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2008.03.24

いきなり襲われるのがフツーな時代

土浦でたまたまそこにいた男女8人が襲われ、真面目なタクシーの運転手さんが襲われるような世の中になりましたが。

もう「精神的におかしいんじゃないか?」と説明するのは愚かなので、そんな無益なことは考えないようにして下さい。

つまり、こういうことになります。

凶悪事件を起こす人 → 精神的におかしいから

精神的におかしいから → 凶悪事件を起こす

凶悪事件を起こすのは → 精神的におかしいから

・・・

こんな感じで、延々と続くでしょ?(特に、マスゴミのコメンテーターとか)こういうの、「循環論」と言います。

「異常気象」というのが続けば、もう「異常」なのが当たり前なんやから、「異常気象」と言いたくなくなるのと同じですわな。

したがって、精神鑑定なんぞもう不要なんですわ。

精神的に異常な人らが、フツーに日常生活を送っているわけやからね。ただし、「フツーに」と言っても、そのフツーがかなり異常なんですけどねえ。異常が当たり前、つまりフツーになっとるということ。何が「異常」で何が「フツー」か、もう分からん状態でしょ。だから、やっぱり精神鑑定なんか無意味。こういう事件については、結果で裁くしかない。

10年前に「ナイフを振りかざす少年」とか、注目される事件がありましたね。神戸の連続殺人事件とかです。当時、14歳とか17歳の子たちでしたな。今回の容疑者が24歳。そのまんま、当時に注目された世代です。その後も、「キレる子ども」とか注目され続け、現在に至っとるわけです。

ま、当然ですが自分は「どうすればこういう事件が減るのか?」という方法を持っています。持っているけど、そんなもんをブログで書くわけないやろ。書いたところで、シロウトには分からんし、どうせ表面上の印象で反発する奴もいるやろうし、何よりも馬鹿らしい。

自分の師匠の原稿を読んでみてみ。これ、自分が推薦して師匠に書いていただいた記事。師匠も「わざと」具体的なことを隠しておられる。ほんの少しだけヒントも書かれておられるが、まあやっぱりシロウトには分からんでしょうな。というか、専門家でも分かる人は少ないと思う。いや、分かる人はいるやろうけど、出来る人はほとんどいないはず。

『なぜ14歳少年が残虐行為を犯したのかをめぐるマスコミ論調について』(日本行動分析学会ニュースレター)

とにかく、容疑者の猟奇的行動をああだこうだと言う無意味な議論に付き合う暇はない(こんなんばっかりやから、まだまだこれからも同じような事件が増えるんだっつーの)。

そんな猟奇的行動をしでかさない子育て方法、教育方法、矯正方法を、分かる人にだけ伝えていくほうがよほど意味のある仕事ですし、自分に出来る仕事でしょう。

 

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Posted by 奥田健次 教育, 社会 |

2008.03.22

今シーズンは花粉にやられてまして

去年、まったく大丈夫だったので体質改善に成功したのかと思っていたら、違うかった(泣)。

今年はキツイ。花粉症の症状が出てから、眠りが浅くてほとんど寝付けません。眠気はあるのに、苦しくて眠れないんですね。ま、薬でなんとかするしかないか。

ところで、今日は大阪で学会発表でした。自分の発表はまあええんですけど、前日、面識のないどっかの院生のポスター発表にコメントしたら、何だか上から目線で説明された(苦笑)。挙げ句、 「院生さん? 学部生さん?」と聞かれたよ。その日、髭を剃ってジーンズにパーカー着ていたから、まさか教員とは思わなかったらしい。それにしても学部生? 22歳 以下に見えたってことかい。

3月は超過密スケジュール。ぐっすり眠れないだけにダメージはデカイ。

もつのかな。。。

※追記:『奥田健次の教育改革ぶろぐろ部』事務局より(2008年6月)

バンクーバーでは空港で「23歳でしょ?」と言われた奥田先生。分かりますが、いくらなんでも。その他の写真は“photo album”からご覧頂けます。

Vancouver_kenjiokuda1  

 

 

Kenjiokuda2008040_2  

 

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関連記事:
スギ花粉を飛ばさない薬剤に期待します
CTスキャン、その後。
つくし飴(追記付き)

Posted by 奥田健次 健康・美容, 脱力系 |

2008.03.18

「クジラの肉は牛肉より環境に優しい」

そりゃ、えんどう豆は「絶対に違う!」と主張するでしょうな。

今回は「クジラを食べた方が環境に優しい」という、さらなる根拠の提出ですから。敵視している捕鯨国から「環境に優しい」などと言われたら、えんどう豆こそ「鳩が豆鉄砲を食ったような」状態でしょ(笑)。

