『そらいろのたね』。
作者は『ぐりとぐら』シリーズの、なかがわりえこさんと、おおむらゆりこさん。
ぐりとぐらの絵本のように、全体的にほのぼのしているものの、やはりキツネのキャラが強烈で、ゆうじのキャラの素朴さが際だっていて、子ども心に何かを残す絵本だ。
ヒヨコが、ネコが、ブタが、と、徐々に大きなお客様がやってくるのは、なんだかウレシイ気分にさせてくれる。そして、独り占めのつまらなさが、みんなと一緒に楽しむシーンと対照的に描かれている。
今でもときどき開きたくなる絵本である。この絵本も英語版が出ているんだね。名作ですよ、確かに。
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