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2007.12.29

ヒルトン家にみる人生ゲーム(笑)

アメリカではこういうこともある。これもまたアメリカといえるかもしれない。

ジャジャ馬姫に残す金無し(笑)。

ああ、そういや2年前にヒルトン一家と記念撮影しておいてよかった。

パリスさんへの遺産消える! ヒルトン家「資産」慈善団体に

2007.12.27 11:23

 “ホテル一族”のヒルトン家の当主、バロン・ヒルトン氏(80)が約23億ドル(約2600億円)に上る資産の大半を慈善団体に寄付する方針であることがわかった。同氏の孫で米著名タレントのパリス・ヒルトンさんに相続されるかもしれなかった“遺産”が突然、消えた格好だ。

 ロイター通信などによると、寄付先はバロン氏が理事長を務める「コンラッド・N・ヒルトン財団」で、同氏は26日、資産の97%を死後に寄贈する意向を表明した。同財団は米大手ホテルチェーン、ヒルトン・ホテルズの創業者、故コンラッド氏の意向にもとづき、困窮者の救済などを目的とする。

 一方、パリスさんは酒気帯び運転による運転免許停止処分中に運転したなどとして今年6月、収監され、話題になった。しかし、こうした行為が寄付の意向に影響したかは不明だ。(ニューヨーク支局)

アメリカでは、こういう寄付が少なくないよね。それに比べて日本はこういう寄付はあまりないと言われることもある。だから、アメリカ人が日本人よりも道徳的に優れていると言えるかって? そう単純な話ではない。

名誉を重んじる国民性というのがある。特に「お金はもう十分」という人にとって、残すところの欲望は「名誉」である。心理学的に見ても、多くの高齢者にとっては「死ぬ前に名を残したい」という欲求が強くなる。アメリカには、個人名の付いた団体や建物が山ほどあるでしょ。スタンフォードしかり、ジョンソン・エンド・ジョンソンしかり。

日本人だろうと、老年期の欲望は同じ。しかし、戦後の日本人はもしかしたら名誉よりも金かもしれない。今回のヒルトン爺さんは80歳やけれども、アメリカでは結構、若くして多額の寄付とかあるでしょ。日本でホリエ某とかムラカミ某ってのが5,000億円くらい寄付するイメージが描けませんね(笑)。

金も名誉も、いずれも人間の欲望ですよ。「多額の寄付は道徳心から」というのであれば、絶対に名前を残さないように寄付できるか? それは無理でしょう。

しかし、築き上げた資産を息子や孫に残すよりも、社会に還元しようという発想ってのは好きやな。たとえ、名を残す行為であったとしても、私心は捨てられなくても、公共心がちゃんと残っているわけで。

人生ゲームが1回終わって、もう1回やろうとなったらリセットでしょ。2回目以降のプレイヤーが前回までの財産を引き継いでしまうと、最初に勝ちすぎてしまったプレーヤーは延々と勝ち続け、負けすぎた連中は何世代も負け続ける。ゲームとして面白くない。途中でゲーム盤をひっくり返すしかないよな。

Kenji_hilton 2年前。シカゴヒルトンのロビーで記念撮影。うちのスタッフが絵はがきにしてくれたものが見つかった。

一番奥がヒルトン(爺)、真ん中がヒルトン(息子)、手前がヒルトン(孫のつもり)。

まさか、2年後にパリスちゃんが収監されるとはねえ。

 

 

 

 

 

 

 

この絵はがきの写真、合成じゃないよ。ヒルトン(息子)がヒルトン(爺)の肖像画の前で気取っている肖像画。自分はその肖像画の前で気取ってみたわけで。

Kenji_hilton2 ほらね。表情からポーズまで気取ってるやん。「こんな孫には遺産を残したくありませーん」ってな爺さんの気持ちは良く分かる。それでこそ、尊敬される爺様なのである。

あーあ、ネクタイしとけば良かった(笑)。

来年、またこのシカゴヒルトンでお会いしましょう。

 

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Posted by 奥田健次 社会, 経済・政治・国際 |