきたけど、文部科学大臣は地方自治体に対して「指導・助言」しかできないのが現状ですね。これでは、文科省の存在する意味がない。現在、国会で審議されている地方教育行政に関連する改正案では、「指導・助言」が「指示」に格上げされてるんよね。「指示」は「命令」に等しいため、これはこれで大きく前進したと言えるね。
しかし、まだまだ。具体的な罰則はどうするの? 教育委員会を解散することや、国が直轄するとか、色々と考えてみてよ。ほれ、地方自治体が倒産したら国が直轄するのと同じ要領でね。
教育が破綻した地方自治体は教育委員会を解散し、すぐに政府が直轄するとかね。そのためにも、「教育が破綻する」とはどういう状態を指すのか、やっぱり客観的な指標がいるに決まっているでしょ。
「国になんか評価されたくない」と言うなら、そりゃもうカルト集団ですわな。
今日はこのくらいにしといたるわ(笑)。所詮、うちは常にマスコミ論調と大衆世論から遠くかけ離れているんでね。渡米前にも、ある記者の取材でこんなことを話して、しかもその記者を完全にこっち側の正論の分かる人にしたけど、やっぱりまたボツになったみたい(予想通りでしょ)。その記者は悪くないんやけどね。まあ、これ以上書くと迷惑かかるんで、せやから今日のところはこのくらいにしといたるわ。
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関連記事:日本の教育行政、その責任者不在のシステム。 など。
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2007.05.28
トークン・エコノミー法(後編)
読者の皆様、このエントリーの前の『トークン・エコノミー法(前編)』 はお読みいただけたでしょうか。まだの方は、先に上記のリンクをクリックして、前編からお読み下さい。
さて、いよいよ参加したシンポジウムの内容についてです。
発達障害の子どもへの行動支援プログラムを提供する企業(アメリカには腐るほどあります)によるシンポジウムでした。
内容については、トークン・エコノミー法に関する基本的特徴について紹介するところから始まり、後半は具体的な応用例を紹介するという構成になっていました。
ところが、アメリカらしいんですが、途中でフロアからどんどん質問がなされます。それに演者が逐一応答していくのですが、意外と前半の基本的知識の部分で質問する人が多くて、なかなか自分が聞いてみたいと思った応用編に辿り着きません。
ハンドアウト資料をみても、もともと分量も多く普通にやっても時間切れになるんじゃないかと思っていました。案の定、途中からスライドをはしょり始めて、応用編に突入した辺りで時間オーバー。最後まで真面目に聞いていたのですが、ちょっとガッカリしました。
それでも、面白いアイデアが随所に見られ、共感できる部分もたくさんありました。
たとえば、野球が好きな子どもには野球板を使ってポイントを獲得するシステム。具体的に定義された適切行動(たとえば、自発的に挨拶する)が生起するたびに、ヒット1本。ヒット3本で満塁になり、4本目はホームラン(グランドスラムと言います)。これで4点獲得。学校の帰りまでに9回の攻防があって、帰りにお楽しみ(バックアップ好子)と交換できるというシステムです。もちろん、点差があればあるほどバックアップ好子の価値は高まります。
他にも、チェスが好きな子にはチェス盤を使って獲得したポイントを視覚的に提示していくアイデア。宝探し(すごろくのようなもの)を使ったり、昆虫採集のようなものがあったり。見ているだけでも楽しくなります。
自分らもトークンを出来るだけ楽しくするための工夫は、あの手この手を使ってやっています。パズルを適切行動1回につきピースを1つずつ渡し、完成したらバックアップ好子というやり方も、まったく同じです。
トークン・エコノミー法を成功させるための決め手もいくつか紹介されていて、これらもまったくその通り。
まず、「子ども自身がバックアップ好子を選択できること」。子どもの年齢によって、興味や関心、好みを考慮する必要があります。そして、普段は手に入らないものが効果的。
それから、「実際に与えやすいもの」であること。子どもがポイントカードをコンプリートしたのに、バックアップ好子をもらえるのが半年後とかではいけない(これ、親御さんとかがしばしば陥る失敗例)。
他にも、リストアップしていない適切な行動(想定していなかった適切な行動)に対してトークンを与えるのは良いが、きちんと定義されていない行動(想定していなかった不適切な行動)に対して、レスポンスコスト(トークンを奪ってしまう減点法)を使うべきではないこと。
なかなか奴らもそれなりの経験則を持っているなと、思わずニヤリとしてしまいました。
その他、『学校用スケジュール』、『家庭用スケジュール』などの紹介があり、『地域社会でのスケジュール』なども、ちらっと説明がありました。その後、問題行動への介入の辺りになると、もうほとんど時間もなく、説明が不十分でした。
面白かったのは、トイレの水を何度も流す自閉症児に対して、『トルネード・チューブ』という、水がくるくる回るオモチャを使う方法でした。資料によると、「不適切な流し方をしなかった時だけ、トルネードチューブを渡す」とありました。まあ、厳密なことを言わせてもらえれば、「○○しなかった時だけ渡す」という介入方法は、行動分析が不十分なんですけどね。いずれにしても、トイレの水を流すのと似たような機能をもつオモチャを使うというのは、自分らがやってきた方法と同じです。
他に、ラミネートされたスケジュールを使う方法、行動契約法など、自分がこれまでやってきた実践と同じものがたくさんありました。
何か新しい知識を得たかと言われると、それはありませんでした(最初からそれを期待していたわけではありません)。しかし、自分がこれまでやってきた方法を振り返ることができたし、これからまた色んなアイデアグッズを作ってやろうという動機づけにはなりました。うちのスタッフにも色々教えてやろうっと。
尻切れトンボで終わってしまったので、終わってからすぐ演者に質問に行きました。
まったく今回のプレゼンでは触れられていなかった、重度の子どもへのアプローチです。あるいは、中程度の遅れのある子どもで、なかなかトークンへの動機づけが高まらない事例への工夫について、一体どう考えているのか。
自分の場合、高機能の子ども達だけを相手に仕事をしているわけではないので、この辺りの知見については彼女らに負けないものを持っていると思います。重度の子、無発語の子、2歳程度の障害のある幼児でも、可能な方法があるんですね。
いつかアメリカに輸出しましょーかねー。
あ、トルネード・チューブ。どこで売ってるのか聞けばよかった。(追記:ゲットしました )
続き:『トークン・エコノミー法(バックアップ編)』
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関連記事:
トークン・エコノミー法(前編)
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トークン・エコノミー法(前編)
今日はプラプラっと適当に面白そうなシンポジウム探して動いていました。参加したのは、「トークン・エコノミーの適用法」について。
トークン・エコノミー法って、行動分析学では良く知られた方法です。教室の中で、また家や職場などで、非常に簡便に使用できるため、行動分析学の専門でない人でもたくさん使ってくれています。そもそも、これは心理学ではなく字の通り経済学での概念です。
トークンは、日常生活でありとあらゆる場面に用いられ、人間の消費行動に影響を与えています。自分の財布の中のカード類も、ほとんどがポイントカード。
さあ、心理学に興味のある方、そうでない方も続きをお読み下さい。
トークン・エコノミー法の利点は、扱いが容易なこと、特定の行動の出現を高めるのに有利なこと、視覚的に動機づけられ達成感も味わえること、などがあるでしょう。
さて、自分が大学の講義の中でも話している例を紹介します。
財布の中に美容室のポイントカードがあります。この美容室はまあまあ気に入っている程度です。でもある日、仲の良い友だちが「新しい美容室を見つけたんだけど、すんごい上手に思い通りのスタイルにしてくれるんだよ、今度一緒に行こうよ」と誘ってきたとします。
そのとき、今まで通っていた美容室のポイントカードはこんな感じだったとしましょう。2000円ごとにスタンプ1ポイント、捺印してもらえるのです。
あと、1ポイントだけゲットすれば、5000円の金券と交換できるという状況です。
あなたは、友人の誘いに乗って、この今まで1年近くかけて貯めたポイントカードを捨てて、新しい美容室に行くことにしますか?
もう1つのシチュエーションを考えてみましょう。
今まで通っていた美容室のポイントカードがこんな感じだった場合は?
