子どもはストレスに強いのだ
世の中で、間違った認識の一つ。
子どもはストレスに弱いという。教育関係者や心理臨床家、精神科医から政治家、評論家や学者(近所のオッサン)まで、マスコミ全体も含めて、そのように思い込んでいる。
テレビの報道を見て欲しい。子どもを取り巻く事件が起きたとき、子どもが凶悪犯罪を犯したとき、学者などのコメンテーターが揃って指摘するのは、「ストレス」の存在だ。曰く「ストレスが高いので、学校を休ませたほうが良い」「ストレスが高まって犯罪を犯した」など。
はっきり言って、この「ストレス説」は嘘である。
とうとう、子ども達自身までもが「ストレスが高い」などと言うようになってしまった。大人(社会)が、子どもをストレスに弱い存在にしてしまったのだ。
ストレスに弱いのは大人である。子どもは本来、ストレスに強いのだ。
具体的な事例については、また別の機会に書こうと思う。
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