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2007.10.27

甘っちょろい「地域で子育て」。

中途半端なことをしてたら余計に悪化するからな。

「地域で子育て」という方向性は、安倍総理が言い出すよりもずっと前から、自分があちこちで講演しまくって主張してきたこと。昨年秋に、安倍前総理がそれを取り入れてくれたのはええんやけど、誰に任せるつもり? 御用学者?

無理無理。もっと強力な方向性として打ち出さないと。

子どものしつけ、地域で応援 支援チームが訪問や講座

2007年10月26日15時42分

 子どもの生活習慣やしつけに悩む親たちを地域ぐるみで応援します——。文部科学省は来年度からこんな事業を始める。忙しくて地域の子育て講座や学校の保護者会に出られないなど、「学ぶ機会」がない親に対し、「子育てサポーター」らが「家庭教育支援チーム」をつくり自宅を訪問。相談に乗ったり、職場に出前講座をしたりする。

 初年度はモデル事業として全国600カ所で行うことを目標に、概算要求に22億1000万円を盛り込んだ。

 支援チームは小学校区ごとに置く。メンバーは、文科省が補助する研修を経て自治体から認定を受けた「子育てサポーター」「子育てサポーターリーダー」を中心に、民生委員、臨床心理士などを加えた5人程度でつくる。主な対象は小学生をもつ家庭。虐待の一歩手前だったり、子どもの生活習慣が乱れていたりする家庭に赴く。同省はチームの活動費などの助成をする。

 これと並行して、「子育てサポーター」らの手助けの質を高める狙いから、有識者の検討会を設け、標準的な養成カリキュラムやテキストを開発していく。

 親が子どもにしつけや生活習慣を教える「家庭教育」への支援に文科省が乗り出した背景には、安倍政権時代に改正教育基本法が成立、施行したことがある。一方、国が家庭に介入することになりかねないとの慎重論も識者らの間にある。

 文科省家庭教育支援室は「画一的方法を国が押しつけるのではない。地域ごとに工夫をするのは歓迎だ」としている。

甘いね。「国が家庭に介入することになりかねないとの慎重論も識者らの間にある」なんて左翼の主張に腰が引けて、「画一的方法を国が押しつけるのではない。地域ごとに工夫をするのは歓迎だ」だってさ。甘すぎるよ。

戦後日本は、国が子育てについての明確なビジョンを出さずに来たことが根本的な問題なのに。「地方ごとに工夫するのを歓迎」? じゃあ、その地域の学者が「子どもの要求は何でも聞き入れろ」と言ったら、それでOK?

無理があるんだよ。ろくな実践も出来ない学者に何が分かるねん。有識者の検討会? 有識者といっても肩書きだけで、居酒屋のおっさん会議レベルですよ。公園の裏のカミナリおじさんのほうが、よほど良く分かっているって。ただし、カミナリおじさんは絶滅寸前種です。

耳に甘いことしか言わない御用学者を使うなら、ただの無駄金になるやろ。

大衆迎合、国民におもねった子育てサポートでは、絶対にうまく行かないって。どのように親子に関わって、どのように親子が変わっていくのか積み重ねてきた自分には、それがよく分かる。甘くないって。

 

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Posted by 奥田健次 教育, 社会 |