5000円の金券と交換できるようになるまで、まだ1年近くかかりそうですね。
こんな状況ならば、友人の誘いに乗ってすぐに新しい美容室にくら替えしてみる気にもなります。
上の図のように、あと1ポイントでこれまでただの紙切れだったものがお金の価値を持つようになる状況では、賢い主婦ならば「もう1回だけ今までの美容室に行ってからにするわ」となる率が高いのです。
つまり、トークンエコノミーは、消費者の行動をこれほどまでに影響を与えるものであり、しかもカードとスタンプだけでとても簡便です。後は、全部貯まったら、それなりの金品(バックアップ好子と言います)と交換できるようにすれば良いのです。
懐かしい話をすれば、グリーンスタンプとかブルーチップも同じシステムです。これらをどんどん貯めれば貯めるほど、景品交換リストからお好きな景品と交換できるわけです。クレジットカードのプレゼントもそうですね。航空会社のマイレージも、トークンの一種でしょう。ビジネスホテルのポイントカードもそう。おかげで、私の財布の中はポイントカードだらけです。薬局、総菜屋、ドーナツ屋、クリーニング屋、味噌カツ屋。もうこうなると、支払いの時に「ポイントカードはお持ちでしょうか?」と聞かれた時には、ドラえもんが慌てた時に長靴やら傘を出してしまうように、そのお店のポイントカードをすぐに出すことのほうが難しい(笑)。
さて、たまに「トークンエコノミーを息子に使ったが、うまくいかなかった。トークンシステムは万能ではない」などと言う人がいます。確かに、重度の知的障害があると適用困難なところはありますが、高機能自閉症の子どもに使ってうまくいかないと言うのです。
しかし、これはトークンエコノミー法が万能かそうでないかではなく、トークンの『さじ加減』の問題である場合がほとんどです。
ちょっと、これをご覧下さい。
このポイントカード。右下まで行って、ようやく交換してもらえるというのは、さっきまでのと同じです。しかし、そこに行き着くまでに5年ほどかかりそうです。
こんなカードを財布の中に大事にしまっておく人はどのくらいいるのでしょう。
こんなお店は、リピーターを失うこと間違いなしでしょうね。
やはり、バックアップ好子が適度にコンスタントに得られる程度に配分しなければいけないわけです。それに、20万円分利用したのに、バックアップ好子が「折りたたみ傘(Made in China)」だけだとどうですか? 店長を殴ってやりたくなるでしょう。
後編に続く(後編はこちら から)
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2007.05.27
伊吹大臣への応援歌2
伊吹さん、がんばっておくれやす。
5月22日の大臣会見録をご覧あれ。
記者) 国立大学法人の運営費交付金について、昨日財務省が、科学研究費補助金等の実績に基づいて配分し直すと、減額される大学が多く、理系の強い大学が増額されるという試算が出ましたが、法人化して色々大変な中で、科学技術だけを見て運営費交付金に差が出るということについて、大臣はどのようにお考えでしょうか。
大臣) 財務省は予算を減らしたいから、色々な事を言うのは結構ですが、そういうわけにはいきませんね。総合科学技術会議でも私は申し上げましたが、すぐ産業化ができるものや、すぐにビジネスに結びつくものが効率的だと言って、そこにお金を配分するということをしますと、すぐにビジネスに結びつくものを生み出す頭脳はどこから来ているかと言えば、それは幼稚園から初等教育、中等教育を経て、科学的マインドのある人が大学に進学をし、 まず基礎を学び、その上で応用 の技術開発に取り組むわけでしょ。今、技術開発に取り組める頭脳を持っている人たちが申請した件数だけで予算を配分してしまったら、その技術開発とか産業化の応用に結びつくような研究をする、将来の人材を養う基礎に予算が回らなくなってしまいます。 ましてや、初等中等の予算を毎年毎年減らして、応用をやりたいと手をあげた人たちだけにお金を渡してしまうと、新たに応用をやれる人材が日本にいなくなってしまいます。そういうのをキリギリス的発想というのです。目先の財政資金を減らしたいとか目先のお金を儲けたいということだけで教育の資金を配分するという発想は、私は非常に危険だと思います 。競争的資金を増やして国立大学法人の運営費交付金を減らすという発想や、科学技術振興費を増やして教育費を減らすという発想、初等中等教育の予算がだんだん減ってきているという現状も、そうです。国会が認めた教育基本法にも、大学の目的というのがあって、新たな研究開発と同時に教育ということが明記されており、また、社会還元ということは国会の意思として明記されています。社会還元をどう理解するかは色々立場がありますが、地方の大学や教員の養成をしている人たちは応用技術開発の論文は書かないかも知れませんが、国家に有為な人材を供給するためには非常に良い仕事をしています。とにかく、儲け仕事と目先の損得だけでお金を出すというのは、米百俵の精神に反するのではないかと思います。ここは、これから年末にかけて大きな議論のあるところですね。
http://www.mext.go.jp/b_menu/daijin/07052501.htm
伊吹さんは、やっぱり地頭が良いねえ。今でも感謝してますよ。あの、小学校に英語教育必修化に傾きかけた流れ。あれを「全く必要なし」とバッサリ断ち切ってくれたのは、この伊吹さんのセンスなんよね。ご本人は、英国仕込みの達者な英語をお話しになるそうで、本物の語学力を身に付けたマトモな人だからこそ、「小学生への英語教育必修化」なんていう馬鹿げた政策に賛成しなかった。
そういえば、金メダリストの荒川さんに「相手が転んだときは、ウヒョホー!」 と言った、前の文科相の小坂さんは諸手を挙げて賛成していたなあ。駅前留学とか、語学コンプレックスを植え付けられた人達がね、「小学校のうちから英語、こりゃあエーワ」なんて言ってるんでしょ。小学生に必要なことは、外国語よりも正しい母国語と基礎学力。これ当然でしょうが。
英会話ビジネスの宣伝に騙されている人のまあ多いこと。曰く、「幼児期から本物の英語に触れさせておかなければ正しい発音は身につかない。大人になってからじゃ遅い」とね。これ、嘘八百。大人になってからじゃ遅いことは「暗記」だよ。だから、小学生には日本の美しい詩なり漢字なり暗記させまくったほうがよろしい。外国語はツールに過ぎないんやから。大切なことは基礎学力。これ大事。
外国語は基礎学力ではない。ツール(応用のための道具)なのです。
話を戻します。普通、大臣なんてものは国会答弁とか記者会見なんか官僚の用意した原稿を読むでしょ? 伊吹さんのスゴイところは、原稿なんかに目を落とさずに、しっかりと前を向いて自分の言葉で自分の信念を語っているところ。
そういえば、佐藤方哉先生(帝京大学教授;慶応義塾大学名誉教授)の著作だったか、学部生の頃に読んで感銘を受けたんやけど、「スピーチの時は原稿を読んではいけない。だが、原稿を作らないのではなく、原稿を作ってそれを読まずにスピーチしなさい」 というような名言があったと記憶している。これって、なかなか容易ではないよ。自分は「原稿を読まずに話せ」だけならできているけどさ。
国会中継とか見てごらんよ。
これとか。 http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
もちろんね、教育なんて「誰もが語れる分野」だからね、原稿を読まずに自分の言葉で語ろうものなら、たまには「いわゆる失言」もありますよ(本当は「失言」なんて言葉はおかしい。揚げ足取りが好きな誰かさんが勝手に「失言」にしているだけ)。しかし、伊吹さんの場合は地頭が良いから「いわゆる失言」も少ないし、磨かれたセンスが信念となっているので揺るがない。偏狭な記者の質問にも、ちょっと勉強した程度の野党議員の質問にも、揺るがない。
現場のことを知らずに間違った発言をすることはあるよ。そりゃ、学者だってあるでしょ。自分だって、同じ専門分野でも領域が異なる場合には、そりゃあ認識不足だらけよ。そういう時は、教えてやれば良いわけ。教えてもらえば良いわけ。当ブログではこれまで応援中心で、たまには「伊吹さん、そりゃいかんよ」とも言ってきたけど、これからもそのスタンスで行くよ。地頭の良い保守本流の政治家だから、正論に耳を傾けることができるんよね。
安倍さんの選んだ教育再生会議メンバーは、なんというか「客寄せパンダ」というか、安倍さんらしいメディア受け狙いなのは誰が見ても明らか。このメンバーたち、目立ちたがり屋ばっかりだからどうしようもない。ここに伊吹さんがいてくれるだけで、どんなに安心感があるか。
だから、伊吹さんを応援します。というか、「いつも日本国民の将来のことを考えてくらはりまして、ほんにおおきに。これからもよろしゅ、おたのもうします」。
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関連記事:青少年の自殺率を減らしたければ、『ゆとり教育』をやめなさい! 文科相のメッセージより、保護者との対話を! 公明党に押し切られた自民党、7分の1の力に落とされた文科省。 与党の救済措置が、日本を滅ぼす。【高校必修単位偽造事件】 高校履修詐欺事件。大衆の論調を斬る! 『いじめ』の犯人捜しという『いじめ』。 日本の教育行政、その責任者不在のシステム。 刺客ども、だらしない姿を見せるな。 安倍流『有名人会議』による教育改革 伊吹大臣への応援歌 給食費を払わない保護者 内閣総理大臣補佐官5人集
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2007.05.25
お門違いの「いじめ自殺に共済不支給」議論
なんか、お門違いというか。「いじめ自殺に共済不支給」だったことについての議論。
これさ、センチメンタルに過ぎるお花畑さんたちにとっては、「なんで支給してやらないんだよ」って言うかもしれないけど。
冷静に考えてみてよ。市教委が「学校管理下で起きたんだ!(だから支給してやれ)」と主張してるんでしょ? これって、おかしくない?
