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2006.01.02

正月から海外へ

成田のラウンジから。現地に到着して落ち着いたら記事の続きを書こう。

到着した。

ここはバンコク。気温30度。

ミリタリー系ハーフコート(しかも天然ファー付き)を着ている自分が恨めしい。

正月は元日をゆっくり過ごすことができた。実家に帰って恐ろしく時間の流れがゆっくりしていることを肌で感じた。ワーカホリックな自分は、この時間の流れに少なからず恐怖を抱いてしまう。

何よりだったのは、この元旦。一度も外食なし。

自分は365日、外食をしない日が無いのである。なんと体に悪い生活をしていることか。

それはともかく。正月2日から今年は始動。今年の仕事始めはバンコクにいる子ども達と会うのだ。何年経っても仕事前の緊張感が途切れることは無い。それは唯一。自分の体調管理の問題である。

どちらかといえば、自分は脆弱なほうである。小学校や中学校の頃を知る人達はそれを認めるだろう。修学旅行とか遠足の前の日になると、楽しみにしているのに風邪をひいて休んでしまったり。旅先で急性胃炎で病院に運ばれたり。

こんな休日のない生活、外食ばかりの生活を続けていて、果たして体調管理は万全といえるのか? 万全なわけがない。だからこの緊張感でもって体調を維持しているつもりだ。10年間、体調不良で教育相談をキャンセルしたことは1度もない。教育相談の無いお盆や正月に長期休暇を取ると、気が緩んでしまうのか救急車で運ばれるほど体調を崩してしまうことが何度もあったが。そんな自分が好きだ。

おまけ。

なーんてことを考えつつ、観光客より一足先にタイ入国審査にやってくる。ガラガラに空いていて、20代の女性審査官が「こっちにどうぞ」と手招きする。パスポートと入国カードを渡す。以下、下手くそ英語同士の会話。

「イタリア人?」(笑顔で冗談をかましてくる)
「メガネはフランスで、この服はイタリアやで」
「何日、いるの?」
「2日だけ」
「タイ語、喋れる?」
「無理。コープクンカップくらい」
「ガールフレンド、いるの?」(すごい笑顔で)
テキトーな国だ。入国審査でそんなこと聞くか? と思いつつ、どんな展開になるのか興味津々、
「いないよ、ちなみにボーイフレンドもね」と言ってみた。すると、
「e-mailアドレス、教えてくれる?」(すんごい笑顔で)

おいおい。入国審査で口説かれちゃったよ。もちろん、
「日本語しか使えないからなあ」
と答えておいた。

何回も来ているけど、ホンマ、なんちゅう国やねん。確かに、あんまりピリピリした入国審査も嫌やけどね。

 

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Posted by 奥田健次 教育 |