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2006.04.14

親の子殺し、子の親殺し。

こんな時代。今となってはもう珍しい事件ではない。

まずは、実の親による虐待の事件から。

足に画びょう、鉄の棒で殴る…9歳長男虐待で父親逮捕
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060408i413.htm

 埼玉県警川口署は8日、同県川口市飯塚、無職田中裕良容疑者(45)を傷害の疑いで逮捕した。
 調べによると、田中容疑者は7日、自宅で小学4年の長男(9)の全身を鉄の棒で殴ったり、両足を画びょうで何回も刺すなどして、右手の指を骨折させるなど2か月のけがを負わせた疑い。長男が自分から児童相談所に行き、発覚したという。
 同署によると、長男は「掃除や洗濯がうまくできないのでたたかれた」などと話している。また、長男は以前にもネグレクト(養育放棄)の相談で児童相談所に行ったことがあるといい、全身に打撲の跡があることなどから、同署は長男が繰り返し虐待を受けていた可能性もあるとみて調べている。
 田中容疑者は妻と長男の3人暮らしだが、田中容疑者は「妻は1か月ほど前に家出した」と供述しているという。
(2006年4月9日0時36分  読売新聞)

自分はこの父親に対する怒りよりも、児童相談所がネグレクトの相談を受けていたにもかかわらず、身体的外傷を受けて問題が悪化するまで放っておいたことに大きな憤りを感じる。

児童相談所がネグレクトしているのだ。ふざけるな! このブログでも過去に同様な問題を指摘してきた(『どうしようもない校長』)。しかし、自分がブログで書けるようなものは、ほんの一握りに過ぎない。現場では「見て見ぬふり」をする給料泥棒が相変わらず沢山いるし、責任者は問題発覚してからは責任回避発言ばかり。だらしない児童相談所には、また殴り込み突入してやろうか。

続いて、子の親殺し

「定職就かず小言を言われ」夫婦死亡火事で逮捕の二男
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060413i402.htm

 千葉県流山市で10日、民家が全焼し、夫婦が遺体で見つかった火災で、県警捜査一課と流山署は12日、夫婦の二男で住所不定、無職吉岡貞夫容疑者(49)を現住建造物等放火と殺人の疑いで逮捕した。
 調べによると、貞夫容疑者は10日午前2時ごろ、同市美田、無職吉岡一郎さん(78)方1階で新聞紙に灯油をかけてライターで火をつけ、木造2階建て住宅約80平方メートルを全焼させ、2階にいた一郎さんと、妻みさ子さん(77)を死なせた疑い。
 調べに対し、貞夫容疑者は「昨年の暮れごろから、定職に就かないことで小言を言われ続け、腹が立っていた。殺すつもりで放火した」と供述しているという。
(2006年4月13日11時48分  読売新聞)

こういう事件は、『両親のだらしなさ』と言わざるをえない。50歳前の無職の息子に、まだ小言がいえる親子関係を継続していることが間違いなのだ。成人してもなお職業人にならない子ども(いわゆる『ニート』)を家においておくような親が多すぎる。さっさと勘当しておけば殺されずに済んだのだ。つまり、小言を言い続けるのがよくない。どうせなら、大事(おおごと)を子どもの小さいうちから言っておけなのだ。

自分は子育ての講演などでもいつも言っている。「ハタチになったら家を出せ」である。そして、それを実行せよ。これが実行できない親なら、子どもに小言を言うな。そんな共依存親子がいま、多すぎるのだ。

 

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Posted by 奥田健次 教育, 社会 |