« 2006年11月 | トップページ | 2007年6月 »

2007.05.31

学会の最終日@San Diego

長かった学会も最終日を迎えました。最終日ですら午後まであって、滞在先のホテルをチェックアウトした後、荷物をベルに預けて参加。

Dr. Hank Schlingerや、Dr. Janet Twymanの関係しているパネルディスカッションへ。うちの院生が「Web関係のプレゼン」と思い込んでいたが、実際には言語行動(verbal behavior)と複雑な行動(complex behavior)についての理論行動分析。

同行の院生にはサッパリだったようだが、自分には難しい内容であることに間違いないものの、しかし色々な示唆を与えられるものだった。以下、自分用の覚え書き(ハンドアウト資料なし、スライドなしだったので自分ら外国人にはキツかったっす;あ、自分は外国人なんやね)。

Skinnerの言語行動(verbal behavior)と、言語学(linguistics)の違いについて。これらは良く知られた内容。

キーワードは『文(sentence)』。これを形態的に分析するか(つまり文法などの文構造)、機能的に分析するか。

もちろん、行動分析学では機能(function)を重視する。具体的には、「話し手」と「聞き手」の相互作用から、言語行動や相手の行動がそれぞれにどのような制御をもたらすか。こうした相互に影響を与え合う、つまり「どんな刺激に、どんな反応をしているのか?」を知ることが肝心なのである。

ここまでは行動分析学では常識の範囲。

興味深かったのはハンクのプレゼン。

ハンクは自分がミュージシャンであることを例に挙げて、「ベートーベンを聴いたとき、その聴覚(auditory)刺激にどう反応しているか?」「バッハ、ショパン、ブラームスを聴いたときに、どう反応しているか?」「ビーチボーイズやビートルズを聴いたときに、どう反応しているか?」などと問うていた。ハンクの場合、「内的(private)に唄っている」とのこと。

自分もそうだ。聞いたことのない曲でも、音楽を聴いて無反応にはいられない。だから自分の場合、「〜ながら」で音楽を聴くのは苦手。自転車に乗りながらiPodなどありえない。電車に乗りながら本を読みながら音楽を聴いている連中の気が知れない。とても真似できない。音楽を聴くと、必ずどこかのパートを担当するのに集中してしまうからだ。

ここには、きっとエコー反応(echoic)、イントラバーバル(intraverbal)なども絡んでいるんだろう。ここまではまだ分かりやすい話。

しかし、難しいのは視覚(visual)刺激への反応である。具体的には、たとえば「夢」に対してどう反応しているか? これらは分析がより困難である。聴覚刺激へのエコー反応は分かるが、視覚刺激への反応は何なのか? いわゆる「表象(representation)」と呼ばれるものか? これらはまだまだ分かっていないことだ。

確かに、視覚刺激への複雑な反応様式について、キーを押すような反応を制御するような基礎実験のデータは山ほどあるけれども、夢やイメージなどの刺激への反応については何か言えるほどのデータもない。「制御」する術がないからなのか。

聴覚刺激については、ハンクのプレゼンを聞いていて面白い話を思い出した。ある歌手の話によると、「のどを休ませなければならないときは、歌ってはいけないのはもちろん、曲を聞いてもいけない」とのこと。「曲を聞くだけでも、自動的にのどが歌ってしまう」のだとか。ハンクの話を聞いた後、この歌手の話もまんざらではないなと思った。

とても興味深く聞けた。複雑な行動をどう分析するのか、考えるよすが(food for thought)となった。

以上、覚え書き。

 

にほんブログ村 政治ブログへ ←ポチっと一押しに感謝。

Posted by 奥田健次 学ぶこと |

2007.05.30

シンポジウム、その他。

国際学会で参加したシンポジウム。自閉症児の感情行動について。

なかなか面白かったし、自分の仕事関係でもちょっとしたヒントを思いついたので、参加して良かった。

以下、自分用の覚え書き。最後のほうは、とあるミュージシャンと再会した話になるんやけどね(笑)。

自閉症の子どもは、社会的な行動に問題を持っている。社会的な行動には、色々なものが含まれ、その範囲はとても広い。

そのうち、感情行動と呼ばれるものを指導できるか。効果的な指導プログラムはどんなものか。

今回のシンポジストの研究発表の一つでは、「言語的なもの(verbal)」、「顔の表情(non-verbal)」、「声のイントネーション(non-verbal)」の3つを行動レベルで定義して扱っていた。

ハンドアウト資料が無かったので、自分の汚いメモだけだから不正確かもしれないが。4つの感情行動が、標的行動として選定されていた。

「馬鹿馬鹿しい」「興奮」「感謝」「同情」だったと思う。

具体的には、先生が「冷蔵庫の中にパンダを入れてきたよ」と言ったとき、子どもは「馬鹿馬鹿しい」というセリフと表情をすることが求められる。他にも先生に「好きなほうをあげるよ」と言われて、感謝の言動をする。先生に「私は調子が悪い」と言われたら、「お気の毒に」と言う。まあ、こんな感じ(例は勝手に作っています)。

