きょうだいの会 in 沖縄 2006
近年、兄弟姉妹に発達障害者のいる人(以下、きょうだい)に対する支援に注目が集まっている。多くのきょうだいが、幼い頃から自分のことについて相談したくても、相談できない(親に聞いてもらえない、遠慮して言えない、etc.)ことから、成人に至るまでの間にさまざまな不適応をかかえる場合がある。
今年も沖縄で『きょうだいの会』を開催しました。
参加条件は、発達障害のある子どもをどこかに預けて、きょうだいと親だけで来られること。つまり普段と逆。普段は、発達障害のある子どもが親と一緒に相談に来るとき、きょうだいは留守番しているのだ。『きょうだいの会』では、きょうだいが主役。
こうすることで、発達障害児にとっても、ファミリーサポートやソーシャルサポートを開拓するきっかけにもなる。いざというとき、発達障害児をどこにも預けられないというのは、親子共に良くないことなのだ。
そして、主役のきょうだいたち。ある小学生は「今日は、ぼくが奥田先生と遊んでもいいの?」と母親に聞いたそうだ。それくらい、普段から気を遣っている様子が伺われる。
この日は、宜野湾市のトロピカルビーチ。幼児期から青年前期まで幅広い年齢のきょうだいと母親が参加した。時間を忘れて、泳ぎまくって遊びまくった。この日は遠慮なんかいらんから、きょうだい達もはしゃぎまくった。ビデオもカメラも撮るのを忘れてしまった。今年も、日が暮れるまで、ひたすら遊びまくり。日が暮れてから、写メを1枚。
ビーチで遊んだ後、みんなでエンダー(A&W)に移動。みんなビックリするくらい食べるし、飲む。海人(うみんちゅ)から食人(たべんちゅ?)に変身。
食事の後は、おまけ。北谷のジャスコに移動してゲーセンで遊ぶ。子ども相手に、手加減せずに太鼓の達人で勝負。そして、余裕でベンツが買えるほど鍛えたUFOキャッチャーで景品をゲットしては、きょうだい達にプレゼント。ゲーセン行くと、自分もただの子どもに戻ってしまう(笑)。大人公認の夜遊びともいう。
きょうだい同士、自然に仲良しになっていくのも良い感じだった。
楽しかったねえ。また来年、行けたらいいね。
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