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2006.05.18

蔓延する携帯電話依存症

携帯電話のことだと、ちょっと辛口になる。この国の行く末を心配してほしい。

中2の3割「毎日メール」1日200件以上の子も
(05/18 05:59:Sankei Web)

 中学2年生の31.2%が携帯電話やパソコンでほぼ毎日メールし、うち4.0%は1日200件以上、送受信している—。日本PTA全国協議会が携帯電話の利用状況などについて行った調査で、こんな結果が出た。ほぼ毎日メールする小学5年生は3.9%だった。
 携帯電話を「持っている」のは小5で4人に1人だったのに対し、中2はほぼ半数。中2の場合、平日の使用時間が3—5時間は全体の6.1%で、5時間以上も5.3%に上った。
 携帯電話の良い点を保護者に聞いたところ、「子供といつでも連絡がとれる」が70.7%、「子供がどこにいるか確認できる」が62.4%(複数回答)に達し、子供の安全確保に携帯電話を重視していることが分かった。
 一方、心配な点は「使用料金を無駄遣いする」(50.6%)、「子供の交友関係が分からなくなる」(35.4%)が多かった

これって、保護者が対象の調査でしょ? 実際には親の知らないところで子どもはもっと使用してるだろう。

当ブログでは、携帯電話と子どもの問題について何度も警鐘を鳴らしてきたが、こんな調査結果をみるにつけ、親の多くがいかに愚かであるか嘆かざるを得ない。

「子どもといつでも連絡がとれる」「子どもがどこにいるか確認できる」ことが良い点だと!?

本当に情けない。ここまでコトの本質が見えなくなってしまっているとは。

あのな、子どもとすぐに連絡が取れないような親子関係、子どもがどこにいるか確認しなきゃらなんような親子関係が、すでに問題なんだよ。

親が「良い点」として考えていることの本質が、実は最悪なんだ。そして、それに多くの親は気付いていない。コトの本質がワカラン奴らは『本末転倒』ばかりを繰り返す。今の社会、こんな奴らが真顔で横行してるんだ。

「心配な点」は使用料金か。まったくカネの心配だけは一人前だな。もっと他に心配するものがあるだろう。

「子どもの交友関係が分からなくなる」という心配。そりゃあそうだろうな。交友関係だけでなく、さらにさらに子どもの頭の中身も分からなくなるだろう。つまり、子どもが何を考えているのかサッパリ分からない状態。

はいはい(嘆息)。

援助交際という名の売春も、ドラッグも、リストカットも、殺人も増えていますよ。

親は愚かな消費者であることは自明のことだが、金儲けしか考えない企業、そして携帯電話を規制することもできない政治家は無節操な奴らだ(『携帯電話を規制する』を参照されたい)。

何でも自由。そんなヴィジョンの無い大人が招いた結果だ。

 

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     など。

Posted by 奥田健次 教育, 社会 |