指導方法は、モデルの提示、スクリプトフェイディング(台本を読ませ、そのうち台本が無くても出来るようにする方法)、シェイピング(行動形成)など。データをみれば、明らかに子どもの言動が指導前と比べて改善しているのが分かる。

もう1つの研究でも同じような実験研究が紹介された。

しかし、どうも両方ともかなり不自然である。そう感じるのは自分が日本人だからかな、と思っていた。日本人はあまり気持ちを表情に出さないし、表情に出し過ぎるのは良くないような文化がある。

でも、指定討論(シンポジストの発表を受けて議論の口火を切る人)のDr.シュリンガーもこれらの研究を評価をした上で、「もっと自然な方法では出来ないのか」というような指摘をしていた。

自分も終わってから、発表者のところに言って質問。1つは、「指導手続きでerror correctionってのがあるけど、具体的にはどうやってやるの? 自閉症の子どもの顔を触るの? 触覚過敏があるから難しいんじゃない?」と聞いてみた。発表者は「Least to Most プロンプトを使っているから、問題ないよ」と答えてくれたけど、これって答えになってないよね。「だからさ、口元を触ったり眉毛を触ったりするんでしょ? 少しずつって言うけど触るのを少しずつってどうやるの?」→「こうやるのよ(と自分の口を触ってた)」。2つ目の質問は、「なんでさあ、たったこれだけの指導に6か月から24か月もかかるの?」と。発表者は「いろいろそれぞれ事情があって・・・」というところで、Dr.ハンク・シュリンガーが挨拶に来てくれた(発表者は自分を学生と思ってたんやろね、きちんと応答せずに終わってしまったよ)。

Sandiego11_1 ハンクは今回の国際学会の1か月前、いきなり自分にメールを送ってきたんよね。いろんな論文を探していて、たまたま自分の論文(日本語論文だがアブストラクトは英語なので検索にひっかかる)を見つけたようで、それに関する資料を送ってくれってなお願いメール。ハンクには3年前に同学会で発表したときに指定討論をしてもらっていたけど、メールでは初めてだったのでビックリした。

でまあ、また資料は送りますよなんて話をしました。

実はこのハンク、ミュージシャンでもあるんよね。そして、自分がホームページをリニューアルするときに業者に参考ホームページとして紹介したのが、ハンクのホームページだったわけ。ハンクのホームページには、確かアカデミックなことは書いてなかったっけ。ひたすら音楽のことしか書いてなかったっけ。

ハンクのホームページはこちら。その名も、ハンクシュリンガー・ドット・コム。トップページを開いてしばらく静かにお待ち下さい。忘れた頃に、ハンクの音楽が流れ始めます。

http://www.hankschlinger.com/

 

んで、こっちが自分のホームページ。その名も、ケンジオクダ・ドット・コム。トップページを開くとすぐにムービーが始まり、直後に音楽が始まります。ただし、自分のはウェブから購入した曲。

http://www.kenjiokuda.com/

 

職場で見ている人は音にご注意下さい。

あーあ、このエントリー、途中から完全に脱線してしまってるよ(苦笑)。

 

にほんブログ村 政治ブログへ ←ポチっと一押しに感謝。

Posted by 奥田健次 学ぶこと, 特別支援教育 |

2007.05.29

研究発表を終えました。

今度は仕事のシーンをアップしておきましょ。

ポスターセッションはおかげさまで今回も盛況でした。ハンドアウト資料も20部用意していたのですが、前半30分ほどで無くなってしまいました。

研究内容についてはここでは書きませんが、まあこんな感じですよっていう。

Sandiego6 最初はお客様もちょっとずつ。

データの説明は簡単です。しかし、教示内容やらについては、実際には日本語を使っているのでそれを英語に置き換えて説明するのに困難を感じます。日本語はあまり主語を使いませんからね。

ポスターセッションには、毎回、母国語が英語でない方がたくさん来られます。お互いに第二言語でお話しすることになるわけですが、逆に妙に英語が母国語のアメリカ人よりも分かりやすかったりします。

Sandiego7 DVDを使って指導手続きを解説。これはかなり親切なプレゼンテーション。

技術大国日本、ここにあり。

 

 




Sandiego8 だんだん人が集まってきた。

自分の胸には今年も『SABA DONOR』のリボンが。行動分析学を学ぶ学生さんのための財政援助をしてますよっていう証し。

正直、昨年は自分の手違いでウェブからクレジットカード払いをしてしまったんですわ(ほんの僅かですけど)。「去年は手違いだったので今年から払いません」というのも何だかなあということで、今年からは自発的にドナーになっています。

しかし、アメリカに来ると余計に学生さんと間違えられるんですね。今回も初対面のアメリカ人が自分のことを完全に学生と思い込んで話しかけてきたところ、現地の日本人が「彼はプロフェッサーよ」と耳打ちし、「エエーーーーーーッ!」ってな具合。

ただでさえ若く見える日本人。とりわけ、自分の血筋では仕方がない。

Sandiego9_1
中盤から人の波が押し寄せてきました。

日本人の学生さんや若手臨床家もたくさん来てくれました。

さんくす!




