« 脳科学に、チョット待った。 | トップページ | VIOLINISM with Love »

2005.11.19

ダイエットにまで、脳科学!?

今から2年ほど前かな。

【発掘!あるある大事典】というテレビ番組で、ダイエット特集の制作に協力した。

当時の番組制作側の意図としては、「『太りやすい体質』というより『太りやすい行動』っていうのがあるのではないか? ついては、行動心理学の専門家に協力をお願いしたい」ということであった。

ここまでは、なかなかスバラシイ。

太りやすい体質どうのといっても、持って生まれた体だ。生まれ変わるわけにはいかない。行動を変えるしかないのだ。制作会社も、なかなか良いところに目を付けた。

ところが。この特集は、自分が思っていたのと違う方向へ流れていってしまったのだ。太っている人の行動チェックリストを作るところまではよかったのだが、行動をどのようにに変えるかというアイデアに展開してもらえなかったのだ。

これを阻んだのは何か? 脳科学の壁だったのですね。

行動チェックリストを使った後、「こんな行動をする人は、こういう脳の働きが関係している」という『分類学』で終わってしまったわけ。わざわざ東京まで行ったのに、 ちょっとガッカリ。自分なんかより、医者の言うことのほうが『それらしく』聞こえるからねぇ。あんな分類、ほとんど役に立たないのに。

どう考えても、ダイエットに役立つのは行動科学です。「(食べ物を)選ぶ」「食べる」「運動する」「記録する」など、これらはすべて行動なのだから。

脳科学で説明されると、司会者やゲストの芸能人たちは「なるほど、なるほど」と頭をさすっていたけれど(笑)、行動が変わらなければダイエットは成功しません。応用行動分析学は、行動を変えるためのアイデアの宝庫なのです(前日の記事も参照)

いずれ、このブログでもダイエットの方法(それも薬を使わない方法)のアイデアを、ティーブレイク程度で紹介していこう。

以下は、行動科学のアプローチから作成された減量マニュアル。そのまま日々のウェイトコントロールに使えるようになっているので、とても便利。自分も、大学の講義の一部で使用している。

ライフスタイルを見直す減量指導―行動療法による体重コントロール

Posted by 奥田健次 健康・美容, 脱力系 |