集中講義@愛知大学
いやあ、体力的には「もう、あきまへん」という感じだが、学生さんから伝わる熱気でサービスしまくり。
集中講義の1日目が終わって、すでに森進一ボイス。これで2W連続森進。
講義を終えたあと、愛知大学の心理学実験室を見学させてもらいました。
それはもう、本当にすばらしい施設。まあ、愛知大学の学生さんからすれば自分の大学しか知らないでしょうから「当たり前」かもしれんけど。
実験施設を見せてもらう前から「硬派な心理学をやってる大学」とみていたが、予想通りだった。施設、教員共に、最高の環境ですよ(あまり褒めると、自分の本務校に何か文句言われるかも知れんが、良いものは見習うべしということで)。愛知大学心理学専攻のホームページをご覧下さい。基礎実験が充実してるでしょう!
だからでしょうね、教えやすいのなんのって。きちんと心理学の基礎を学んでいるんですよね。しかも、実験で行動を測定してきているから、行動療法の話がしやすくてありがたい。サクサクっと進みますね。
きっと学生さんらも、自分の講義を理解するにあたって、基礎で学んだ知識を応用できるイメージを掴めたんじゃないかな。まあ、そういう手応えはありましたよ。
やっぱり学問ってのは、基礎あっての応用。心理学の基礎をしっかりやらずに応用ばっかりやっても駄目だ。それは害悪だって。それをたった1日で改めて実感しましたわ。
学生さんの中には、すでにHPもブログもチェックしてくれている人もいた。基本的に初対面。初対面なのに、今日1日の話の中で、もっとも出現頻度の高かったワードはウンコでした(笑)。
「お下品ね」と言われるかも知れないが、分かりやすいんやもん。しゃーないやん。実際、学生のみなさんも自分が「ウンコする行動」で具体的な話をしてあげると、男の子も女の子も「うんうん、あるある」と納得してくれるんやもん。
ただし、人がどんなときに小林製薬の商品名を使うかって説明するときに、商品名を「ウンコ、その後で」と言い間違えると、「それ、そんなモロな商品名じゃ無いですよ、絶対に!」とお叱りを受けたですね〜(笑)。
しかし、我ながらええ授業をやったと自賛。よくまあ1限から5限まで、学生らの集中をほとんど途切れさせずに、ひきつけ続けたものだ。自己満足ではなくって、学生らに満足してもらう講義をせんといけませんわね。ただ、明日は少しゆるめてあげてもええかな。
「奥田先生は、たとえ話がうまい」とよく言われます。自分でもそう思います。ま、昨日は学会で「江戸の末期症状」なんて言ったのもそうですが、「あるある」と思わせてナンボですからね。しかも、これだけ「たとえ話」が出るのは、それだけたくさんの事例とかやってきているからでしょう。いろんな人に説明するにあたって、比喩というのは役立つものです。
まあ、明日はのんびりやりましょう。
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