学校管理下で起きたと主張しているんなら、黙って市教委が 2800万円を遺族に出してやるべきです。
http://www.asahi.com/edu/news/OSK200705220032.html いじめ自殺に共済不支給 今治市教委が不服審査請求 2007年05月22日
愛媛県今治市で06年8月、同市立中学1年男子生徒(当時12)がいじめを苦にする遺書を残して学校近くで自殺したことをめぐり、同市教委が独立行政法人「日本スポーツ振興センター」(東京)に遺族への死亡見舞金の給付を申請したところ、「学校管理下に当たらない」として不支給の決定を受けていたことがわかった。同市教委は不服審査を請求している。
同センターは「学校の管理下における児童・生徒等の災害」について死亡見舞金(最高2800万円)などを遺族に給付している。同市教委は昨年12月に遺族の同意を得て死亡見舞金の給付を同センターに申請した。しかし、4月12日付で同センターから「自殺は学校管理下ではなく、不支給とする」との返答があった。
市教委は「自殺の原因となったいじめは学校管理下で起きた」として、今月17日、不服審査請求書を提出した。
同センター災害共済給付課は「個別の案件については回答できない」としている。
こんなもの、「私ら教育委員会は遺族の味方ですよと装っているだけ」といわれても仕方がないんちゃうかな。
スポーツ振興センター側が「学校管理下ではなかった」と主張し、教育委員会が「学校管理下だった」と主張する。まるで、逆転現象みたい。この『学校管理下』というキーワード。つまり、「学校管理下なのか、否か」がね、大金が支給されるかされないかに直結しているだけのこと。
こんな議論、いじめの問題解決に役立つかい?
いじめたのはだれ? 見殺しにした傍観者はどいつら? 自殺を思いとどまらせるべき人たちは何をやっていたの?
こういう、誰もが考えたくないことや触れたくないことに目を背けていては、何の教訓にもなりません。
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Posted by 奥田健次 いじめ・ハラスメント , 教育 | Permalink
2007.05.23
思考停止人間が「あってはならないこと」と言う
復帰1発目のエントリー。
政治家とか校長とかがコメント求められて、「あってはならないこと」 と言うのを聞くと、もうコイツはダメな奴ではないかと思ってしまう。とんでもない事件について意見を求められた政治家や学者が「決してあってはならないこと」と答える。学校で起きた不祥事について校長が「あってはならないこと」と答える。社員の起こした事件について社長が「あってはらなないこと」と答える。
不謹慎かもしれないけれども、自分はこういうコメントを真面目な顔でやっている大人を見ると、昔から情けないやら腹立たしいやら、最後には笑ってしまうんよね。
最近では、熊本の『赤ちゃんポスト』の件。
マスコミのインタビューに対して、厚生労働大臣はじめ閣僚らは「あってはならないこと」の連発。果てには、総理大臣である安倍さんまで、「あってはならないこと」と発言。
日本の政治家の思考停止ぶり、ここに極まれり。内政についても外交についても、今の自民党はこのところ従米というか媚米に過ぎるから、自分の頭で考えて発言することができなくなってしまってる。あとは、下手にマスメディア(大衆世論)に叩かれたくないから、不用意な発言ができないという。
世の中、「あってはならないこと」だらけでしょう。「あってはならないこと」が残念ながら日常茶飯事だから、「どうしよう」と考えるのが大人の仕事でしょうが。「どうすれば良かったのか」「何がいけなかったのか」「これからどうすれば良いのか」。現実の問題について、その原因を考え、有効な対策を計画立案するのが政治家の仕事でしょう。政治家がこんな調子じゃあ、これからもっと「あってはならないこと」が起こりますって。
だからね、熊本の病院の「赤ちゃんポスト」を非難する政治家は、現実のことが何も分かっちゃいないわけ。虐待や遺棄という「あってはならないこと」が日常茶飯事に起こりうる時代だから、その対策を具体的に考え、試験的に取り組んでいるのが現場なわけよ。真顔で「あってはならないこと」なんて優等生気取りで発言している政治家なんぞ、現場で働いている人たちの足元にも及ばないわけ。
ネットで調べてたら良い記事を発見。たまには毎日新聞もやるじゃん。
肥後六花:赤ちゃんポスト(2) /熊本 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070520-00000266-mailo-l43 5月20日16時3分配信 毎日新聞
「赤ちゃんポスト」に対し、安倍晋三首相を始め嫌悪感を抱く閣僚が少なくないという。 「親学」まで提唱する安倍政権。男児が預けられ、厚労相らは「あってはならない」「親が面倒をみるべきだ」と、それ見たことかとばかりに非難した。 だが、ポストに矛先を向けるのはお門違いだろう。「あってはならない」どころか現在、遺棄や虐待で国内の養護施設に入所する児童らは増え続けており約3万8000人。えい児殺しも年間二十数件に及ぶ。 この現実を直視し、対策を考えることこそ政府がなすべきことだ。しかし、以前から指摘されている児童相談所の施設や職員の拡充は進まない。「美しい親子」を賛美するだけの現政権の単細胞ぶりは害悪ですらある。
5月20日朝刊
最後の一文はちょっと言い過ぎのような気もするが(自分もかも;苦笑)、言いたいことは半分くらい分かるよ。確かに、賛美するだけじゃ何にもならんからね。この辺りはまた後日のエントリーに書きましょう。
とにかく今回のことはね、間違いなく「あってはならないこと」とコメントした政治家らの負け。というか、「あってはならないこと」って二度と使うなよな。大人として恥ずかしいから。
「あってはならないこと」は、「言ってはならないこと」です。
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関連記事:簡単に人を殺してしまう理由
Posted by 奥田健次 教育 | Permalink
2006.11.18
青少年の自殺率を減らしたければ、『ゆとり教育』をやめなさい!
