ネクタイ結んで、ナイフ所持。
男はなぜナイフを携えるのか。
うむ。そりゃ、その男は幼いまま大人になったカラダ。
武器を持って街を歩くのは6歳までに卒業しておくべきです。
2008.3.15 23:19
刃渡り約17センチのサバイバルナイフ1本を不法に携帯していたとして、神奈川県警大船署は15日、銃刀法違反(携帯禁止)の現行犯で、同県逗子市小坪、服飾評論家、出石(いずいし)尚三容疑者(63)を逮捕した。
調べによると、出石容疑者は15日正午ごろ、鎌倉市内のJR大船駅前の路上で、妻(42)と会社員の男性(44)と3人で口論になり、通行人が通報。駆け付けた大船署員が事情を聴いていたところ、出石容疑者が革製のさやに入れたスペイン製サバイバルナイフをベルトから下げて携帯しているのを見つけた。
出石容疑者は「妻とトラブルがあった。(ナイフは)護身用に持っていた。傷つけるつもりはなかった」と供述しているという。
出石容疑者は「男はなぜネクタイを結ぶのか」(新潮新書)など男性ファッションに関する著書が多数ある。
男はなぜネクタイを結ぶのか?
そりゃアンタ、「寒がり」だからでしょ(笑)。暑いのにネクタイする人の気が知れませんわ。
自分みたいな暑がりは、まずネクタイしませんねえ。かろうじて、冬場に首元が寒くなったらしてみてもいいけどさあ。別にホリエもんみたいにノーネクタイにこだわっているわけでもないし。
それにしても、この評論家みたいにこうやってフツーに町中でエモノ・ナガモノ(武器のことね)を所持している人って少なくないんですねえ。ちなみに自分ですが、新宿とかで1年に2回ほど職務質問されるんですけども、まあ確かに軍のお下がりとかミリタリー系バッグを提げていると、中に武器・火器類の一つでも入っとりそうに見えるわな。
警察「バッグの中を見せていただいても構いませんか?」
自分「どーぞ」
警察「これは?」
自分「クロワッサンですね」
警察「これは?」
自分「スティックパンですね」
警察「お仕事は何をされてるんですか?」
自分「パン屋ではありません」
警察「・・・・・お気を付けて」
こんな感じ。ちょっとしたコントになりますがな。ミリタリーバッグの中からパンばっかりとか(爆)。
ま、警察も「職務質問コンクール」やってるみたいなんで、自分みたいな雰囲気の男には声を掛けたくなるのでしょう。
そりゃ、本音を言えば「帯刀権を寄越せ!」と言いたいですよ。しかし、法律は法律なので町中を動くときは基本的に素手で何とかするしかないでしょ。ブログの世界では刀を振り回しておりますが(笑)、まあそれはご愛敬というもので。警察のみなさんに対しては、もうちょっと「ネクタイ締めたイイ大人」なんかを重点的に職質してみることを勧めますよ。
腹が据わった成人には、ナガモノは無用の長物です。必要としているのは、革命家とその道を極めた人くらいで、一般人にはやっぱり不要でございます。丸腰の人間を襲う(ちらつかす)のは、ナガモノを持つ心得のない連中のやること。武家社会に帰って心を鍛える必要アリ。
あ、自分はちゃんとネクタイもしますよという証拠(多分、うちのスタッフも見たことがないかもしれないほどレアな写真かもね)。これは冬の新幹線。だって、寒かったんやもーん。
いつもねえ、冬場に講演とかミーティングがあると「思ったよりキチンとしてますね、おしゃれですねー」と言われる率が高いっス。しかし、春から秋にかけては「個性的なファッションですね、おしゃれですねー」と言われる率が高くなる。そりゃ暑いからアンタ、しゃあないやん。暑くなるとTシャツ1枚になるんです。体温調整できないカラダなんやから、堪忍して下さい。
※追記:『奥田健次の教育改革ぶろぐろ部』事務局より(2008年6月)
今年の奥田先生の国際学会へのご出張のお姿を“photo album”からご覧いただけます。こちらのお姿のほうが先生らしい(笑)。
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