タイの深夜営業飲食店が全面禁煙ですタイ
すばらしいですタイ。さすがですタイ。
象さんをこよなく愛する国、タイ。We love KING!! の国、タイ。
【バンコク=鶴原徹也】タイで11日からナイトクラブやパブ、カラオケ・バー、ディスコなどが全面禁煙となる。
違反した場合、客に2000バーツ(約6800円)、店側に2万バーツの罰金が科せられる。こうした深夜営業の飲食店で禁煙に踏み切るのは、東南アジア諸国連合(ASEAN)10か国の中では初めて。
ただ、タイ保健省は5月31日までを周知期間としており、実際に罰金を科すのは6月1日以降としている。タイは2006年12月、政府庁舎、駅、病院、競技場などの公共施設での禁煙を導入し、今回は対象施設を拡大した。
(2008年2月10日19時55分 読売新聞)
日本なんかまだまだ禁煙後進国。タクシーは東日本で禁煙化が進んできたけど、飯を食うところがなんとかならんのかいね。
先日も寿司屋でちらし寿司を食べてたら、途中から斜め向かいのサラリーマンが煙草を吸い始めるわ、斜め後ろのカップルが揃って吸い始めるわ。「お前らに喰わせる寿司はねえ!」と、シジミの殻でも投げてやりたかったんですけどね。
喫煙はビョーキ。2年前から禁煙治療が保険適用されてるんですから治しましょうよ。
寿司屋の女将さんが「いかがでしたか?」というんで、「お寿司は美味しゅうございました」みたいに言うておきましたが、気付いてくれたのかしらね。
自分、時間に余裕のあるときに飲食店が選べる場合、スタッフらと一緒に入店するなり「禁煙席、ありますか?」と聞く。「申し訳ございません」と言われたら、「あぁ、そうですか」と一同退散。飲食店のくせに飯を美味しく食わせようとする気は無いんかい、と思いますよ。
だから、全面禁煙の飲食店なんかを見つけると、それだけで「お、店長よ、なかなかやるな!」と嬉しくなりますね。
タイ在住の親御さんから見せてもらったタイ国内で販売されているタバコの画像。パッケージ全体の50%をネガティブ画像にしないと販売できないんですね。これ、マルボロでしょ。喫煙者で「肺ガン患者の黒い肺」の写真。
マイルドセブンももらった。これは奥田研究室に掲示しています。左側は「タバコを吸う女性が年齢よりも老けてみえる写真」。右側は「肺ガン末期で呼吸困難な状態の患者」。
自分でプリントしたタイトルには「子どもをタバコから守ろう!」と書いています。
その下には、タイの煙草販売の説明「◇タイの煙草◇ パッケージの50%にタバコの害を示す画像を入れなければ販売できない。国民の健康のために、国家が取り組んでいる。それに比べて日本は?」と書いています。
タイ料理は美味いし、空気も美味い。他のアジア諸国も、禁煙健康先進国のタイの姿勢から学びましょう。煙草も子どもの携帯電話も、経済至上主義であればあるほど規制するのが難しい。そういう政治的な仕組みがあるからね。「煙草、携帯が政治とどう関係があるの?」ってことも分からん人は、自分で勉強して考えてみてね。
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