伊吹文科相ももうあきまへんな。いや、伊吹さん一人の力では如何ともしがたかったのか。子どもに向けてのメッセージが、あまりにも空しい。それにしても、不勉強としか言えんよ。
文科相、いじめ阻止に緊急メッセージ…小中高生に配布 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061117it13.htm
伊吹文科相は17日午後、子供と大人に向けた二つの緊急メッセージを出し、文部科学省は全国の教育委員会に、メッセージをすべての小中高校生に配布するよう要請した。 いじめや自殺の問題で、大臣が緊急メッセージを出すのは、1996年1月以来、10年ぶり。 「未来のある君たちへ」と題した子供向けメッセージは、いじめる側の子供たちにはいじめをすぐにやめるよう、いじめられている子供たちには誰かに相談するよう呼びかけている。大人向けは、親や教師、地域の人やスポーツ指導者などに、連絡しあって、子供の命を守るよう訴えている。 こうしたメッセージは、94年に愛知県の中学2年大河内清輝君がいじめを苦に自殺し、その後も自殺が相次いだことを受け、当時の文相が緊急アピールを出して以来になる。 伊吹文科相の子供向けメッセージは次の通り。
弱いたちばの友だちや同級生をいじめるのは、はずかしいこと。 仲間といっしょに友だちをいじめるのは、ひきょうなこと。 君たちもいじめられるたちばになることもあるんだよ。後になって、なぜあんなはずかしいことをしたのだろう、ばかだったなあと思うより、今、やっているいじめをすぐにやめよう。 いじめられてくるしんでいる君は、けっして一人ぼっちじゃないんだよ。 お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、きょうだい、学校の先生、学校や近所の友だち、だれにでもいいから、はずかしがらず、一人でくるしまず、いじめられていることを話すゆうきをもとう。話せば楽になるからね。きっとみんなが助けてくれる。
(2006年11月17日21時35分 読売新聞)
なんだ、これは。こりゃ、だめだ。このメッセージは『いじめっ子』と『いじめられっ子』に向けてのもの。
あまりにも重大な対象が抜け落ちている。それが『傍観者』 という多数の無力な仲間の存在である。『いじめの輪』について紹介したエントリー を再度、ご覧いただきたい。いじめの悲劇は、いじめっ子といじめられっ子だけが登場人物ではなく、ここには必ず『傍観者』がいるのだ。この図でいえば、たとえば『関わろうとしない見物人』である。彼らは「いじめが起きているのを知りながら、『関係ないよ』といい、はっきりした態度を取らない子」 らである。
こうした数多くの『傍観者』の存在が、子どもに絶望感を与えるのである。あとは『家族のありよう』。これについて誰も触れないのが不思議だ。コロローソの本を読んで勉強してくれ。
したがって、伊吹大臣は子どもに向けてメッセージを発するなら、「弱いたちばの友だちや同級生をいじめるのは、犯罪だ。仲間といっしょに友だちをいじめるのも、犯罪だ。見て見ぬふりをする君たちも、同罪だ。そんな、はずかしくてひきょうなことをする暇があったら勉強しろ!」 って感じがええんちゃうかな。
自殺の問題についても、もう一度だけ触れておこう。本当の処方箋は、ブログには書かない(書けない)が。
アメリカでは60年代に子どもの自殺が3倍に増加した。当時のアメリカは、個性重視、自由教育をスローガンに掲げており、授業時間や受験・テストなどは『ゆとり教育』。校則も緩やかにされていた。
逆に、当時の日本は厳しい校則に受験戦争のまっただ中。同じ時期にアメリカの子ども達の自殺が3倍に増加しているのに、日本の子どもの自殺率は減少している。先進国の中で、当時の日本の子どもの自殺率の低さ(&学力の高さ)は、世界中から注目されていたはずだ。
アメリカは当時の『ゆとり教育』の失敗を大いに反省し、その後、授業時間数やテストを増やしている。その結果、学力の向上はもちろん、少年犯罪の減少、青少年の自殺も減った。
残念ながら、日本にはアホな教育学者やら医者が多くて、どうしようもない。こんなどうしようもない連中が、有識者なんていって中央でふんぞり返っているのだから日本の教育は末期的状態なのだ。『ゆとり教育』なんてのは、子どもに対する、あるいは将来の日本に対する、国家的犯罪だ。
以下のような、幼稚な思い込みの図式があるのではないか。
(1)「子どもを受験戦争に駆り立てる」→「ストレスをかかえる」→「自殺する」or「犯罪者になる」
(2)「子どもを受験戦争に駆り立てる」→「ドロップアウトする子がいる」→「自殺する」or「犯罪者になる」
こういう図式を、教師やら保護者が思い込んでいるのではないか。だが、これは本当に思い込みに過ぎない。センチメンタルな人が増えていて、非常に単純に「子どもがかわいそう」という感情がベースにあるようだ。
子どものうちに、どんどん知識を詰め込もう。詰め込みがいけないのではなく、詰め込み方の良し悪しを問うべきだ。『詰め込み教育』の反対が、動機づけを重視した『ゆとり教育』という考え方も、お馬鹿でアホな大間違い。はっきり言うが、『詰め込むことへの動機づけ』だって可能なのだ。子どもら、ポケモンに出てくるモンスターの名前を喜々として覚えとるやんけ!
そういえば、最近の小学生は「死んだら生まれ変わる」と信じているのが5割もいるそうではないか。数年前は2割程度だったのに。ドラクエのザオリクかい。マリオのコンティニュー知識レベル。そりゃ、簡単に死のうと考えるわな。やはり、小学生にはもっと良い方法で知識を詰め込んだほうがよい。
もちろん、必ず詰め込みに失敗する子どもはいる。失敗した後のフォローが大切なのであって、『詰め込みが良く無かった』と考えることは幼稚な発想だ。大人の敷いたレールからはみ出す子どもには、それはそれで逞しく生きていく術を教えていけばよい。
ちなみに、自分は思いっきり『詰め込み教育』からドロップアウトしたし、常に大人の敷いたレールからはみ出していた。今になって「もっと小さい頃から詰め込んでもらっていたらなあ」と、わがままを言っている。大人になってから、新しい知識(特に暗記)は絶望的に困難。それでも、ドロップアウトした自分だが詰め込まれた知識には感謝してるよ。最近の、ゆとり世代の平均的な学生と比べれば、遊んでいた自分のほうがよっぽど知っとる。
近年、ようやく文科省も『ゆとり教育』を見直すようになった。理由は、学力低下がひどいからという。だが、まだまだ甘すぎるね。
これまで書いたように、学力低下だけの問題ではない。子どもには、大人のルールを押しつけたほうがよい。校則でしっかり縛ればよい。知識もどんどん与えればよい。多少、理不尽な大人がいたほうがよい。子どもに反抗させればよい。理不尽な大人に反抗することから、子どもはさまざまなことを学習する。大人の『理不尽さ』に気付かせてやることで、子どもも大人になっていくのだ。
こんな感じよ。
「先公もよ、馬鹿じゃねえか? あんなくだらん規則を押しつけやがって」「でも先公の立場からすれば、しょうがないんちゃうか?」「そうやな、先公も所詮は犬みたいなサラリーマンなんかもしれんな」「だったら、今はその犬の言うことでも聞いておいてやるか」「せやな(笑)」
これでええねん。これで十分、大人やんか。先生の立場について考えることができてるやんか。これは、態度は悪いかもしれんが、こういう反抗精神ってのはすばらしいことやで。いずれ、この態度の悪い子どもも大人になってから、そんな先公に対して「先生、ありがとう」「自分の態度、悪かったです」ってなるんやから。「ならねーよ!」などと言うなかれ。ならせるんだよ!
逆に、ルールや規則もなく育てられた子どもは、とにかく相手の立場に立つことができない。ただ暴走するだけ。自由だから、暴走しても特に罰されることもない。暴走が許されるわけだから、他人の立場についてじっくり考える必要もない。反抗と暴走ってのは、まったく別のものやってこと。
学者も役人も、きっと子どもの頃は『まじめ』だったのかもしれんな。自分みたいに遊びまくりのアウトロー少年、一生『反抗期』男のほうが強く逞しく生きとるかもしれん。
ってなわけで、来週、中学校に逞しく乗り込みます。あ、爆弾とかじゃなくって講演だからね。「お前の存在自体が爆弾や!」って? おう。仰るとおり鴨(爆)。
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関連記事:文科相のメッセージより、保護者との対話を! 『いじめ』の犯人捜しという『いじめ』。 刺客ども、だらしない姿を見せるな。 伊吹大臣への応援歌 『臨床いじめ学』について 高校生意識調査にみる戦後教育の誤り いじめの根を絶ち子どもを守るガイド いじめのある現場で解決する策がある 永久に少数派 いじめ社会の完成 番長賛歌 など多数。
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2006.11.12
高校の単位不足は割引のくせに、NHKの受信料不払いは割増というデタラメ。
だから、言うたやろ。何をデタラメ言うとるねん、このドアホ! 大人の都合で『義務』を語るな!
自分が言うていたことってのはこれのことよ。高校必修単位偽装事件 のこと。
今回の必修単位偽造事件。これを「大目にみる」ならば、年金未納も大目にみてやればいかがか。法律でNHKの受信料を義務化するのも、美しくないからやめておけ。
「国民からお金は納めていただくが、必修単位は修めて頂かなくても構いません」 って宣言しとるようなもんやで!
上記のエントリーで提案した『仮卒業』のアイデアはそれなりに評価されたようだ。文科省の『心ある』お役人さんからも、「先生のご提案のような路線で行くという話もあったのですが、与党からかなり強い圧力に押し切られてしまいました」とメールをいただいた。
さて、NHKの受信料の話。
NHK受信料、義務化の際は延滞金・割増制度も検討 http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20061110i206.htm
菅総務相は10日の閣議後会見で、総務省が検討しているNHKの受信料支払い義務化に関し、支払いが滞っている視聴者に料金を上乗せする延滞金制度や、不正に支払いをごまかした場合の割増制度などを検討する方針を示した 。 現行の放送法は、視聴者にNHKとの受信契約を結ぶことを義務づけているだけで、支払い義務はNHKの受信規約に示されている。 菅総務相は、「義務化の(放送法の改正案に盛り込むかどうか)結論は出していないが、(延滞金、割増制度は)今の受信規約に入っている」と述べ、義務化の際は放送法に含める考えを示した。 また、「受信料を義務化する場合は、国民の理解を得られるようなことをやらないといけない」とし、NHK職員による不祥事の再発防止策や、子会社整理などの合理化が必要との認識を示した。 (2006年11月10日13時36分 読売新聞)
だからドアホかって!