クジラの肉は牛肉より環境に優しい=ノルウェー活動家

2008年 03月 4日 10:26 JST

 [オスロ 3日 ロイター] ノルウェーの捕鯨推進活動家は3日、捕鯨が畜産よりも環境に優しいことが調査を通じて分かったとし、クジラを食べることが地球を救うことにつながるとの見解を示した。

 捕鯨船の燃料消費に焦点を当てた同調査では、鯨肉1キロ当たりの温室効果ガス排出量は1.9キロであり、牛肉の同15.8キロ、豚肉の6.4キロ、鳥肉の4.6キロに比べて少ないと指摘。「牛肉の食事1回分による温室効果ガスの排出量は、鯨肉の食事8回分に相当する」としている。

 北極圏沿岸地域を代表する捕鯨推進団体ハイ・ノース・アライアンスの関係者は「他の種類の肉との比較では、地球のためにできる最善策がクジラの肉を食べることであることが分かった」と述べた。

 一方、環境保護団体グリーンピースは、肉に比べればほぼすべての食べ物が環境に優しいとし、この主張を否定している。

地と海と空の獣のうち、何か特別なものだけ食べないようにしようという考えが、そもそもの間違い。人間には、それらを屠ることが許されとります。

この原理原則を無視するやつらは左翼としか言いようがありません。

えんどう豆って何って? Greenpeaceのことですわ。Greenpeace → Green peas。
ピンと来いよ(笑)。えんどう豆にしておかないと、「鳩が豆鉄砲」使えんかったんやもん。

鯨の数をかぞえつつ、感謝していただきましょう。

韓国は無茶なことをしないように(『クジラ密漁で大量摘発 韓国、90頭分の鯨肉発見』)。

 

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関連記事:
カンガルーを駆除する豪州の二枚舌
      など。

Posted by 奥田健次 環境, 経済・政治・国際 |

2008.03.16

ネクタイ結んで、ナイフ所持。

男はなぜナイフを携えるのか。

うむ。そりゃ、その男は幼いまま大人になったカラダ。

武器を持って街を歩くのは6歳までに卒業しておくべきです。

ナイフ所持で服飾評論家を逮捕

2008.3.15 23:19

 刃渡り約17センチのサバイバルナイフ1本を不法に携帯していたとして、神奈川県警大船署は15日、銃刀法違反(携帯禁止)の現行犯で、同県逗子市小坪、服飾評論家、出石(いずいし)尚三容疑者(63)を逮捕した。

 調べによると、出石容疑者は15日正午ごろ、鎌倉市内のJR大船駅前の路上で、妻(42)と会社員の男性(44)と3人で口論になり、通行人が通報。駆け付けた大船署員が事情を聴いていたところ、出石容疑者が革製のさやに入れたスペイン製サバイバルナイフをベルトから下げて携帯しているのを見つけた。

 出石容疑者は「妻とトラブルがあった。(ナイフは)護身用に持っていた。傷つけるつもりはなかった」と供述しているという。

 出石容疑者は「男はなぜネクタイを結ぶのか」(新潮新書)など男性ファッションに関する著書が多数ある。

男はなぜネクタイを結ぶのか?

そりゃアンタ、「寒がり」だからでしょ(笑)。暑いのにネクタイする人の気が知れませんわ。

自分みたいな暑がりは、まずネクタイしませんねえ。かろうじて、冬場に首元が寒くなったらしてみてもいいけどさあ。別にホリエもんみたいにノーネクタイにこだわっているわけでもないし。

それにしても、この評論家みたいにこうやってフツーに町中でエモノ・ナガモノ(武器のことね)を所持している人って少なくないんですねえ。ちなみに自分ですが、新宿とかで1年に2回ほど職務質問されるんですけども、まあ確かに軍のお下がりとかミリタリー系バッグを提げていると、中に武器・火器類の一つでも入っとりそうに見えるわな。

警察「バッグの中を見せていただいても構いませんか?」
自分「どーぞ」
警察「これは?」
自分「クロワッサンですね」
警察「これは?」
自分「スティックパンですね」
警察「お仕事は何をされてるんですか?」
自分「パン屋ではありません」
警察「・・・・・お気を付けて」

こんな感じ。ちょっとしたコントになりますがな。ミリタリーバッグの中からパンばっかりとか(爆)。

ま、警察も「職務質問コンクール」やってるみたいなんで、自分みたいな雰囲気の男には声を掛けたくなるのでしょう。

そりゃ、本音を言えば「帯刀権を寄越せ!」と言いたいですよ。しかし、法律は法律なので町中を動くときは基本的に素手で何とかするしかないでしょ。ブログの世界では刀を振り回しておりますが(笑)、まあそれはご愛敬というもので。警察のみなさんに対しては、もうちょっと「ネクタイ締めたイイ大人」なんかを重点的に職質してみることを勧めますよ。

