【新刊】児童心理 2010年12月号 臨時増刊【行動療法】
奥田健次の教育改革ぶろぐろ部の事務局です。
おなじみ金子書房さんの雑誌です。ちょうど1年前の臨時増刊にも登場されていましたね
特集のテーマは子どもの認知行動療法入門です
事務局のワタクシはさっそく書店にて購入し、読ませていただきました。奥田先生の担当箇所は、初期の登校しぶりへの介入です。内容は、出だしからいきなり毒舌という感じでした、今回は
その他、奥田先生の「子育てプリンシプル」と「自閉症児のための明るい療育相談室──親と教師のための楽しいABA講座」の書評も掲載されていました
奥田先生ご自身は、杉山尚子先生の「行動分析学入門─ヒトの行動の思いがけない理由」の書評を書いておられましたこちらはこちらでまた過激。確かに「そういうお方には、この入門書を読んでからにしなよ」って思いました
奥田先生からのコメントです。
え、もう読んだの? こちとら、まだ手元にないんやで。多分、研究室には届いていると思うけどね。今回は代打やってん。本来、他の人が書くところを、締め切りちょっと前になって辞退されたとかで、急遽ワシのところに回ってきた話。あてにされているみたいで、あてにされていなかったのか。なめられてんのか、イチモク置かれてるのか。まあ、「急に書いてくれ」って言われて書けるもんでもないから、イチモク置かれてるのかもしれんね。いや、やっぱりなめられてんのか。この辺のことを、編者の先生に率直に愚痴ってみたら、自分がどれだけ不登校とかなおしてるか他の先生らとの違いを、お世辞でも切々と言われるので、引くに引けなくなってしまったのね。悪態をついたのに、編者の先生は気分を害されるどころか、むしろ「4番でエース」とまで言われたのでね(単純やな、自分;苦笑)。編者の先生の勝ちです。そんなこんなで、編者の先生の許可を得て、のっけから「認知行動療法」への批判から書き始めています。一緒にしてくれるなと。何が「認知」やねん。自分は流行なんかに乗らへんよ。いつも言ってるけど、自然法則それ自体に流行りなんかあらへん。流行り廃りは「理論」や「モデル」などに見られることであって、自然法則に廃りがあるのなら、それは法則ではなかったっちゅうこと。
すんごい裏話のような気もするのですが、ブログに載せても大丈夫ですかと確認しましたが、「もちろんええよ、ほんまの話やもん」とのことでした
ぜひ読みやすいので、お読み下さい。事務局のワタクシも、奥田健次先生の行動療法によって息子を再登校まで導いていただいた一人です。当時、親としての初期対応がことごとく間違っていたなぁ、家で過ごさせることのメリットばかり得させることになってしまっていたなぁと、今では実感できるわけですが、根気強くその間違いを一つ一つ正していただきました。その振り返りができました。保護者、教師、心理士、その他の多くの専門家にお読みいただきたいと思います。
文責:奥田健次の教育改革ぶろぐろ部の事務局
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