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2007.11.16

隠されていたいじめ、激増するいじめ。

隠されていたものが明るみに出始めたということ。

それから、新たな「いじめ」が増加していること。

この2つは押さえておくべき。

いじめ 前年の6倍、12万件 文科省、調査方法を変更

2007年11月15日16時12分

 全国の学校で06年度に確認されたいじめは12万4898件にのぼることが、文部科学省が15日発表した「問題行動」の調査で分かった。05年度の約2万件から一気に約6.2倍に増えた。同省は増加の理由として、いじめの定義や調査方法を今回から変えたことや、学校側の姿勢の変化が大きいとみている。

 06年秋にいじめが社会問題化したことを受けて、文科省は、いじめの定義から「一方的に」「継続的」といった限定的な表現を削除。公立校に加えて国・私立校も対象としたほか、「発生件数」ではなく学校が知った「認知件数」を集計し、アンケートなどで子どもから直接聞く機会を設けることも求めた。

 その結果、小・中・高・特別教育諸学校(現在は特別支援学校)の55%にあたる2万2159校で1件以上のいじめが確認された。文科省児童生徒課は「実数がすごく増えたとは言えない。いじめ問題にきちんと取り組んだ学校が多かったと考えている」としている。

 学校別にみると、小学校約6万件(05年度の約12倍)、中学約5万1000件(同4倍)、高校約1万2000件(同6倍)、特別教育諸学校384件(同5倍)。1000人あたりの件数は8.7件で、85年度の7.6件を超え過去最多となった。

都道府県別では、熊本で前年の約125倍となる1万1205件を記録。1000人あたりでは、熊本の50.3件が最多で、以下、(2)福井(36.2件)(3)岐阜(30.1件)(4)石川(26.7件)(5)大分(20.4件)と続く。熊本と最少の鳥取(2.1件)では、25倍の開きがあった。

ほとんどの教育委員会や学校が「事なかれ主義」なので、今まで隠されていたものが隠しきれなくなって噴出しているんでしょ。

まだまだ隠し続けるんやろね。

食品偽造にしても賞味期限の偽装にしても、証拠を突き付けられるまで嘘をつき続ける。

いずこの世界でも同じ。

会社の場合、売れなくなって社長が辞任、会社が倒産。分かりやすい。でも、公立学校の場合、いじめ見殺しで校長の首が飛ぶわけでも学校が倒産するわけでもない。だから、かなり生ぬるいんよ。教育委員会と学校なんて、なれ合いの関係が多いからね。

教師も校長も教育委員会も文科省も、それぞれがそれぞれの自治に委ねているでしょ。いくらでも責任逃れができるし、長年それが続いている。地方自治の悪い側面やね。

教育について、国家が責任を持つ。これは戦後日本が放棄してきたこと。そりゃ、崩壊するわな。

「学校裏サイト」などの「ネットいじめ」とか、新しいタイプのいじめが激増しているという問題。これについて、大人はどう責任を取るのか。大人が次世代の子どもの心身の健康に責任を持つこと。これも、金儲けしか考えなくなった大人が放棄し続けてきた。そりゃ、日本社会は崩壊するって。

来週の23日は国立成育医療センターにて、上記のようなお話をします。こちらの記事をご覧下さい。

 

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       など多数。

Posted by 奥田健次 いじめ・ハラスメント |