腹が据わった成人には、ナガモノは無用の長物です。必要としているのは、革命家とその道を極めた人くらいで、一般人にはやっぱり不要でございます。丸腰の人間を襲う(ちらつかす)のは、ナガモノを持つ心得のない連中のやること。武家社会に帰って心を鍛える必要アリ。

200801kenjiokuda あ、自分はちゃんとネクタイもしますよという証拠(多分、うちのスタッフも見たことがないかもしれないほどレアな写真かもね)。これは冬の新幹線。だって、寒かったんやもーん。

いつもねえ、冬場に講演とかミーティングがあると「思ったよりキチンとしてますね、おしゃれですねー」と言われる率が高いっス。しかし、春から秋にかけては「個性的なファッションですね、おしゃれですねー」と言われる率が高くなる。そりゃ暑いからアンタ、しゃあないやん。暑くなるとTシャツ1枚になるんです。体温調整できないカラダなんやから、堪忍して下さい。

※追記:『奥田健次の教育改革ぶろぐろ部』事務局より(2008年6月)
今年の奥田先生の国際学会へのご出張のお姿を“photo album”からご覧いただけます。こちらのお姿のほうが先生らしい(笑)。

Okuda_in_chicago2008

 

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Posted by 奥田健次 社会, 脱力系 |

2008.03.14

カンガルーを駆除する豪州の二枚舌

牛肉を売りつけたいオーストラリア。

日本の科学的な調査捕鯨を非難しておきながら、オーストラリアでは繁殖したカンガルーを駆除するんだって。日本の調査捕鯨には長期データがあるんですけど、オーストラリアにはそんなもん無いでしょ。

さあ、豪州の「二枚舌」を見てみましょう(笑)。

カンガルー400頭駆除、豪政府「過剰繁殖で」と弁解

 【シドニー=新居益】オーストラリアのギャレット環境相(54)は12日、首都キャンベラで野生のカンガルー約400頭を駆除する計画を承認した。

 カンガルーが過剰繁殖し、環境に悪影響を与える恐れが出てきたためで、薬物注射で安楽死させる。

 これに対し、豪州の動物愛護団体などは「カンガルーを他の地域に移送するべきだ」と反発し、「人間の盾」などで実力阻止する構え。ロイター通信によると、元ビートルズのポール・マッカートニー氏も、英国の動物愛護団体のホームページに「カンガルーを守るため行動を起こす時だ」と、豪政府を批判するメッセージを寄せた。

 環境相は政界入りする前、ロック歌手として活躍、国内の環境保護団体会長を務めたほか、1993〜94年には「グリーンピース」の役員も務めた。同団体は今年1月、日本の調査捕鯨船に妨害行為を働いている。環境相は捕鯨問題も担当し、「捕鯨は野蛮だ」と日本批判の急先鋒(せんぽう)となっている。クジラとカンガルーの取り扱いの違いについて問われた環境相は、「バランスが取られ、科学的に実行される計画は良い政策だ」と苦しい弁解を強いられている。

(2008年3月13日23時10分  読売新聞)

「科学的」と言うのであれば、完全に日本の調査捕鯨のが正当ですがな。豪州のカンガルー問題なんか、悪いけど降って湧いてきたような事態でしょ。オージーのあわてっぷりは噴飯物やね(爆)。

詳しく知らない人は、以前のエントリーを読んでもらって、そこで紹介している文献を読んでみて下さい。日本の科学的に精度の高い調査捕鯨こそが、海洋資源のバランスと自然保護につながることが分かるよ。

クジラを放っておいたら逆に自然破壊が進んでしまうし、すでにクジラのエサになる魚が激減したり、エサを失ったクジラの大群が大量に狂い死にしたりしていますね。

オーストラリアの畜産農家とオージー票に依存している政治家、一部の環境右翼なんかがギャーギャー騒いどるだけでね。騒ぎヨロシ。この際、日豪FTA交渉を完全に頓挫させてしまえばええんやからね。

あ、ちなみにカンガルーは美味しいよ。オーストラリアで食べたさ。ジャーキーでした。やわらかくて美味しカッタ。クジラはもっと美味しいよぉ。クジラなら刺身でも美味しくいただけますね。感謝していただくべきです。

 

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Posted by 奥田健次 環境, 経済・政治・国際 |

2008.03.13

2ちゃんで誹謗中傷された学園長の記者会見

ネット(2ちゃんねる)で誹謗中傷を繰り返した保護者が名誉毀損で罰金刑。

学園長が記者会見をしたようですが、なかなか良いことを言ってくれた。

「ネットの怖さ知って」ライナス学園長

2008.3.12 20:41

 「『2ちゃんねる』さえなければ、と思った。ネットの怖さをもっと分かってほしい」−。インターネット掲示板での中傷で退学者が出るなどの被害を受けた学校法人「湘南ライナス学園」(神奈川県小田原市)。吉崎真里学園長は、いわれのない誹謗(ひぼう)中傷に翻弄(ほんろう)された2年間を、苦渋の表情で振り返った。

