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2008.03.05

タクシーの中で相談される話は、ろくなもんじゃねえ。

自分、やたらタクシーに乗るタクラーです。「ロング」といって長距離に乗ると困るのが、テンション上がりまくりの運転手さん。やたら世間話をしてくれる。

「お客さん、お仕事は何を?」と聞かれることも多い。「心理学者、大学教員」などと、本当のことを言うと、もう一段ほどドライバーのテンションが上がってロクなことがない。だから、「ギョーカイ人です」などとテキトーなことを言って誤魔化してます。調子のいいドライバー、「ああ、やっぱり! テレビで見たことがありますよ!」なんて言う奴もいる。お調子者め!(苦笑)

「心理学」とか言うだけで、娘の話とか同僚のフクザツな話を相談してくるんですねえ。色恋話が多くて、辟易するんですよ。だから、やっぱり「ギョーカイ人です」ってなるべく誤魔化し続けるわけです。

次の事件なんか、自分に相談された事件にそっくり。

婚約中に別の女性乱暴した元エリート会社員の言い分

3月4日13時26分配信 産経新聞

 婚約者がいながら、初めて会った女性を自宅に連れ込み乱暴したとして起訴されたのは、有名私大を卒業した元エリート会社員だった。
 女性を乱暴してケガを負わせたとして、強姦致傷の罪に問われた男性被告(28)の初公判を3日、東京地裁で傍聴した。
 起訴状などによると、被告は平成19年5月26日早朝、東京都渋谷区の自宅マンションで「無理やり犯してビデオに撮るぞ」などと言って、会社員の女性=当時(25)=を脅迫し、馬乗りになって口をふさぐなどした。女性が逃げようとすると背中をつかんで引き倒し、首を絞め、顔面を殴打して、乱暴した。一連の暴行によって、女性は右目に全治10日のケガを負った。被告は起訴事実を認めた。
 刑務官に伴われて法廷に入ってきた被告は、ベージュのリブ柄セーターに青いジーンズ、メガネ、長めの髪。拘置中ながらもおしゃれなイケメン風で、受け答えからはまじめそうな印象を受けた。
 被告は地元で1番の進学校から都内の有名私立大学に進学した。
 弁護人「大学では何を学びましたか?」
 被告「社会学なので広く学びました。経済学、心理学…」
 弁護人「サークル活動は?」
 被告「入学当時はサッカーをやっていましたが、卒業までやっていたのは服飾デザイン研究会。学校の催しや都内のファッションショーのイベントに作品を出展していました」
 大学卒業後、被告は不動産関係の会社に就職した。営業成績は社内でトップになるほどよかった。だが、過労で倒れたことをきっかけに、向精神薬を服用するようになったという。
 弁護人「どんな症状があった?」
 被告「ストレスで頭痛がしたり、気分が悪くなったり、営業なのに人とあまり話したくなかったり、気分の落ち込みが激しかった」
 向精神薬は酒と一緒に服用すると眠気などの副作用が出るので、併用は控えなければならない。だが、被告は犯行当日も向精神薬を飲んでいながら、元上司と東京都港区のバーで飲んでいたという。
 弁護人「どれくらい飲んだ?」
 被告「瓶ビールを2〜3杯。ジンリッキーを2〜4杯飲みました」
 元上司が「飲み足りない」と言い、六本木のクラブへ移動した。ここでも被告はカクテルを2杯、ジンリッキーを3〜4杯、テキーラを4〜5杯飲んだ。元上司はいつの間にかいなくなっており、ここで被告と被害者は出会ったという。
 弁護人「被害者を『外に飲みに行こう』と誘った?」
 被告「はい」
 その後、被告と被害者は被告の自宅マンションへ移動した。
 弁護人「被害者の手を引っ張って入った?」
 被告「被害者の女性が嫌々ついてきたという印象はなく、乗り気でついてきたと思った」
 部屋に入ると、被告と被害者はソファに座りキスをした。被告が被害者の体に触ろうとすると、被害者は拒絶する素振りを示したという。
 弁護人「その後どうしましたか?」
 被告「自分の気持ちを抑えられず、性交渉を強要したと思います」
 犯行時、被告には婚約者がいて、結納も済ませていたという。
 検察官「婚約者と半同棲(どうせい)して幸せだった。大事な女性と暮らしているところに連れ込んだのはなぜ?」
 被告「反省と後悔をしています」
 検察官「マリッジブルーだった?」
 被告「…わかりません」
 一方、被害者にも当時交際している男性がいたという。
 被告のマンションへついて行ったからと言って、被害者が乱暴されることに同意したとみなすことはできない。しかし、その行為は「無防備だった」ととらえられる可能性があり、この点は被告の量刑にも影響しそうだ。

 弁護人によると、「酌量減刑がなされれば執行猶予がつくが、被害者の落ち度をどの程度裁判所が認定するかによる」という。
 一方の検察側は「抵抗する気力をなくすまで殴る、ける、首を絞めるなど犯行態様は悪質。被害者はPTSD(心的外傷後ストレス障害)で通院しており結果が重大」として懲役5年を求刑。判決は3月25日に言い渡される。(末崎光喜)

最終更新:3月4日13時26分

こんな事件。ストレスと酒と元上司のせいにしたい気持ちが滲み出ていますねえ。

タクシーの中の会話。婚約中にバイト先の店長と関係を持ってしまってどうのとか、娘が女友達同士の飲み会に付いていったら合コンを装った怪しいパーティーだったりとか、まあ聞きたくもない話を次々と。登場人物が何人も出てくる話とか聞かされると、こっちも職業病。ついつい、頭の中で人物相関図を描きながら聞いてしまうんですよ。非常に疲れる!

「運転手さん、長距離のタクシー代金よりも相談料のほうが高いんですよ」と言いたくなりますね。

他にはショップの店員さんにも職業はほとんど必ず聞かれる。後は、取材を受けた後に接待されて連れて行かれたスナック(スナック、バー、クラブ? 違いが分からぬ自分)でも、お店の人に仕事が何か絶対に聞かれるんですね。まあ、ここはお話をしに行くところなので、正直に自分の仕事を言うことにしている。そしたら、接待してくれるはずのお店の人の接待スキルが低いと、気がつけばこっちが相談に乗らなきゃならなくなる。だから疲れるんです。こっちはペリエしか飲んでないんやし、代金は相談料と相殺とすべし。

昨年、大手出版社に連れて行ってもらった銀座のお店については、やはり別格。こっちが真面目な仕事の話をしようと、東京の鼻クソは黒くなる話をしようと、それぞれの空気を読んで、見事に最後まで聞き役に徹して下さるんですね。だから全然疲れません。

プロダクション関係の人に連れて行ってもらったゲイバー(?)っていうのかな、おネーサンやオバサン(お兄さんやオッサンか;爆)たちも聞き上手。ただし、真剣な話を茶化すところがある。茶化されると、こっちも不真面目なノリがあるので、ついつい乗ってしまいます。即席の漫才になってしまったり(笑)。楽しいけど、それなりに疲れる。なんで、自分はしらふでこんなにノリが良いのかなぁ。

そんなんで、一番厄介なのが長距離タクシーのおしゃべりドライバーね。これはいかんよ、マジで。あ、ドライバーがゲイやったら重い話にはならなさそうなので悪くないかも(まさにゲイのドライバーでゲイバー)。いや、身の危険を感じるかもしれんな。特に海外。自分は2回ほど、危険な目に遭っております(苦笑)。どんだけー。

タクラーとしては辛いところです。聞き上手の運転手さんが増えてくれればと願うばかり。

 

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Posted by 奥田健次 社会 |