太字にした部分を、高校の単位偽装事件におきかえてみよう。
学習指導要領の必修科目に関し、単位修得が滞っている高校と生徒に必修単位を上乗せする延滞単位制度や、不正に履修単位をごまかした場合の割増制度などを検討する方針を示した。
示してくれよ、頼むから。NHK受信料の義務化と同じ論理でいけば、履修単位をごまかしたならば、必修単位を上乗せすることを検討しなければならん。なのに、『救済措置』などと言って単位不足を大目にみることにしたやんけ。やってることがデタラメやってことが分からんのか? お前らに『義務』なんぞ語る資格は無い。
デタラメな大人の言う「子どものため」とか「救済を」なんてのは、まったく子どものためになってないんやで。ネクタイ締めて偉そうな肩書きをぶらさげてな、一般人を騙すことはできても、自分はそんなドアホーでデタラメ&綺麗事だらけの大人なんぞ、すぐに見抜いてしまう。自分、小学生の頃から大人のデタラメを指摘しては殴られていたからな。
ったく、薄っぺらい奴らが多いんやから。自分に近づくなよ、近づくとぶっ飛ばすぞ。
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関連記事:自殺予告連鎖と文科省批判への批判 『子育て学』を高校の必修科目にせよ。 公明党に押し切られた自民党、7分の1の力に落とされた文科省。 与党の救済措置が、日本を滅ぼす。【高校必修単位偽造事件】 高校履修詐欺事件。大衆の論調を斬る!
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2006.11.11
自殺予告連鎖と文科省批判への批判
先日、『文科相のメッセージより、保護者との対話を!』 というエントリーを書いたが、その後、自殺予告行動が連鎖している。テレビに出ている教育評論家なんかは、児童生徒の自殺予告の手紙を文科省が公開したのは良かったなどと言っているようだが。
まあ、これ自殺予告とか言っているが、脅迫の機能もあるんじゃないか。つまるところ「自分の命という爆弾を爆破するよ」と言っているに等しいわけ。
何か大人が振り回されていて、子どもの思う壺にはまっているのが情けない。「命を粗末にするな」とか「早まるな」なんて、そんなことは誰でも言える。学校の見回りなんて、誰でもできる。
児童生徒らも、文科省に手紙を出すなら自分の連絡先を書いたほうが良い。そうすれば確実に相手にしてもらえるから。無記名でそういうことをやると、世間を騒がせるだけの効果しか得られないかもしれないし。自分の名前を書いたところで、文科省は名前をマスコミに公表するわけないんだから。まあでも、とにかく文科省の会ったこともないオッサンに手紙を書くくらいなら、もっと身近な人に相談するように。
文科省に手紙を出した子どもが自殺した場合、保護者は学校や教育委員会、文科省に怒鳴り込むことは出来んよ。だから、やはり子どもとの対話をしっかりとやってほしい。身近なところに相談相手がいないということこそ悲劇なのだ。
自分はこういった世間を騒がす行為には触れたくない。ブログには書けないほどの、生の事例を知っているだけに、ここに細かいことを書くことができないのだ。また、容易に誤解する人がたくさんいることも知っているからな。とても書けん。
このところ、火だるまにされている文科省。
こんなところからも批判が。しかし、この批判ってどうよ。
「私学には独自性」 必修漏れで東京協会長が文科省批判 http://www.asahi.com/edu/news/TKY200611100298.html 2006年11月10日16時47分
高校の必修科目の履修漏れ問題で、東京私立中学高等学校協会の近藤彰郎会長は9日、「私学には独自性、自主性がある。学習指導要領や文部科学省の通達どおりにやらないと法令違反だというのは間違っている」などと、履修漏れの是正を求める文科省の対応を批判 した。 都内で開かれた全国私学教育研究集会での講演で述べた。 近藤氏は、指導要領の「標準」としての役割を認めつつも、「自分の学校に当てはめたときに、あまりにも合わないところがあったら現場で調整するのは当たり前だ」と述べた。 卒業認定についても、「現場の長である校長が決めること。(単位が)足りなければ、受験後に集中的に履修させるのが大正解」と述べ、「文科省が言ったからといって、受験前に補習をやっている学校は、子どもたちのことを一切考えていない」と切り捨てた。 私立では、完全週5日制や学習内容を減らした「ゆとり教育」、国歌斉唱・国旗掲揚などを実施していない学校が多いことにも触れ、「文科省の言うとおりにやっていないから、今の教育が残っている」 と話した。 近藤氏は、女子校の八雲学園中学高校の校長を務めている。
何をかいわんや。
「子どもたちのことを一切考えていない」 と言っているが、子どもたちのことって受験のことだけを言っているんでしょ。だから、それこそ教育なんかやないやんけ。受験の便宜を図ることだけしか考えていない人こそ、子どものことを何も考えていないと斬り捨てておこう。
国歌斉唱、国旗掲揚を実施していない私学が多いことについて、「文科省の言うとおりにやっていないから、今の教育が残っている」 と話したというが、これまた何が言いたいねん? 記者の日本語がおかしいのか、この校長はんがおかしいのか。
是々非々で文科省を叩くのは構わんが、叩き方ってあるだろうよ。私学の独自性や自主性を盾に、何でもやって良いというわけではない。私学の都合だけで、独自性とか自主性など言うたらいかんぜよ。
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関連記事:文科相のメッセージより、保護者との対話を! 公明党に押し切られた自民党、7分の1の力に落とされた文科省。 与党の救済措置が、日本を滅ぼす。【高校必修単位偽造事件】 高校履修詐欺事件。大衆の論調を斬る! など。
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2006.11.07
文科相のメッセージより、保護者との対話を!
ファミリーメンタルクリニック、なかまた先生も『群発自殺を招いてないか! 「いじめ・自殺」の報道自粛を!』 と呼びかけておられるように、「いじめ・自殺問題」についてマスメディアの報道姿勢には憤りを感じる。自分に言わせれば、マスメディアは「子どもを利用している」と。
産経新聞のWebのトップ記事になったと思ったら、すぐに削除された記事。自分がサイトをチェックした午前2時には、トップページの見出しだけが残っていた。全文を読もうとすると、「この記事は削除されました」と表示される。
産経新聞は自粛したってことなのだろうか?
いじめ苦自殺の予告手紙 文科相あてに届く http://www.sankei.co.jp/news/061107/sha005.htm
文部科学省は7日午前0時すぎ緊急の記者会見を開き、いじめを理由に自殺を予告する伊吹文明文科相あての匿名の手紙が同省に届いたと発表した。(11/07 01:40)【記事全文】
だが、朝日新聞は対応が違うようだ。
まあ、今回のは「自殺した」という報道ではなく、「自殺する」とほのめかしているので、扱いは違って当然ではある。
しかし、やはり「自殺のほのめかし(脅し)」行為を模倣する子どもが増える可能性はあるだろう。これまた良くないことだが、こんなことで今さら振り回される大人もどうかと思う。だから、記事をそのまま引用する。
いじめ自殺「予告」の手紙、文部科学省に届く http://www.asahi.com/national/update/1107/TKY200611060341.html 2006年11月07日01時11分
文部科学省は7日未明、「いじめが原因で自殺する」という内容の男の子が書いたと見られる手紙が同省に届けられたと発表した。 午前0時15分すぎに会見した銭谷真美・初等中等教育局長によると、あて名に「文部科学省 伊吹文明大臣様」と手書きで書かれた封筒に、(1)大臣(2)教育委員会(3)校長先生(4)担任の先生(5)クラスのみんな(6)クラスのみんなの保護者(7)両親——にあてた計7通の手紙が入っていた。6日午前中に郵送されて来たという。 学校でいじめを受けているとし、8日までに状況が変わらなければ、11日に学校で自殺すると書かれていた。「クラスのみんな」あてには「なぜ僕をいじめるのですか。キモイからですか。クサイからですか。なぜ僕のズボンをおろすのですか」。校長あてには「なぜ親がずっとまえから校長先生にいじめのことをいってもずっとなにもしないのですか」などとあった。 差出人の名前や住所、学校名など個人を特定できる情報は書かれていなかった。消印の一部には「豊」と見える文字があり、文科省は、この文字を含む全国の集配局を調査。21都道府県の39市区町村の44郵便局が該当することが分かった。4日に投函(とうかん)されたとみられるという。 文科省は、該当する都道府県教委を通じ、これらの局を含む自治体の教育委員会に連絡。該当するような相談を受けていないか、民間の電話相談窓口なども含めて調査するよう指示した。 本当の自殺予告と判断した理由について、銭谷局長は「11日に自殺する、とはっきり書いてある」としたうえで、「大臣に対して行動してほしいという要請の手紙だろうと判断した」と説明。 記者発表した理由について「私どもとしては、たった一つしかない命を大切にしてほしい。文科省も大人も、いじめの問題解決のためにがんばるから、『ぜひ、生きてほしい』とのメッセージを伝えたい」と話した。
