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2006.08.04

そらいろのたね

この絵本も、いつまでも深く印象に残っている作品だ。大人に「独り占めはダメよ」と叱られると癪にさわっただろうが、この絵本に語りかけられると妙にみんなと一緒に分け合おうという気持ちにさせられる。

『そらいろのたね』

作者は『ぐりとぐら』シリーズの、なかがわりえこさんと、おおむらゆりこさん。

ぐりとぐらの絵本のように、全体的にほのぼのしているものの、やはりキツネのキャラが強烈で、ゆうじのキャラの素朴さが際だっていて、子ども心に何かを残す絵本だ。

ヒヨコが、ネコが、ブタが、と、徐々に大きなお客様がやってくるのは、なんだかウレシイ気分にさせてくれる。そして、独り占めのつまらなさが、みんなと一緒に楽しむシーンと対照的に描かれている。

今でもときどき開きたくなる絵本である。この絵本も英語版が出ているんだね。名作ですよ、確かに。

 

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Posted by 奥田健次 イチ押し☆の絵本 |