臨床発達心理士の講師に行ってきました
今日は大阪学院大学で仕事でした。JR岸辺にあるキャンパスで、以前、学会発表しに行ったことがあるので2回目。茶色いタイルで統一されてて、よく印象に残っている。
臨床発達心理士資格取得を目指している人への講習会で、講師としてお話しをさせていただいた。
いつもこの参加者らは、まずほとんどの受講者の目がギラギラしているところ。ほとんどが何らかの問題意識を持ってきているからだろう。だから、講義はとてもやりやすい。
自分はいつも通り、過激なことをたくさん喋ってきたが、それらはすべて自分に返ってくると思っている。自分を追い込むために、過激なことを言っているのだ。「○○も出来ないやつは、医師・心理士・教師なんぞ辞めてしまえ!」的な発言は、「自分はそういう覚悟でやるべき仕事だ」と自分自身に言い聞かせているためのもの。オーディエンスがどれくらい、それを理解しているのかどうかは不明だが。
それから、これもいつものことだが、最初は受講生はいつも「え? あんな人(あんな恰好した兄チャン)が先生なの?」という目で見ているのは、前に立っていると、ひしひしと伝わってきている。だが、それもものの10数分で態度が変わるのだ。アンケートでも、そういうことを正直に書いて下さる方もいる。「最初、見たときは大丈夫かな〜と思いましたが、本物の臨床家なんだと言うことがすぐに分かりました」「人は見かけによらないものということを実感しました」という自由記述が目立つ。
いやいや。たいていの場合、人は見かけで判断されるもの。ただ、自分はちょっと異常なだけ(笑)。『平均』なんて言葉が、もっとも当てはまらないのが自分です。
そんな自分が書いた章があるので、働きながらでもこんな資格を取ってさらに発達支援に磨きをかけたいと思われる方は、ぜひお読み下さい。分担執筆者の中で、間違いなく、自分が一番厳しいことを書いているからね。
それと講義のときにも言いましたが、いつもこの後、講演の依頼が増えるんですよ。でも、申し訳ないですが、最近はほとんどの場合、お断りしています。話を聞くだけじゃ、現場は良くならんからね。講演に行く暇があったら、暴れてる子どもらに会いに出かける時間に充てるから。
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