果たして、この子どもが得たものは何だろうか。結果的に、自殺してしまった場合、その若い命を失う。自殺しなかった場合、自らの命を絶つことを交渉手段とするスキルを得るだろう。
実は、こうした行動は何も新しいものではない。『自殺念慮(ほのめかし)』なんてものは、精神科治療では普通にあることだ。社会的な影響力を抜きにしては考えられない。どういうことかというと、携帯電話もない無人島で一人で生活している人が自殺するのとは違うってこと。リストカットの傷跡を見せる人や、「これから死にます」と誰かに事前に打ち明ける人とは違うのだ。
後者の多くは、「だれか止めてよ」というメッセージに対する『社会的な注目』が、強い動機になっている場合が多い。社会的な注目とは「やめなよ、あなたの命は尊いんだから」といったような声かけだ。こうした注目を与えることで、自殺念慮はしばしば繰り返される。かといって、無視すると意趣返しのように本当に自殺してしまう人もいる。
今回のこの子どもは、「文部科学大臣を動かした」という意味で、大きな自己効力感を得たのかもしれない。ある種、「学校に爆弾をしかけたゾ!」という脅迫と似たようなところもある。
しかし、本当に必要なことは『保護者との対話』 なんだよ。親や友達など、身近にいる人との対話を求めるべきであって、会ったこともない文部科学大臣に何かを言わせようとする必要はそもそも無い。
校長あてに「なぜ親がずっとまえから校長先生にいじめのことをいってもずっとなにもしないのですか」 と書いているではないか。ならば、親は「うちの子かもしれない」と気が付くはずでしょう。
そういうことなので、文科省はこの子どもに「命を大切にして」と声をかけるのではなく、保護者に対して強いメッセージを 発するべきなのだ。
「心当たりのある親御さん、心当たりの無い親御さんであっても、我が子に『いじめで辛いことがあれば、父さん母さんに話して。父さんと母さんは、(仕事を辞めてでも)絶対にお前を守るから』と話して下さい。今回の親御さんは、校長先生にまで話し合われたことがあるとのことなので、心当たりがあるはずでしょう? だから決して、子どもとの対話の時間を惜しまないで下さい」
こういうようなメッセージを、保護者に向けて 行うべきなのだ。
しかし、こんな状況(惨状)になるのも当然といえば当然か。いくらなんでも、郵政解散選挙のときに小泉自民党がやった暴挙。それを『小泉劇場』と呼んで囃し立てたテレビメディア。本当にひどかった。あれこそ、歴とした『いじめ』であって、その『大人のいじめ』を煽り続けた人がいて、国民のほとんどが『いじめられっ子』候補者を反対勢力とか守旧派などとレッテル貼って冷たくあしらったわけだから。
当時、安倍さんも小泉首相(当時)に追随して、恐ろしいほどの『いじめ』に荷担していた。
郵政解散選挙で小泉自民党が圧勝した直後、自分は我が国で『いじめ社会の完成』 をみたと述べた。そのことが、実際こういう形になって現れているだけだ。政治家もマスメディアも、他人事のように責任転嫁する前に、まず自分らの過ちを認めて反省するべきだろう。
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関連記事:『いじめ』の犯人捜しという『いじめ』。 刺客ども、だらしない姿を見せるな。 伊吹大臣への応援歌 『臨床いじめ学』について 高校生意識調査にみる戦後教育の誤り いじめの根を絶ち子どもを守るガイド いじめのある現場で解決する策がある 永久に少数派 いじめ社会の完成 番長賛歌 など多数。
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2006.11.04
『子育て学』を高校の必修科目にせよ。
高校の必修単位偽造事件も、もうアホくさくてね。だったら、自分がずっと前から主張してきた『子育て学』を高校の必修科目に入れてくれと、真面目に言いたい。安倍さんの教育再生会議には、とても出来ん話やろうが。痛ましい事件が頻発しているのに。
乳児を数十回投げつけ重傷 埼玉県警、私大生の父親逮捕 http://www.sankei.co.jp/news/061104/sha014.htm
生後5カ月の長男を布団に数十回投げつけ、急性硬膜下血腫で全治約3カ月の重傷を負わせたとして、埼玉県警朝霞署は4日、傷害の疑いで、東京都練馬区旭町、私立大生、遠藤寛文容疑者(22)を逮捕した 調べによると、遠藤容疑者は7月25日から31日にかけ、当時住んでいた埼玉県朝霞市のアパートで、ベッドの布団の一部を立て掛けた壁に向かって、長男を頭から数十回投げ付けた疑い。長男は8月2日にけいれんを起こし、救急車で病院に搬送。病院が「虐待の恐れがある」として同署や児童相談所に通報した。 遠藤容疑者は会社員の妻(22)と長男の3人暮らし。「妻が不在の時に、あやすつもりでやった」と話しており、妻は遠藤容疑者の行為を知らなかったという。 (11/04 18:53)
生後5か月の赤ちゃんに、全治3か月の重傷を負わせたと。40歳の成人に、全治25年の重傷を負わせたようなものだ。怒りがこみ上げてくるよ、まったく。
こうした家庭状況自体、虐待の生じる蓋然性が高いわけで、そこにアプローチしなきゃ子どもを救うことは出来んよ。これも学会でずっと主張しているのだが、無視され続けている。
法医学では子どもを救いきれない。子どもの傷の有無で判断するようなやり方はいけない。現場では、「この傷は転んで出来た傷か否か」とか「もう1度、あざを作って来たら通報しよう」などと、真顔で議論されている。自分に言わせれば、何を馬鹿なことを言っているのかと。次の傷が致命傷になったらどうするのか。
だから、子どもの傷の有無で虐待を判定する方法は子どもを救いきれない。
自分が提案し続けている方法は、『家庭環境』と『parenting skill(親業スキル)』を評価・判定する方法だ。アメリカでは、こうした客観的方法が子どもを虐待から救う予防的な方法として取り入れられている。
このことを学会でも提案したが、児童相談所や鑑別所などの法務関係者の反応は悪かった。肯定も否定もされず、黙殺された(詳しくは『里親について考えてほしい 』もご覧下さい)。
自分のこの論理構成について、反論でも構わないのでリアクションが欲しかったのだが。「今の法律では、そんなこと出来るわけがない」という思考停止状態に陥っているのではなかろうか。だったら、そんな法律は改正すればいいじゃないか。
自分は数年前から、本当の『子育て大学』を作りたいと思っていた。だが、そんなカネはない。だから、ホームページ上のコラム『子育て大学』 でメッセージを送ってきた。同時に、中学校や高等学校で子育ての授業と実習が出来ないか模索してきた。
今回のアホらしい高校必修単位偽装事件。「大学受験に関係ない勉強はしたくない」ってのが親も子も、ガッコの先生も共通した思いなんでしょ? 誰も「授業料、返せ!」とは言わないし。ひねくれ者の自分は、「大学受験に関係ないが、お前ら子育てと納税の勉強はしとけよ!」と言いたい。
いくら言ってももう駄目なんやけどね。結局は、「子育ても納税も、大目にみてやれ!」ってか。
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関連記事:『やらせ』使わなきゃならん教育改革なんぞ、ロクなもんじゃねぇ! 公明党に押し切られた自民党、7分の1の力に落とされた文科省。 与党の救済措置が、日本を滅ぼす。【高校必修単位偽造事件】 高校履修詐欺事件。大衆の論調を斬る!児童相談所の職員に求められること 里親について考えてほしい 親の子殺し、子の親殺し。どうしようもない校長 子どもを上手く育てるために など多数。
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2006.11.03
『やらせ』使わなきゃならん教育改革なんぞ、ロクなもんじゃねぇ!
なんだか郵政民営化のときに国民洗脳で使われた『B層プラン書』を彷彿させるねえ。これが、チームセコーのやり方かぁ? すべてセコリアンの仕業なのかぁ??