 「ライナスのやりたいことは洋服屋、カランの店の労働力探し」「奪い取った入学金は洋服屋の仕入れ金として消えていきます」「学園長が精神異常者」

 LD(学習障害)などで一般の学校で居場所のない児童生徒を受け入れる同学園が開校してから半年後。平成17年11月から始まった誹謗中傷の書き込みは、生徒の就労訓練などのため運営されている婦人服店をターゲットにして始まった。吉崎さんへの個人攻撃もエスカレートしていった。

 これらの書き込みは昨年末に名誉棄損で罰金刑を受けた元生徒の父親のものと確認されているが、ネットの匿名社会は、「祭り」と称して多くの便乗組を呼んだ。

 代理人の弁護士によると、同学園に関する「2ちゃんねる」での書き込みは計5000〜6000件で、そのうち約2000件が中傷的な内容。同学園は父親のほか1人に対して損害賠償を求め提訴しているが、その人物は学園とは無関係な第三者だった。

 「ネットの書き込みを読むたびに吐いた」と吉崎さん。当初「2ちゃんねる担当」とされた職員は、半年後に鬱病(うつびょう)になって退職し、後を引き継いだ夫もノイローゼ症状を起こした。退学者が相次ぎ、48人いた児童生徒は26人にまで減少。母校が中傷されたショックから自傷行為に走る卒業生も出たという。

 書き込みをした父親は、プロバイダーの情報開示により特定された後の19年4月、学園に謝罪文を提出した。書き込みをした理由は「学園について疑問を感じていて、情報がほしかった」とした。吉崎学園長は「なぜこんなことをやったのか、いまだに分からない。子供が楽しみにしていた文化祭を中止にしたことぐらいしか、心当たりはない」と話す。

 また、「子供のために自ら選んだ学校を、自分で壊すようなことがなぜできるのか。うちに通いたがる子供の意思を無視して退学させた親もいた。この2年で、親というものに疑問を抱いた」と率直に語る。

 吉崎さんは「(ネット上の誹謗中傷を)警察にきちんと取り締まってほしい」と主張する。

 「今の子供たちはネットの世界で生きていく。今きちんとしておかなければ、教育を何もかも壊されてしまう」

 会見には、生徒会の生徒も同席した。生徒会長で高校3年生の佐藤祐樹君は「2ちゃんねるにああいう書き込みをされて、とても辛く、怒りを覚えている。学校で暴れていた自分は、ここに通うようになって人の痛みを分かる心ができた。ネットの書き込みより、今現在の自分たちを見て考えてほしい」と訴えた。

この記事を読んでみて、この学校の学園長はなかなかしっかりした先生だと思いますよ。「2ちゃんねる」というネットの問題だけ取り上げて終わりではなく、親の姿勢に疑問を抱いたということを率直に述べている。

「子供のために自ら選んだ学校を、自分で壊すようなことがなぜできるのか。うちに通いたがる子供の意思を無視して退学させた親もいた。この2年で、親というものに疑問を抱いた」

世間では親の問題を指摘できない空気がある。そのために、親のレベルは「裸の王様」よろしく自分が何を言っているのか分からないほど理性が低下してきている。マスコミも学者も教育関係者も、堂々と親の問題を指摘できない(裏では悪口を言っている)。

子どもや保護者におもねる教育者など、絶対に信用しない方がよい。そんなものはホストみたいなもの。足らないところ、至らないところを指摘してくれる教育者なら、少しは耳を傾けてみても良いかもしれない。ただし、これまたそのベースに愛情が無いとね。厳しいことを言うだけなら、占い師でも出来るから。

愛情があるふりをしておもねるだけの教育者は害悪、厳しいことを言うだけの教育者も疑問。なかなか難しいもんです。

だから自分としては、ひたすら目の前の問題を解決してあげることにのみコミットすることにしている。気持ちが伝わらなくても、問題が解決していく事実の積み重ねだけは本物をお見せすることができますからね。誤魔化しも効きませんでしょ。自分はこれまで同様、職人の道を歩み続けます。

 

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Posted by 奥田健次 いじめ・ハラスメント, 教育, 特別支援教育, 社会 |

2008.03.08

深夜放送やら24hコンビニの自粛へ

いいね、マチマチムラムラ官房長官もたまには(笑)。

神山潤先生の主張されていたことが、実現に向かって前進しそうな気配。

市場経済原理主義だの新自由主義だのの流れに逆らう部分で、「自分が損をする」という損得勘定型人間の猛反対が予想されるけども、古き良き社会を再構築するためには必要なことですわ。

