君もロボットになれる、なろう!
チュイーン、ガシャン。チュイーン、ガシャン。
のどかな地方の田畑に、こんなロボティックな音が鳴り響く。
重い米袋も中腰のまま楽に持てる「ロボットスーツ」を、東京農工大の遠山茂樹教授らが開発し、9日公開した。
農作業のとき、服の上から体に装着する。ひじや腰、ひざなど計8か所の超音波駆動モーターで人間の動きを補助し、体にかかる負担を大幅に軽くする。
作業内容によって力の入れ具合を切り替えられるようになっており、例えば大根の収穫では、引き抜く際に大きな力が必要なひざと腰を重点的に補助。果樹の枝切りでは、腕を上げた状態で固定する。このスーツを装着すれば、20キロ・グラムの米袋を抱えたまま中腰になっても、何も持たずにイスに座っている感じだという。
ロボットスーツは介護向けなどに開発されているが、農作業に特化したタイプは世界初という。4年後の商品化を目指しており、遠山教授は「今後は、果樹の熟度を測ったり天気を予測したりするシステムを組み込んで、農作業全体を補助するスーツを実現したい」と話している。
(2008年1月9日19時4分 読売新聞)
これはすごいね。目に浮かぶよ、ロボットスーツを身にまとった爺さんと婆さんが、畑のあちこちで大根引き抜いている姿がさあ。
夜中のテレビショッピングなんかで紹介される日も近い?
逆に、ロボットスーツを着たいがために、農業やろうとする若者が増えるとええかもしれんな。愛媛県でミカン狩りに力を発揮する「オレンジゲッターロボ IYO-MISHIMAX」とか、鍬でザクザクと畑を耕すのが専門の「墾田用ザクII」とか(笑)。
うむ。ロボットスーツには夢がある!
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