 

Sandiego10_1 発表終了時間が過ぎても、ずっと待ってくれていたお客様が来てくれました。ありがたや、ありがたや。

ってなわけで、自分の発表はこれにて一件落着。

後は、いろんなセッションを回って質問しまくりますわ。気楽なもんですよ。

アメリカ人の大学院生や臨床家とかにも色々とアドバイスしてあげるんだけど、どうも学生に見られているんだろうね。ちょっと聞く姿勢がイマイチって感じがする。貫禄がないんやろうねえ。早く白髪の爺さんになりたいなあ。

来年はまたシカゴ。

参加しようかなあ、どうしようかなあ。電子チップ内蔵の新パスポートで渡米するのは嫌だナァ。

 

にほんブログ村 政治ブログへ ←ポチっと一押しに感謝。

Posted by 奥田健次 学ぶこと |

2007.05.28

San Diego Freeway

今日のシンポジウムの前には、ちと時間があったのでレンタカーでドライブ。サンディエゴは地図が無くても走れるからね。

車はシボレーってやつ。

Sandiego1
サンディエゴらしいのが、背景に写っているヤシの木がね、それらしい。

左ハンドルに乗ると必ずやってしまう失敗。交差点を曲がる度にワイパーを動かしてしまうという、お決まりのエラーパターン。笑えるよ。

洒落にならない危険なエラー反応としては、大きな交差点を曲がったときに、ついつい反対車線に進入してしまうというやつですわ。正面衝突の可能性も高まり、非常に危険なのでごわす。学生の頃に何度かやって、死にかけました。怖いですね、怖いですね、、、怖いですね。

その危険なエラーが出ないように、交差点を曲がるときには必ず「右側、右側、右側、右側・・・・」と、方向指示器の音に合わせてブツブツつぶやきます。

Sandiego3 昼ご飯。速攻で食べて、はい。すぐに会場に戻りましょ。

シャキーン!! 

懐かしいビーチ。





Sandiego2  
フリーウェイに乗って遠出するほど暇ではありませんので、帰りまーす。

お仕事の話しはまたアップしますです、はい。


おしまい。

 

にほんブログ村 政治ブログへ ←ポチっと一押しに感謝。

Posted by 奥田健次 脱力系 |

トークン・エコノミー法(後編)

読者の皆様、このエントリーの前の『トークン・エコノミー法(前編)』はお読みいただけたでしょうか。まだの方は、先に上記のリンクをクリックして、前編からお読み下さい。

さて、いよいよ参加したシンポジウムの内容についてです。

発達障害の子どもへの行動支援プログラムを提供する企業(アメリカには腐るほどあります)によるシンポジウムでした。

内容については、トークン・エコノミー法に関する基本的特徴について紹介するところから始まり、後半は具体的な応用例を紹介するという構成になっていました。

ところが、アメリカらしいんですが、途中でフロアからどんどん質問がなされます。それに演者が逐一応答していくのですが、意外と前半の基本的知識の部分で質問する人が多くて、なかなか自分が聞いてみたいと思った応用編に辿り着きません。

ハンドアウト資料をみても、もともと分量も多く普通にやっても時間切れになるんじゃないかと思っていました。案の定、途中からスライドをはしょり始めて、応用編に突入した辺りで時間オーバー。最後まで真面目に聞いていたのですが、ちょっとガッカリしました。

それでも、面白いアイデアが随所に見られ、共感できる部分もたくさんありました。

たとえば、野球が好きな子どもには野球板を使ってポイントを獲得するシステム。具体的に定義された適切行動(たとえば、自発的に挨拶する)が生起するたびに、ヒット1本。ヒット3本で満塁になり、4本目はホームラン(グランドスラムと言います)。これで4点獲得。学校の帰りまでに9回の攻防があって、帰りにお楽しみ(バックアップ好子)と交換できるというシステムです。もちろん、点差があればあるほどバックアップ好子の価値は高まります。

他にも、チェスが好きな子にはチェス盤を使って獲得したポイントを視覚的に提示していくアイデア。宝探し(すごろくのようなもの)を使ったり、昆虫採集のようなものがあったり。見ているだけでも楽しくなります。

自分らもトークンを出来るだけ楽しくするための工夫は、あの手この手を使ってやっています。パズルを適切行動1回につきピースを1つずつ渡し、完成したらバックアップ好子というやり方も、まったく同じです。

トークン・エコノミー法を成功させるための決め手もいくつか紹介されていて、これらもまったくその通り。

まず、「子ども自身がバックアップ好子を選択できること」。子どもの年齢によって、興味や関心、好みを考慮する必要があります。そして、普段は手に入らないものが効果的。

それから、「実際に与えやすいもの」であること。子どもがポイントカードをコンプリートしたのに、バックアップ好子をもらえるのが半年後とかではいけない(これ、親御さんとかがしばしば陥る失敗例)。

