携帯電話中毒患者の事例
携帯電話中毒患者も、ここまできたら治療を受けるべきなのだ。
「携帯命」の不届き乗客、JAL機の出発1時間遅らす
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060225i403.htm鹿児島空港で24日、羽田行きの日本航空1864便(エアバス300—600型機、乗客・乗員274人)に乗った30歳代の男性が携帯電話を使い続けたため、客室乗務員が何度も注意したところ、トラブルとなり、出発が約1時間遅れた。
同社によると、男性客は、同機が滑走路へ向けて動き出した後も、女性乗務員の注意を聞かず、座席で携帯電話の電子メールを打ち続けた。繰り返しの注意で、やっと携帯電話の電源は切ったが、給湯室まで乗務員を追ってきて胸ぐらをつかみ、「もう出てくるな。顔も見たくない」と言ってつばを吐きかけたという。
このため、機長判断で同機はいったん搭乗口に引き返した。
乗務員が男性客を機内から連れ出し、再度注意したところ、男性客が「もうしない」と約束したため、男性客を再び搭乗させ、約1時間遅れの午前11時41分に出発した。
(2006年2月25日11時19分 読売新聞)
だらしのない対応だ。「もうしない」と約束したら、それでおしまいか? 幼稚園の年少さんか? 「もうしちゃだめよ」で終わり? 情けない。
改正航空法(平成16年1月15日施行)によると、
(3)航空機に乗り組んでその職務を行う者の職務の執行を妨げる行為であって、当該航空機の安全の保持、当該航空機内にあるその者以外の者若しくは財産の保護又は当該航空機内の秩序若しくは規律の維持に支障を及ぼすおそれのあるもの
(4)航空機の運航の安全に支障を及ぼすおそれがある携帯電話その他の電子機器であって国土交通大臣が告示で定めるものを正当な理由なく作動させる行為
明らかに上記の禁止命令の対象となる行為を満たしているではないか。さっさと航空機から降ろして罰金50万円を科すべきだったのだ。
「もうしない」って何それ? この携帯電話中毒患者。「もうしわけない」と言ったわけではないのだろう? 機長も客室乗務員もまったく頼りない。しっかりしろ、なのだ。
お子様化する日本。
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など。
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