« 2011年11月 | トップページ | 2012年2月 »

2011.12.30

【絶賛発売中】叱りゼロで「自分からやる子」に育てる本【大和書房】

奥田健次の教育改革ぶろぐろ部の事務局です。

クリスマスちょい前に、ワタクシは奥田先生のご厚意で1冊ゆずっていただきました もう回、読んでしまいました

2回目になると、行動分析学の教科書に書いてあったあの原理かな、あれはその現象かな とか、じっくり深く読もうとしていて、気がつくとすごい勉強になった気がします

というのも、行動分析学の専門用語がゼロなのです これはすごいことだと思います

読後の感想なのですが、本のタイトルだけを見た人はきっと勘違いするだろうなと 「叱りゼロ」というのは何でも受容してあげなさいという意味ではないということは、奥田先生を知っている人とか子育てプリンシプルを読んだ人なら想像できると思いますが、知らない人からすると他の子育て本のように「子どもの要求をしっかり受け入れてあげて」というメッセージに受け取るんじゃないかしら

でも、読めば分かりますが、やっぱりそんな甘っちょろい本ではありませんでした 2章から、「叱り」よりももっと強烈な接し方がびっしり紹介されています。もちろん、体罰でもありません。言われてみるまで思いつかない回答もたくさんありましたが、読んでみると「そりゃあ、確かに効き目があるだろうね」「その方法があったか」と何度も思わされました

やっぱすごい子育て本です、これは

Photo で、書店にて見つけましたが、amazonでの売れ行きもさることながら、書店での平積み状態

 

 

 

 

 

 

 

 

Photo_3 別の書店では、平積みであったのがすでに残り1冊状態 書店でもめちゃ売れです

 

 

 

 

 

 

 

ワタクシの感想を奥田先生にお伝えしたところ、お返事コメントいただけました

ええことに気づいたね。そうです。あのタイトル、まさにその通りで嘘は無いんやけど、読みもしない人がひっかかるように意図的に計画してます。「叱る必要はまったくないけども、因果応報で結果に責任を持たせることのほうが親として大変でしょう?」「叱るだけなら出来る人は結構いるけど、子ども自身の行動に結び付けてわが子にリアルに損をさせることは出来ていますか?」というメッセージがあるわけですよ。ちゃんと読んでない人は、きっと「叱りゼロだけで大丈夫なわけがない」と言うやろね。逆に、「やっぱり子どもを叱っちゃだめだよね、何でも受け入れないと」と言う人もいるかもしれん。そんな人らには、ちゃんと読んでよと。

それにしても、想像していた以上に売れてるみたい。ありがたいことです。個人的にはイラストのゼリービーンズさんの母親や子どもの表情が見事やろ。自分が選んだイラストレーターさんではなく、出版社チョイスなのでしたが、本当に自分の好みな感じで好きです。また、一緒に仕事できる縁があったらええな。大和書房さん、ありがとう。ゼリービーンズさん、ありがーとゴザイマース。表紙デザインも気に入っています。

おお うらやましいな、べた褒めじゃん

奥田先生お気に入りのゼリービーンズさんのホームページはこちら

ワタクシもめずらしく褒められた感がありますので、いい年を越せそうです

それでは、みなさま良いお年をお迎えください。

文責:奥田健次の教育改革ぶろぐろ部の事務局

Posted by 事務局 教育学ぶことお知らせ |

2011.12.04

叱りゼロで「自分からやる子」に育てる本、発売間近!!

奥田健次の教育改革ぶろぐろ部の事務局です。

2011shikarizero_4 奥田健次先生の単著第弾、叱りゼロで「自分からやる子」に育てる本が、まもなく発売されます

帯付きの画像も見つかりました 下に貼っておきます

12月21日、一般書店にて発売予定。大和書房さんから出版されます(目次はこちら)。アマゾンや楽天などで、すでに予約購入の申し込みが開始されています 早めに予約申し込みをされると、思ったよりも早くお手元に届くかもしれませんね

これ、すごい楽しみなんですよね 親としては、ついつい叱ってしまうことってあるんですけど、自己嫌悪ですもん

叱られた子どもも嫌でしょうが、親だって自分が嫌になる

そんな悪循環を、なんとかして断ち切りたい

奥田先生は、物事の悪循環をいつもお見通しで、なおかつそれを断ち切る術を提供して下さるんですよね 子育てのことだけでなく、全部ですから。うまくいかない学校との話し合いとかも、どうしてそんなうまい方法が見つかるのって不思議なくらい なんど助けてもらったことか(感情に走りがちなワタクシはこっぴどく叱られたけど)。子どもには「叱りゼロ」なのに そういえば「親には叱りますよ」って何度も言われていた

奥田先生にしては比較的まじめなコメントをいただきました

この本は面白いと思うよ。パッと見、あんまり硬派な感じにはしてないねんけど、読んでみるといくつか「普通じゃない部分」がありますからね。「え、そんな答えが他にもあるの?」ってな感じやろうね。他にもあるどころか、いくらでもあるねんけどな。だから、本にするってのは、ほとんどを捨て去るわけやから割り切り上手にならんといかん。伝えたいことが1で、捨てるのが9くらいよ。本だけで著者を判断することなど、絶対に出来ないね。それは本を出版してみて初めて実感した事実。

読者も「そんなやり方、うちの子には合わない」とかいう読み方をせずに、「少なくともそういうやり方でうまくいく子がいるって、どういう原理があるのかしら?」と考えていただきたいね。実際、事実しか書かないわけやし。しかも、同様なことは書ききれないほどやってるわけやからね。著者のことを嫌いな人はその著者の本も嫌いで当たり前。坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、ですからね。だから、そういうのは気にしません。「子育てプリンシプル」もそうやったけど、専門家の方々からの評価が高いのが有り難かった。

ところで「やり方」について言うと、「オールマイティーな方法なの?」と思い込むのが一般の人の特徴。でも、そんなことが言いたいわけではないんよ。「オールマイティーな方法があるんじゃなくて、全部、子どもに合わせる(だから合うんです)」って発想法なの。これ、行動分析学の基本的発想(帰納法と言います)。他の心理学や世間一般と違うところです。ちょっとコムズカシイことを言いましたが、本の中で専門用語はほとんど使っていません。中学生が読んでも分かる本を目指しました。冬休み用に読んでみて下さい。

Shikarizeroobi めっちゃ楽しみです

下記のリンクから、予約申し込みができます 乞うご期待ですね

文責:奥田健次の教育改革ぶろぐろ部の事務局

Posted by 事務局 教育社会学ぶことお知らせ |