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2005.12.31

泥酔客を飛行機に乗せるなかれ

乗客のマナーの悪さ。マナーだけの問題では済まされない。

酒に酔った乗客、全日空機を遅らす 携帯電話使用や喫煙
http://www.asahi.com/national/update/1230/SEB200512290010.html
2005年12月30日01時54分(asahi.com)

 29日夜、羽田発福岡行き全日空267便の機内で、酒に酔った男が乗員の要請を無視して携帯電話を使うなどしたため、出発が約1時間遅れた。
 男は再三警告を受けて電話の電源を切ったが、今度はたばこをぷかぷか。同機は滑走路へ向かっていたが、機長判断で搭乗ブリッジに引き返して男を降ろした。
 離陸直前、機長は乗客に「最短距離を全速力で福岡へ向かいます」とアナウンスした。

こういうのは厳罰に処すべきなのだ。「飛行機を慌てさせる」ということは、安全性を下げることにつながる。

飛行機から降ろしたのは当然であるが、なぜ航空法により逮捕しなかったのか。また、この男を飛行機に降ろす判断はもっと早くてもよかったのではないか。いや、泥酔している客は搭乗口スタッフによる判断で搭乗を断ることはできなかったのか。

自分は機長に「最短距離を全速力で向かいます」と言われると不安になる。思い出されるのが、JR西日本の尼崎での脱線事故だ。線路の上と空は違うかもしれないが、日本の上空はかなり過密に航空機が飛び交っているのだ。

こういう男は逮捕しておくべきだ。逮捕しなくても、年齢・職業くらいは明らかにして欲しい。「最近の若いヤツは・・・」とかボヤく世代で、社会的には結構な立場の人間なのではないだろうか。

逮捕というより、飛行機の尾翼に結びつけたままフライトし「お客様〜、お気分はよろしくなりましたか〜!? またのご搭乗をお待ちしております〜」と目的地で降ろしてあげるのが正解である。頭をマイナス50度で冷やしなさい。

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Posted by 奥田健次 社会 |