他にも、リストアップしていない適切な行動(想定していなかった適切な行動)に対してトークンを与えるのは良いが、きちんと定義されていない行動(想定していなかった不適切な行動)に対して、レスポンスコスト(トークンを奪ってしまう減点法)を使うべきではないこと。

なかなか奴らもそれなりの経験則を持っているなと、思わずニヤリとしてしまいました。

その他、『学校用スケジュール』、『家庭用スケジュール』などの紹介があり、『地域社会でのスケジュール』なども、ちらっと説明がありました。その後、問題行動への介入の辺りになると、もうほとんど時間もなく、説明が不十分でした。

面白かったのは、トイレの水を何度も流す自閉症児に対して、『トルネード・チューブ』という、水がくるくる回るオモチャを使う方法でした。資料によると、「不適切な流し方をしなかった時だけ、トルネードチューブを渡す」とありました。まあ、厳密なことを言わせてもらえれば、「○○しなかった時だけ渡す」という介入方法は、行動分析が不十分なんですけどね。いずれにしても、トイレの水を流すのと似たような機能をもつオモチャを使うというのは、自分らがやってきた方法と同じです。

他に、ラミネートされたスケジュールを使う方法、行動契約法など、自分がこれまでやってきた実践と同じものがたくさんありました。

何か新しい知識を得たかと言われると、それはありませんでした(最初からそれを期待していたわけではありません)。しかし、自分がこれまでやってきた方法を振り返ることができたし、これからまた色んなアイデアグッズを作ってやろうという動機づけにはなりました。うちのスタッフにも色々教えてやろうっと。

尻切れトンボで終わってしまったので、終わってからすぐ演者に質問に行きました。

まったく今回のプレゼンでは触れられていなかった、重度の子どもへのアプローチです。あるいは、中程度の遅れのある子どもで、なかなかトークンへの動機づけが高まらない事例への工夫について、一体どう考えているのか。

自分の場合、高機能の子ども達だけを相手に仕事をしているわけではないので、この辺りの知見については彼女らに負けないものを持っていると思います。重度の子、無発語の子、2歳程度の障害のある幼児でも、可能な方法があるんですね。

いつかアメリカに輸出しましょーかねー。

あ、トルネード・チューブ。どこで売ってるのか聞けばよかった。(追記:ゲットしました

続き:『トークン・エコノミー法(バックアップ編)』

 

にほんブログ村 政治ブログへ ←ポチっと一押しに感謝。

関連記事:
トークン・エコノミー法(前編)

Token4 Token5_1

Posted by 奥田健次 教育, 特別支援教育 |

トークン・エコノミー法(前編)

今日はプラプラっと適当に面白そうなシンポジウム探して動いていました。参加したのは、「トークン・エコノミーの適用法」について。

トークン・エコノミー法って、行動分析学では良く知られた方法です。教室の中で、また家や職場などで、非常に簡便に使用できるため、行動分析学の専門でない人でもたくさん使ってくれています。そもそも、これは心理学ではなく字の通り経済学での概念です。

トークンは、日常生活でありとあらゆる場面に用いられ、人間の消費行動に影響を与えています。自分の財布の中のカード類も、ほとんどがポイントカード。

さあ、心理学に興味のある方、そうでない方も続きをお読み下さい。

トークン・エコノミー法の利点は、扱いが容易なこと、特定の行動の出現を高めるのに有利なこと、視覚的に動機づけられ達成感も味わえること、などがあるでしょう。

さて、自分が大学の講義の中でも話している例を紹介します。

財布の中に美容室のポイントカードがあります。この美容室はまあまあ気に入っている程度です。でもある日、仲の良い友だちが「新しい美容室を見つけたんだけど、すんごい上手に思い通りのスタイルにしてくれるんだよ、今度一緒に行こうよ」と誘ってきたとします。

そのとき、今まで通っていた美容室のポイントカードはこんな感じだったとしましょう。2000円ごとにスタンプ1ポイント、捺印してもらえるのです。

Token1  
あと、1ポイントだけゲットすれば、5000円の金券と交換できるという状況です。

あなたは、友人の誘いに乗って、この今まで1年近くかけて貯めたポイントカードを捨てて、新しい美容室に行くことにしますか?

もう1つのシチュエーションを考えてみましょう。

Token2 今まで通っていた美容室のポイントカードがこんな感じだった場合は?