深夜放送自粛「議論の対象」=地球温暖化対策で−官房長官

3月7日13時2分配信 時事通信

 町村信孝官房長官は7日午前の記者会見で、地球温暖化対策として深夜のテレビ放送を自粛することについて「幅広い見直しの一環として、議論の対象になってくることはあり得る」と述べ、前向きな姿勢を示した。深夜放送をめぐっては、4日の自民党総務会で自粛を求める意見が相次いでおり、政府としてもこれに同調した形だ。
 町村長官は「基本的には各マスコミの自主的なご判断による」としつつも、「低炭素社会をつくるために、一人一人の国民が何ができるかを見直していくことが今求められている」と強調。政府の「地球温暖化問題に関する懇談会」で、深夜放送のほか、24時間営業のコンビニエンスストアなどの見直しについて議論していく考えを示した。

なんか地球温暖化のことばっかり書かれているけども。それもあるが「子どもの生活習慣を崩さないために」という、もっと大きな理屈に触れてほしいですね。世界一睡眠時間の少ない国、日本。小学生が「疲れた」と言って、朝っぱらからウトウトするなんて、欧米では考えられませんからね。欧米では、子どもが「疲れた」と言おうものなら、「こら! ティーンエージャーは疲れない!」と一喝されて終わり。戦後の日本くらいじゃない? 子どもが「疲れた」と言ったら親が荷物を持ってあげたり、布団をひいてあげたりするのは。

不眠、不登校、ひきこもり、運動不足、肥満。

日本の子どもの生活習慣の乱れたるや、国家的な危機ですよ。子どもの生活習慣まで子ども任せにしていた、アホ大人たちだらけの戦後日本ですからね。子どもの生活習慣は大人の責任です。

週末、小児科医の研修会で不登校の講義をしてきます。

 

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関連記事:
コンビニ営業は7時11時で良い気分。
成育医療センターでプレゼンしてきました
     など多数。

Posted by 奥田健次 健康・美容, 教育, 環境, 社会, 経済・政治・国際 |

2008.03.05

タクシーの中で相談される話は、ろくなもんじゃねえ。

自分、やたらタクシーに乗るタクラーです。「ロング」といって長距離に乗ると困るのが、テンション上がりまくりの運転手さん。やたら世間話をしてくれる。

「お客さん、お仕事は何を?」と聞かれることも多い。「心理学者、大学教員」などと、本当のことを言うと、もう一段ほどドライバーのテンションが上がってロクなことがない。だから、「ギョーカイ人です」などとテキトーなことを言って誤魔化してます。調子のいいドライバー、「ああ、やっぱり! テレビで見たことがありますよ!」なんて言う奴もいる。お調子者め!(苦笑)

「心理学」とか言うだけで、娘の話とか同僚のフクザツな話を相談してくるんですねえ。色恋話が多くて、辟易するんですよ。だから、やっぱり「ギョーカイ人です」ってなるべく誤魔化し続けるわけです。