たまには、共産党の『しんぶん赤旗』を引用。
2006年11月2日(木)「しんぶん赤旗」 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-11-02/2006110201_01_0.html教育基本法見直し発言誘導政府が「やらせ」 タウンミーティング青森県に依頼文書 内閣府認める 石井議員が追及
九月二日に青森県八戸市で行われた「教育改革タウンミーティング」で、内閣府が県教育委員会に依頼して教育基本法改悪法案に賛成するよう学校関係者に「やらせ質問」をさせていたことが一日の衆院教育基本法特別委員会で明らかになりました。 日本共産党の石井郁子議員が裏付ける文書を示したのに対し、内閣府の土肥原洋総括審議官は「内閣府が作成したもの」と認めました 。石井氏は「教育基本法にかかわって世論誘導するのは重大だ」と批判。塩崎恭久官房長官は「調査して報告する」と約束しました。与野党議員から「とんでもない」「大問題だ」とのヤジが飛び、委員会室は一時紛糾しました。高橋千鶴子議員も十月三十一日の同委員会で指摘していたものです。 問題の文書は八月三十日に、青森県の三八教育事務所が、ある中学校の校長あてにファクスで送ったものです。「タウンミーティングの質問のお願い」と題し、二枚目に質問のひな型として、(1)時代に対応すべく、教育の基本となる教育基本法は見直すべきだと思います(2)改正案は「公共の精神」などの視点が重視されていて共感している。改正をきっかけに思いやりのある社会の実現を目指すべきだ(3)教育の原点はやはり家庭教育だと思います—の三つが書かれています。文書は、「誠に申し訳ありませんが、…当日に(2)の質問をお願いします」としています。 さらに九月一日には、今度は県教育庁教育政策課から同じ校長に対して、「『タウンミーティング』に係る依頼発言について」という文書が届きました。内閣府から発言の仕方への注意があったとして、「できるだけ自分の言葉で」「せりふの棒読みは避けてください」「自分の意見を言っているという感じで」などを、こと細かく指示しています。また、文科省の担当者が発言者の座席の位置を確認するということにも言及、「○○さんは『文科省依頼』に該当しています」としています 。 複数の参加者から、(1)と(3)の趣旨の質問が会場から出されたことが指摘されており、県教委がほかの校長に依頼したとみられます。 委員会で、石井氏は「国民との対話を装いながら、発言者を組織し、政府の用意したものをしゃべらせるのは対話というより民主主義否定の世論操作だ」と批判。他の会場も含めこの間おこなわれてきたタウンミーティングでやらせ行為があったか調査を求めました。
(引用ここまで)
「他のタウンミーティングでもやらせ行為があったのか」って調査を求めたところで、物証が出てくるまで「そのような事実は確認されませんでした」ととぼけるに決まってるやん。いじめの学校側の対応を見たでしょ?
まあ、マスメディアも虚像しか流さないし、政府が仕掛けることもこんなもんなんでしょうな。
タイトルにも書いたけど、もう1回言っておこう。
『やらせ』使わなきゃならん教育改革なんぞ、ロクなもんじゃねぇ!
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関連記事:「年金」が「ねんきん」に 期日前投票のススメ ほか。
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2006.11.02
公明党に押し切られた自民党、7分の1の力に落とされた文科省。
ほらね、やっぱり公明党だったでしょ。文部科学省も存在価値が無くなってしもうたなあ。自公の『与党教育再生検討会』だけで、ええんちゃうの。
生徒の7割「補習50回」…必修逃れ対策、全国通知へ http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061101it14.htm?from=top
与党と文部科学省は1日、高校の必修逃れ問題で、高校3年生について、補習授業の上限を70回(1回50分、2単位分)とすることを基本に、必要な補習授業が〈1〉70回超の場合、70回の補習とリポート提出〈2〉70回以下の場合、学校現場の裁量に任せ、実質50回程度の補習——を行えば、卒業を認めることで合意した。文科省は2日に教育委員会や都道府県知事に通知する。 1日夜、自民、公明両党の与党教育再生検討会が国会内で開かれ、与党は、必要な補習授業が70回以下の生徒について、50回程度に短縮するよう要求 した。負担軽減策を求める声が相次ぎ、対応を同検討会の大島理森座長に一任した。 検討会後、伊吹文科相は大島座長らと会談した結果、与党側の要望を入れ、負担の軽減措置を盛り込む考えを示した。 単位取得に必要な出席日数は各学校が内規で決めることになっており、多くが「全授業の3分の2以上」などとなっている。 各学校の内規を弾力的に運用する形で、必要な補習授業が70回以下の生徒は、事実上50回程度の補習で履修が認められることになる。 履修漏れの高校3年生8万3743人の73%にあたる6万1352人は、実質50回程度の補習で卒業が可能となる運びだ。 当初、文科省は70回の補習を基本に、冬休みと春休みに各20回、残り30回を平日に行う案を与党側に提示した。「(未履修の生徒と学習指導要領通りに履修した生徒との)両方のバランスを取った」(伊吹文科相)ものだが、与党側は「受験間近の冬休みに補習を行うのは生徒に酷だ」などと反発。このため、最終的に伊吹文科相が学校側の弾力的運用を認めることで譲歩 した。 10月31日現在で都道府県の教育委員会などから寄せられた調査結果によると、必修科目を教えていなかった学校は、公立高校が314校、私立高校が226校の計540校に上り、これは全体の10%を占める。 履修漏れの生徒は、公立高校が5万827人、私立高校が3万2916人となっている。 (2006年11月2日0時20分 読売新聞)
あのさあ、最初の最初はさあ、自民党は伊吹大臣をリーダーに据えて原則論で行くつもりだったでしょ? それが、野党の民主党なんかよりも激しく公明党が救済措置を押しつけてきて、それに押し切られたんでしょ。
伊吹大臣も、最初は「学習指導要領に決めた通り」 と言っていたのが、「補習70回」 、さらに今回、「補習50回」まで譲歩させられたわけだ。良識派だった伊吹大臣が痛々しい。最大、350回だったのが50回やもんなあ。7分の1まで譲歩させられたんやもんなあ。
もう、勝手にしなはれ。
自分が高校生なら、こう言ったと思うよ。
「だったら、おれの卒業証書には『救済を受けた者』と明記しろ!」 と。
自分は、こんな風に大人を困らせる高校生やったなあ。ホント、こういうことを平気で主張する馬鹿生徒やったなあ。ああ、懐かしいね。
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関連記事:与党の救済措置が、日本を滅ぼす。【高校必修単位偽造事件】 高校履修詐欺事件。大衆の論調を斬る!
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2006.10.31
与党の救済措置が、日本を滅ぼす。【高校必修単位偽造事件】
良識ある伊吹さんの負け。「国民からお金は納めていただくが、必修単位は修めて頂かなくても構いません」 ってか。
「大目に」と森氏提案 未履修問題で文科相に http://www.sanyo.oni.co.jp/newsk/2006/10/30/20061030010006661.html (山陽新聞Web)
自民党の森喜朗元首相は30日、大阪市での講演で、高校必修科目の未履修問題をめぐり伊吹文明文部科学相に対し「大目に見てやったらどうか」と提案した ことを明らかにした。 同時に「学校側が必修科目を受けたことにしていたのなら、学校が子どもたちに『うそをつけ』と教えていたようなもので、子どもに責任はない」と指摘。「卒業した生徒は問わないなら、今の3年生も問わなければいい。問題はこれからどうするかだ」と述べ、文科省は再発防止に力点を置くべきだとの考えを強調した。 (10月30日20時39分)
森さんよ、救済措置の圧力をかけた公明党に押し切られたのか?
そして、こうなった。伊吹さんの敗北。学習指導要領の法的強制力の根拠となる過去の最高裁判例の敗北。法治国家の原理原則の敗北。
自民、上限70時間の補習で卒業を了承 既卒者は不問 http://www.sankei.co.jp/news/061031/sha010.htm
伊吹文明文部科学相は31日の閣議後記者会見で、高校の必修科目未履修問題について「未履修のまま既に卒業した生徒本人には瑕疵(かし)がない。(卒業取り消しには)ならないだろう」として、既卒者は不問にする考えを明らかにした。また、自民党の中川秀直幹事長は同日、未履修の3年生全員の卒業を70時間(2単位)分の補習を条件に認めるとの政府方針を、党としても大筋で了承する考えを表明。 文科省はさらに検討を進め、週内に救済策をまとめ、都道府県教育委員会などに通知する。 伊吹文科相は救済策の考え方について「学習指導要領通りの授業を受けた95%の生徒とのバランスを考えるべきだが『300時間やれ』などと非常識なことを言っても現実的でない。指導要領を変えない救済策を考えている」と述べ、あくまで指導要領順守の原則を踏まえた上で、一部の生徒の特例的な救済にとどめる方針を示した。 文科省が30日までに公立高校を調査した結果、未履修の生徒は289校で約4万7000人。8割は2単位不足だが、残りはさらに長時間の補習が必要で、大学受験を前に生徒の負担が過大になるとの声が政府与党内で強まっていた。 70時間の補習について、伊吹文科相は衆院教育基本法特別委員会で「3月の春休みも含めて受験に無理のないように受講してもらえると考えている」などと述べた。 【2006/10/31 大阪夕刊から】 (10/31 15:53)
日本は『なし崩し国家』 になってしまったのか。そんな情けない国に墜ちるなら、国際的に『ならず者国家』となったほうがよほど素敵かもしれん。プリンシプルが無ければ、なし崩しになってしまうでしょ。
自民党も公明党と手を組んでからどうよ。合わない者同士が、相互利益だけで手を組み続けると、取り返しが付かんほど崩壊してしまう。民主党も、教員をこれ以上追い詰めないためにも、「生徒を救済するため」と言いつつ、さっさと与党案に賛成してしまうかもしれんな。だらしない野党だ。
せっかく解決案を提供してやろうと思ったのに。今からでも採択しろっての。政治シロウトの自分が、10分で作ってやったよ。これをたたき台にして、なし崩しの救済措置を撤回・修正しなさい。
【履修不足生徒に対する特別措置】
1)現在高校3年生の場合 ・できるだけ在学中に補習を受けて必修単位を修得すること。 ・どうしても不足した生徒は『仮卒業扱い』とすること。 ・仮卒業生徒は、大学進学後、在籍する大学・短大の休暇を利用して未修得単位の補習を受けること(1年以内に修得する)。 ・すべての大学・短大・企業は、仮卒業生徒のために、長期休暇中の高校による補習に協力すること(出身校でなくてもよい)。
2)すでに卒業している場合 ・大学等に在籍する者は、大学の長期休暇または休日を利用して、高校による補習を受けること(2年以内に修得する)。 ・すでに就職している者の場合、就職先の休暇または休日を利用して、高校による補習を受けること(5年以内に修得する)。 ・高校は、大学や企業などの協力を受け、卒業生が未修得単位を受講しやすいよう協力すること(出身校でなくてもよい)。
これぐらいやらんといかんでしょう。省庁の枠を超えて。んで、高校や大学の枠を超えて。確かに、高校生に一方的に責任を負わせられるような問題やないよ、これ。しかし、だからといって「大目にみる」っていうのは教育的処遇ではないやん。まるで『お客様への対応』やないか。そんなもん、教育とちゃうやんか!