5000円の金券と交換できるようになるまで、まだ1年近くかかりそうですね。

こんな状況ならば、友人の誘いに乗ってすぐに新しい美容室にくら替えしてみる気にもなります。

上の図のように、あと1ポイントでこれまでただの紙切れだったものがお金の価値を持つようになる状況では、賢い主婦ならば「もう1回だけ今までの美容室に行ってからにするわ」となる率が高いのです。

つまり、トークンエコノミーは、消費者の行動をこれほどまでに影響を与えるものであり、しかもカードとスタンプだけでとても簡便です。後は、全部貯まったら、それなりの金品(バックアップ好子と言います)と交換できるようにすれば良いのです。

懐かしい話をすれば、グリーンスタンプとかブルーチップも同じシステムです。これらをどんどん貯めれば貯めるほど、景品交換リストからお好きな景品と交換できるわけです。クレジットカードのプレゼントもそうですね。航空会社のマイレージも、トークンの一種でしょう。ビジネスホテルのポイントカードもそう。おかげで、私の財布の中はポイントカードだらけです。薬局、総菜屋、ドーナツ屋、クリーニング屋、味噌カツ屋。もうこうなると、支払いの時に「ポイントカードはお持ちでしょうか?」と聞かれた時には、ドラえもんが慌てた時に長靴やら傘を出してしまうように、そのお店のポイントカードをすぐに出すことのほうが難しい(笑)。

さて、たまに「トークンエコノミーを息子に使ったが、うまくいかなかった。トークンシステムは万能ではない」などと言う人がいます。確かに、重度の知的障害があると適用困難なところはありますが、高機能自閉症の子どもに使ってうまくいかないと言うのです。

しかし、これはトークンエコノミー法が万能かそうでないかではなく、トークンの『さじ加減』の問題である場合がほとんどです。

ちょっと、これをご覧下さい。

Token3 このポイントカード。右下まで行って、ようやく交換してもらえるというのは、さっきまでのと同じです。しかし、そこに行き着くまでに5年ほどかかりそうです。

こんなカードを財布の中に大事にしまっておく人はどのくらいいるのでしょう。

こんなお店は、リピーターを失うこと間違いなしでしょうね。

やはり、バックアップ好子が適度にコンスタントに得られる程度に配分しなければいけないわけです。それに、20万円分利用したのに、バックアップ好子が「折りたたみ傘(Made in China)」だけだとどうですか? 店長を殴ってやりたくなるでしょう。

後編に続く(後編はこちらから)

 

にほんブログ村 政治ブログへ ←ポチっと一押しに感謝。

Posted by 奥田健次 教育, 特別支援教育 |

2007.05.27

伊吹大臣への応援歌2

伊吹さん、がんばっておくれやす。

5月22日の大臣会見録をご覧あれ。

記者)
 国立大学法人の運営費交付金について、昨日財務省が、科学研究費補助金等の実績に基づいて配分し直すと、減額される大学が多く、理系の強い大学が増額されるという試算が出ましたが、法人化して色々大変な中で、科学技術だけを見て運営費交付金に差が出るということについて、大臣はどのようにお考えでしょうか。

大臣)
 財務省は予算を減らしたいから、色々な事を言うのは結構ですが、そういうわけにはいきませんね。総合科学技術会議でも私は申し上げましたが、すぐ産業化ができるものや、すぐにビジネスに結びつくものが効率的だと言って、そこにお金を配分するということをしますと、すぐにビジネスに結びつくものを生み出す頭脳はどこから来ているかと言えば、それは幼稚園から初等教育、中等教育を経て、科学的マインドのある人が大学に進学をし、まず基礎を学び、その上で応用の技術開発に取り組むわけでしょ。今、技術開発に取り組める頭脳を持っている人たちが申請した件数だけで予算を配分してしまったら、その技術開発とか産業化の応用に結びつくような研究をする、将来の人材を養う基礎に予算が回らなくなってしまいます。ましてや、初等中等の予算を毎年毎年減らして、応用をやりたいと手をあげた人たちだけにお金を渡してしまうと、新たに応用をやれる人材が日本にいなくなってしまいます。そういうのをキリギリス的発想というのです。目先の財政資金を減らしたいとか目先のお金を儲けたいということだけで教育の資金を配分するという発想は、私は非常に危険だと思います。競争的資金を増やして国立大学法人の運営費交付金を減らすという発想や、科学技術振興費を増やして教育費を減らすという発想、初等中等教育の予算がだんだん減ってきているという現状も、そうです。国会が認めた教育基本法にも、大学の目的というのがあって、新たな研究開発と同時に教育ということが明記されており、また、社会還元ということは国会の意思として明記されています。社会還元をどう理解するかは色々立場がありますが、地方の大学や教員の養成をしている人たちは応用技術開発の論文は書かないかも知れませんが、国家に有為な人材を供給するためには非常に良い仕事をしています。とにかく、儲け仕事と目先の損得だけでお金を出すというのは、米百俵の精神に反するのではないかと思います。ここは、これから年末にかけて大きな議論のあるところですね。

http://www.mext.go.jp/b_menu/daijin/07052501.htm

伊吹さんは、やっぱり地頭が良いねえ。今でも感謝してますよ。あの、小学校に英語教育必修化に傾きかけた流れ。あれを「全く必要なし」とバッサリ断ち切ってくれたのは、この伊吹さんのセンスなんよね。ご本人は、英国仕込みの達者な英語をお話しになるそうで、本物の語学力を身に付けたマトモな人だからこそ、「小学生への英語教育必修化」なんていう馬鹿げた政策に賛成しなかった。