次の事件なんか、自分に相談された事件にそっくり。

婚約中に別の女性乱暴した元エリート会社員の言い分

3月4日13時26分配信 産経新聞

 婚約者がいながら、初めて会った女性を自宅に連れ込み乱暴したとして起訴されたのは、有名私大を卒業した元エリート会社員だった。
 女性を乱暴してケガを負わせたとして、強姦致傷の罪に問われた男性被告(28)の初公判を3日、東京地裁で傍聴した。
 起訴状などによると、被告は平成19年5月26日早朝、東京都渋谷区の自宅マンションで「無理やり犯してビデオに撮るぞ」などと言って、会社員の女性=当時(25)=を脅迫し、馬乗りになって口をふさぐなどした。女性が逃げようとすると背中をつかんで引き倒し、首を絞め、顔面を殴打して、乱暴した。一連の暴行によって、女性は右目に全治10日のケガを負った。被告は起訴事実を認めた。
 刑務官に伴われて法廷に入ってきた被告は、ベージュのリブ柄セーターに青いジーンズ、メガネ、長めの髪。拘置中ながらもおしゃれなイケメン風で、受け答えからはまじめそうな印象を受けた。
 被告は地元で1番の進学校から都内の有名私立大学に進学した。
 弁護人「大学では何を学びましたか?」
 被告「社会学なので広く学びました。経済学、心理学…」
 弁護人「サークル活動は?」
 被告「入学当時はサッカーをやっていましたが、卒業までやっていたのは服飾デザイン研究会。学校の催しや都内のファッションショーのイベントに作品を出展していました」
 大学卒業後、被告は不動産関係の会社に就職した。営業成績は社内でトップになるほどよかった。だが、過労で倒れたことをきっかけに、向精神薬を服用するようになったという。
 弁護人「どんな症状があった?」
 被告「ストレスで頭痛がしたり、気分が悪くなったり、営業なのに人とあまり話したくなかったり、気分の落ち込みが激しかった」
 向精神薬は酒と一緒に服用すると眠気などの副作用が出るので、併用は控えなければならない。だが、被告は犯行当日も向精神薬を飲んでいながら、元上司と東京都港区のバーで飲んでいたという。
 弁護人「どれくらい飲んだ?」
 被告「瓶ビールを2〜3杯。ジンリッキーを2〜4杯飲みました」
 元上司が「飲み足りない」と言い、六本木のクラブへ移動した。ここでも被告はカクテルを2杯、ジンリッキーを3〜4杯、テキーラを4〜5杯飲んだ。元上司はいつの間にかいなくなっており、ここで被告と被害者は出会ったという。
 弁護人「被害者を『外に飲みに行こう』と誘った?」
 被告「はい」
 その後、被告と被害者は被告の自宅マンションへ移動した。
 弁護人「被害者の手を引っ張って入った?」
 被告「被害者の女性が嫌々ついてきたという印象はなく、乗り気でついてきたと思った」
 部屋に入ると、被告と被害者はソファに座りキスをした。被告が被害者の体に触ろうとすると、被害者は拒絶する素振りを示したという。
 弁護人「その後どうしましたか?」
 被告「自分の気持ちを抑えられず、性交渉を強要したと思います」
 犯行時、被告には婚約者がいて、結納も済ませていたという。
 検察官「婚約者と半同棲(どうせい)して幸せだった。大事な女性と暮らしているところに連れ込んだのはなぜ?」
 被告「反省と後悔をしています」
 検察官「マリッジブルーだった?」
 被告「…わかりません」
 一方、被害者にも当時交際している男性がいたという。
 被告のマンションへついて行ったからと言って、被害者が乱暴されることに同意したとみなすことはできない。しかし、その行為は「無防備だった」ととらえられる可能性があり、この点は被告の量刑にも影響しそうだ。

 弁護人によると、「酌量減刑がなされれば執行猶予がつくが、被害者の落ち度をどの程度裁判所が認定するかによる」という。
 一方の検察側は「抵抗する気力をなくすまで殴る、ける、首を絞めるなど犯行態様は悪質。被害者はPTSD(心的外傷後ストレス障害)で通院しており結果が重大」として懲役5年を求刑。判決は3月25日に言い渡される。(末崎光喜)

最終更新:3月4日13時26分

こんな事件。ストレスと酒と元上司のせいにしたい気持ちが滲み出ていますねえ。

タクシーの中の会話。婚約中にバイト先の店長と関係を持ってしまってどうのとか、娘が女友達同士の飲み会に付いていったら合コンを装った怪しいパーティーだったりとか、まあ聞きたくもない話を次々と。登場人物が何人も出てくる話とか聞かされると、こっちも職業病。ついつい、頭の中で人物相関図を描きながら聞いてしまうんですよ。非常に疲れる!

「運転手さん、長距離のタクシー代金よりも相談料のほうが高いんですよ」と言いたくなりますね。

他にはショップの店員さんにも職業はほとんど必ず聞かれる。後は、取材を受けた後に接待されて連れて行かれたスナック(スナック、バー、クラブ? 違いが分からぬ自分)でも、お店の人に仕事が何か絶対に聞かれるんですね。まあ、ここはお話をしに行くところなので、正直に自分の仕事を言うことにしている。そしたら、接待してくれるはずのお店の人の接待スキルが低いと、気がつけばこっちが相談に乗らなきゃならなくなる。だから疲れるんです。こっちはペリエしか飲んでないんやし、代金は相談料と相殺とすべし。

昨年、大手出版社に連れて行ってもらった銀座のお店については、やはり別格。こっちが真面目な仕事の話をしようと、東京の鼻クソは黒くなる話をしようと、それぞれの空気を読んで、見事に最後まで聞き役に徹して下さるんですね。だから全然疲れません。

プロダクション関係の人に連れて行ってもらったゲイバー(?)っていうのかな、おネーサンやオバサン(お兄さんやオッサンか;爆)たちも聞き上手。ただし、真剣な話を茶化すところがある。茶化されると、こっちも不真面目なノリがあるので、ついつい乗ってしまいます。即席の漫才になってしまったり(笑)。楽しいけど、それなりに疲れる。なんで、自分はしらふでこんなにノリが良いのかなぁ。

そんなんで、一番厄介なのが長距離タクシーのおしゃべりドライバーね。これはいかんよ、マジで。あ、ドライバーがゲイやったら重い話にはならなさそうなので悪くないかも(まさにゲイのドライバーでゲイバー)。いや、身の危険を感じるかもしれんな。特に海外。自分は2回ほど、危険な目に遭っております(苦笑)。どんだけー。

タクラーとしては辛いところです。聞き上手の運転手さんが増えてくれればと願うばかり。

 

