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2006.03.19

重圧の中で冷静になれたワケ(WBC準決勝)

サンディエゴ、ペトコパークで行われた日韓WBC戦。極度の重圧の中で、しっかり勝利を収めてくれた。

「勝つべきチームは僕ら」 尊厳守ったイチロー
http://www.sankei.co.jp/news/060319/spo063.htm
(Sankei Web:03/19 22:19)

 イチロー外野手(マリナーズ)が、野球人の誇りを懸けた戦いに完勝した。試合前の練習で告げられた初の3番で3安打、2盗塁、1打点。そして、これまでの2度の苦い思いを晴らすような6—0の勝利。しかし自らも含め、日本の選手が感情をあらわにして、韓国ベンチに向けてガッツポーズをすることは一度もなかった。
 「当然でしょう。野球はケンカではない。そんな気持ちでした」。しかし、今大会における韓国選手たちの振る舞いには闘志をかき立てられていた。
 例えば2次リーグで日本に勝利した後、太極旗をマウンドに突き立てた者がいた。この日、5打席目の邪飛を捕球した三塁手は、そのボールを打者のイチローに向かって投げつけた。それ以外にも敬意を欠く行為が連続。大好きな野球が冒とくされた、と強く感じていた。
 本当の強さやプライドは、プレーそのもので表現すべき。少なくとも、イチローの固い信条は日本野球で培われたものだ。「勝つべきチームが勝たなくてはいけない。そのチームは当然、僕らだと思っていた。きょう負けることは、日本のプロ野球に大きな汚点を残すことと同じ」。
 絶対に負けられない韓国との3度目の顔合わせは、イチローにとってアスリートの尊厳を守る“聖戦”でもあった。
 そんな志に、日本代表のメンバーは完全に同調している。「本当にいい仲間ができました」。チームリーダーが、やっと満足げに笑った。(共同)
        ◇
≪王ジャパン「絶対優勝」 WBC日韓戦に各地で歓声≫
 野球の世界一を決めるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本は"3度目の正直"で韓国を破り、決勝に進出した。米サンディエゴの球場をはじめ、各地で熱い応援合戦が繰り広げられ、これまで誤審に泣かされるなど苦戦が続いた「王ジャパン」の快勝に、ファンからは「すっきりした」「絶対優勝だ」の声が上がった。(共同)

仕事の休憩時間が午後3時からだったので、きっと試合は終わっているだろうと思っていた。テレビを見たら、なんと雨で中断していてくれた。そのお陰で、勝利の瞬間を共有することができた。春らしいサンディエゴの天候やね。

韓国ナインが熱くなっていたようだが、熱くなれば熱くなるほど日本代表チームは冷静になれたことだろう。それによって、韓国ナインはもっと熱くなったはずだ。それでさらに、日本代表は最後の最後までクールに振る舞うことができたのだろう。もちろん、内心には熱い血がたぎっていたに違いない。日本人らしさの良い部分である。

あと1戦だ。自分は去年、ペトコパークで大リーグを観戦した。また新しい記憶がサンディエゴに刻まれた。

 

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Posted by 奥田健次 スポーツ |