テレビ出演情報
奥田健次の教育改革ぶろぐろ部の事務局です。
こちら旧ブログのほう、ご無沙汰しております
奥田先生の新著『メリットの法則−行動分析学・実践編』(集英社)は、発売2か月を過ぎてなお書店で完売が続き、とても順調に部数を伸ばしているようです
もうワタクシ、2回ゆっくり読了して3回目をゆっくり読んでいるところです
やっぱり「すごいなぁ」と思うのは、奥田先生の場合は実際に直しちゃうってところ。行動分析学の研究者でもあるから客観的なデータも取っておられる。それはワタクシのような親にとってデータがどうこういうのは、あんまり意味ないかもしれませんが。
この『メリットの法則』、相変わらず奥田先生の専門家に対する怒りというか苛立ちというか、それはすごいぶっこんでおられるところもあります
ああだこうだと外野からの声は聞こえなくもないですが、目標設定の適切さとその到達までの早さというか、他の人もそういう臨床家としての仕事で満足させてよって、ワタクシは元・不登校児の親として思います。
ところで、新オフィシャルブログ(奥田健次オフィシャルブログbyダイヤモンドブログ)のほうで、奥田先生がご自身でちらちらと告知されておられましたが、いよいよ正式に告知できる段階が来ました。
2月17日(日) 24時50分~ 60分
日本テレビ「NNNドキュメント'13」(サブタイトルは1月末決定)再放送①→BS日テレ
24日 日曜日 11:00~
再放送②→CS「日テレNEWS24」
24日 日曜日 18:30~
(拡大枠は18:00~)
NNNドキュメントですって
日本Top3の長寿番組です
上田さん、江川さん、亀梨くんの『Going!』を観て、そのまま夜更かししたら始まる番組ですよね。
通常、30分枠なのだそうですが、年に数回の1時間枠ってのがあるそうなのですが、それです
2年間も取材を受けてこられたとのこと。そして、海外ロケも何回も行われたんですって
技術的な凄さは、例えば『自閉症児への明るい療育相談室』(学苑社)を読めば分かる人は分かるのですが、ドキュメンタリー取材によって実際の療育相談を観ることができるというのは出版物の何百倍。非常に楽しみです。
奥田先生から昨日、コメントをいただきましたのでそのまま掲載します(大学の実名のところは「○○」にしてます)。最後のほうはかなりヤバイですガクガクブルブル
もちろん、ワタクシもムカついてます
まじめ一直線。爆発しているところとか、アホなことを言っているところとか、全部カットされると思うよ。取材内容はガチンコです。今の時代、ヤラセとかに制作会社もテレビ局も何の旨味も無いでしょ。だから、本当に番組に出てくる親子とは、すべて事前の打ち合わせもゼロにして、普段やってる臨床の通り、初顔合わせのインテイク。または学校コンサル。これも学校に行くまで、どんな相談内容か自分は聞かないことにしているので。
今回の取材時のケースですが、外科医の手術に喩えれば、誰も出来ない手術ではなくて誰でもできるケースばかりになってしまいました。同時期、どこを訪ねても「できない、直らない」と言われて専門家すら手に負えなかった一家心中寸前のケースもインテイクしていて、2回目のセッションまでに数百レベルの激しい行動をゼロにしただけでなく、ご両親も前向きな生活ができるようになったのとかもありました。ただ、あまりにインテイク前にひどい状態だったので、取材協力を申し出るのも痛ましくて出来なかった。ひどければひどいほど、視聴者には「ドラスティックに変わる」というのを目の当たりにしていただけるんですがね。
ただ、一般視聴者ではなくて専門家はどう観るんやろうね。まあ、自分はそういう同業者や臨床心理士らの論評(ツイートっての?)なんざ「うっとうしいな、データ持ってこいや」というスタンスなんでね。自然科学のレベルで、自分がやったことと結果を語り合える人相手ならワクワクするねんけど、そんな人は残念ながら超レア。
しかし、ドキュメンタリーって言っても、こちらは普段やってる仕事をお見せするだけ。素材提供で終わり。制作サイドが2年間で集めた素材をどう料理するかです。自分は、他局でよくある「自閉症児の親は大変だ、ほらこんなに子どもがパニクってる」「もっとこういう親子を周囲が理解してあげて」という文脈にしないことを条件に、取材を引き受けたんよね。「必ず目の前で分かりやすい成果を上げてみせますから」ということを約束して引き受けたわけ。何のプレッシャーも無かったよ。どんな問題でもすぐに直してきたわけやから。視聴者に「こんなに良くなるんだ! 変わらないと思っていた行動がこんなにすぐに変わるんだ!」という明るい光を見せること。これだけは制作サイドにお願いしてきた。
先日、ダイヤモンドブログのほうにも書いておいたけども、番組を観たからって安易に相談の申し込みをしてこられても困るので、こっちのブログに来た人も問い合わせる前に呼んでおいて下さい(テレビ出演後の仕事の依頼について)。いつも番組放送後、そういう依頼が殺到しますが、ほとんど返信もできませんので。おれの身体、一つしかないもん。がんばるけど。すでにがんばってるけど。
そうそう。ある親御さん達から聞いた話やけど、某ABAの関係者が「奥田先生がもし死んだら指導してもらえないですよ! その点、うちは誰が担当しても同じプログラムをずっと提供できますよ! バックに○○大学が付いてますし」と営業かけられたってことを耳にした。「奥田先生がもし死んだら」とかって(怒)。あー、そうですよ。おれが死んだら終わりやわな。だから、おれは自分のクライアントにいつも「私が明日死んでも大丈夫なように・・・」と毎回毎回、すべての助言を遺言だと思って自立してもらうよう支援してるねん。自分で「明日事故で死ぬかもしれない」と言うのはええけども。お前ら、自分らの営業が自滅発言だってのに気づけよ。これ、そのまま載せてええよ。
最後のほうの話、似たようなことはワタクシも耳にしたことがあります別の大学でしたが。
正直、親の立場から言わせてもらえれば、「同業者でしょ、どうせやっかみ」。ABAというのだけ同じでも大した成果を上げてないから、先生の普段から仰る「臨床」という部分の技術的な「すごさ」が分からないんですよ。草野球選手がイチロー選手のバッティング技術を語るようなものですって。もしくは、自分らもイチロー選手と同じことができるって思っているのかしら。その身の程しらずがレベルの低すぎさを物語ってます。それにしても「死んだら」ってホント失礼
・・・すみませんね 先生の怒りが飛び火しちゃいました
でも、今回のNNNドキュメントはもちろん一般視聴者向け。奥田先生の当初からの目的「明るい光を見せる」が達成されますように
遅い時間なので、昼寝をしておいて「Going! 亀梨君からの〜」で奥田先生60分を観たいと思います
文責:奥田健次の教育改革ぶろぐろ部の事務局
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