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2005.10.03

永久に少数派

キライな言葉は『女子』『多数決』

イヤな思い出があるからなあ。

小学校5年の終わりに転校したクラスで、学級裁判というのが流行っていてね。

担任が社会の先生で、法律が専門やったらしい。この学級裁判をウリにしてたからなあ。

“エライ学校に転校してしまったわー”と思ったよ。今どきこんな授業をやったら担任クビになるんちゃうかな。ちょっと昔はこういう今ではありえない集団いじめがフツーにあったんや。

この学級裁判って毎週やるんよ。もちろん、授業(学級会やったっけ?)の中で。担任も見守ってるんやけど、大体、ここを仕切っているのが『女子』っていわれるオゾマシイ集団やってさ。この年頃の女の子って、やたらと他人の揚げ足を取るし、先生に対する点数稼ぎばっかりやし、とにかく嫌な感じなんよな。
「今週の被告人は、奥田君です」
「被告人は前に出てきて下さい」

っていうしゃべり方自体がもうムカツクわけ。

仕方ないから出ていくと、裁判官・検察側(すべて女子)が、
「今週は奥田君が給食袋を持って帰らないことについて裁判を行います」
やとさ。
「どーして、奥田君は給食袋を机の中に貯めておくんですか?」
「そういうのは不潔だと思います」
「みなさん、どう思いますか?」
「奥田君のサボりだと思います」
「奥田君は、どうして持って帰らないんですか?」

と質問攻め。

「週末にまとめて持って帰ったほうが合理的です」
と反論を試みる。弁護などしてくれる奴なんかおらへん。
「ゴーリ的とか屁理屈を言わないで下さい」
などと何を言っても屁理屈だと片づけられるだけ。

「では、多数決を取ります」
「奥田君が悪いと思う人?」

(クラスの女子全員が手を挙げると、約1.5秒遅れて男子もほとんど全員が手を挙げる)
「38対2で奥田君の敗訴です」
“ええけど、どうなるねん、おれは?”と少しドキドキ。
「判決を言い渡します・・・」
「被告人・奥田君は来週から給食袋を持って帰って下さい」

“なんやねん、『校内引き回しの刑』とか『学校所払い』とか『淡路島流し』とか何かかなと思ったら、わざわざ裁判なんかせんでもええ話やん!!”

こんな感じやったなあ。

学級裁判の被告人は奥田君かタカハシ君が隔週交代やったねえ。

よくもまあ飽きもせず、
「今週は奥田君が掃除の時間にホウキにまたがって遊んでいたことについて裁判を行います」
「今度はモップを刀のように振り回していたことについて裁判」

「彫刻刀で机を彫っていたことについて裁判」
「自分の給食用にマイケチャップを持ってきたことについて裁判」

とか、次から次へと出てくるよなあ。

もう最後のほうでは「奥田君は女子の敵です」とまで言われたからなあ。

んなわけで『女』とか『女性』は好きやけど、今でも『女子』って聞くとムカムカしてしまうねんって。完全なトラウマやね。

多数決も、見事に人生で一度たりとも勝ったことあらへんわ。

まあ、こんな自分が好きやねんけどな。

Posted by 奥田健次 いじめ・ハラスメント, 脱力系 |