坂本龍馬を訪ねて
龍馬さんの記事を2つ。
いずれも近年になって明らかにされたもの。
まだ暗殺の事件については謎のままだが、少しずつ歴史の探訪が進んでいくのでしょうね。
2008年02月14日
幕末の志士、坂本龍馬の直筆の手紙が13日、名古屋市昭和区の南山中学男子部で披露された。龍馬にあこがれる生徒が、持ち主に送った手紙がきっかけで実現した出会い。テレビの鑑定番組で6400万円の値がついた貴重な品と、生徒たちは恐る恐る対面した。
手紙は、長野県上田市の三吉治敬(はる・たか)さん(69)が所有する4通。三吉さんの曽祖父にあたる三吉慎蔵(1831〜1901)が、親交のあった龍馬と交わした書簡だ。
長州藩の支藩、長府(現在の下関)藩士で槍(やり)の名手だった慎蔵は、藩から薩長同盟締結のため京都に向かう龍馬の警護を命じられた。寺田屋事件に遭い、龍馬の命を救ったことが縁で親交を深めたとされる。
公開は、龍馬にあこがれる生徒が書いた1通の手紙がきっかけだった。同校3年の渡辺大起(ひろ・き)君(15)らは、テレビ番組で手紙の存在を知り「読ませてほしい」と気持ちを伝えた。未来を担う若い人にこそ歴史に触れてほしいと考える三吉さんは、これを快諾。地元以外の学校では、初めての公開となった。
幕府や諸外国の様子、倒幕に向けた動きなどを記した文面には、勝海舟、西郷隆盛、中岡慎太郎らの名も登場する。あこがれの人の直筆を目の当たりにした渡辺君らは「バレンタインチョコよりうれしいプレゼントです」と興奮気味だった。
おお! 自分も読んでみたい!
もう1つ。
幕末の志士・坂本龍馬(1835〜67)が、妻のお龍(りょう)に贈った帯締めが見つかり、高知市文化プラザで公開されている=写真。愛刀のつかに使う飾り金具「目貫(めぬき)」と、ひも「下緒(さげお)」で作っており、龍馬の思いの深さがうかがえる。
帯締めは龍馬の暗殺後、お龍が1年間身を寄せた高知県内の縁者の娘がもらった。娘は龍馬と親交のあった旧家に嫁ぎ、代々女性たちが秘蔵。市立市民図書館がこの家から借り受け、出展した。
2年間の結婚生活で、夫婦の絆(きずな)を示す資料は少なく、幕末史に詳しい木村幸比古・霊山歴史館学芸課長(京都市)は「貴重な愛の証し。龍馬の資料は出尽くしており、近年ではまれな発見」と評価。3月2日まで展示する。
(2008年2月18日 読売新聞)
袴にブーツ。女子大生の卒業式のスタイルの定番やけど、龍馬さんが日本で初めてそのスタイルをしたんよね。知らない人は、龍馬さんの銅像とか写真とか見てみ。草鞋じゃなくて、ちゃんとブーツを履いてるよ。
お龍との関係を示す資料からも、龍馬さんの人となりが分かってきそう。
毎月、高知で仕事をしているのに、まだ資料館には行ってない。いつか行きたいものです、ブーツを履いて。
追記:“photo album”に追加された写真です。2008年12月。奥田健次の教育改革ぶろぐろ部事務局より。
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