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Posted by 奥田健次 社会 |

2008.03.04

大学で発達障害学生を支援すること

ようやく日本でも大学において発達障害学生を支援する必要性が認められはじめたようで。

しかし、実態を直視するならば、大学に入るまで診断を受けずに放置されていた(あるいは、診断を認めずに放置していた)ということが問題を大きくしていて、早期診断と早期支援が重要だと、改めて思わされるわけです。

発達障害の学生の人づきあいを大学が支援 京大など

2008年02月23日 

各地の大学で近年、自閉症やアスペルガー症候群など発達障害とみられる学生が目立っている。人間関係などに難しさを抱え、大学に通わなくなる学生も。か かわる全教員が特性を理解し支える京都大学、インターネットによる支援体制をつくる富山大学など、フォローに乗り出す大学が出始めた。

京都大学では、高機能自閉症の3回生男子(21)を、所属学部の教職員やカウンセラーがチームで支えてきた。

 「遠回しな表現を理解できません」「否定的な言葉かけに過剰反応します」。合格後すぐ、母親は、成育歴や問題点をファイルにまとめて、理解を求めた。大学側は、高校の担任からも話を聞き、相談役を決めた。情報は、かかわる全教職員で共有した。

 1回生の6月、この学生が教務課に退学届を手に飛び込んできた。「もう京大生としてやっていけない」。語学で音読がよくできていないと指摘され、パニック状態だった。1時間ほどじっくりと聴くと、落ち着いた。

 相談役の職員(56)は、今も年6回面接をする。学生は「いつでも相談できて助かった」。京大では今後、様々な障害のある学生の支援を、大学全体で継続して進める学生センター設置を検討中だ。

高知大学は06年度から、入学時の健康診断で自閉症傾向が強ければ、保健管理センターの面接に誘う。早期コンタクトで、気軽に相談できる体制づくりを狙う。発達障害が疑われる学生は、06、07年度新入生でそれぞれ複数。また昨年度、センターへ相談に来た中にも十数人いた。

富山大学は4月、学生と教職員向けのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を立ち上げる。面と向かっての相談が苦手な学生向けに、カウンセラーとネット上でやりとりできる。

 「孤立させたくない」と斎藤清二保健管理センター長(57)。年100人ほどの新規相談者中、昨年は1〜2割に発達障害が疑われたという。

多くは、過去に診断を受けていない。「知的レベルが高く、気づかれずに来た」と斎藤さん。

 国立特別支援教育総合研究所などが05年度、全国の大学や短大の相談担当者らに実施した調査では、過去5年間で約760校のうち3割が、発達障害の診断があるか疑いのある学生の相談を受けていた。

 岐阜大学医学部・高岡健准教授(児童精神医学)は「発達障害の人にとって必要なのは、障害の理解に基づいて生活しやすい環境を整えるということ。今後もこうした視点による、取り組みを広げていく必要がある」と話す。

 《発達障害》 (1)自閉症やアスペルガー症候群を含む「広汎性発達障害」(2)落ち着きがない「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」(3)読み書きや計算など特定分野が困難な「学習障害(LD)」など。脳の機能障害が原因と考えられている。文部科学省の02年調査では、普通学級に通う小中学生の6.3%に発達障害の可能性があるとされた。05年4月、早期発見と支援を国・自治体の責務とする発達障害者支援法が施行された。

この記事を読んでみれば、大学で学生生活につまずいてからその大学で初めて発達障害の疑いや診断がなされるというような状況が見えてきます。

これでは、マスメディアが大きく取り上げるような凶悪な事件が起きてから、その後の取り調べや鑑定によって「元々、発達障害があった」と診断されるようなものと同じではありませんか。

診断は医療機関でなされるものです。「サスペクト(発達障害の疑いや可能性)」くらいなら、児童相談所や保健所などの公的機関でもできます。

だから、医療機関や公的相談機関での発達障害の疑いや診断技術を向上していくことのほうが第一に重要なのです。この一番重要なことに触れずに、大学で支援を拡げていこうというのは、本末転倒というものでしょう。マスコミは、こういうところまで踏み込んでいないし、学者もここまで踏み込んで発言する人はいないようですね。

大学生になるまで放ったらかしにされた発達障害のある青年の多くは、すでに多く傷ついていたりするのです。

一方で、医療機関、児相、保健所などが、早期の診断(サスペクトを含む)をしにくい他の要因も分かっているので、それを斟酌すれば一方的にこれらの診断の遅れを非難するのも気の毒な面があるんですね。

「診断しにくくしている要因」について解説しようと思いましたが、やっぱりやめときます。ここまで書いたんですから、ちょっと考えてみて下さい。ヒントは「多くの親も悪い」ということです。ヒントというか、ほとんど答えですね。

