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2006.02.15

ニートよ、離島で体験せよ。

以前、いじめの問題解決の極限的な例として、『奥田流・無人島グループエンカウンター』の提案を紹介した。

無人島ではないが、それに近い注目すべき試みがなされるようだ。

ニートに離島で就業体験 島根・海士町が合宿企画
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060213-00000013-kyodo-soci
(Yahoo!ニュース-共同通信)

 仕事や就学をせず職業訓練も受けない「ニート」と呼ばれる若者らに働く意欲を持ってもらおうと、島根県沖の離島・中ノ島の海士町が「若者島体験塾」として3週間の合宿を企画、参加者を募っている。
 午前7時に起床し、牛の堆肥作りや魚釣り、旬の岩ガキの出荷作業など、離島の生活をそのまま体験。ホテルで清掃や接客、保育所の子供の世話など、さまざまなプログラムを予定している。
 同町の人口は約2600人。町役場の吉元操さん(46)は「恵まれた自然を観光産業だけに使うのはもったいない。合宿を通じて都会の若い人が仕事の意味を考えたり、自分を見つめたりして元気になってくれれば」と話している。
 合宿は2月26日—3月18日。35歳ぐらいまでで就労していない若者10人程度を募集する。参加費は食費・宿泊費込みで3万1500円。交通費は自己負担。締め切りは2月15日。問い合わせは電話08514(2)1221まで。
(共同通信) - 2月13日6時26分更新

なかなか素晴らしい試みだ。勘違いタイゾー議員がやっているような、ニートの話を聞くだとか励ますだとか、そういったアプローチはいかにも素人らしい。売名行為のみの話題作りキャンペーンに、ニートが利用されているだけ。

いま、その道のプロにできる教育にこそ大きな価値がある。政治家は何の技術もないただの素人(学歴という紙切れはあるかもしれないが)。町の職人には、地力があり技がある。こうした環境で学ぶ機会が失われてきている。

自分も昔、やったぜ。不登校の生徒たちと一緒に泊まり込みで建築物の基礎工事ボランティアを。土木工事の現場監督さんや板金のおじさんに褒められたり、怒らせてしまったり。ご褒美にユンボー(ショベルカー)で遊ばせてもらえたり。みんな生き生きして帰っていったぜ。

徒弟制(とていせい)。チンパンジー式の子育てである。親が手本を見せ、子どもが真似をする。親は指図せずただやって見せ、子どもが真似するのを見守るだけ。子育ての基本なのだ。

ニートには初めての体験の連続であろう。元気になったら、ついでに不法占拠された竹島を取り返してほしい。部屋に閉じこもってネットの中で勇ましいことを言うのではなく、実行できる人間になれ。

それにしても、費用の設定が安すぎる。世間を知らない田舎夫婦の定食屋みたいな値段設定だ。今までほったらかしにしていた親から預かる場合、少なくともその10倍の費用をいただけばよい。それでも安いくらいだ。

ニートにしない方法。それは、子どもが小学校に入学したときから、子どもに「18歳になったら必ず家から出て行かせる」と宣言しておくことから始まるのだ。そして、この宣言をことあるごとに伝え続けることだ。親の本気さを伝え続けるのだ。本気でそれを実行せよ。

離島での訓練に注目である。締切は、本日15日までだ。

 

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     など。

Posted by 奥田健次 教育 |