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2005.10.27

政治活動は致しかねます

自分の所属する、とある学会の役員選挙が行われた。

この選挙では、比較的仕事ができる中堅どころが理事になれるよう協力してきた。その際「自分には自分が理事に選ばれたいなどという野心はありませんよ」と表明していたのに、自分を推そうとする動きもあったようだ。

そして、選挙結果だが役職当選の通知が届いてしまった。今年のプロ野球ドラフト会議で流行した選択確定系の勘違いかなと思ったのだが、どうやら本物のようだ。自分は最初から「自薦しません、他薦もお断りします、当選しても辞退します」と言っていた通り、すぐに慎んで辞退させていただく旨、連絡しておいた。

根っからの壊し屋の自分などよりも他に、有能で有力な政治のできる人物が山ほどいるではないか。それに、自分は日本全国から絶え間なく、そして海外からも出張依 頼が続いているため、申し訳ないが学会活動に割ける時間はないのだ。こんな自分を推して下さった方々には、本当に申し訳ないと思う。

アイディアを出して学会を活発にしていくことには大賛成なので、自分の時間の許す限りにおいて役職などの肩書きが無くても、何か協力することがあれば協力したいという姿勢に変わりはない。

とにかく自分は小学校の頃から委員には不向きだ。そして「○○長」という肩書きも昔から大嫌いだ(参謀なるものは好きだった気がするが)。なりたいと思うわけがない。へそ曲がりだから仕方がな い。小学校の頃からというより、母の胎内にいるときからだ。そう、自分は逆子だったのだ。だから、筋金入りのへそ曲がり。かーちゃん、毎晩、逆立ちしてく れていたそうだ。

実を言えば、同学会。3年前の選挙で、自分は理事になりかけていたのだ。ところが、理事長も務めたこともある大御所教授から「彼はまだ若すぎる。大学での 役職も低いので、次々回の理事会でも良いのではないか」という意見が出され、別の人が選ばれた経緯がある。へそ曲がりな自分は、このときに依頼されていれ ば引き受けた可能性がなきにしもあらず。

新しい理事会で「奥田先生もそろそろ中堅だし、ご所属での役職も上がってこられたので」という、ありそうな推薦理由が述べられたりすれば、絶対に引き受け ないだろう。世間一般の社会的評価というものに反旗を翻している立場上、そういう評価が上がれば上がるほど、馬鹿なことをやってやるぞと。

ということなので、こんな人間に何か役職を与えようとしないでいただきたい。投稿論文の審査など、自分の実績でできる仕事であれば、また引き受けることもあるだろう。そういう場合は「壊し屋」などではなく、意外とオーソドックスな仕事をすると思う。というか、してきたと思う。

こう見えて(?)、意外と保守的だったりするのだ。

Posted by 奥田健次 社会 |