自分の教え子の中には、大学院まで修了した青年もいます。友達は多くはありませんが、今では真面目な社会人です。他にも、大学や専門学校に進学した子もいます。この教え子らには、やはり知的な遅れはないのですが、早期から自分の支援を親子共々受けていたということです。

 

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Posted by 奥田健次 特別支援教育 |

2008.03.02

法政大学の客員研究員になりました

法政大学大学院にライフスキル教育研究所が設置されました(研究所のホームページはこちらをクリック)。

そしてこの度、客員研究員に招へいされました。

それぞれの分野で大変著名な先生方や業界大手の方々と、これからどんな仕事が展開できるのやら。楽しみです。

昨日は徳島で講演、そして先生方の事例発表会に参加してきました。

ただの講演ではなく、徳島ABA研究会が主催で、現場の先生方が事例相談を行い、自分がそれぞれの事例に助言を行うというシリーズものの企画です。

コンサルテーションの時間も機会も少なかったのに、それぞれの先生方が一定以上の成果を挙げておられて、とても嬉しく思いました。中には、大きな成果を挙げた事例もあり、この研究会のレベルの高さを頼もしく思います。学会みたいにポスター発表がたくさんありました。

参加者のある先生は「また新しい事例に取り組んでいきますので、ご助言をお願いします」と積極的。すだちの次に有名な、徳島名物『徳島ABA研究会のサマースクール』で鍛えられているし、試行錯誤の実践から成功経験を積み重ねてきているだけに、動機づけの高い先生方ばかりです。他の都道府県にお住まいの教員も、このサマースクールにぜひ参加してみて下さい。必ず、現場での指導に役立つスキルを身に付けることができるでしょう。

このサマースクールの生みの親、法政大学の島宗先生も来場されました。自分は事例発表会の後の懇親会には参加できずとんぼ返りでしたが、いろいろ情報交換ができました。また、東京都の特別支援教育の現状や課題を聞きました。きっと、それらの課題もまた徳島と同じように、島宗先生はクリアしていかれるのでしょう。

自分も直接・間接的に、研究所のお仕事も含めて協力できればと思います。

さっそく、ライフスキル教育研究所の講座がスタートしました。島宗先生のブログをご覧下さい。

 

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Posted by 奥田健次 特別支援教育 |

2008.03.01

酒ではモヤモヤを吹き飛ばせません!?

おもしろい基礎実験。

酔ったラット、しらふのラット(笑)。

この名称だけでも笑えます!

酒で憂さ晴らしは逆効果?東大教授がラットで実験

 憂さ晴らしに、酒の力を借りるのは無駄かも——。東京大学の松木則夫教授(薬品作用学)らが28日、そんな研究結果を発表した。

 ラットを使った実験で、薄れかけた恐怖の記憶をアルコールが鮮明にする役割を示したという。成果は米国の専門誌に掲載された。

 松木教授らは、ラットをふだんの飼育環境と違う箱に移し、電気ショックを与えた。いったん通常の飼育環境に戻し、翌日、恐怖を与えた箱に戻した。ラットが箱の中でじっと動かない時間の長さから、「恐怖記憶」の度合いを測った。

 再び箱に入れて恐怖記憶を呼び覚ましたラットを2グループに分け、片方にアルコールを飲ませた。すると、酔ったラットは、しらふのグループより、箱の中でじっとしている時間が長くなった。恐怖記憶が、アルコールによって強められたと考えられるという。

 松木教授は「記憶はいったん不安定になり、徐々に固定していくとされる。嫌なことを忘れる奥の手は、おぼろげなうちに、楽しい記憶で上書きしてしまうこと」と酒に頼らない忘れ方を勧めている。

(2008年2月28日21時00分  読売新聞)

うむ。「嫌なことを忘れるためには楽しい記憶で上書きせよ」ですか。結論が行動療法的。

行動療法ではずっと昔から定式化された方法ですね。

それでも酒飲みは酒を飲む。行動療法家も酒を飲む(自分は飲まないけどね)。

ということは、本当は嫌なことを忘れようとして飲んでいるわけではないともいえるのではないか。そう考えれば、いろいろ機能的な考察が展開できる。

単純に美味しいから、酒を飲む場はたいてい楽しい場だから、酒を飲んで泥酔すると助けてくれる人がいるから(甘えられるから)、などなど。

実験箱のラットは、アルコールを飲まされるだけでしょ。人間でいえば「一人暮らしの自宅での一人酒」に近いのかもしれません。アルコールの効果を検討するのがこの実験の目的なのでこれでOKですが、「楽しい宴席での酒」の効果については今後の課題なのかもしれませんね。

「酔ったラット」の実験箱を「楽しいパーティー状態」にしてみるとどうなるのかしら。

何にせよ、こういう基礎実験は好きですね。

 

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Posted by 奥田健次 学ぶこと |