そういえば、金メダリストの荒川さんに「相手が転んだときは、ウヒョホー!」と言った、前の文科相の小坂さんは諸手を挙げて賛成していたなあ。駅前留学とか、語学コンプレックスを植え付けられた人達がね、「小学校のうちから英語、こりゃあエーワ」なんて言ってるんでしょ。小学生に必要なことは、外国語よりも正しい母国語と基礎学力。これ当然でしょうが。

英会話ビジネスの宣伝に騙されている人のまあ多いこと。曰く、「幼児期から本物の英語に触れさせておかなければ正しい発音は身につかない。大人になってからじゃ遅い」とね。これ、嘘八百。大人になってからじゃ遅いことは「暗記」だよ。だから、小学生には日本の美しい詩なり漢字なり暗記させまくったほうがよろしい。外国語はツールに過ぎないんやから。大切なことは基礎学力。これ大事。

外国語は基礎学力ではない。ツール(応用のための道具)なのです。

話を戻します。普通、大臣なんてものは国会答弁とか記者会見なんか官僚の用意した原稿を読むでしょ? 伊吹さんのスゴイところは、原稿なんかに目を落とさずに、しっかりと前を向いて自分の言葉で自分の信念を語っているところ。

そういえば、佐藤方哉先生(帝京大学教授;慶応義塾大学名誉教授)の著作だったか、学部生の頃に読んで感銘を受けたんやけど、「スピーチの時は原稿を読んではいけない。だが、原稿を作らないのではなく、原稿を作ってそれを読まずにスピーチしなさい」というような名言があったと記憶している。これって、なかなか容易ではないよ。自分は「原稿を読まずに話せ」だけならできているけどさ。

国会中継とか見てごらんよ。

これとか。
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

もちろんね、教育なんて「誰もが語れる分野」だからね、原稿を読まずに自分の言葉で語ろうものなら、たまには「いわゆる失言」もありますよ(本当は「失言」なんて言葉はおかしい。揚げ足取りが好きな誰かさんが勝手に「失言」にしているだけ)。しかし、伊吹さんの場合は地頭が良いから「いわゆる失言」も少ないし、磨かれたセンスが信念となっているので揺るがない。偏狭な記者の質問にも、ちょっと勉強した程度の野党議員の質問にも、揺るがない。

現場のことを知らずに間違った発言をすることはあるよ。そりゃ、学者だってあるでしょ。自分だって、同じ専門分野でも領域が異なる場合には、そりゃあ認識不足だらけよ。そういう時は、教えてやれば良いわけ。教えてもらえば良いわけ。当ブログではこれまで応援中心で、たまには「伊吹さん、そりゃいかんよ」とも言ってきたけど、これからもそのスタンスで行くよ。地頭の良い保守本流の政治家だから、正論に耳を傾けることができるんよね。

安倍さんの選んだ教育再生会議メンバーは、なんというか「客寄せパンダ」というか、安倍さんらしいメディア受け狙いなのは誰が見ても明らか。このメンバーたち、目立ちたがり屋ばっかりだからどうしようもない。ここに伊吹さんがいてくれるだけで、どんなに安心感があるか。

だから、伊吹さんを応援します。というか、「いつも日本国民の将来のことを考えてくらはりまして、ほんにおおきに。これからもよろしゅ、おたのもうします」。

 

にほんブログ村 政治ブログへ ←ポチっと一押しに感謝。

関連記事:
青少年の自殺率を減らしたければ、『ゆとり教育』をやめなさい!
文科相のメッセージより、保護者との対話を!
公明党に押し切られた自民党、7分の1の力に落とされた文科省。
与党の救済措置が、日本を滅ぼす。【高校必修単位偽造事件】
高校履修詐欺事件。大衆の論調を斬る!
『いじめ』の犯人捜しという『いじめ』。
日本の教育行政、その責任者不在のシステム。
刺客ども、だらしない姿を見せるな。
安倍流『有名人会議』による教育改革
伊吹大臣への応援歌
給食費を払わない保護者
内閣総理大臣補佐官5人集

Posted by 奥田健次 教育 |

2007.05.26

サンディエゴに出張してます

毎年恒例。今年もABA(国際行動分析学会)に参加です。

今年の開催地はSan Diego。少し生活していたことのある土地なので、そこに行って自分の研究発表をするというのは、ちょっと感慨深いですね。

サンフランシスコに到着。こんな感じ。

2007sfo 
ほら、とうとうスーツケースなし。いつも全国を回っている「機内持ち込み可」サイズのコロコロに、2つの鞄を載せただけ。

下着類は、ホテルの洗面所で、アライグマのように洗っております。

サンディエゴでの1泊目、ゆっくり時差ぼけを治すために、こっちの夜更けまでフラフラになりながら仕事してました。もう30時間以上、寝てない。

なのに、こっち時間の朝5時に、普段まずかかってこない「偉い先生」から携帯電話を鳴らされて、起こされました。しかも間違い電話だったようで。。

気を取り直して、もうひと寝しようとしましたが、今度は、昔お世話になったホストマザーから「ウェルカム、ケンジ!」の電話が・・・・。

電話で起こされると、日本語ですら何を喋ってるのか自分でも分からないのに、いきなり英語で朝から電話で会話。ハイテンションなホストマザーは「今夜、会って遊ぼうねー!」「何時、何時?」「どこで、どうやって?」ってな感じ。ありがたやー(涙)。

