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2007.06.27

食肉偽造について語らう夕べ

大学院でのケースカンファ後。スタッフらと近くの行き付けの中華に繰り出したんですわ。

ラーメン苦手な自分も、ここの中華の担々麺はトマト味でパスタみたいな感覚なので食べられる。

担々麺に入っているミンチ肉。焼き餃子に入っているミンチ肉。これらを見ながらの会話。細切れにしてお届けします(笑)。

自分「このミンチ、ウサギとかちゃうん?(笑)」
弟子「違います!」
自分「羊とかちゃうん!」
弟子「違いますよ!」
自分「タヌキかもしれん、の!」
弟子「違いますって!(笑)」
自分「ミミズかもしれんし!」
弟子「確かに何肉ってメニューに書いてませんよね」
自分「って何で、ここで否定してくれへんねん!」

こういう何の変哲もない会話。もちろん、店員に聞こえないように十分な配慮をしています。

弟子「それにしても、加ト吉の社長はどこへ消えたんですかね」
自分「他にも失踪した従業員とかいるんかいな?」
弟子「どういうことですか?」
自分「海に捨てても、山に捨てても見つかるわな」
弟子「はい」
自分「きっとミンチにされているんやで」
弟子「まじ、怖いっすね」

こういうブラックジョークを一発かます。昔からあるよね。食肉工場におけるブラックジョーク。

弟子「24年前からですよ。絶対ボクら、加ト吉の冷凍食品とか食べてしまってますもん」
自分「おう。そりゃそうや。母親が作ってくれた弁当に入っていたはず」
弟子「気持ち悪いっスね〜」
自分「母親の弁当だけやなくって、弁当屋の弁当もそうやろ」
弟子「ミートボールとかも色んな肉が入っていたそうですよ」
自分「ラビットボールとかか?(笑)」
弟子「(笑)・・・何でも出来ますよね・・・・・」
自分「アニマルボールやな!」

(一同爆笑)

弟子「笑えませんよ!(爆笑)」
自分「笑っとるがな!(爆笑)」
弟子「アニマルボール!」
自分「おう、これからミートボールはアニマルボールと呼ぶように! ええな!」
弟子一同「はい!」

というわけで、うちの研究室では今後、ミートボールのことをアニマルボールと呼ぶことに相成りました。和名は『獣玉(けものだま)』とでもしておきましょうか。音韻的に「ケダモノ」っぽくてオゾロシイ。

我がスタッフも子育てのシーンで使うことになるでしょう。

子ども「お弁当にはミートボール入れてね!」
母 親「え? アニマルボールのこと?」
子ども「ミートボールだよ」
母 親「アニマルボールよ、色んな獣の肉が混ざってるの」
子ども「あにまるぼーる?」
母 親「そう。アニマルボール。ケモノダマって言うの」
子ども「・・・・・・」
母 親「食べたい?」
子ども「・・・・・・・・・・やめとく

うーむ、暗い。暗いよなあ。コントとしては笑えるけども。

やっぱ、食肉偽造はいかんぜよ。

そういえば、コンビニ弁当の表示とかでも「牛肉等」とか書かれていると、「『等』ってなんやねん!」って思うもん。コンビニ弁当にはお世話になりっぱなしの自分には、これ、深刻な問題ですよ。

「牛肉5%、豚肉70%、鶏肉15%、兎肉5%、ミミズ5%」というふうに表示しろよな。

「人工着色料は使用していません」って書いてあるのも、こういう会社にかかれば何とでも。「人工着色料を使用するかわりに、牛の血を混ぜて赤黒くしています」ってことが可能やからね、ミートホープが見本を示してくれたように。確かに人工着色料ではないわな。

各社の報道も、最初は「コロッケなど」としか報道していなかったが、段々と具体的になってきたね。とうとう、子どもに人気の獣玉まで調査だってさ。

ブラックジョークすら現実になるこの世紀末。

けもの、けもの、けもの〜♪ けものーをー たべーるとー♪
あたま、あたま、あたま〜♪ あたまーがー けものだまー♪

 

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Posted by 奥田健次 社会 |