携帯電話を規制する
ソーリ ダイジーン に なったーら
ソーリ ダイジーン に なったーら
ケータイデンワ を きせい する
もしも自分が政治家なら、さっさと携帯電話を規制するだろう。
考えて欲しい。携帯電話は中毒性の高いもの。自分もそうだが、携帯電話を自宅に忘れたら、結構、不安になる。もともと電話がかかってくることが少ないくせに、そんな時に限って電話が掛かってきたらどうしようと、アセるのだ。この中毒性については、携帯電話が普及し始めた頃から携帯電話依存と呼んできた。
ネットで調べてみると、携帯電話依存症という言葉がすでに辞書にあるではないか。
携帯電話依存症
【けいたいでんわいぞんしょう】
俗に,携帯電話への依存性が非常に高い状態のこと。端末を自宅に置き忘れたり,メールの返事が帰ってこないと,不安や焦りなどの感情を引き起こしてしまう状態をさす。携帯(ケータイ)依存症。携帯(電話)中毒。ケータイ中毒。ケーチュー。(goo辞書より)
中毒性のあるものや児童の発達に健全でないものは規制するべきだ。酒やタバコには規制があって、携帯電話だけ規制がないのはおかしい。映画にも規制がある。自分は映画よりも携帯電話のほうが、はるかに問題だと思っている。
最近では、テレビゲームでさえ、規制とまではいかないかもしれないが、やりすぎを注意するような文言がパッケージなどに表示されるようになってきた。
自分は以下のことを提案する。
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携帯電話等規制法案(法律ドシロウト版)
一、15歳未満に、携帯電話(PHSを含む)を持たせることを禁止する。どうしても持たせたい場合、通話先は保護者・きょうだい、緊急電話(110、119)のみの制限付き電話とする。ただし、メール機能、インターネット機能は、一切、使用できない端末とする。
二、15歳以上、18歳未満の児童については、保護者の承諾を得た上で携帯電話を持たせることを認める。ただし、電話とメール機能については夜22時から朝5時まで使用制限(通話や送受信ができない)がかけられる。インターネット機能は、出会い系またはそれに類する業者へのアクセスへの制限がかけられる。
三、上記を遵守しない保護者には罰金、禁固刑。通信事業者には罰金、禁固刑、事業者資格の取り消し。
四、公共交通機関(タクシーを除く)では、自動的にマナーモードに切り替わる機種以外の携帯電話を製造・販売することを禁ずる。残念ながら、特に中年層の マナーモード使用率は低く、業者が対応せざるを得ないからだ。これを遵守しない製造・販売業者には罰金、禁固刑、製造・販売資格の取り消し。
五、外国人旅行者においても、公共交通機関(タクシーを除く)で携帯電話の着信音を鳴らした「ならず者」は、シンガポールでゴミを道端に捨てたら罰金刑と同じく、罰金刑とする。文句を言う外国人には、キチンと「ならしたのにならず者」の意味を教えてやる義務を負う。
六、テレビや映画の中でも、児童が携帯電話を使用する場面をむやみに露出しない。必要上、やむを得ない場合は露出の方法に配慮する。
七、18歳未満のインターネットの利用についても、別に定めるインターネット規制法の精神に鑑み、本法案と相互に関連させつつ改訂を行うものとする。
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使用する本人の自主規制に任せるなんてナンパなことを言っている大人は役立たずだ。どうだろう。政治家や官僚に、携帯電話を規制することはできるのか。そ の気があるのならば、自分は心理学者の立場から協力は惜しまないが。
通信事業の大企業からの反発、すでに携帯電話依存になっている大人、子どもからの反 発。いろいろあるだろう。どうも60歳前後から70歳、それ以上の人には、携帯電話やインターネットの危うさを理解できていない人が多いようだ。
携帯電話やインターネットメール世代が大学生、社会人となって進出してきた。彼(彼女)らは、コミュニケーションとソーシャルスキルの両面でかなりの困難性を持っている。
自分が学生の頃、恩師に食事をご馳走になったら、必ず直子の代筆を片手に2時間くらいかけて葉書にお礼を書いたものだ(封書ではなく葉書で出すことに恐縮 しつつ)。書く前、書きながら、推敲しながら、そしてポストに投函するまでの間、宛先の恩師のことを思いつつ。
そして、次にお会いしたときには、必ず最初のご挨拶と共に「前回はお食事をご馳走いただき、ありがとうございました」と言っていた。
それが今どきの社会人、学生たちはどうか。下手をすれば、食事をおごっても店の外に出たときに雨でも降っていれば「あら、雨が降ってきた」の一言で、「ごちそうさまでした」を言うことさえ忘れる始末。
いつかブログで、オゴラレ禁止法案を作ることにする。
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