低血圧の自分が必死で書いたメモは、象形文字みたいになっとりますわ。

毎年、ABAの初日はボロボロになっちまってます。

まあ、とにかく初日は1年ぶりの人たちに挨拶回り。始動するのは2日目からでござる。

 

にほんブログ村 政治ブログへ ←ポチっと一押しに感謝。

関連記事:
いざ、アトランタへ。
ボーイング777の機内より
“すぎ”だらけ(too muchなアメリカン)
ABA2006参加記(1)
ABA2006参加記(2)
ABA2006参加記(3)
ABA2006参加記(4)
ABA2006参加記(5)
ABA2006参加記(6)
ABA2006参加記(7)
西海岸に移動しました
サンフランシスコ講和会議

Posted by 奥田健次 学ぶこと, 脱力系 |

2007.05.25

お門違いの「いじめ自殺に共済不支給」議論

なんか、お門違いというか。「いじめ自殺に共済不支給」だったことについての議論。

これさ、センチメンタルに過ぎるお花畑さんたちにとっては、「なんで支給してやらないんだよ」って言うかもしれないけど。

冷静に考えてみてよ。市教委が「学校管理下で起きたんだ!(だから支給してやれ)」と主張してるんでしょ? これって、おかしくない?

学校管理下で起きたと主張しているんなら、黙って市教委が2800万円を遺族に出してやるべきです。

http://www.asahi.com/edu/news/OSK200705220032.html
いじめ自殺に共済不支給 今治市教委が不服審査請求
2007年05月22日

 愛媛県今治市で06年8月、同市立中学1年男子生徒(当時12)がいじめを苦にする遺書を残して学校近くで自殺したことをめぐり、同市教委が独立行政法人「日本スポーツ振興センター」(東京)に遺族への死亡見舞金の給付を申請したところ、「学校管理下に当たらない」として不支給の決定を受けていたことがわかった。同市教委は不服審査を請求している。

 同センターは「学校の管理下における児童・生徒等の災害」について死亡見舞金(最高2800万円)などを遺族に給付している。同市教委は昨年12月に遺族の同意を得て死亡見舞金の給付を同センターに申請した。しかし、4月12日付で同センターから「自殺は学校管理下ではなく、不支給とする」との返答があった。

 市教委は「自殺の原因となったいじめは学校管理下で起きた」として、今月17日、不服審査請求書を提出した。

 同センター災害共済給付課は「個別の案件については回答できない」としている。

こんなもの、「私ら教育委員会は遺族の味方ですよと装っているだけ」といわれても仕方がないんちゃうかな。

スポーツ振興センター側が「学校管理下ではなかった」と主張し、教育委員会が「学校管理下だった」と主張する。まるで、逆転現象みたい。この『学校管理下』というキーワード。つまり、「学校管理下なのか、否か」がね、大金が支給されるかされないかに直結しているだけのこと。

こんな議論、いじめの問題解決に役立つかい?

いじめたのはだれ? 見殺しにした傍観者はどいつら? 自殺を思いとどまらせるべき人たちは何をやっていたの?

こういう、誰もが考えたくないことや触れたくないことに目を背けていては、何の教訓にもなりません。

 

にほんブログ村 政治ブログへ ←ポチっと一押しに感謝。

Posted by 奥田健次 いじめ・ハラスメント, 教育 |

2007.05.23

思考停止人間が「あってはならないこと」と言う

復帰1発目のエントリー。

政治家とか校長とかがコメント求められて、「あってはならないこと」と言うのを聞くと、もうコイツはダメな奴ではないかと思ってしまう。とんでもない事件について意見を求められた政治家や学者が「決してあってはならないこと」と答える。学校で起きた不祥事について校長が「あってはならないこと」と答える。社員の起こした事件について社長が「あってはらなないこと」と答える。

不謹慎かもしれないけれども、自分はこういうコメントを真面目な顔でやっている大人を見ると、昔から情けないやら腹立たしいやら、最後には笑ってしまうんよね。

最近では、熊本の『赤ちゃんポスト』の件。

マスコミのインタビューに対して、厚生労働大臣はじめ閣僚らは「あってはならないこと」の連発。果てには、総理大臣である安倍さんまで、「あってはならないこと」と発言。

日本の政治家の思考停止ぶり、ここに極まれり。内政についても外交についても、今の自民党はこのところ従米というか媚米に過ぎるから、自分の頭で考えて発言することができなくなってしまってる。あとは、下手にマスメディア(大衆世論)に叩かれたくないから、不用意な発言ができないという。