今回の必修単位偽造事件。これを「大目にみる」ならば、年金未納も大目にみてやればいかがか。法律でNHKの受信料を義務化するのも、美しくないからやめておけ。
「国民からお金は納めていただくが、必修単位は修めて頂かなくても構いません」 って宣言しとるようなもんやで!
良識ある国民ならば今回の政府与党の救済措置には真っ向反対していただきたい。と、世間から遠く離れて良識が無いとされる自分は、何が良識か分からんようになってしまった。
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関連記事:高校履修詐欺事件。大衆の論調を斬る! 日本の教育行政、その責任者不在のシステム。 安倍流『有名人会議』による教育改革 伊吹大臣への応援歌 給食費を払わない保護者内閣総理大臣補佐官5人集
Posted by 奥田健次 教育 , 経済・政治・国際 | Permalink
どうなんでしょうねぇ、臨床心理士って。
もぉ、批判的なのを知ってるくせにぃ(笑)。愛知県臨床心理士会のニューズレターで「研修会についてのアンケート」の集計結果が載っていたよと、ある先生から連絡があってね。「奥田先生が断トツ1位ですよ、なのに先生の名前が間違っとる!」って。自分、「へ?」ってな感じ。
確かに、チェックしてみたら「長期研修会 希望するテーマ」にありました。
理論 技法 認知行動療法 恩田健次 35 11 行動療法 12 3 精神分析 5 3
確かに、断トツ1位ですな。しかし、自分が『認知行動療法』にカテゴライズされているのが微笑ましいね。厳密に言わせてもらえるなら、「認知も行動として厳密に扱える行動療法家」かな(笑)。
さっそく今日、修正のDMが来たよ。
愛知県臨床心理士会会員の皆様
「ニュースレター」記載に関して訂正のお知らせです。 先日配布のニュースレターにつきまして、以下のような記載の 誤りがありましたのでお詫びと共に、訂正させていただきます。 よろしくお願い致します。
愛知県臨床心理士会ニュースレター第17号 P10 ㈼ 長期研修会について 1 希望するテーマのうち認知行動療法講師名 誤 「恩田健次」→ 正 「奥田健次」
自分はこの組織に今まで何の協力もしていなかったので、名前を間違われても「失礼な!」なんてことは思いませんよ。
むしろ驚くばかり。普段から臨床心理士についてかなり厳しいことを言っているのに、皆さんどうしちゃったの? 厳しい言葉も聞いてみたいって人が増えてきたんかいな。だとすれば、良い兆しだとは思うけどね。それとも、マゾっぽい人が多いだけとか(笑)。
愛知県臨床心理士会の理事幹部の方々には、自分のことを一方的に嫌っている(警戒している?)人もいるよね。どっかからの根拠のない中傷を真に受けてるのか知らんがね。一般の会員の人は知らないことなんで、詳しくは書かないけども。こちらは、陰でコソコソ中傷して喜んどるサミシーィ連中の身元はおよそ把握しているけどさ。
どうなんやろねぇ。会員の声は届くのだろうか。それとも、もみ消されるのか(笑)。
そろそろ辞めようかと思っていたけど、もしも講師で呼ばれたら行きますよ。呼ばれたからって、自分の態度を変えたりせず、いつも通り正論ぶちかまして批判すべきところは言わせてもらいます(キッパリ)。
幹部にそれほどの器の大きい人がいるのかどうか。まだ、愛知に来て2年目なんで良く解りませんわぁ。知ってることといえば、「日本で一番、居酒屋で飲み代を使わない」「日本で一番、喫茶店でお金を使う」「ブランド好き」「倹約家」「やや極端に走るところがある」。そんな程度かな。ステレオタイプでゴメンね。
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Posted by 奥田健次 教育 | Permalink
2006.10.29
高校履修詐欺事件。大衆の論調を斬る!
履修しておくべきものを、していなかっただけの話。高等学校なんてもん、教育現場じゃなかったってことよ。進学先と進学率のことしか考えていなかった。それだけのこと。生徒も保護者も、それに乗っかっていただけ。都合が悪くなったらクレームですか。
「補習出ない」「学校ふざけるな」 履修漏れ、受験生ら http://www.asahi.com/life/update/1028/007.html 2006年10月28日13時47分
高校卒業に必要な科目の履修漏れは、本格的な受験シーズンを間近に控えた高校3年生に大きな負担を強いる。補習や授業時間の組み替えで、これから受験科目以外の授業が増えることになった生徒たちからは怒り、戸惑い、不安、あきらめの声があがる。 宮崎県の県立宮崎大宮では世界史と日本史で履修漏れが発覚した。26日、3年生約350人を体育館に集めて校長が履修漏れについて説明すると、「エーッ」とざわめきが起きた。女子生徒は「私は受験科目が日本史。(未履修の)世界史は正直いらない。とにかく不安だ。土日も補習になれば(受験に)必要な教科の勉強ができない。どうしてちゃんと調べてカリキュラムを組んでくれなかったのか……」と憤る。 理系で地理歴史の履修漏れがあった石川県の県立金沢桜丘。男子生徒は「最悪。教科書があるのに授業しないでおかしいと思っていた。補習は出席しないかも」 。金沢辰巳丘の女子生徒は「教育委員会とか上の人がもっとしっかりしてくれていれば、こんなことにはならなかったのでは」と不満をぶちまけた。 栃木県立小山の男子生徒は「学校ふざけるな、と言いたい。指導する立場の先生がこんなことするなんて信じられない。前から世界史をやらなくていいのかなとは感じていた。これから世界史なんてはっきり言って面倒」 と怒りをあらわにした。 帰宅後4時間は勉強しているという福岡県の県立田川の男子生徒は「世界史を必修にしていることに問題があるのではないか。進学校には時間がなく、受験に必要ない科目はやるべきではない」 と語った。 国立大を目指している山形県立山形北の女子生徒は「3月まで受験勉強しないといけない。どうやっていまからもう1科目を勉強すればいいのかわからない」と不安を漏らした。 学校への同情を口にする生徒もいた。秋田県立秋田南の男子生徒は「テストを受けていない世界史の成績表には日本史と同じ点数が記載されていて変だと思っていた。だけど、学校は僕らの受験のためにやってくれたことで仕方がなかったとも思う」と話した。
今頃になって、不安や不満が続出ですか。
生徒らもな、「大人は本当に馬鹿なことばっかりやるもんだ」と気付いたならば、そんな大人の馬鹿にいつまでも不満言ってないで、やってやりゃあいいんだよ。切り替えるしかないやんけ。そうすることで、んーな馬鹿な大人の次元を超えることができるわけ。文句言ってへそ曲げていたら、そりゃ子どものままってこと。
履修不足:350回の補習も 不安渦巻く生徒たち http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/news/20061028k0000m040140000c.html
受験を控えた高校3年生を巻き込んで、全国に広がった高校の履修単位不足問題。伊吹文明文部科学相は27日、「(単位不足の高校生に)特別な配慮は難しい」と補習授業を厳格に実施することを求めたが、岩手県には50分授業を350回も受けなければならない生徒たちがいる。「そんなに受けられるのか」「受験に影響する」。生徒たちには不安が渦巻く。一方、北九州市の高校では補習授業が始まった。【門田修一、念佛明奈、古川修司】 同日午前、伊吹文科相は「卒業証書を出すまでの間に学習指導要領に決めた通りの授業は受けていただく。特別な配慮は難しい。みんなが決めたルールを守るところから社会の秩序は成り立っている」