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2006.11.05

地球温暖化の経済リスク【英政府報告】

地球温暖化防止のために何ができるの? って、まるで井上陽水ばりの出だし。英国のエコノミストが、温暖化対策に金を使ったほうが、温暖化が続くことによる地球規模の被害よりも安いという報告書をまとめたそうだ。

地球温暖化、経済リスクは大恐慌なみ 英政府が報告書
http://www.asahi.com/science/news/TKY200611040094.html
2006年11月04日

 地球温暖化による経済的な混乱は、世界大戦や20世紀前半の大恐慌並み——。英国政府が、こんな報告書をまとめた。温暖化ガスの排出がこのまま続けば洪水や干ばつなどが頻発し、世界の国内総生産(GDP)が20%以上失われる可能性があると試算。「破滅的な状況」を避けるため、環境対策を経済成長を保つ投資と位置づけて、世界中で取り組みを急ぐよう求めている。
 まとめたのは、英政府の経済顧問で、元世界銀行チーフエコノミスト、ニコラス・スターン氏。地球全体の気温が22世紀までに5度以上高くなる確率が、5割を超えていると予測した。
 温暖化によって氷河が溶け出し、世界の6人に1人が洪水や水不足の危機に直面。アフリカなどでは作物が害されて数億人が食糧不足に陥るという。東京など海岸沿いの地域では海面上昇が深刻な問題になり、2億人が居住地を失うとの悲観的なシナリオも示した。
 スターン氏は、交通や電力分野を中心とした温暖化対策に、毎年世界のGDPの1%相当の支出が必要だと主張。「最悪のケースを考えれば安い」としている

英政府のエコノミストがどんな試算をしたのか新聞記事では分からないが、そういう発想ってのはとても重要なこと。

京都議定書に批准しなかったアメリカなんかは、そういう計算が得意な国なはずなんやけどね。温暖化ガスの排出問題については、また別の試算をしとるんでしょうな。

気温が高くなるのは困ります。寒いの大好き。気温や室温が高いとすぐにクーラーを入れる自分。そして、それがまた地球温暖化の一因になってるこの自己矛盾。11月なのに、まだ半袖シャツ1枚で仕事しているよ。それでも、昼間はまだクーラーが必要で。

氷の塊の大隕石が、地球に1コ落ちてくれへんかな(笑)。

 

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Posted by 奥田健次 環境 |