世の中、「あってはならないこと」だらけでしょう。「あってはならないこと」が残念ながら日常茶飯事だから、「どうしよう」と考えるのが大人の仕事でしょうが。「どうすれば良かったのか」「何がいけなかったのか」「これからどうすれば良いのか」。現実の問題について、その原因を考え、有効な対策を計画立案するのが政治家の仕事でしょう。政治家がこんな調子じゃあ、これからもっと「あってはならないこと」が起こりますって。

だからね、熊本の病院の「赤ちゃんポスト」を非難する政治家は、現実のことが何も分かっちゃいないわけ。虐待や遺棄という「あってはならないこと」が日常茶飯事に起こりうる時代だから、その対策を具体的に考え、試験的に取り組んでいるのが現場なわけよ。真顔で「あってはならないこと」なんて優等生気取りで発言している政治家なんぞ、現場で働いている人たちの足元にも及ばないわけ。

ネットで調べてたら良い記事を発見。たまには毎日新聞もやるじゃん。

肥後六花:赤ちゃんポスト(2) /熊本
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070520-00000266-mailo-l43
5月20日16時3分配信 毎日新聞

 「赤ちゃんポスト」に対し、安倍晋三首相を始め嫌悪感を抱く閣僚が少なくないという。
 「親学」まで提唱する安倍政権。男児が預けられ、厚労相らは「あってはならない」「親が面倒をみるべきだ」と、それ見たことかとばかりに非難した。
 だが、ポストに矛先を向けるのはお門違いだろう。「あってはならない」どころか現在、遺棄や虐待で国内の養護施設に入所する児童らは増え続けており約3万8000人。えい児殺しも年間二十数件に及ぶ。
 この現実を直視し、対策を考えることこそ政府がなすべきことだ。しかし、以前から指摘されている児童相談所の施設や職員の拡充は進まない。「美しい親子」を賛美するだけの現政権の単細胞ぶりは害悪ですらある。

5月20日朝刊

最後の一文はちょっと言い過ぎのような気もするが(自分もかも;苦笑)、言いたいことは半分くらい分かるよ。確かに、賛美するだけじゃ何にもならんからね。この辺りはまた後日のエントリーに書きましょう。

とにかく今回のことはね、間違いなく「あってはならないこと」とコメントした政治家らの負け。というか、「あってはならないこと」って二度と使うなよな。大人として恥ずかしいから。

「あってはならないこと」は、「言ってはならないこと」です。


にほんブログ村 政治ブログへ ←ポチっと押してつかあせえ

関連記事:
簡単に人を殺してしまう理由

Posted by 奥田健次 教育 |

2007.05.22

断ブログを解除します。

断筆宣言(断ブログ宣言)をしてから、ちょうど6か月が経過しました。ブログを再開することはもう無いかもしれんと思っていましたが、多くの支援者から叱咤激励を賜り、この度、断ブログを解除する決意をするに至りました。

半年間もブログを更新しなかったのに、にほんブログ村の政治社会問題ランキングで10位以内をキープし続けていたのは、ブログ再開を望まれる方々のお気持ちだと受け止めています。本当にありがとうございます。

また、開放していたコメント欄にも(中には工作員のようなものも紛れていますが)応援メッセージを残してくださり、ありがとうございました。

今となっては、人気blogランキングのほうを即日追放されたことは、かえって当ブログの誇りとするべきエピソードでした。結局、最後まで説明責任を果たすことはなく、怪しい企業の広告料に支えられたサイトだったわけですから。

今はまだ詳しいことは書きませんが、こちらにはブログ以外の方法で情報発信する手段があり、それを着々と進めています。まあ、半年間も遊んでいたわけではないのでね。

しかし、リハビリが必要でしょうなあ。半年間、ブログ記事を書かなかったというのは、ブログの意義(ちょっとでも日々のことを書き残す)に反する行 為ですからね。普通、こんなブロガーは消えて無くなるでしょう。それでも、死ななかったのは陰ながら支えてくださった皆さんのお力によるのです。

アンチの連中には気の毒な話ですが、そもそもアンチにまで当ブログに来てもらおうと考えていません。ファンの顔をして文句を残す工作員も来なくて結 構。うちはうちで、最初から一方的な見解を発信するだけなので、「幅広い意見を求める」ようなことをブログ上でやるつもりはないからね。そんなことは、本 業でやってれば良いでしょ。

ということで、以後、当ブログではしばらくコメント機能ありにしています。ただし、公開は管理者による承認制とします。意味不明な内容、失礼・無礼なコメントについては公開せず削除することがあるので、そこのところよろしくご理解下さい。

以上、断ブログ解除のご挨拶でした。

 

にほんブログ村 政治ブログへ ←ポチっと押してつかあせえ

Posted by 奥田健次 お知らせ |